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2010年10月のカグヤクルー日記

『課題の共有からの気づき』

2010年10月 1日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京では、一日の気温の変化が激しく、体調の管理がとても難しく感じます。

特に昨日と今日の温度差は約15℃という事で気温の変化にあわせるという事の大変さを感じます。

さて、今回も研修で入らせて頂いている園の事をお伝えできればと思います。

毎回研修では一円対話を実施しています。

一円対話の中では、自分の思っている事や感じている事を在りのままに伝える事、

又聞き手の方は、話しての内容を自分のことのように考えるという事が大事になります。

その中で、今回の研修先の園では、先生方に対して、

「今の自分の課題は? 今の園の課題は?」という事で正直に話をしていただきました。

しかし、その中である先生が同じ一円の中に園長も主任も居て、

その中で皆が正直に課題を出せるかどうか疑問ですと言われました。

なるほどと思いながら、「こちらかは、もちろん無理に出してくださいとは言いません、

しかし同じ仲間が、園の事や子どもの事を真剣に考えた中で自分の考えを伝える事を

当たり前にしていただきたい」という事をお伝えしました。

又話す事が苦手な先生ももちろん居るかもしれませんが、無理に何かを作らずに在りのままを

話していただければという事で一円対話を実施しました。

そして今回は出てきた課題に対してその場で解決するのではなく先ずは出していくという事を共有したなかではじめました。


子どもの事を考えた中で今の保育に対する疑問を素直に言われる先生、

バイキングのあり方について何が子どもにとっていいのかで悩んでいる先生、

涙を流しながら子どもたちの為にもっと職員間の繋がりをよくしたいといわれる先生、

この素晴らしい園でこれからもずっと働いていきたいといわれる先生、

参加された職員の方全員が素直に言って頂けたのではと思います。

そして何よりもその和の中で感じたのが、話を行っている先生も真剣ですが、

周りで聞いている先生の眼差しのあたたかさを肌で感じました。

同時に課題を皆に伝える事は、確かに大変な事かもしれません、

しかしお互いが子どもたちの事を真剣に考えた中での対話では場の空気をも変えるという事です。


研修後ある先生からは、

「同じクラスで働いている先生が、あんなにも子どもの事に対して真剣に向き合っている事を感じ、

自分自身の普段の子どもに対してのあり方を改めていきたい」と言われました。

又ある先生からは、

「周りの先生の課題を知る事で、良い意味で明日からの先生方への関わりが変わると思います、

自分の中で何か手伝える事がないか探していきたい」と言われました

又最後に園長からは、

「こんなにも真剣に保育の事を考えてくれている職員と同じ時間を共有して、

働ける事が出来ている事に感謝したい」と言われました。


今回課題を出す事で、私自身も感じる事が多くありました。

自分の中の悩みを伝える事は、確かに勇気がいる事かもしれません。

しかし周りの仲間をもっと信じて仕事ができる環境を私ももっと大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


循環する生き方

2010年10月 4日

カグヤの理念の中にロハスな生き方をするということがありますが
その中で一つ、玄米を食べる様にしています。
身体にいいことは勿論ですが、環境にも良いからこそ実施しています。

皆さんは白米の場合の米のとぎ汁が環境に悪影響を及ぼすということは
ご存知でしょうか?

私はそのことが分かっているためにそのまま排水溝には流さず、別途利用する様にしています。

米のとぎ汁は水に溶けだし、ヌカが出ます。
そしてこの中で出てきた沈殿物が悪影響があります。

先日白米を頂いたので実際に試してみました

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米のとぎ汁を一晩置いておいた状態

この白い沈殿物が川や海に流れると、ヘドロになり、水質汚染の原因になります。
そして栄養価が高いために、プランクトンの発生原因ともなり、水質汚染の
原因にもなってしまう様です。海洋汚染の一番の原因は米のとぎ汁だというから
驚きです。

家庭から出るヌカは推定で年間40万トンにもなるそうです。

だから無洗米という商品が開発された様です。
手間を省くという理由だけではないのですね。

しかし、悪いからといってそれが全て悪なのかと考えるとそうではありません
ぬかだって再利用することを考えると、
いろんなことに活用できます。

無洗米工場では取りだしたぬかを畜産や農業用の飼料として活用しているそうです。

私は部屋の植物の水やりに使用しています。
入浴剤や洗顔にもいいと聞きます。

悪いものとはその環境や場面だからこそ悪く、
必要なものが必要な場所に活用されると良いものに変わるのですね。

善悪で切り分けるのではなく、全てのものが活かし活かされる様に、循環することが
今の社会には必要な考えではないかと思います。

知らず知らずに遣ってしまっているよく無い事も沢山あります。
それは人と人との関係においても言える事。
だからこそ、お互いが活かし合える関係になるためにも自分の遣い方、活かし方を
改善して一つひとつ取り組んでいけるようにしていきたいと思います。

