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2010年06月のカグヤクルー日記

「かんながら」

2010年6月 1日

こんにちは、営業部の松村です。

カグヤでは、毎月代表の野見山と「かんながらの日」という日を設け
僕たちクルーと一人ひとりと面談を行っています。

この面談では、自分が持っているミッションの進捗具合や状況を確をした上で
何が順調で、何が足りないのか、どのようなこと問題が起きているのかなど
確認し合いながら社長からの支援や援助、指導や委任を受けるために行っています。
(カグヤ理念ブックより)

自分にとって「かんながらの日」とは、
正しい方向に向き進んでいるのか、どんなことが自分の課題であり、
今何に困っているのかを相談できる大切な日です。

今自分の課題である、自分の都合で行動をしていることや、
相手と思いやりの欠ける関わりかたをしてしまっていることを話し
面談によって改めて気付かせて頂きました。

相手にどう思われようと自分を入れないこと、
相手を思う気持ちを自然に出来るように取り組むことだとアドバイスを頂きました。
アドバイスの頂きかたも、自分が困っていたことに対して答えを出すのではなく、
自分を自立へと導いてくれるように最善の導線付けをして頂いているように思います。
また、子どものお手本になるために、全て子どもから考えるようにして、
正しい方向へ導いてくれているように感じます。

日頃の忙しさから、仕事が作業になってしまい、
子ども第一主義からぶれそうな時があります。
そんな時、社長が貴重な時間を使って本気で向き合って
自分を修正して頂けることに、感謝の気持ちと心機一転、
気持ちが充電されるような思いになります。

見守る保育とおなじように、
社内でも見守られている安心感があり、
この面談によって現在の課題である、自分都合ではなく、
思いやりを持って相手に合わせて行動することを意識して
改めてカグヤでの社業に身が引き締まります。

意識すること、気付かせて頂いたと思うだけでは
何も変わらないので、「実践」という形で、一日の中で必ず、
自分を優先させない関わりをしようと思い、
一人の人間として、世界の子どもたちが、
やりたいことが出来る世の中にしていくために、
自分を律して思いやりの行動を普段から自然に
出来るようにしていきたいと思います。

                  オルタナティブアドバイザー
                  松村 武典


「今を最大限に活かすこと」

2010年6月 2日

こんにちは、秋山です。

先日カグヤクルーに対して、
とあるゲームを行いました。

使うものは…
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「はさみ」と「紙」。

ゲームの内容は割愛しますが…
(気になる方はお問い合わせ下さい:笑)

普段当たり前のように、
使っている「言葉」を使わず、
道具だけでコミュニケーションを図る。

さぁどれだけ伝わるかな?

と言うような単純なゲームです。

私はこのゲームを行う前日に、

趣旨・目的・意義…etc

提案者として、
責任を持って伝えられるよう、
前準備を整えて臨みました。

ただ実際は、想定通りにはいかないもの。

みんなから出た感想は、
想定外のモノが大半を占めていて、
「なるほど!」
と思うものばかりでした。

伝える側として、
想定することは必要ですが、
「想定通り」に拘る必要はありません。

共に感じて、
共に考えて、
共に創り上げる。

決められた形に捉われず、
「今」に柔軟に合わせることは、
「今」を最大限活かすことに、
繋がると感じられた出来事でした。

これからも目の前の、
人・出来事・結果…etcに、
向き合える人で在りたいと思います。

       コンサルティングサポーター
                秋山有紀子


「付箋紙の壁」

2010年6月 3日

こんにちは、営業部の眞田です。

もうすぐ、梅雨が来ます。
そしてサッカーのW杯も開幕ですね。
梅雨の鬱蒼とした空気も、W杯の熱気で晴れ晴れとしそうです。

また、有り難いことに今年はドイツ視察ツアーに
参加させていただく事となりました。

いつもとは違った梅雨の過ごし方が今年は出来ることを思うと、
今から楽しみで仕方がありませんが、好きなだけ仕事をすることが出来るのは、
家族や親の協力があってこそであることを考えると、
どれだけ自分はその有り難さを返すことが出来ているのだろうかと
反省するばかりです。

日々の感謝の気持ちを表すことは、
忙しさや疲れからふと忘れがちになってしまうことが多いのですが
その中でも毎回欠かさずに感謝の気持ちを伝えていることがあります。

その一つは、お弁当を食べ終えた後に書き添える

「ありがとうレター」です。

カグヤではロハス弁当を頂いており、食べ終えた後には
感謝の気持ちを籠めて付箋紙に言葉を添えているのですが、
私は有り難いことに家内がお弁当を作ってくれています。

なので、朝早くにお弁当を作って健康を気遣ってくれる家内に対して、
せめてもの感謝の気持ちをと思い、家内に向けて手紙を毎回書いています。

付箋紙にほんの少しのその日の気持ちを添えるだけではありますが、
日々継続していると、何も言わずとも信頼関係を築く事が出来ているように感じます。

家内もキッチンの一部に日々張り続けてくれており、
恥ずかしさの方が強いですが、大切にしてくれている事に有り難さを感じます。

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真心は姿勢から伝わるのだと、小さな実践ではありますが
学ぶことが出来ました。

そして、この小さな実践は私にとっては今は
とても大きな意味を持つ実践に変わってきています。

日々の自分の姿勢の一つ一つが未来を作るのだからこそ、
より深く、真心を籠めて継続していきたいと思います。

改めて、家庭も豊かにする会社の実践に感謝です。

                 オルタナティブコンサルタント
                 眞田 海


「発信すること」

2010年6月 4日

こんにちは。宮前です。

カグヤでは、自分たちの取組・実践を
カグヤサイト内の「クルーブログ」や、
お客様等へ毎月発行している「竹取新聞」によって
周囲へ発信しています。

私は、子供の頃から、
文章を書くことに対して苦手意識が高く、
このブログや新聞発行の取組を皆で決めた当初も、
すごく良い取組だと思う反面、
大変そうで続けられるか心配・・・
という不安をどこかに感じていました。

