TOP今日のカグヤクルー日記 > 2010年01月

2010年01月のカグヤクルー日記

「世界の新たな営みについて」

2010年1月 4日

こんにちは。
コンサルティング事業部の田上です。

先進国において日々の生活は
商いとの密接な関係しているように思いますが、
戦後のモノの無い時代において大量生産大量消費の商いから、
モノが行き渡ると

今度はモノへの欲望の無い人たちにどう欲望を掻き立てるか、
本来必要としていない人たちにどうやって必要性を生み出していくか
というプローチに特化し、欲望を肥大化させる時代だったように思います。

これまでの欲望を肥大化させ、
需要と供給を生み出していく経済成長には既に人口の減少や
環境問題などの観点からもこれ以上、
継続することに限界を感じていますが、

今までのモノに対し消費する
サイクルから自然界の営みに属した
持続可能な新たな豊かさを創出していかなければ
ならない時代のように感じますが、

自分の生活で最近よく考えるキーワードは

温故知新です。


昔の人の生活は自然と共存した中で
人としての豊かさを見出していたように思え、
現在、巷で声高々に叫ばれているリサイクルや
省エネをその当時から当然のように日々の生活で
行っていたことが伺えます。

食器の洗いモノ一つとっても
全ての食器に洗剤を使用する必要性はないことや
夜は家の明かりを最小限に過ごし、
なるべく夜の時間を短く朝早く起きるようにこころがけています。

今後の人のあり方が問われている今だからこそ、
先人の残してくれた生活の知恵を改めて学んでいきたいと思います。

                         オルタナティブコンサルタント
                         田上 貴士


「守ってくれている」

2010年1月 5日

こんにちは、コンサル事業部の松村です。

先日お墓参りに行きました。
僕の家から近くにあるので
毎月ご先祖様に菊の花一厘を持ち
相談ごとをしたり
家族が健康に生活していることに
感謝の気持ちを伝えようと
挨拶をしに行くようにしています。

僕はお墓参りに行くと
心が落ち着き安らかな気分になります。

私が生まれた翌日に
祖父が亡くなったせいか
ご先祖様の中でも
特に祖父には思い入れがあり
親近感を強く感じています。

悩んでいることがあると
とくに祖父をはじめご先祖様が
導いてくれているような気がしています。

昔大きな事故に遭いそうになったことがありますが
怪我をせずにすんだことがありました。

「ご先祖様が守ってくれている、
   そしてその先祖がいたから自分が生かされてる」

この気持ちを忘れず大切にし
2010年今年もまた日々に感謝を
していきたいと思います。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

                  オルタナティブアドバイザー
                  松村 武典


「花言葉」

2010年1月 6日

あけましておめでとうございます。
カグヤの宮前です。

2010年もいよいよ始まりましたが、
今年は地元で「初日の出」を見ることができました。

おかげさまで気持ちの良いスタートがきれ、
また心新たに頑張りたいと思いますので、
みなさま今年もよろしくお願い致します。

さて、カグヤ社内にあるお花は、
週替わりで変化しています。

今週もお正月をイメージし、華やかな「ハボタン」が
飾られています。
%E8%8A%B1%E8%A8%80%E8%91%89%E5%86%99%E7%9C%9F1.jpg

そんな週替わりの変化に伴い、
最近では「花言葉」が身近になっています。

「花言葉」なんていうと・・・
随分とロマンチックで、どこか恥ずかしく、
自分には無縁だと思っていました。

ところが、カグヤ社内をお花で飾るうちに、
クルーから「花言葉が知りたい!!」という声もあり、
少し前から花名の表示と一緒に、
花言葉も添えるようにしたのです。
%E8%8A%B1%E8%A8%80%E8%91%89%E5%86%99%E7%9C%9F2.jpg