コンシェルジェ
瀬口拓郎


「モノを大事にする思い」

2010年10月 5日

先日、家の掃除をしましたが、一人暮らしの割に掃除をすると意外とゴミが出てきます。
モノを捨てなければ片付かないこともありますが、モノの多い時代になったのだと実感します。
家電などは特に言えることですが、新商品など入れ替わるサイクルが早いこともありますが、
一番の改善はモノを購入するときの意識が大切だと反省感しました。

各メーカーはモノを売るためにより便利なモノを生み出し、市場に供給してきますが、
購入する側の意識としてゴミにならないための目線で、本当に自分の生活の中で必要としているモノなのか、今あるモノで代容ができないか、長く使うためには修理しやすい作りなのかを考えて、購入していきたいと思います。

今回の掃除で押入れの奥にしまってもう何年も電源を入れていないレコードプレイヤーを引っ張り出し、
また聞き始めました。
CDに比べ、手間が取られる操作になりますが、それもまた愛着が湧く関わりの一つだと感じ、こういったモノを楽しめる心の余裕の無い自分にも気付かせてもらいました。

ゴミを分別すること、リサイクルを実践することも大切ですがその前に、
大元の無駄を出さない、無駄を生まないモノの購入がエコに繋がっていくのだと思いました。

また、身近にあるモノに心をこめて愛着心を持って大事に扱っていけばより長く活用することができるのだとも思います。
大事する人やモノが増えれば増えるほど、心が満たされ、自分の人生の豊かさになっていくのだと感じました。


オルタナティブコンサルタント
 田上貴士


興味関心

2010年10月 6日

こんにちは、カグヤの松村です。

カグヤに出会う以前は、家族に対して興味関心を持てていなかったのですが、カグヤで人間学を学ぶようになり、家族という身近な存在によって自分は生かされていたことを、入社して思うようになりました。

私の信条は、「感謝の気持ちを大切にする」ことですが、身近な家族への感謝の気持ちが足りていないのではないかと思い、感謝の気持ちを目で見えるように具体的に表現するために、普段しない掃除を始めました。

自分の掃除はしますが、家の掃除をしてこなかったので、どこを掃除して良いのかわからず、最初は家族に聞きながら取り組みました。

先日自宅の掃除を行い、初めての休日を迎えた時に冷蔵庫の片づけを行いました。

毎日使っている冷蔵庫にも関わらず、いらない物、使えない物が多くあることに気付かされました。

冷蔵庫の中身の状態がわからなかったことは、前回話した「鏡の法則」から考えて、家庭への興味関心の少なさを改めて気付かされました。

どれだけ家庭のことを、家族のことを気にしていなかったことかと反省し、今では、どこにも出かけない休みの日は、家の掃除、片付けを家族と一緒に取り組むようにしてコミュニケーションを図るようにしました。

今後は真心を持って掃除を通してより家庭のこと、家族のことがわかるように取り組んでいきたいと思います。


オルタナティブアドバイザー 
松村武典


『人の温かさ』

2010年10月 7日

こんにちは、秋山です。

カグヤでは昼食として、
青空農園で栽培された野菜を中心に、
自然で安全な食材を使った「お弁当」を頂きます。

大切な食材を頂くことと、
作って下さる方々に対して、
感謝と敬意を込めて…
手紙のやり取りを継続しています。

手紙のやり取りも1年弱続くと、
言葉は交わさずとも、
心の距離が縮まります。

先日は私の誕生日と言うことで…

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お弁当と共に手紙&贈り物が届きました。

何通も交わす手紙であり、
他愛もない内容も多いにも関わらず、
「大切な日」として、
記憶に留めて下さったことに、
人の温かさを感じずには居られません。

カグヤを通して、
多くの御縁が繋がり、
人と出逢う機会も多くなりました。

その出逢いは「一期一会」であり、
当たり前ではないことを、
改めて心に留めて過ごしたいと思います。

           コンサルティングサポーター
                  秋山 有紀子


「親と子」

2010年10月 8日

こんにちは、眞田です。

親となり一年が経とうとしています。
振り返ってもバタバタと初めてのことばかりで
大変かと思いきや、我が子の可愛さは大変さを
こうも簡単に振り払うものなのかと、驚いています。

まだまだ、子どもが小さいからこその、この思いなのかもしれませんし
家内にばかり負担をかけてしまっていることもあるのだと思いますが
少なくとも大変さに心を支配されることが今は無いことに有り難い思いでいっぱいです。

また、この一年を通して我が子を見ている中で大きく感謝する事実がありました。

我が子に対してどういう姿を見せて行けばよいのかということについて
考える機会はこの一年で毎日と言ってよいほど考えていたかと思います。

その中で、「こうあるべきだ」「大人としての正しい姿を見せるべきだ」
「子どもに守ってもらいたいと思うようなマナーや品格は自分自身が持ち、実践するべきだ」と
今の自分自身をより高めて行くことで子ども自然と伝わることが良いのではないかなどを
考えては、野菜を育てたり、手間をかけた料理を勉強したり、環境を考えた生活をしたりなどと
一つ一つ実践を増やしてきたつもりでした。