このブログも、そんな気持ちから続けて、
早くも8か月。

今でも、書くことへの苦手意識はあまり変わりませんが、
それでも、8か月続け、積み重ねたことでの自信と、
発信することの重要性は、
数を重ねるごとに大きく感じるようになりました。

そこには、社外の方の反応も大きくあります。

初めた当初は、勿論反応など感じませんでしたが、
今では、コンサルの方々が園から帰ってくると、
カグヤのブログや新聞を見ている人の反応を伝えてくれたり、

取引先や家族の反応も耳にしたりと・・・

そこから「人のつながり」を感じずにはいられません。

そう思うと、やはりひとつの発信が、
周囲に与える影響は少なからずあると思いますし、
大きな力になることも、当然あると信じています。

私は、内勤ということもあり、
社外に想いを伝える機会は少ないのですが、
「クルーブログ」や「竹取新聞」は、
それができる、数少ない手段でもあります。

そんな貴重な機会を無駄にしないよう、
文章力や表現力を上達させることも勿論大切ですが・・・

最低限、嘘のない、
自分の実践から気付いたことや想いを、
自分の言葉でしっかりと伝えていくことを
大事にしたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「伝えたい思い」

2010年6月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。

年度が変わり二ヶ月が経ち、
各園様では、少し落ち着いた時間をお過ごしのことと思います。

カグヤの研修部としましては、
園が落ち着いた6月は研修を実施させていただく事が多くあります。
先日も以前から研修に入らせて頂いている園にて
ホームページの導入研修を実施させていただきました。

カグヤには様々な商品がありますが導入研修にもこだわりがあります。

今回のホームページ導入研修においては操作説明を行なうのではなく、
皆でホームページの意味を感じそれを先生方がどう活かしていきたいのかという事を
テーマに研修に入らせていただきました。

又今回は特にホームページの中にある職員ブログ
「見守る保育実践ブログ」について皆で話を行ないました。

もちろん先生方にお伝えするという事は、
カグヤの社内においても実践しておかなければなりません。

実際に毎日クルー全員で書いている
このクルー日記がその実践の一つだと感じています。

それぞれのクルーがそれぞれの思いや意味を感じて実践を行なっています。

もちろん自分の為ではなく子どもたちの事を考えた上で全員が実践を行なっています。

又周りのクルーが日々何を考え、
何を大事にして仕事に取り組んでいるのかも感じることが出来ます。

そんな中今回の研修では、「こういうふうに使わなければいけない」という
こちらの思いを伝えるのではなく、

先生方がホームページを通して何を伝え、
何をやりたいのかという事を一人ひとりに発表していただきました。

・ 日々の保育の気付きを伝えたい。
・ 保育の楽しさ、保育士の役割を伝えたい。
・ 保護者が見れない子どもの姿を伝えたい。
・ 子どもに直接関わらないが保育の素晴らしさを伝えたい。
・ 子どもとの感動、子育ての感動を伝えたい。
・ 子どもから学んだことを伝えたい。
・ 自分の関わった子に対して見守る保育に気付いたことを伝えたい。
・ 園でやっていることを知ってもらうことで、保護者にも沢山の気付きを伝えたい。
・ 子ども同士の関わり、保育士との関わりを通して、豊かなものを伝えたい。


その他多くの先生から「伝えたい思い」をいただきました。
文章での表現は難しいのですが、話されている先生方の表情からは、
早くブログをやっていきたいという思いが伝わってきました。
誰一人として自分の為という意見はなくなく、
園にいる子どもたち、保護者、
そして周りの仲間の事を考えたご意見でしたので感動いたしました。

現場は違うのかもしれませんが子どもを思う気持ちは同じだと改めて感じました。

そうだからこそカグヤのクルーもやはり実践を続ける事が出来るのだと思います。

今後も私達の実践が何かの気づきになっていただけるという事を信じ、
これからも一つ一つの実践を大事にしていきたいと思います。

                            オルタナティブコンサルタント
                            白土 大樹


「チームとしての信頼関係」

2010年6月 9日

こんにちは、瀬口です。

最近では社内の課題として、仕事を行う際に、
個人で進めるのではなく、チームで進めるという事を特に重要視しています。

カグヤではクルー一人ひとりに
自分の行うべきミッション(使命)が与えられています。
ミッションを行うからこそ、自分の夢や目標を目指すことが出来、
それが社会の発展へと貢献出来ればと思い、社業に務めております。

しかし、ミッションだからと自分の仕事を自分だけのものとしてしまうと、
チームとして動くにも問題が起きてしまいます。
自身を振り返っても忙しさの中でクルーとの共有よりも自分の仕事を優先してしまい、
周囲から見ると、自分が何をやっているのか分からない状態になり、
周りの仲間に対して不安や心配をかけてしまいました。

個人が動いてしまうと、個人で仕事を持ってしまい、
周りが関わる余地を無くし、自分から柵を立ててしまい、
引き籠ってしまう様になってしまいます。

そして、仲間の仕事についても他人事の様に見てしまい、
自分から関わろうともせずに、問題意識を以て臨むということも
できなくなってしまうという事を過去振り返るとしてきてしまったのです。

その時期を乗り越え、現在では、
全ての仕事をチームの仕事として捉えて、自分だけではなく、
周りの誰もが出来る様になることを思って実施しています。

ここでも自分を知ってもらおうとするよりも
何よりも相手のことを自分のことの様に思い、
「自分だったらどう出来るだろうか」と考えて、
臨む様にして、一同で取り組み、
実施することを心がけ、訓練しています。