周囲の反応もよく、
やってみて楽しいのはもちろんですが、
何より一番実感するのは、
自分が以前より、お花に関心を持ち、
好きになったことです。

私はもともと横文字などに弱く、
お花も詳しくないので、
最初はカタカナばかりの花名も
なかなか覚えられませんでした。

ところが、花言葉を調べるうちに、
その季節によくあるお花や、
花名の由来など、新たな発見も増え、
自然と楽しく花名も覚えられるようになってきたのです。

そうして以前よりお花を知ることで、
相乗交換のように、興味や愛情が増え、存在も身近になり、
元気かなぁと、気にかけることが増えました。

そんな大事な存在だからこそ、
少しでも長く元気でいてほしい。

そんな気持ちで関わることが伝わるのか、
お花たちは以前よりも、
長く元気でいてくれるような気がします。

なんだか人間関係にも似ているなと感じます。

そう思うと、相手を好きでいれたら、
「コミュニケーションをとらないとダメ!!」
なんて意気込む必要もなく、
自然と相手を思いやることができるのかもしれません。

もし、苦手な人や「んっ?」と感じる相手がいても、
なるべく素敵な面を見るクセをつけて、
好きになれたらと思います。

また余談ですが、花言葉を調べていて、
「誕生花」というものがあることも知ったので、
ここでご紹介です。

ちなみに本日1/6の誕生花は「ゆずりは」。
花言葉は「若返り」です。

私も山で見たことがありますが、
新しい葉が産まれると、
古い葉が役目を譲るように落ちていく様子から
名前がついているようです。

素敵ですよね。
自然界に見習うものは本当に沢山あるなと思います。

私も「譲る心」大事にしたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「2010年の抱負」

2010年1月 7日

こんにちは、秋山です。

新しい年が明けて、
これからに意気込みつつも、
気持ちが引き締まる1月ですね。

私は毎年「今年の抱負」として、
漢字一文字を掲げるようにしています。

今年の漢字は…

『澄(すむ)』

持っている知識や経験に捉われることなく。

ありのままを
まっすぐに見つめて、
心を傾ける1年にしたい。

そう在ることで…

1人の人間として、
より研ぎ澄まされるような、
そんな1年にしたいと思っています。

『1年の計は元旦にあり』

とはよく言ったもので、
こんな風に所信表明が出来て、
2010年はより充実した年になりそうです。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

                   コンサルティングサポーター
                   秋山 有紀子


「新年のご挨拶」

2010年1月 8日

新年明けましておめでとうございます。
コンサルティング事業部の眞田です。

冷たく澄んだ空気が、新たな年を迎えるにあたり身を引き締め、
心を澄ませてくれるように思います。

今年は、初めての我が子と一緒の正月だったので
私自身、初めてだらけの正月でした。

親族で集まって正月の挨拶をし、食事をしながら祝ったのですが、
娘を見て家族が増えたと喜んでくれる親族や

「100歳まで生きる生きがいを見つけられた」と
喜んでくれる祖母を見ると、子どもが生まれる喜びは、
当の親だけではなくこんなにも人々の人生の喜びとなることを初めて感じました。

この子を授かることが出来たのも、自分たちを生んでくれた両親が居るお陰であり、
その両親も祖父母が生んでくれていることを考えると、私の命も子どもの命も、
一瞬たりともこの血を途絶えさせることをしなかったご先祖様のお陰なのだと改めて感じます。

先祖からつながるこの命の誕生をしっかりと親族やご先祖様に感謝し
報告することが当の親としての大切な義務であり、思いやりであることを
学ばせていただく機会でした。

こんなに大切なことを気づかせてくれた親孝行な娘にも、改めて感謝です。。。

また、新年ということもあり、今年の抱負をカグヤクルーで話し合ったのですが

今年の私のテーマは漢字一文字で表すと「成」としました。
イメージとしては、、、将棋をご存知の方だとイメージしやすいのですが、
将棋の中で「成る」ということがあります。

それはなにかと言うと、
自分の将棋の駒を敵陣のある部分まで攻め進ませることに成功すると、
自分の駒を裏返すことが出来るのですが、駒を裏返すと表に書かれていた文字とは違った
文字が書かれており、まったく新しい力を持った駒に「成る」ことが出来ます。