しかし、よくよく考えるとこれは全部、私の両親が当たり前にやっていたことでした。
自分自身が生きてきた中で経験させてくれたことがあったからこそ、今こうやって
実際に行動に移す事が容易に出来ていることを改めて感じます。

物事を大切だと思うということは、その大切さに気付ける心が元々あるからこそ思えるのだとすると、
ちいさい頃からそういった心を育ててくれた両親のお陰で今、芽を出しているのだと思います。

私はまだまだ、両親が私に向けている愛に気づけているわけではないですが、
今回気づけた事だけでも、どれ程愛されているのか、そして信じて見守ってくれているのかということを
実感しましたし、この実感することが出来るお陰で、
私の子どもにも同じようにしていくことが出来るきっかけをもらえた事に対して、
深く深く、感謝の気持ちが湧き出てきます。

吉田松陰さんが、「子が親を思う心よりも親が子を思う気持ちの方が強いのである」と仰っておりますが、
このご恩を返していく為にも頂いた人生を大切に生き、輝かせていくことを大切にしていきたいと思います。



オルタナティブコンサルタント
 眞田海


「価値観」

2010年10月12日

こんにちは。宮前です。

最近、価値観について考えます。

自分が優先していることや、大事にしていることが、
相手には、それほど大事でなかった場合、
傷ついたり、不満に思ったりする自分に気付きます。

しかし、本来これは価値観が違うのですから、
自分だけが傷つけられたというよりは、お互い様であり、
別のことで相手が傷ついていることもあるのだと思います。

そして、人が違えば、価値観も違うわけで、
お互い認められないとおかしな話しですし、

色々な価値観が存在するからこそ、
世の中がバランスよく成り立つのかもしれません。

ただ、カグヤのクルー間で考えた場合・・・

カグヤは「理念」が明確に存在し、
そこに共感し集まっているわけで、

会社の価値観は、クルーの皆が守りたいものであり、
絶対的なものだと思います。

そうであれば、個々に様々な価値観があったとしても、
皆で決めたルールや理念はやはり守る必要があり、

クルー内でも、相手に何か気になることがあれば、
理解し合うために、きちんと発信し合うことが大切だと思います。

そして、大事なことは、

自分の価値観を通そうとするのではなく、
会社の理念や価値感をきちん捉え、そこから話しをすること。

それができれば、お互いに理解しやすいのだと思います。

一緒に働く仲間に対し、
分かり合うためのコミュニケーションを
遠慮せず、恐れず、諦めずにできる
自分でありたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


『GTサミット開催』

2010年10月13日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日GTサミットが開催されました。

今年も全国各地の園長先生が約70名集まられての開催となりました。

回を重ねる毎に参加される先生方が増え、ある意味では同窓会といった感じでしょうか。


今回のサミットでは、初めての試みとして各地域での勉強会の状況について報告がありました。

以前からある一定の地域では勉強会が定期的に開催されていましたが、

今回は発表された園が10ヶ園もあったということにびっくりしました。

各県の先生方の発表をお聞きする中で、先生方の見守る保育に対する熱い思いが伝わってきました。

同時に子どもたちの為に同じ保育を目指している仲間が同じ地域にいて、

そして他県にも仲間がいるという事は本当に心強い事だとお話をお聞きしながら感じました。

その中で、保育を変えた当初は様々な問題があった園、保護者からのクレームがあった園、

しかし最後まで信じ続けた結果、今は子どもたちの姿が変わったと言われる園長先生の

笑顔がとても印象的でした。

又夜の懇親会も今までになくとても楽しい懇親会だったのではと参加させていただきながら感じました。

本来の懇親会の流れは、時間の半分は各園の先生に一言ずついただく(自園紹介)というのが当たり前でした。

しかし今回の懇親会では、その時間がほとんどないという形でした。

これについては、何かが問題があったわけではありません。

参加された先生が主体的に参加され、こんな機会はないと積極的に周りの参加された園長先生と

お話をされてた結果こういう形になったのです。

ここでもサミッットの本当の意味を感じました。

自分から情報を取りに行く先生、質問に対して深く共感され思いやりを持って相手の方に答えられている先生、

全ての人が自分の為、自園のためだけという事ではなく、

今の子どもたちのおかれた環境を真剣に考え話をされている姿には心から感動いたしました。

今回のこの感動を大切にしカグヤのクルーとして一体何が出来るのか?