皆で話していると一人がどんなに優秀であろうとも
チームで動く以上は、必要ないのではということを最近では特に思います。

誰かそんな人物がいると、関わり方でも甘えてしまい、
その人に頼ろうとしてしまうのではと思うのです。
最高の人物が一人いるよりも最高のチームを創っていく
ということの方が今は大事に思います。
一人になると大変な時に抱え込んでしまい、
何とかしよう何とかしようと躍起になってしまう体験もあったからです。

自分自身がチームにとっても必要な人材であるという事を素直に認めて、
もっと全体に働きかけることが出来る様にしていきたいと思います。

ヒトは他人がいるからこそ、自分を知ることが出来、
他人の行いから自らの学びとして生きる生き物だと私は思っています。
私はこれまで他人を見ようとはしていなかったのかもしれません。

チームで進めるからこそ、チームとしての成功も在り、失敗も在る。
失敗したとしてもその時の自分たちの力量を図ることが出来、
それを良き成長の糧として出来ればと思って大事に行動しています。

私たちは社会から仕事を頂いています。
仕事を通して自分の成長を願いますが、
自分だけのものではない、仕事は会社のものであり、社会のもの。

このことを忘れることの無い様に、大事にしていきたいと思います。

                           コンシェルジュ
                           瀬口 拓郎


「仕事の難しさ」

2010年6月10日

こんにちは、瀬口です。

先日、一緒にカグヤを築き
創り上げている「パートナー」企業の方々と合同での会議を実施しました。

課題としてはカグヤクルーが日々、クルー間で理念を大事にし
深めあう取り組みやコミュニケーションを取り実行していこうという姿勢を伝えてほしい
どうしたら価値を維持できるのかを一緒に考えてほしい。
ということがあり、クルーの皆と共に、訪問しました。

勿論課題の達成のために全力を尽くすのですが
私たち自身の方が却って勉強というよりも刺激を受けることが多い機会でした。

理念を大事にすべく実践していますが
起きている問題や抱えている問題は私たちも同じであり
日々どうしようかと改善を続けて取り組んでいます。

仕事の中で起きてしまうのですが
依頼心が強く、任せきりになってしまって
自分が関わろうとせず、他人の様に見てしまうと
そこには溝が出来たり、ズレが生じたりします。

そうすると一緒に仕事を進めているとは言わず
相手に対する要望ばかりが積り、相手をある意味
指摘する様なことしかできなくなってしまいます。

今回、私もパートナーの方へ要望が募ってしまい
当初は相手に矢印を向けることしか考えることが
出来ていなかった様に思います。

「●●を□□してほしい」
「もっと○○を△△できないだろうか」

など

しかし、自分はどうなんだろうかと思い返すと
自分が出来ていなかったことを相手にも
押しつけてしまっていることに気づくのです。

これでは相手に対して失礼ですね。
自分が一体ナニサマなのかとも思ってしまいます。

本当はもっと一緒に進めていくということが
大事だったのではないだろうかと思うのです。
だからこそ、まずは課題を共有すること
問題意識を深めるということからチームで協力し
一緒に一から互いの意見を出し合い、創り上げて
練り上げていきましょうということを会の中で約束し
さらに手と手を合わせることを深めていくこととなりました。

仕事を進めていく上で相手に自分の考えを一方的に押しつけても伝わらず
相手にとって疲弊を与えてしまうのだということを思います。

一緒に仕事を進めるということはまずは互いの信頼関係が大事であり
一緒に創り上げていこうとするプロセスの中にあるのではということを
その機会を通して反省させられました。

仕事とはもっと相手のために
周りの方のためにまごころを込めて練り上げていったものでないと
最高の仕事は出来ないのだと思いました。

子どものために、社会のために
世の中を変えるために、仕事に携わらせて頂いているのですから
誰もが幸せでよりよい価値を生み出すことのできる仕事が
出来るようにしていきたいと思います。

それで自分という人間が役に立つのであれば
遣わずには居れませんね。

何が自分に出来るのか
自分にしか出来ない事を以てもっと社会へ貢献出来ればと思います。

                           コンシェルジュ
                           瀬口 拓郎


「絵画」

2010年6月11日

こんにちは、田上です。

最近、休みの日には絵画を観に行くことがあります。

東京には50館以上の大小の様々な美術館がありますが、
いくつかご紹介すると、上野にある国立西洋美術館は名前通り、
西洋絵画を中心とした企画展が人気の美術館です。

企業が社会貢献の一環として運営している美術館としては
「京橋のブリジストン美術館」、「赤坂にあるサントリー美術館」、
丸の内の「出光美術館」などが有名です。

少し変わったところでは、
三鷹の「森ジブリ美術館」や『さざえさん』でおなじみの
世田谷にある「長谷川町子美術館」なども
親しみを感じる美術館として愛されており
日本の文化意識の高さを伺わせています。

先日も六本木で開催されていた
「ボストン美術館展」に行ってきました。
今企画は80展以上の西洋の印象派を中心とした
作品が展示され、モネ、セザンヌ、コロー、マネ、ピカソ、ゴッホなど
人気の高い画家の作品が展示されていることもあり、
大変な賑わいを見せていました。

僕は西洋絵画を好んで観にいきますが
作品の一つひとつには、作品の背景にあるこれまでの歴史観、
その画家の人生観などを汲みとりながら作品と向き合い、
観ていて自分がどこに心を動かされるのか、
なぜ自分の心が突き動かされているのかなど、絵画と向き合い、
画家の人生観と向き合い、歴史背景と向き合いながら、
自分の心の深いところにある自分自身を感じるようにしていますが
作品を観れば観るほど、画家自身の人生の生きざまに圧倒されます。


画家だけに限った話ではないと思いますが、
その人の生い立ちや身を置いた環境が作品に色濃く反映されている
分かりやすい作家として僕がすぐに思い浮かべるのが
エドヴァルド・ムンクです。