一歩一歩、苦労を重ね前進し続けることによって、新たな自分自身に「成る」ことが出来る。

小さな火でも、水に当て続ければいつかは沸騰し、水蒸気に変わるように、
私自身も、努力と実践を続けて新たな自分自身に「成る」ぞという思いを込めて
今年のテーマを「成」としていきたいと思います。

皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                 オルタナティブコンサルタント
                                 眞田 海


「心を届ける行事」

2010年1月12日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

今年も仕事初めから1週間が経過しましたが・・・

年末年始の楽しみといえば「年賀状」。

新年を祝い、沢山の方々と挨拶を交わせる、
晴々しい日本の行事だと思います。

そして年賀状は、新しい年を迎えるにあたり、
その年もよろしくお願いします。
という気持ちや、
自分も含め、親戚、仲間、友人など
大事な人の1年の健康と幸せを願う、
心を届ける手紙だとも思っています。

カグヤでは、そのような気持ちを、
クリスマスカードとして送っていますが、
私自身も、年賀状を毎年送っています。

本来、日本では、直接出向いて年始の挨拶をしていたようですが、
いつからか年賀状での挨拶が主流となったようです。

しかしそれも最近では減ってきて、
メールで済ませる方々も増えたように感じ、
個人的には、なんだか少し寂しい気もしています。

確かに年賀状は、メールほど気軽ではないし、
料金的にも高いです。

しかし、年賀状を購入し、デザインを考えたり、
相手を思いながら、手書きで一言添えたり・・・

ひとつひとつ時間や手間をかけて作成することが、
私にとって、自分や相手を思う貴重な時間だなと、
毎年感じるのです。

年に一度の節目に訪れる「心を届ける行事」。

少しの手間を楽しみながら、
これからも続けていきたいです。

                   環境コーディネーター
                   宮前 奈々子


「感謝」

2010年1月13日

あけましておめでとうございます。
カグヤの白土です。

昨年末より実家がある福岡に帰省していました。

今年は、今までにないくらいゆったりとした時間を過ごさせていただいたのではと思います。

今までは実家に戻っても両親と話す時間をなかなか作る事が出来なかったのですが、
今回は今の自分の仕事の事を含め多くの話が出来たのではと思います。


そんな中で、いつも電話では愚痴を言ってくる母親も顔おあわせれば喜んでくれ、
どちらかと言えば無口な父親からも一言「頑張ってるみたいだな」と声を掛けられました。

改めて両親からは常に見守られているのだという事を感じ、本当に感謝だと思います。


又そんな中、親孝行ということについて考えてみました。
実家から遠く離れた地で働かせていただき、
自分はどれくらい親孝行ができているのかと正直思いました。

親孝行が出来ていない私が言える立場ではありませんが、
もし私自身が同じ親の立場であれば、
子どもに何かを求めるのではなく、子ども自身が自分の道をしっかりと自分で選び、
自分が幸せと思う物事をしっかりと掴んで欲しいと思います。

それが親にとっても一番うれしい事だと思いますし、
それこそが一番の親孝行ではないかと感じます。

それと同時に今の私自身からすれば、
今自分が此処にいて多くの方に支えられ仕事が出来ている事への感謝、
又そこに至るまでに両親の存在があり、その中で今の自分の存在があるという事への
感謝を忘れてはいけないのだと思います。


今年も感謝を常に忘れずに、少しでも子どもたちに何かを感じてもらえるよう、
今まで以上に実践を大事にしていきたいと思います。

皆様、今年も宜しくお願いいたします。

                     オルタナティブコンサルタント
                     白土 大樹


「1年の整理」

2010年1月15日

皆様、
新年明けましておめでとうございます!!