今後もしっかりと考えた中で、園様との関わりを大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


「正直さ」

2010年10月14日

皆さんこんにちは瀬口です。
最近、正直に話すということで考えさせられることがありました。

自分の意見があっても中々その本心を語ることが出来ない。
自分の中に答えがあってもそれが本当に答えなのか気づけていないし、
自分の考えを通すことが中々出来ない。

それは自分の本心を言わず、表面だけを伝えようとして
相手に分かってもらおうとしているのですね。

全てを言わず相手に理解してもらおうということは相手に甘えてしまっている
のではということに気付く機会がありました。

相手の表面を見て話をしているということはきっと、自分自身も表面の姿でしか
見せることが出来ていないのではということを思います。

しかし、自分の本当の思いを表現するには
自分が本気で素直になるということを考えさせられました。

世間体というか…周りの評価・印象ばかりを気にしているのでしょう
自分の中で「これが正しい」と勝手に線引きをしている部分もあるのだと思います。

しかし、違いは違いであって、間違いではない。
自分の考えをしっかりと正直に話すことが出来ないと人と人とのコミュニケーションにおいても溝を創ってしまうのではと思います。
自分だけでいっぱいにならずに誰か人のためにお役に立てることが出来るのであれば
それでいいじゃないかと思うと自分が何に恐れをなしているのかと思うと疑問を感じてしまいました。

子どもは素直です。
その素直さがいつまでも維持出来る様な社会が出来るようにまずは自分がモデルになることが出来るように表現していきたいと思います。


コンシェルジェ
瀬口拓郎


「一日一善」

2010年10月15日

人が生き続けるということは何かを犠牲にしているということを自覚し、他の命を頂くことばかりではなく、少しでもお返しする意味でも一日一善を心がけています。

何かの犠牲のもと、自分の存在が許されているからこそ、何かのお役に立てることを
考えて実践する。
それはどんな小さなことでも些細なことでも、自らその意識を持ち、行動することが大切だと思います。
困っている人にお役に立てることができれば良いのですが、そうでなくても自分がゆとりを持って人に接することも、笑顔でいることも人の役に立てることに繋がっているのだと思います。

日本は八百万の神という思想にも象徴されていますが、謙虚に自然の恵みに感謝することを大事にしている日本独自の文化があり、食事の際も「頂きます」と挨拶をしますが、狩猟民族であるフランスやドイツでは「旺盛な食欲を!」という掛け声で食事を始めます。

また食事の挨拶が特に無い国も多いようで、日本のように農耕民族として自然の恵みの恩恵を受け、他の命を犠牲にして受け継ぐことで自分の命を繋いでいることに感謝する日本人の生きる姿勢を大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 田上貴士


ご先祖様

2010年10月18日

こんにちは、松村です。
先日、お墓参りに行きました。
定期的に一人でお墓参りに行くことはありますが、今回はお彼岸ということで親戚の家に集まり家族と親戚と一緒にお墓参りにいきました。
本家に親戚が集まるのは久しぶりで、こうやって集まれるのもご先祖様がいるからだと思いました。

親戚と家族でお墓参りに行くと、いつも気にしていませんでしたが、墓石に自分の知らないご先祖様の名前が書いてあることに気付きました。
お墓に行くたびにご先祖様にいつも手を合わせていますが、今考えるとご先祖様はご先祖様でも自分が生まれた翌日に亡くなった祖父には思い入れがあるので、祖父だけのためにお墓参りになっていたように思います。そう考えると心からご先祖様に手を合わせていなかったのではないかと思いました。
自分が存在するのも、健康でいられるのも、親戚で集まれるのも、ご先祖様一人ひとりのおかげであるのに、ご先祖様のことを良く知らないということは失礼なことだと思ったので、親、親戚にご先祖様のことを聞きました。
自分の知らないご先祖様のことを聞くことによって改めて手を合わすことの大切さを感じました。
親、親戚が話してくれたように、ご先祖様のことを忘れないためにも、自分も語り継いでいき、これからはご先祖様全員に感謝の気持ちを持って、手を合わせたいと思います。

数日後、祖父の命日にお墓参りに行きました。自分にとって祖父の命日は大切な日なので、ここ数年必ずお墓参りをしています。
以前書かせて頂いていると思いますが、自分を見守っていてくれているような気がするので、感謝の気持ちを込めて今回もお参りに行ってきました。
毎回お墓を前にして思うことが、近況報告と、自分や家族が健康でいれることをお願いするのではなく、見守っていてくれることにあいさつをさせて頂いております。
おかげさまで、今まで大きな事故や病気になったことがないのも祖父が見守っているからなのかもしれないと勝手に思い、感謝をしています。

また、ご先祖様への感謝の気持ちを持ってお墓参りをすると決めていたので、今回は祖父だけでなく、ご先祖様へのあいさつも忘れずにさせて頂きました。
今後も、祖父だけでなくご先祖様に「ありがとう」という気持ちを忘れないためにも定期的に訪問してあいさつをしたいと思います。

オルタナティブアドバイザー 
松村武典


『誕生日の価値』

2010年10月19日

こんにちは、秋山です。

先月末「誕生日」を迎え、
カグヤクルーに祝って頂きました。

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年を重ねるごとに、
出逢い、経験、知識が増え、
一歩一歩レベルが上がるようで、
私は【誕生日=成長の節目】と捉えています。