ノルウェー出身のエドヴァルドの代表作として
「叫び」が有名ですが、彼が5歳のときに母を、
14歳のときに姉を結核で失っていて、
自身の身体も虚弱で成人までに生きていられないのではと
医者からの診断を受けていたようですが、
そんな彼の作品には強烈な「死」への恐怖や、生きることへの「不安」、
幼いころに与えられなかった「愛」など心の闇、苦悩が強烈に作品として
表現されていて、彼の作品を観ている自分の心の中にある
無意識な不安や生きることへの戸惑い、
孤独感をかきたてられ、観ていてぐったりしてしまいます。

彼の立場や心境を思うと心に持ち続けた苦悩や恐怖感などを
画として自分の外に吐き出すように表現することで
自分を保っていたのではと勝手に想像しています。

多くの画家の中でも一際、
自分の感性が引き寄せられる画家にルノワールがありました。
とても優雅で、明るく、背景に溶け込むような柔らかさを
感じる方も多いと思いますし、
多くの画家達もルノワールの眼がほしいと
言わせるほどだったそうですが、
ルノワールの作品を見てパリに行きたいと
思われる方も多いのではないでしょうか。

そんなルノワールの作品に足を止め見入っていましたが、
ふっと気付くと絵画を眺めるお母さんの横で乳母車に寝かされ、
なんとも言えないやさしく、穏やかで透きとおった寝顔で眠っている赤ちゃんに
眼が奪われ、自分の心の中にどんなに多くの人達から賞賛される絵画も
この眼の前に赤ちゃんに抱いてしまう人類としての希望や未来、
心の豊かさの象徴のような赤ちゃんの存在に強く胸を打たれたと同時に、
生命の営みの豊かな循環に感動している自分自身の感性にびっくりしました。

カグヤ社内にはカフェスペースがありますが、
カフェスペースはパーテーションで区切られています。
そのパーテーションにはカグヤの子どもへの思いを
イメージした絵が描かれています。

その絵は淡く抽象的なタッチで表現されていて、
絵の存在感は強くはっきりした質感ではないため、
圧迫感がなく空間に馴染み溶け込んでいるようで、
見ていて飽きが来なく、日に日に味わい深く感じます。

東京にお越しの際には是非、カグヤ本社をご訪問下されば幸いです。

               オルタナティブコンサルタント
               田上 貴士


「コミュニケーション」

2010年6月14日

こんにちは、松村です。

そろそろ季節も6月に入り梅雨になる時期。
そんな季節だからこそ笑顔で先生方や子どもたちと
関わって行きたいと思います。

先日書かせて頂いた
物の豊かさと心の豊かさに近いと
感じることがありました。
それは携帯電話でのやり取りから。

現代では、携帯電話は便利で手放せない物。
友人、家族、会社すべての連絡のやりとりで使い
買い物も出来ますし、ゲーム、音楽も聴け、
メールで簡単にやり取りが出来ることも
便利だと感じています。

しかし、その反面、
顔も見ずにメールで簡単なお互いの状況を
知ることが出来ることが問題なのではないか
と感じることがありました。

先日、最近メールがなかったから
ということで友人から連絡が来ました。
友人の気遣いや、気にかけてくれることは
本当にありがたいことだと思いました。
久しぶりに友人から元気にしているのか
というメールでしたが、特に変わりはなかったので、
元気だと伝える、何気ないメールのやり取りをしました。

しかし、メールの返信だけで、
実際に会っていないのに本当にこの気持ちを伝えることが
出来たのだろうかという心配になり、実際に会って話すことによって、
相手の様子や声のトーン、しぐさ、間合いなど、
会うことでお互いの状態を知ることが出来るのではないかと思いました。

それなのに、メールのやり取りで相手を
理解したことにしてしまっている自分がいて考えを
改めさせられる思いになりました。

メールや電話でのやり取りでコミュニケーションは、
取れないこともありませんが、心の底から相手のことを思い、
聴く姿勢を大切にしたいと思います。

メールの普及によって、顔を会わせずにコミュニケーションを図ることができ、
便利になったと思ってしまっている反面、コミュニケーションを密に
取ることが出来なくなっているように私は感じました。

カグヤの各クルーとのコミュニケーションを考えると、
毎朝顔を見合わせて話をしていますが、新たな発見があり、
まだまだお互いに知らないことが沢山あることを感じます。

実際に会って話すからこそ
コミュニケーションが取れることもあるのではないか
と感じることもあります。

メールや、電話での会話をする時も、
心を込めてコミュニケーションを図って行きたいと思います。

              オルタナティブアドバイザー
              松村 武典


「【らしさ】の発揮」

2010年6月15日

こんにちは、秋山です。

カグヤでは、
個性豊かなクルーが集い、
1つのチームを創り上げています。

お互い本気だからこそ、

意見がぶつかったり…
価値観が合わなかったり…

そんな瞬間も少なくありません。

論議が白熱すると、
ふと冷静な自分が甦り、

「相手を尊重しなきゃ!」

そんな風に自分を正そうとします。

平行線では意味がなく、
歩み寄るための手段のつもりですが、
少しでも甘い気持ちで試みると、
ただの【妥協】になってしまいます。

そう気付いてからは、
「相手を尊重。自分を尊重。」
と、自分に言い聞かせています。

「尊重」は、
「尊さ」と「重ねる」、
この二文字で創られています。

相手のために…と、
諦めたり、譲ったりすることは、
尊重でも優しさでもありません。

相手を理解した上で、
自分も遠慮せずに発揮する。

これこそ尊重なのではと考えます。

最後に…
私の友人が述べた、
「らしさ名言」をひとつ。

【らしさをサボるな。らしさを誇れ。】

この言葉を忘れずに、
仲間と向き合っていきたいです。

          コンサルティングサポーター
                  秋山有紀子


「静寂を聞く」

2010年6月16日

こんにちは、眞田です。

W杯が始まりました。
人々が夢を追いかける姿には、
人を感化させる素晴らしい力があると思います。

W杯が素晴らしいのはサッカーの巧さや面白さだけではなく、
夢に向かって精いっぱいの力を出し続けるその姿そのものが
素晴らしいと思います。
私も直向きさを自分自身の姿を通して、人々に伝えられる人間になれるように、
一瞬一瞬を大切に生きていきたいと思います。