瀬口です。

この記事が公開される頃には既に年も明け、半月が過ぎようとする頃かと思います。

新年を迎えるに当たって私は自宅と実家の掃除を行いました。
1年をかけて溜まった汚れや、今となっては不要なものなど、自分の楽しかったことやつらかったこと、出会った方との記憶や学んだこと、気づかされたことなど多くのことが込められているものですね。

古い資料など出てくるとついつい「こんなこともあった」と一向に進まないということもありましたが、振り返りと共に、新しく迎えるこの1年をどの様に過ごしていくのかを考える良い機会となりました。

この年末の掃除から考えても、同僚であったり、家族であったりと誰かと一緒に行うとはいいものですね。掃除という行為の中からも普段会話しているものとはまた違って、どんなことを考えていたのか、これからどうしていきたいのかなど意見を交換し合える場でもあるのですね。

1年を振り返り、自分を戒めるということも勿論大事なことかと思います。
しかし、自分を見つめて答えを見つけるということと共に、人と人との関わり合いによって、自分の目標や夢をより明確にしていくことも大事なのだなと思える1年となりました。

今年は溜めて溜めて振り返るというよりは、循環し続けることが出来る様な、
そんな生き方が出来る様にしていきたいと思います。

今年も変化に富む1年がやってきます。
皆様と一緒に、お互いに高め合い、深め合い、実りある1年に出来ればと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。

                               コンシェルジュ
                               瀬口拓郎


「心と身体は繋がっている」

2010年1月18日

こんにちは。研修部の中川です。

1年以上大して体調を崩していなかったのですが、
年末年始は見事に風邪をひいておりました。

2009年は、ずーっと走っていたとても楽しい1年でした。
と同時に、気を張る場面も多い、充実した1年でもありました。

だからこそ、年末休みに入ってから、完全に気が抜けたようで、
一気に体調が悪くなりました。


こういう時、いつも思います。

「心と身体は繋がっているんだよなぁ。。。」


心が元気でも、身体は休みを必要としていることはあるし、
身体が元気でも、心が元気がないと力も出ません。

心も身体も正直です。
心がほっとすると、身体もほっとして、正直になってくれます。

不思議なものですが、
私は自分が「休みを必要としている」ということに気がつくのが下手なので、
この繋がりに、何度も助けられてきました。

とは言え、
いつも元気でいられることに越したことはないので、
そろそろ事前に気がつかなければ。。。と思っています。
それが自己管理でもありますし・・・。

と反省もしつつ、今年も元気に走っていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします!

                     オルタナティブファシリテーター
                     中川 綾


「節目」

2010年1月19日

今年になり初めてのブログになります。

「新年明けましておめでとうございます。
  昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願い致します。」

と今年も新年を迎え何度もご挨拶させて頂きました。

今まで一日経っただけで改まることが
自分自身よく理解できず教えられた通りの挨拶を
繰り返していましたが、今年はふと考えることがありました。

年末から年始のご挨拶
卒業式や入学式、成人式や銀婚式など
人生には色々と節目があります。

日々の生活の中で自分自身で意味を持たせ
節目を作ることで人は誰でも一度きりの人生ですが
気持を新たに生きることが何度でもできるのではないか。

毎日に流されることなく
自分の行いを振り返り
改たな気持ちで仕事に取り組み
周囲の方とのお付き合いをさせて頂くことではないか。

今まであまり改まる場の必要性や
真意を考えることなく生きていましたが
自分の人生に節目をつける。

そのためには
日々の生活から真理に気付き
学んでいくこと、自分を成長させていくこと。

人生に節目、けじめをつけることで
また人として伸びようとする姿がそこに
垣間見れるのではないでしょうか。

昨年一年を振り返り
全国の多くの先生方とのありがたい
出会いを頂戴致しました。

みなさん子どものために
ご尽力頂いておりますが自分自身
子どもへの思いを先生方と共有し
精一杯お手伝いできればと
気持を新たに取り組んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

                    オルタナティブコンサルタント
                    田上 貴士


「コミュニケーション」

2010年1月20日

こんにちは、松村です。

暦もあと10日で2月になり日に日に寒さがます季節。
皆さまも外に出るときは暖かくしてカゼをひかないように気をつけて下さい。

今回は、お正月に体験し気付いたこと書きたいと思います。

年末の休日を利用し買い物に出かけようとしたところ
母も出かけるということで久しぶりに母と二人年末の過ごし方などを
話しながら買い物に行きました。

普段母と話をする機会があまりなく
久しぶりにコミュニケーションをとったように感じます。
母と買い物をしながらカグヤの話をしました。
青汁や炒り立てコーヒーなど、飲み物や食べ物にはこだわりがあること。
またお互いのいいところをほめる一円対話の実践や論語や二宮金次郎の勉強など
沢山の学びを伝えました。