また2月に出産を控えている私にとって、
今年の誕生日は、
更に意味が加わったように思います。

両親から私へ…
私から子どもへ…

命のバトンを引き継ぐ、
特別な日こそ「誕生日」。

母としての自覚や、
小さい命が育つ感覚も、
まだまだ至らないとは思いますが…

もう既にお腹の中から、
沢山の気付きを与えてくれます。

今この変化しつつある状況を、
カグヤクルーとも共有しながら、
「子ども第一主義」を、
より深めるキッカケにしたいと思います。

        コンサルティングサポーター 
               秋山 有紀子


はしらのきず制度~おもてなし編~

2010年10月20日

こんにちは、眞田です。

青空のコントラストも淡さを見せ始め、風も心地よさが増しており、
空も風も本格的に秋の到来を知らせ初めてくれているように感じます。

今月の初めですが、弊社の制度の一つである「はしらのきず制度」
を使わせて頂く機会に恵まれました。
この制度は6歳になるまでの我が子の誕生日には、
会社を休み、一緒に一日を家族で過ごすという制度です。

初めての我が子の誕生日を家族で一緒に過ごす事が出来ることの
有り難さと、大切さ、そして素晴らしさを深く深く体験する一日となりました。

その日は、奇遇なことに家内の親友の結婚式でもあり家内は実家の長野県へ
向かわなければならないため、元々私の母親に休みを取ってもらい娘を見てもらうことを
考えていたのですが、はしらのきず制度のお陰で家族と私の母の4人で過ごす事が出来たことは
本当に有り難いことでした。

朝早くから車で軽井沢へ向かい、車中では娘が生まれてからの一年を振り返る思い出話で盛り上がり、
家内が結婚式に出席している間には、軽井沢にある星野リゾートの一角である「星のや」という旅館に
見学にお伺いする機会にも恵まれました。

この旅館は本当のホスピタリティとは何かというものを徹底して実践している旅館として有名で在り、
弊社でも愛読している致知出版の月刊誌にも特集されており、
様々な経営者の方々や社会人が尊敬して学んでいる旅館なのですが、
何のアポイントもなしに訪問しても大丈夫なのだろうかと思いながら、
ちょっとでも覗ければという思いで立ち寄らせていただきました。

そして、看板に導かれて辿り着いた先には駐車場ときれいなロッジがあるのみ。
間違えたのかと思い、車を止めようとすると丁寧に誘導して下さるスタッフの方が
いらっしゃり、旅館の場所を尋ねると此処は旅館の駐車場で旅館はここから車で
5分ほど行った所にあるとのこと。宿泊者はここに車を止め、旅館の送迎車で旅館まで
移動するようになっているとのことでした。

ここで母が一言、「ずいぶんと不便な旅館ね・・・。」
私も最初はそう思いました。

そして丁寧なご説明のもと旅館に辿り着き、
致知出版の記事を読んで感動したことや見学をさせて頂きたいことを
お伝えすると、ドアマンの方がまるで星野社長であるかのように自信と自負を持って
感謝の言葉を私たちに頂けました。また、それだけではなく特別に案内係をつけて頂き、
旅館のご説明をして頂けました。
その時のご説明の中で印象的だったのが、駐車場が離れている理由でした。
「お客さまに日常を離れてゆったりと過ごして頂きたい。その為には、車やコンビニなど
日常の便利なものは出来る限り排除したい。そしてその不便さを十分に補えるおもてなしを
私たちスタッフがさせて頂くことで、お客様にその価値を感じて頂きたいのです。」
というお言葉でした。

「星のや」の大切にしていることは、これやっています、こんな施設です、こんなお料理ですといった
看板で表現できるようなサービスではなく、お客様一人一人との一期一会のおもてなしの心。
それは、こちら(旅館)が用意している看板(サービス)ではなく、相手(お客様)が望んでいることに対して、
人として何が出来るのかという根源から考える、心の通ったホスピタリティなのだと学ばせて頂きました。
だからといって、決して相手の望むもの全てを叶えるのではなく、星のやの理念は忠実に守る。
ですので、お客様に日常を離れてゆったりとして頂くためにも、見学者はロビーより先には進むことが出来ないのですと
ご説明をされた時には見学を制限されたにも関わらず、妙に深く納得したと共に、反対にその方が星のやを深く案内して頂けたことに
気づかされる瞬間でした。

家族、友人、お客様、社員、子ども。人と人とが出逢い、何か言葉を交わす時に
大切なのは、
「何をやったか、どれだけやったかではなく、どれだけ心を籠めたか。」

これは、弊社代表が私に教えてくれた事です。
子育ても、仕事も、人生全てはどれだけ心を籠めたのかが大切なのだと
今回の星のやさんのおもてなしを受けて学ばせて頂く本当に有り難い機会となりました。

母親も説明を聞いて「納得、感動。」いつかお金を貯めて泊りに来ようと誓いました。

そうして、結婚式も終わり軽井沢の街で娘のお祝いをしました。
大人たちそれぞれから一言ずつメッセージを書き、真中に娘の手形をつけた
お皿を作り、東京では触れることが出来ない自然を共に体験し帰路につきました。