一瞬一瞬を大切に生きていると言えば、
先日、このブログにてお伝えさせていただきました、

ベランダ菜園(ハイポニカ栽培)を連想します。
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周りの環境の中で精いっぱい生きている姿を見ると心が洗われる思いです。

しかし、最近ですが大問題が起きました。
出張から帰ってくると、根っこや水中に藻が大量発生してしまっていました。
大部分の野菜がそれにより枯れてしまいましたが、
始めて野菜を作ることとなった私には何が問題なのかが
全く分かりませんでした。

よくよく考えれば、簡単なことなのかもしれませんが、
自然界では植物の根には光が当たることはありません。
土の中にあるわけです。
しかし、私はそういったことに気づかずに、水中にも光がどんどんと
届くようにしてしまっていました。

そこで、色々と考えて根っこに光が届かないように遮断してみようと
レジャーシートで地表を作ってみました。
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生き残った植物も弱ってしまい心配でしたが
翌日以降はどんどんと元気になり、育つ速度も速く、
漸く植物たちに正しい方向性で環境に働きかけることが出来たと
喜びを得ています
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相手の最良の環境となることや、
環境に最良の形で働きかけることをしたいと思っても、
相手は植物。話しかけても答えてくれるわけではありません。

こうしてほしい、こうしたい!って話してくれたらどれだけ
有り難いことか、、、と思いますが、だからこそ相手をよく見て、
その変化をつぶさに読み取ることが大切だと思いました。

モノは言いませんが、環境に対しては正直に反応してくれるのが
植物だと感じました。

そして、また私たち人間も植物と同じ理を持った自然界の生命であることを
考えると、子どもに対していかにその子の心を傾聴しているかということや
その子の変化を見ているのかが大切なのだと
自分自身をあたらめさせられる機会となりました。
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大人心で勝手に決め付けず、
その子のあるがままを素直に伸ばしていけるように
邪魔をしないで、必要としているところに
光を当てられる大人になろうと
思う一日となりました。

               オルタナティブコンサルタント
               眞田 海


「コミュニケーション」

2010年6月17日

こんにちは。宮前です。

最近、コミュニケーションについて、
考えることが多くあります。

カグヤクルーは、それぞれの役割から、
やりたいこと・やるべきことがあり、
だからこそ、時に意見が衝突することもあります。

役割が違うからこそ、
強いチーム・会社に繋がるのですが・・・

その根底を忘れていると、
その違いが受け入れられず、
目の前の現象(雰囲気の悪さ等)に、
捉われてしまうことがあります。

自分たちの会社をよくすることが、
子供たちの未来に繋がることを思えば、
そこに遠慮はいらず、
本音で話すことこそ、優先されるはずです。

しかし、問題意識・優先順位の低さによって、
自分自身、遠慮していることが多くあります。

カグヤで働く私たちは、
子供たちによりよい社会を残すという、
同じ目指すものがあります。

そんな中でのコミュニケーション。

相手への配慮は、勿論大切ですが、

それは、当たり障りなく伝えるとか、
その場をうまくやり過ごすのではなく、

本当に問題を解決するため、
衝突を恐れず、面倒がらず、
まっすぐ関わることを大事にしたいと思います。

そして、すぐに結果が表れなくとも、
そんな関わりを重ねることで、
自然と仲良く協力し合える関係を築けたらと思います。

先日、クルー同士で、
「業務時間外にも、定期的に
コミュニケーションをとる時間をつくろう。」
という話しになりました。

私達は、毎朝顔を合わせ、
打ち合わせの時間も沢山とっているので、
決してコミュニケーションが少ない訳ではありません。

コミュケーションの機会が増えることは嬉しいですが、
それで解決と安心せずに、日々の関わりからも、
良質な意味のあるコミュニケーションを
心掛けていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「子どもたちに与える影響」

2010年6月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

カグヤでは、月に一度「竹取新聞」
という新聞をお客様へお配りしています。

各部署の各クルーが大事にしている事や
伝えたい思いを記事にした内容になります。

又各月で漢字一文字でテーマを決め
それに沿ったものを記載しています。

そんな中で今月のテーマは「純」という漢字でした。

今月の新聞にも記載したのですが
「子どもの頃の純粋な夢」という事で今回は記事を書きました。

記事を書きながら子どもの頃の自分の夢は
何だったかな?とふと懐かしく思えました。

私の最初の夢はプロ野球選手だった
記憶がしっかりと残っています。

しかし、今はカグヤという会社で働いている自分がいます。

もちろん後悔も何もないのですが
夢を持つことの大切さを今は感じています。

今月の新聞にも書かせていただいたのですが、
私は各園の研修に入らせていただく際に、
先生方に保育士になった理由をお聞きすることがよくあります。
もちろん先生方の事を沢山知りたいという思いもあります。