炒り立てコーヒーの話については
その場で生豆を炒ってから入れているこだわりの話をし
普段ブラックでは飲めなかったコーヒーが炒り立てだと飲めること、
そしてまた母にも作って飲ませてあげたいと思っていることを伝えました。
楽しみに待っていると喜んでくれたので近々驚かせたいと思っています。

母からは友人からかかってきた電話での出来事を聞き
近況を聞くことができました。

こんなお正月の買い物でした何気ない会話が豊かな時間でした。

同じ家に住んでいてもお互いに知らないことがあること。
買い物に行きながら話すこんな会話も
実はとても大切なコミュニケーションだと感じます。

これからも自分から積極的に家族と関わるコミュニケーションで
豊かなで大切な時間を共に過ごしていきたいと思います。
                          
                          オルタナティブアドバイザー
                          松村 武典


「みんなで創る幸せ」

2010年1月21日

こんにちは、秋山です。

先日クルー全員が集う会議で、
あるクルーから提案がありました。

「すごく良かったから、
 またみんなでやってみよう。」

提案の内容はもちろんですが、
最後に付け加えられたこの言葉に、
ハッと気付かされることがありました。

それは…

自分が「やる」でも、
相手に「やって」でもなく、
一緒に「やってみよう」であること。

みんなが自然に頷いて、
前を向いて一歩を踏み出せる、
魔法の言葉のようにも感じます。

会社(組織)を細かく分けると、
1人1人が別々の責任を担っています。

だからと言って…

「もっとこうして。」
「どうしてこうなの。」etc

どんなに小さなことであっても、
1人で片付けてしまったり、
周りに求めてばかりでは、
なかなか前に進めません。

そんな時こそ…

共に育ち、
共に創り上げる。

この気持ちこそが、
全員が自然に成長するために、
大切な『心』なのだと感じました。

目には見えない心ですが、
言葉1つ行動1つに心を乗せて、
みんなで過ごしていきたいと思います。
    

          コンサルティングサポーター
                    秋山有紀子


「心」を使う

2010年1月22日

こんにちわ、営業部の眞田です。

今年は暖冬という予想から始まりましたがどうやら予想を大きく
裏切り気象庁も1998年ぶりの大雪の年になる可能性もあると修正をしてきたと聞きました。

各地で大雪となっているニュースが流れていますが、
私の友人が住む帯広では-27度を超える寒さとなっているようです。

さて全国的にそんな寒さの中で我が家の娘も
生まれてから三ヶ月が過ぎ、首を動かしたり、動くものを目で追うようになったり、
泣くときにも「快」「不快」を表情で表わしながら泣くようになってきました。

子どもが自分の感情を顔いっぱいに表現するあの素直さと誠実さと一生懸命さに
私たち新米夫婦はたくさんのことを気づかせてもらっています。

例えば妻の場合。
寝不足や腱症炎やばね指など慣れない子育ての中で
満身創痍の日々を送っているとついつい忙しさに心を失くし
授乳や寝かせつけることが作業のようになってしまうことがあるようです。
しかしそんな時娘は必ず妻をじっと見つめたりして飲むのをやめて訴えるそうです。

「ちゃんとこっちを見て!私のこと考えて!」
と妻には聞こえるそうなのですがその度に「あぁ、ごめんね、ごめんね。」と
心ここにあらず授乳している自分に気づいては改めるのだそうです。

私も同じように日々の仕事に没頭する毎日ですが
お風呂に入れる時や寝かしつける時にそんな考え事を
していたりするとすぐにバレてしまいます。

言葉がしゃべれず、まだ何も分からないから・・・
と勝手に子どものことを判断し大切なコミュニケーションを
疎かにしている心無い自分たちに気づかされます。

娘自身が私たちに訴えかけているのかどうか
本当の意味では分からないのかもしれませんが私たちが気付いたことは
  「子どもを決めつけないこと。」 「ちゃんと心を使うこと。」