この話には続きがあるのですが、とても長くなってしまったので今回はここまでとさせて頂き、
また次回続きを綴らせていただければと思います。

オルタナティブコンサルタント
 眞田海



体現

2010年10月21日

こんにちは。宮前です。

現在カグヤの女性社員には、妊婦がいます。

カグヤにとっては初めてのことで、
皆で赤ちゃんの誕生を楽しみしています。

彼女は事務職のため、1日中、座り仕事が多いのですが、

見ていると、妊婦がこれまでのように、
通常どおり働くことはやはり大変そうです。

社長からも、

「母にも子どもにも、座りっぱなしのように同じ体勢でいるより、
 1日に何度か体を横にし、リラックスできた方が良い」

という声があり・・・

社内に「妊婦コーナー」が誕生しました!!

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早速、コーナーに必要な買い物へ社長と行きましたが、

その後、私は毎日の業務に追われ、
コーナーづくりをやりたいながらも、
なかなか手をつけられずにいました。

そんな中、社長は忙しいにもかかわらず、
コーナーづくりに率先して取り組んでいました。

私は、自分のやりたいこと、大事にしたいものが
日々の業務の忙しさでできなかったことを、
残念に思うと共に、恥ずかしく思いました。

よく考えれば、
忙しさを挙げれば、圧倒的に社長の方が忙しいわけで、
できなかったのは、自分の言い訳にすぎないなと感じます。

どれだけ自分が大事にしたいものを守れるか。

現状できないなら、どうすればできるようになるのか。

そんなことに、力を入れなければ、
ただの口だけの人になってしまいます。

今では、妊婦コーナーから「モーツァルト」のメロディーも流れ、
妊婦だけでなく、私たちにとっても
なんだか心地よい環境で、働くことができています。

そしてそんな心地よさから、改めて大事なものに気付かされます。

これからは忙しい等と言い訳するのではなく、
自分が大事にしていきたいものを、
自ら体現していけるようになりたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


『答えは自分達の中にある』

2010年10月22日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日オランダからお客様が来日されました。

今回日本にいらっしゃったのは昨年10月にオランダでお世話になりました、

リヒテルズ直子さんとアナマイケ・ファンハルテンさんです。

今回は、社内研修も含めまして日本の保育園での実践(ワークショップ)ということで約1週間滞在頂きました。

ワークショップでは、アースゲームを中心に協働遊びの実践を行って頂きました。

対象者は、子どもたち、保育士さん、保護者の方でした。

子どもたちをはじめ皆さん楽しんで参加して頂いていたのがとても印象的でした。

今回のワークショップを簡単に説明しますと、

競争ではなく、協働を大切に感じて頂くという事が中心でした。

私自身がそうですが、子どもの頃の遊びを含め皆で協力し取り組むという遊びはあまりなかったように感じます。

実際に今の子どもたちの置かれている環境を考えると、

競うという事がある意味で当たり前になっているように感じます。

今私は会社で働く中で改めて相手を思いやり皆で何かに取り組むことの大事さを感じています。

逆に、一人で出来る事なんてほとんど無いことに最近まで気づく事が出来ませんでした。

競争が何を生むのか?今の世の中の様々な問題に目を向けてみると本当に考えさせられます。

今回のワークショップの体験から感じたものを園の先生方をはじめ子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。


又、今回アナマイケさんからお話し頂いた言葉が印象的でした。

アナマイケさんは今回日本に初めていらっしゃいました。

いらっしゃるまでの日本の印象は、「大人が必死で働き協働的ではない、豊かさを感じる機会がない、

自分が幸せだと感じている人がほとんどいない、自己肯定感が低い」など

何一つ良いイメージをお持ちではありませんでした。

しかし来日後の保育園でのワークショップ、又京都の鞍馬山での大自然や多くの方の心温まる対応から

このように言われました。

「答えは遠く(外)にあるのではなく、本当に身近なとこにあるじゃない」

当たり前のように仰られたこの言葉は本当に考えさせられます。

勝手な解釈ですが、答えは身近なとこ=自分達の中にあるのだと感じました。

日本人という言い方は適切ではないかもしれませんが、相手を思いやる事であったり、

自然に感謝する気持ちであったり、私たちの中には元々人として大事にすべきものが在るのだと気づかされました。

しかし、それが色々な刷り込みにより出せなくなったのだと思います。

実際に今起きている問題は深刻な問題かもしれませんが今回頂いた言葉で勇気が湧いてきました。

今回の気づきから子どもたちにもっと大切な事を伝えたり、子どもたちが生きていくために

何が大事なのか感じる事が出来る環境を残していく事を使命として、これからも社業に努めていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹



「協働の実感」

2010年10月25日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
秋雨前線が徐々に勢力を抑えつつある中、気温も変化に富む日々が続きますが、皆様体調など崩されていませんでしょうか