又その中で先生方の御話をお聞きしながらとても羨ましく思います。
何故なら子どものころの夢が現実となった方が多いからです。

理由は様々かもしれませんが、
「自分が通っていた園の先生がとても素敵で絶対に先生になりたい!」
と思ったという御話をよく伺います。

それぐらい子どもたちは純粋な気持ちで
先生方を見ているということをここから感じることが出来ます。

逆に考えれば、様々な影響を子どもたちの大事な時期に
与えているのが先生という事もわかります。

そんな中で少しだけ残念なことだと感じる事があります。

それは何かといいますと、
子どもに様々な影響を与える先生が疲れてしまっているという事です。
もちろん全ての先生がということではありません。

子どもの事は大事で大好きだけど、
園内の人間関係、保育以外の面、保護者への対応など・・・

様々な面で悩みを抱えていらっしゃる先生がいることが
今の現実ではないかと思います。

その様な中研修を行なわさせていただいている私としましては
微力ながら「何とか先生方を支えたい」

という思いで仕事をさせていただいています。

仕事をする中で悩みを持つことや壁にぶつかる事は
誰にでもあることだと思います。
しかし子どもたちに夢を与える先生方には
絶対に幸せであって欲しいと思います。

「本当に保育士になって良かった」と思えることが、
子どもたちに与える影響は計り知れないものだと思います。

その為にも先生方が子どもたちの事を思い、
やりたいことが全力でやれるよう
私自身研修を通して先生方を
見守らせていただければと改めて思います。

                  オルタナティブコンサルタント
                  白土 大樹


「教育の弊害」

2010年6月21日

こんにちは瀬口です。

先日、大阪で開催されました
「幼保一元化を考えるシンポジューム」に参加致しました。

新宿せいが保育園、藤森平司園長と大阪のあけぼの幼稚園、
理事長、安家周一先生による、保育園・幼稚園の両方の視点から
幼保一元化についての対談形式によるセミナーです。

両方の視点と言いますが、双方、
本当に子どもにとって何が大事なのか、日本を、世界を
変えないといけないが、変わるべきは自分自身にあるのではないだろうか
ということを様々な表現を通して伝えて頂きました。

実際に「異年齢クラスを導入している園はどのくらいありますか?」
と質問があったところ、そのほとんどがギビングツリーの実践園さんしかいませんでした。

日本はどうしても子どもの個性を年齢で捉えてしまいます。
「○○歳になったら出来るよね」
「○○歳だから頑張らないとね」

など、私も過去にそういい聞かされたことを思い出します。

子どもの発達は○○歳になったから突然出来ることでもなく、
それまでに積み上げてきたものにより一歩一歩発達していくのだと思います。

しかし、まだまだ世の中では年齢=発達という刷り込みが多くあります。
異年齢にすると「横の関わりが大事だろう」と言われることも良くあります。
横の関わりばかりでなく、縦の関わりの方が大事だろうと思うのです。
実際、学校を卒業して以降の人生の大半は異年齢です。

先人からの教えにより、学ばされることは、
それはそれは多いかと思います。子どもにその機会を与えず、
昔からそうだったたからと言って変えることもなく、
そのまま意味を感じずに行うことに何の意味があるのでしょうか。

私自身、自分では器用な方だと思いますが、
器用なだけに何でもやろう、こなそうとしてしまう悪い部分を持ち合わせています。
大人が与えた価値観に合わせて、
どうしたらよく見られるのかという事を子どもながらに身につけたのでしょう。
だから、これまでは周りの意見を聞き入れるということが中々出来ませんでした。
きっと幼少期、学生時代と根拠のない自信にきっと満ち溢れていたのでしょう。
しかし、社会に出るとそうはいきません。どんどん、どんどん、広い世界を知ってしまうのです。
そこで自分だけで行うことの限界も知りました。
今はどうしたらみんなと協力し合うと言う事が出来るのかと必死に学んでいます。

大人が勝手な価値観を刷り込んでしまうと
それを取り返すために、子どもの時に学んだ年月以上に時間がかかってしまいます。

ずっと大人の価値観に合わせて自分の意見を押し殺して黙ってきた子が、
ある日を境に爆発してしまうという痛ましい事件も最近では多く見ます。

その子が悪いのではない、
そうさせてしまった私たち大人の方に責任があるのではないでしょうか。

まずは変わるべきは自分自身なのではないでしょうか

藤森先生も仰っていました
教育とは「子ども自ら発するものを育むもの」と。
教わって育つのではないのですね。

だから○歳になったからと急に教え込むのではないのでしょう
既に0歳から子どもは多くのものを吸収しようと全力です。

私は自らの勝手な思い込みを捨て、
子どものその素直さを守ることが出来るように、
保障される様に関わっていきたいと思います。

自分の様な失敗を子どもたちには繰り返してほしくない。
そのためにも、今は大変なことが多く続きますが、
それは自分が変わり、子どものために、世の中のためになることだと
確信して歩んでいきたいと思います。

                          コンシェルジェ
                          瀬口 拓郎


「予兆」

2010年6月22日

こんにちは、田上です。
 
仕事は自分の成長のための社業と考え、
毎日務めておりますが、とても厳しく、困難で、その中で最近、
感じていることに「予兆」という感性が自分には足りていないと感じています。
仕事においても当然、人生においても大きな問題やもめ事などが
降りかからないように務めたいと思うことは人間として自然な考えだと思います。

一事が万事という言葉もありますが、
大きな問題は最初から大きな問題だったのではなく、
些細なことがきっかけで問題が進行してしまうケースが多いように感じます。
 
毎朝、カグヤクルーの間で読まれている二宮尊徳のエピソードに秋茄子の話があります。

 「ある初夏のこと、金次郎は茄子を食べていた。すると秋茄子の味がしたので、
 まだ初夏だというのに秋茄子の味がするのはおかしい、何かの予兆ではないかと察し、
 畑の作物を寒さに弱い葉物野菜から芋や大根などの地下にできるものや冷害に強い稗などに
切り替えさせたことで、秋に起きた冷害の飢餓を切り抜けた」

と、ありました。

二宮尊徳は常に自分の天命を生き、どんなときも、問題意識や危機感に感性を働かせ、
自分の背負う責任と向き合っているように感じ、二宮尊徳の生きざまを感動しました。

またカグヤの理念ブックに掲載されている中の
「禁煙(16ページ)」にはこう書かれています。

 「人間は小さな悪いことを繰り返していると、魔がさしたり、取り返しのつかないことをしてしまう
 弱い生き物です。特に周囲に迷惑をかけたり、自分の体に悪いことをしたり、自分中心に考え、
 我慢をしない生活を長い年月続けていると、信頼や尊敬などの掛け替えのない大切なものを
 失くし一生後悔することがあります」