今が大変だから、
と自分たちのキャパシティや都合に合わせてしまえば
それは大人都合になってしまうのではないかと反省しました。

今が大変だから、こそ、
しっかりと心を使うことが大切なのではないか。
ちゃんと心を使っているからこそ、娘にも伝わり
手伝ってくれる親や兄弟、親戚もいろいろなことを
快く引き受けてくれるのではないか。

この1年間でこんなにも自分たち以外の
家族や親せきと絆を感じることが出来てそして豊かな関わりを持つことが
出来たのは娘のお陰でありながらも、少なからず、
夫婦が心を使って来たからではないか。

そう考えると、「心」を使うことの大切さを改めて実感しました。

カグヤの理念ブックには

「分かった気にならないこと」
「本当は何なのかから考えること」
「子どもの気持ちになって考えること」

これら一つ一つのことについてもしっかりと書かれています。
まだまだ私自身「分かった気になっていたのだ」と改めて感じています。

自分のためにしか「心」を使えていない自分が此処にいますが一事は万事。
せっかくのこの人生、もっともっと自分以外の為に「心」を使っていきたいと思います。

                              オルタナティブコンサルタント
                              眞田 海


「約束と信頼」

2010年1月25日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

最近、約束を守る意味についてよく考えます。

子供の頃から、
約束を守ることは大事だと教わり、
自分自身でも実感してきました。

色々な大事さがあるとは思いますが、

「信頼関係を築ける」ことは、
自分にとって大きいと感じます。

そしてそれはまた、
逆のことも言えるでしょう。

カグヤのクルー内でも、
本当に基本的なことを
「黄金ルール」として決めています。

みんなで時間をかけて決めた
大事な約束ですが、
それぞれの事情によって、
守られない場面もあります。

今まで、別のクルーが守れなかったとき、
自分はどうするのかというと・・・

「本人が気付くまで待つ」
・・・ということで、
自分から積極的に何かを伝えることもなく、
大目に見てみたり、気づかないふりをして、
やり過ごしていることがありました。

でもそれをよくよく考えていくと・・・
心のどこかで、
「それぞれの問題だし」とか
「注意したら嫌がられる」とか
「自分も守れないこともあるし」等という
考えがあったように思います。

これは、自分には楽なことかもしれませんが、
クルーの問題を、
チームとして、自分のこととして、
本気で考えていなかったと、反省しました。

先日、勇気を持って、
私達の問題について自分の気持ちを
クルーのみんなに伝えてみました。

すると・・・クルーからは「ありがとう」と。

誰かに言いづらいことを伝えるとき、
それは、相手をそして自分を信じてこそ、
伝わるのかもしれません。

これからも様々な問題が起きると思いますが・・・

その度に、
当事者意識を忘れることなく行動し、
信頼関係をますます深め合えたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「心得」

2010年1月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

以前別のクルーが紹介させて頂いた、
カグヤの「理念ブック」について紹介させて頂きたいと思います。

カグヤでは毎週月曜日理念ブックを読み、
その中で1週間自分が大事にしたいもの(実践したいものを)を選び
回りのクルーに何故それを実践するのかを伝えます。

年が明けて今のやり方を皆で見直しました。

今までのやり方が悪いとかではなく、
皆でもっと会社の理念を深めたいと言う思いから形を少し変えました。

これからは一つの項目を皆で読み、
みんなで確認し深めていくということになりました。

今回新しいやり方で初めての実践、
理念ブックの最初のページに出てくる『心得』を深め合いました。


『心得』
浅き川も 深く渡れ
低き山も 高く登れ
内省により 本質をつかみ
実践行動により 独立自尊せよ


何度読んでも考えさせられ、反省させられます。

果たして自分は浅き川を浅いと決め付け安易に渡っていないか?
果たして自分は低き山を低いと決め付け安易に登っていないか?