先日、オランダのアースゲーム社より、アナマイケ様が来日され、新宿せいが保育園や鞍馬山保育園にてワークショップを行いました。

最初は子どもたちだけで実施し、椅子取りゲームや、模倣など数々のゲームをこなし、私自身も参加することとなり、その時はクルー数名と共に輪に参加致しました。

他園からの参加者や取材に参加された方も加わり、年齢も性別も職種も本当に様々な方での一つの輪で実施致しました。

お互いで輪になり、互いの足をくっつける程近づき、顔を見合わせ、見渡すと、自分が輪の中の一部になることによって、大人でも子どもでも、男でも女でも何も関係なくなり、輪の中でどう伝えよう、そして、この人はどんなことを考えているのだろうなどの思いがこみ上げてきて、ある意味、自分が会社に属していることの前に、一人の人として参加することが出来た様に思います。

ナビゲート頂いたリヒテルズ直子様より
「日本人は名刺などの肩書きで自分を紹介しようとする傾向があるけれども、
 そんなの本当は関係ないの。
大事なのはその人自身がどうなのかということであって、肩書ではないの。
この体験をもっとして、もっと感じることで協働的になることが大事なのだと思うの」

という言葉を頂き、正に輪の中で感じたことを案内頂きました。

この瞬間には相手の事をどうこう言うのではなく、みんなで一緒に何か一つのものを達成しよう、創り上げようと思えました。リヒテルズさんの言葉は正にその通りであり、自分一人を如何に表現しようとするのではなく、もっと全体の互いが互いを認め合って、協力し合う事の方が価値のあることだということを改めて実感致しました。

そして、何よりそちらの方が楽しい。

自分が気付いたことが、今困っている一人でも多くの子どもたちに伝わることが出来るように、もっと自分から感じて、実践していくことが出来るようにしていきたいと思います。

そうすることで人を区別しない、差別しない、優劣を決めない、もっと協働的で豊かな社会が出来るように変えていきたいですし、今の時代だからこそ変わらなくてはいけないと改めて思いました。

アナマイケさんからもお送りする車中の中でこんなことを仰っていました。
「日本の方は仕事がハードでストレスを抱えて大変な中で仕事をしていて、
中々ゆとりや豊かさを感じる機会がないとお聞きしていて、
そうなのだと思っていました。
しかし、実際にお会いすると多くの場面で歓迎してくれ、楽しませてくれ、
素晴らしい笑顔を交わして下さる。
そんな素敵な方々がいる国なのですね」

アナマイケさんにとっても貴重な体験だったとのことをお聞きし、お互いに学び合うことが出来たことが嬉しく思います。

この機会を与えて下さった多くの方に感謝致します。

コンシェルジェ
瀬口拓郎


「豊かさの見直し」

2010年10月26日

先日、オランダからリヒテルズ直子さんとアナマイケさんが来日され、コーポラティブゲームを体験させて
頂き、世界がなぜ教育の中で協働的な他者との関わりを体験する機会を必要しているのか、改めて
考える貴重な機会となりました。

ヨーロッパではEU諸国の中で移住が活発に行われ、民族性や宗教観の違いを乗り越えたシチズンシップの
想像を図る意味でも幼児教育の中で、協働的な体験からの他者理解や他者支援の必要性を実感し体得されているようですが単一民族である日本では肩書や年齢、役職、雇用主と雇用される我話など、互いの立場に上下をつけ結果、権力や立場を保守したり、社会に依存したりと、コミュニケーションの障害に繋がっているように感じられます。

世界の幼児教育に眼を向けると、世界の5大保育とされている中の一つであるイタリアのレッジョ・エミリア市で実践されている保育では、今日まで協働的で豊かな営みが街文化として受け継がれ、その文化の中にレッジョ・アプローチと言われる幼児教育の独自性ある保育メソッドが確立され、子ども一人ひとりの様々な主体的な発想ややり方だけでなく、他者との関わり合い、互いの表現の違いを受け入れ合うことで、
新たな価値を生み出し、レッジョ・エミリアという街が昔から大切にしてきた文化に子ども自身が体現し、
学んでいること、OECDの学習到達度調査において世界第1位で知られる教育先進国のフィンランドでも、
日本のような幼児期からの早期教育とは真逆で、日本より幼児期を1年ほど長くとって、子どもが子どもで
いられる時期を保障し、幼児期のころに子ども同士の関わり合いや自然の中での様々な経験、体験を充実させている取り組みがあると聞いています。

日本国として経済成長を優先し、生産性や成果、所得から見た価値観が強くなった日本社会では
誰かより早いとか、誰かよりもうまくやれることが他者が自分を評価する基準になっていることが
多くあるのではないか、残念ながら今の日本社会の中では生産性が無いとされる子どもや老人、病人のような立場の人は粗末に扱われているように感じます。

現代の日本には人が人として安息し、本来の自分らしく暮らせる環境が足りていないのではないか、
よく何かうまくできない人を障害者と表現しますが、現代社会の大人達も自分らしく生きづらい障害者では
ないかと強く感じてしまいます。