その後の文章に続く言葉として
「一つのことが守れれば他の全てのことは守れるのが人間の意志のパワーです」
と付け加えられています。

自分は弱い人間なので、この最後の言葉には救われる思いがしますが、
全てにおいて一事が万事であること、そのためには常に自分の感性を鈍らせないこと、
怠慢にならず謙虚な気持ちを維持させること、日々、自分自身の行いを
改め内省を深め改めることなど日ごろの習慣が良くも悪くも自分を
創り上げていくのだと実感しています。

今日一日、どんなことに対しても
自分自身の望む姿勢で臨めたかを常に自分自身に
問いながら人格を磨いていきたいと思います。

                     オルタナティブコンサルタント
                     田上 貴士


「見守る歯科」

2010年6月23日

カグヤの松村です。

先日、ちょっと変わった社内研修がありました。

社長が通う西新宿歯科クリニックの院長武末秀剛先生による
見守る歯科研修が社内でありました。

内容は、弊社代表との出会いの話から始まりました。
ほとんどの人が、歯医者には良いイメージがないと思いますが、
カグヤクルー全員も歯医者にあまり良いイメージを持っていませんでした。

私は、患者が歯医者を嫌いな理由は、
「恐怖」、「痛み」などと思っていましたが、
恐怖と痛み以外にも歯医者を嫌いになる理由には、
「トラウマ」があることを武末先生が話してくださりました。

トラウマは取り除くことは出来ないので、包み込むようにし、
治療を受けてよかったと思ってもらうようにしているとのことでした。

私の経験から歯医者について話させて頂きたいと思います。
私は、決まった歯科に通っているのですが、
予約を取ると1ヶ月以上先になるので、いつもと違う歯科に行くことがありました。
そこの歯医者は無愛想で何度も通わないといけないという歯科で、
あまり良いイメージを持つことができませんでした。
そもそも歯医者とは、そんなところだと思い込んでいましたが、
今回の話で沢山の気付きを感じました。

武末先生が診察している時に心がけていることは、
痛みがないし、なるべく歯を削らない、抜かないなど、
虫歯の状況を見て判断しているようです。
また、患者には歯にトラブルがなくても最低でも半年に1回は、
歯の様子を見せて欲しいと話され、トラブルがないか兆候を追って見守って行きたいと、
患者のことを考えていることが伝わってきました。
他の歯医者と違い、利益を求めるのでなく、
多くの患者を診なければならないという忙しさから、
作業になるのではなく、患者に寄り添い自分の子どもならどうするか
という考えで患者のことを家族のように考え、思いやりを持って診察をしていることを感じました。

講演を聞いているうちに歯医者さんに対してのイメージが変わり、本物の歯医者だと感じました。
どの仕事にも言えますが、大切なのは、思いやりを持って相手に接することが、
お互いが心地よくなれるのだと思います。そのために、一人ひとりにしっかりと向き合って
接することの大切さを気付かされました。

武末先生が話して下さった歯についての豆知識も面白く、
例えば、食事の後30分以内に歯を磨くのは間違いで、
食事によって歯のエナメル質が傷ついたものを唾液が修復してくれること。
銀歯は金属なので、少しずつ体内に入り、金属アレルギーになってしまうこともあるなど、
色々と知らないことを知ることの楽しさもあり、早速聴いた歯についての豆知識を、
友人や、親に話しをし、驚いていました。

武末先生の話を聴いていると、親近感が湧き、
歯医者に対しての抵抗がなくなり、歯医者にいきたいと感じるようになり、
近々診察してもらいに行きたいと思う講演でした。
どうもありがとうございました。

                           オルタナティブアドバイザー
                           松村 武典


「赤信号は渡らない」

2010年6月24日

こんにちは、秋山です。

カグヤには、
理念ブックというものがあり、
クルーとしての行動指針が明記されています。


「子ども第一主義」の私達が、
子どものモデルで在れるよう…
心を引き締めてくれる一冊です。

中でも欠かせない1つが、

【赤信号は渡らない】

幼い頃から知っている、
社会のルールですが、
大人になればなるほど…

「車は来てないから。」
「早く行かなくちゃ。」etc

自らの判断で渡ることが多くなります。

自分が出来てもいないのに、
子どもに注意したとしても、
真意は伝わりにくい。

だからこそ、

自分のためにも、
子どものためにも、

常に自分を正しながら、
良い習慣を重ねることに、
こだわりを持ちたいと思います。

『自分の人格を磨き、
 相手を感化していくことは、
 【教育の基礎】です。』
      ~カグヤ理念BOOK 17P~

カグヤの「教育」は、
【教える】のではなく、
【感じて変わる】キッカケ作り。

そう心に留めて過ごしていきたいと思います。

        コンサルティングサポーター
                 秋山有紀子


「父の日」

2010年6月25日

こんにちは、眞田です。

梅雨入りして、湿度の高い日々が続いていますが
我が家の湿度の高さは、梅雨とW杯という理由だけではなく
娘に理由があるかと思います。

今までの人生、特に社会人となってからは梅雨や夏になれば
エアコンをつけて、少し寒いくらいにしている日々でしたが
娘のことを考えると、しっかりと自然の季節の通りの温度と湿度の中で
水分補給を行うことで調節していくのが、今までずっと生き続けてきた人間としての
あるがままなのではないかと考え、あまりに子どもにとって暑い時では無い限り
エアコンは控えるようになりました。

本当は何が正しいのかは分かりませんが
父親が私に遺してくれたものは
「便利さが人を駄目にする」ということのように感じています。

親になって、一年目。

親という冠が付くだけで私自身は
まだまだ親の道の入り口に立っただけだと実感します。

子を持つ人間は誰しもが親という呼び名を持ちますが
同じ呼び名でも、その親という責務と豊かさを人間としてどう果たしているのか
という問いに対しては、私自身、常に反省の日々を送っています。