大事な事は解った気にならず、
決め付けずに在り続ける事ではないかと思います。

明確な答えがそこにあるとかないとかではなく、
深く渡った方が、又高く登った方が様々な気づきが多くあるのだと思います。

この言葉は実際に園でも感じる事が出来ます。

私はソフトを通して園に研修で入らせていただいております。
ソフトを活用するといっても様々な例があります。

作業ベースで発達の記録を行う先生、
何の為にやっているのかを常に考え、そこから何かを感じ取ろうとしている先生、

正しい活用がどちらかではなく、
子どもにとってどちらが幸せかと考えると自ずと答えが出てくるような気がします。
又実践の後の振り返り(内省)でより本質(子どもの姿)が見えるのだと思います。

私自身も日々ぶれそうになりながら各園様と関わらせていただいております。

だからこそこれからも子ども達の為に、
カグヤの『心得』を大事に実践していきたいと思います。


                              オルタナティブコンサルタント
                              白土 大樹


「忠義」

2010年1月28日

こんにちは。コンシェルジェの瀬口です。

人は人生を過ごす中で様々な人と出会っています。

家族、恋人、友人、など多くの人たちと関わっていると思いますが
人と人とが関わる中で最も大事にしないといけないこととは何なのでしょうか。

私は自分の経験則からではありますが、一つそこには
「信頼関係」が挙げられるのではと言うことを学ばされました。

私を導いてくれるメンター(指導者)から頂いた言葉ですが

「人との繋がりの中では出来の善し悪しではなく
どれだけその人の事を思えるか。その人との繋がりを大事にしているか。
その間にある信頼関係を築くことを優先した方がいい。」

それらを守るということが自分の信頼する人への
「忠義」であるという事を仰っていました。

その中でも特に心打たれましたのが
忠とは「人の心が真中にある(中庸)」ということです。
それは「自分の純粋な部分を大事にし、どれだけ真心を以て接しただろうか」ということ。
勿論自分の不甲斐なさ、未熟さ、力不足により、失敗してしまうこともあるでしょう。
しかしその人の事を信じて、素直に謝るということの方が大事なのでは。と思いました。

大事な事は人を信じる事。

そこに打算的でない自分の良心から来る正しい行いを行う事である「義」。
自分の信じる自分の道を大事に、只々真正直に生きるということが合わさるのですね。
仕事をすること、生活すること、自分の世界を生き切る上でも大事な部分ではないか
と言う事を学ばされた様に思います。

人は独りでは生きていけないし関わり合って生き合う生き物であるのだと思います。
関わり合う中でもこのことを大事にして生きたいと思いました。
皆さんも自分の信じている人を大事に過ごして下さいね。

迷った時や不安になった時ほど本当に
大事にしたいことが何だったのかを見失ってしまいます。
私も今回の事を思い出して人として
大事にしたいものを守れる様に取り組んでいきたいと思いました。

これからもよろしくお願いします。

                                  コンシェルジュ
                                  瀬口 拓郎


「愛情 愛着」

2010年1月29日

こんにちは!田上です。

自分は日々の生活の中で
様々な外発的な出来事に
影響を受けながら生かされていますが
その中で自分自身を保つことは
非常に難しいことだと実感しています。

無意識のうちに気持ちがイライラしてしまったり
余裕がなかったりしていることがあります。

そうならないために
最近取り組んでいることは

「様々な人や物などに愛情、愛着を持つ」
そして「 その思いを表現する」ことを
意識しています。

感謝の気持ちにもつながっていることだと思いますが
自分自身のことで心をいっぱいにしてしまえば
身の周りの出来事や人モノの存在に
気を配れないのは当然ですよね。

自分のパソコンに対しても
365日立ち上げない日はないですから
一緒に仕事していると思うと
自分のために働いてくれると愛着が湧きますし
改めて頼もしい存在だと自覚します。

自宅に置いている観葉植物も
部屋の空気を循環し気持ちに落ち着きを与えてくれる
と思うと観葉植物の域を超えて同居人です。
自分の心がイライラするのは
悪い方に使うことから。

良い方に使う習慣を身につけ
前向きに明るく生きていけるように
なれればと思っています。

そのためにも自分のあり方を
日々の内省で心と向き合っていきたいと思います。

                        オルタナティブコンサルタント
                        田上 貴士