20世紀の資本主義経済、生産、消費社会に限界を感じている今、もう一度、人としてどのような
生涯を生きることがよいのか、人としての本質的な豊かさの価値を自分の中でも見直していきたいと思います。

世界の一人ひとりが自分らしくよりよく生きること、自分が誰かの役に立っていることを
実感できる社会を作ることが平和な社会へ繋がるような気がします。


オルタナティブコンサルタント
 田上貴士


協働的

2010年10月27日

こんにちはカグヤの松村です。
先日、オランダからコーポラティブゲームを行う方が来日され、協働的なワークショップを実施致しました。
それは、アースゲームという誰かと競うのではなく、皆で協力しないとうまくいかないボードゲームを作られた方のワークショップでした。

ワークショップの中で一番印象に残ったのが、椅子取りゲームで、いわゆる椅子取りゲームは、音楽に合わせて椅子の周りを回って、音楽が停止された時に椅子に座り、少しずつ椅子を減らしていくことは皆さんもご存知かと思います。
しかし、このアースゲームの椅子取りゲームは座れなかったら椅子をシェアして協力して座っていくという、今まで自分の中になかった考えの椅子取りゲームで、椅子が少なくなるにつれて、より協力しないとうまくいかないようになっているものでした。

協力することで相手を知ることができ、みんなで行うゲームに対する価値観が大きく変わる体験を今回のワークショップで経験しました。

自分が今まで経験してきたゲームでは、競い合ったり、順番を決めたりすることで、劣等感を味わい、出来るものと出来ないもので判断してしまいます。
そして、その人間も当たり前のように「出来る」「出来ない」で判断してしまうようになっているのではないかと思います。
人は一人では生きていないし、生きて行けないことを考えると、競い合うことよりも協力して人との関わりを持つことが大切ではないかと思いました。
今回、このお互いを認め合うことの大切さを園に訪問した時に、少しでも多くの先生方にお伝えできればと思い、世の中に必要だと感じました。


オルタナティブアドバイザー 
松村武典


【子ども第一主義】

2010年10月28日

こんにちは、秋山です。

現在妊娠6ヵ月。

安定期にも入り、
会社、仲間、家族のおかげで、
落ち着いて過ごすことが出来ています。

ただ私にとっても初めての「妊婦」。

産休・育休中のイメージは、
自分の中でもなかなか湧かず…
徐々に焦る気持ちがあるのも確かです。

そんな中で、
改めて気付きとなったのが、
カグヤ理念である【子ども第一主義】。

今まで頭や言葉では、
分かったつもりになっていましたが、
今だからこそ「実践」だと思っています。

私がカグヤクルーとして、
「責任を果たしたい。」
そう思う気持ちは正直ありますが、

そう思うばかりで、
心を不安定にさせたり、
仕事に打ち込み過ぎたとしたら?

1番身近にいる「子ども」にとってどうだろう。

会社も仲間も私自身も、
子ども第一主義を掲げるからこそ、
理念から外れた行動は出来ません。

私達が1番大切にしている「理念」。

そのためにも、
全員のチカラを合わせて、
理解を持って柔軟に対応出来る。

そんな会社で在るために、
これからの毎日も、
楽しんで過ごしたいと思います。

          コンサルティングサポーター
                  秋山 有紀子


はしらのきず制度~家族の絆~

2010年10月29日

こんにちは、眞田です。

随分と肌寒くなりました。
朝夕の冷え込みが気になり、娘に布団を掛けますが
数分と持ちません。

前回の続きに成りますが、娘の誕生日に「はしらのきず制度」を
使わせて頂いたことについて綴りたいと思います。

子どもの誕生日に一緒に居られることの幸せは何事にも変えられる事のないものだということを
感じる日となったのは言うまでもありません。

妻は無添加の食材で子どもでも食べられるケーキを作ったり、
娘が大好きな犬の顔の料理を作ったり、好きなだけ手づかみで食べ散らかせるように
セッティングをしたりしてる傍ら、
私は部屋のデコレーションの為の風船を膨らませる作業に奮闘し、息が切れ、
風船を部屋のいたるところに紐でぶら下げようとして、足を踏み外し脛を強打する始末。

私の母は娘が大好きな愛犬ロビンを沢山の食材と共に我が家に連れて来てくれ、
妹も弟も娘の為にプレゼントを用意して祝いに来てくれました。

自分の誕生日ではなく、誰かの誕生日にここまで家族が一致団結したのは初めてであり
兄弟も母親も妻も、今までにないくらいにお互いが協力し合う機会となれた事は、
これから娘に見せる家族像としてまた一つ、良い家族に近づけているのではないかと嬉しくなりました。

子どものことを考え、子どもの為に私たち大人が一つのことを考える時、
大人同士の関わりでは見つけることが出来なかった絆や気持ちを共有できることを知り、
改めて「子ども主体」で生きることの豊かさと大切さを学ぶ機会となりました。

これからも、子どもを第一に考えることを何よりも大切に生きて行きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 眞田海