親の発達も、子どもの発達と同じで
目に見えづらいものなのかとは思いますが
大切にしていきたいのは、周りの親がどうかということではなく
常に自分自身に対して矢印を向け、大人として恥ずかしくない行動を取っていないか。
子どもに見せたくないことをしていないか
と自分に問いかけることを大切にしていきたいと思っています。

つい最近ですが、子を持つ喜びと反省を繰り返す日々の中で
ふと心が温まり、何か自分自身が赦されたような気持ちになる瞬間がありました。

それは、先週の日曜日。
とある園様の研修を終え、最終便で羽田に戻り
日付が変わる時間帯に自宅へ向かうバスでのことでした。
携帯に一通のメールが届きました。

母からのメールでした。

その日は、家内と娘と私の親や兄弟たちが一緒に過ごしていた日だったので
その内容が幸せそうに書かれていました。
そして、その文章の最後には、こう書かれていました。

「父の日にお仕事お疲れ様」

最初は良く意味が分かりませんでしたが
何度か読み返してようやく意味が分かりました。
私は父親になって初めての「父の日」だったのです。

今まで、父の日は自分や家内のお父さんをお祝いする日でしか在りませんでした。
なので、本当に意味が分からず、漸くその意味が分かった時
赦されたような、認められたような、褒められたような
感謝されたような、なんとも言えない心の安らかさを感じる瞬間となりました。

そして同時に、親に対する深い感謝の気持ちが湧きあがりました。

親であることの有り難さ。
親が居ることの有り難さ。

その両方に感謝が出来るこの日を
私は改めて大好きになりました。

一年の一日一日が、人生を重ねる中で意味が深まり
味わい深い人生と為るよう一瞬一瞬を
一期一会の思いを持って過ごしたいと思います。

                       オルタナティブコンサルタント
                       眞田 海


「キャンドルナイト」

2010年6月28日

こんにちは。宮前です。

先日「夏至の日」に
以前から気になっていた
「キャンドルナイト」に取り組んでみました。

この運動は、夏至と冬至の日に、
「電気を消してスローな夜を過ごそう」
というもの。

東京タワーが消灯されることは知ってましたが、
最近では、エコ意識の高まりもあってか、
他にも全国各地で、
面白いイベントを行っているようです。

私も、その日の夜は、
お家の照明を消し、
ロウソクの灯りで過ごしてみました。

温かなロウソクの光に包まれながら・・・

なんだか子どもの頃に体験した
停電と似たような、
いつもと違う環境に、
ワクワク楽しい気持ちになりました。

また、電気のない昔の人の生活を想像して、
きっと太陽と共に生活し、
早寝早起きがあたりまえだったのかなぁとか、

今この時間にどれだけの人が、
ロウソクで過ごしているんだろうと想像し、
人との繋がりを感じたり、

ちょっとした瞬間に、
電気が必要だった時には、
いかに自分が生活する上で、
電気に頼っているのかにも気づかされました。

夜のちょっとの時間でしたが、
電気のありがたさに気づかせてくれる、
素敵な機会となりました。

無理せず楽しく、
電気・地球を大切にできるので、

これからは夏至や冬至に限らず、
満月の夜などには、
キャンドルナイトを楽しんで、
夜の照明をお休みさせたいと思います。

他にも色々と楽しめるよう工夫しながら、
少しでも電気や今ある資源を大切にし、
次の世代に引き継げたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「玄米クッキー」

2010年6月29日

こんにちは、カグヤの白土です。

梅雨に入り湿度は高く気持ち的には
決して良い気分ではありませんがやはり
園で研修を実施させていただくと元気が出てきます。
働かさせていただきながら元気をいただける環境に改めて感謝です。

さて今回は研修での休憩時間の話を書かせていただきたいと思います。

カグヤでは、先生方に心地よく研修に参加していただく為に
様々な工夫をしています。

その一つが今回のテーマの「玄米クッキー」です。

最初は社内で何と社長が手作りの玄米クッキーを作ってくれました。
初めて頂いたときの食感、香り、味、全てが
今まで食べた事のない感覚で本当にびっくりしました。
又何といっても手作りなのでそれだけでも感動と感激でした。
そんな中先日社長と二人である保育園さんに研修で入りました。

当日に会社に来た社長は、
来るなり玄米クッキーを作りはじめたのです。

私は正直時間があまりないのに
大丈夫なのかなという思いばかりが頭の中を駆け巡っていました。
そんな私の横で真剣に玄米クッキーを作っている社長がいました。
出来上がったクッキーを袋に詰め研修へ向かいました。

実際に園での研修は3時間を越える事が多くあります。
もちろんその中で休憩を挟みます。

今回は休憩に入る際に先生方に
社長の手作りの玄米クッキーを出させていただきました。

社長が作ったという説明を聞かれた先生方は
皆さん驚かれたのと同時にとても大きな拍手がわきおこりました。
私はその光景を見させていただき、社長が普段から大切にしている思いを
肌で感じさせていただきました。

研修は中身も大切かも知れませんが、やはりその前に
園と先生方、そしてその先にいる子どもたちの事を
どれだけ本気で考え思い続け関わるかが大事なんだと感じました。

玄米の深さはまだまだ理解できていませんが
相手の事を思いやるという気持ちの大切さが
先生方の心の変化にも繋がりより深い信頼関係が
出来るのだと気づかされました。

同時に先生方と同じ思いがあるからこそ
一緒に頑張る事が出来るのだという事も感じました。

今回の経験から私も研修では玄米クッキーを作るようにしました。
もちろん初めての経験でクッキーなんて焼いた事もありません。
自分で言うのもなんですが、おいしい、おいしくないではなく
先ずは先生方への思いを大事に実践を大事にしていきたいと思います。

                          オルタナティブコンサルタント
                          白土 大樹