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2011年06月のカグヤクルー日記

「自分にしかできないこと」

2011年6月 1日

こんにちは、眞田です。
ついに関東も梅雨入りしました。恵みの雨が大地に降り注ぐ季節ですが、
今年は放射能のことなどもあり、いろいろと危惧することが多いように思います。


最近ですが、自分自身のテーマとして「自分にしかできないことをする」
をテーマとして掲げているのですが、どんなことが自分にしかできないのだろうと
思うと、毎日自分がやっている行動すべてが自分にしかできないものに
変えられるのではないかと感じる様になってきました。


仲間があっての自分であることを自覚すると、自分が行動することが
仲間のどういった部分の手助けとなり得るか、ということや、会社の
どういった部分に貢献できるのかと、そういうことを仲間、会社と共有して
から進めれば、自分が行動することはすべて
「自分にしかできないこと」になるのではないかと思います。


会社、仲間とも目的や役割を共有せずに、行き当たりばったりで
仕事をしていたり、頼まれたことを頼まれたとおりにしているだけでは
中々「自分にしかできないこと」には、ならないのではないかと感じています。
そういった、小さな気付きを積み重ねて行きたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
真田海


「想いを形に」

2011年6月 2日

こんにちはカグヤの白土です。
今回もお客様と関わらせて頂く中で、新たな気づきを頂きました。
それは何かと言いますと、「想いを形にする」事の大切さです。

もちろん何かを相手に伝えたいと思う際に、自分都合で相手に解ってほしいと
押し付ける事は、ただのわがままだと思います。

しかし時と場合によっては形があるからこそ思いが伝わる事もあるのだという事を
今回は感じました。今のカグヤは常に変化を求められ変化を求めている時でもあります。

お客様に変化をお伝えする際に、言葉だけでは、本当にお伝えしたい事が100%伝わる事は
かなり難しい事です。時にはお客様を傷つけたり、不安にさせてしまう事もあるのだと思います。

最近もあるお客様から、「カグヤさんは一体どういう会社なのですか?研修ではどんな事を大事に
しているのですか?」などの質問を頂きました。

それに対して、「カグヤは子ども第一主義の会社です、研修では社内で実践している見守るという事を
実践する事を大事にしています」とお答えするのですが、それを聞かれた先生のリアクションは???
という感じです。

確かに自分で話をしていても伝わるはずがないなと思う瞬間でもあります。
話しは変わりますが、私は研修の際にいつも社内で玄米クッキーを焼き、園にお持ちしています。

今回もこの質問を頂いた後に玄米クッキーをお渡ししました。もちろん先生からは、
「えっ、コレ作られたのですか?何ですか?」との質問がありました。

この質問に対しても、素直にお答えするだけなのですが、言葉で説明をするよりも玄米クッキーを
食べて頂いた方が会社で大事にしている事や、全クルーの思いが伝わるのが現状です。

もちろん玄米クッキーを焼くのには意味があり、それは理念を大切にして実践したいからでもあります。
また同時に研修の中で私たちに出来る事は本当に限られています。

まだまだ未熟である私たちが出来るのは本当にこれくらいしかないのだと思います。
日々保育で忙しい先生が少しでもゆとりを持って保育をして頂ければと思い、クッキーは
焼かせて頂いていますが、やはり言葉よりも思いが伝わるのを感じます。

間違ってもそう思ってほしいから焼いているのではありません。
ただ今回感じたのは、言葉だけでは伝えられないものもあるという事、同時に想いを形にすれば
伝わるという事を気づかせて頂きました。

今後は想いを持ち続ける事が一番大事である中で、想いを形にすることも大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「全体最適化」

2011年6月 3日

こんにちは。カグヤの宮前です。
前回、社内業務を工夫していきたいという話しに触れましたが、
全体像が見えずに働いていると、個人プレー等の自己満足的な仕事となり、
結果、会社のためになっていないということがよくあります。

以前は、自分が100%、120%の力が出すことが、会社のためになると思っていましたが、
最近では、チームとしていかに効果の高い仕事をするか、そもそも何のために働いているのか等、
考えることが増え、そちらの方が、会社にとって必要なのだと感じるようになりました。

これは、ごく簡単な算数と同じで、例えば、自分ひとりが100%の力を出すよりも、
周囲の人の力を100%引き出す方が、結果として、大きな仕事ができるのが明らかだからです。

やはり、自分のチームメンバーが100%の力を発揮しやすくできるよう、
そこに対して常に気を配り、見守り続けていくことが必要となり最終的に、会社の「全体最適化」に
繋がるのだと感じます。

自分が活躍することや、自分のパフォーマンスにこだわる等、優秀なプレーヤータイプの人は、
なかなか受け入れられない考えかもしれませんが、私は、幸いその部分があまり優秀でないためか・・・(笑)

やはり、自分個人の成果に固執したまま、全体最適化という機能を果たせず、
チーム(会社)としてのパフォーマンスが低くなるのは、避けたいと感じます。

そしてこの思考は、カグヤ社内全体におけるクルー個人においてもですが、社会全体における
カグヤの存在においても、同じことだと思います。

カグヤという会社がいくら「社会貢献」と頑張っていても、それが自己満足で、もし社会全体の
ためになっていないのであれば、やはり存在意義はないと感じます。

最近は、社内の管理システムについても検討中なので「木を見て森を見ず」のことわざにも通じますが、
全体にとって効果が高い環境が作り出せるよう、意識を持って取り組みたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「変わる」

2011年6月 6日

こんにちはカグヤの瀬口です。
人には慣れを通し、マンネリ化することがあります。
表面だけ忙しくても中身が変わることが出来ず、自分自身にマンネリを感じていました。

どう変わっていくのかということを以前は見出せず、普段の忙しさを言い訳に目を背けて
しまっている様でした。その中でも、日頃の出来事は多いので気づくことは多々あります。

しかし、気づいただけで満足していた自分がありました。
変わらなくては意味がない。
気づいても行動が変わらなければ何も意味がない。ということを考える様になりました。
今では気づいたことについては必ず次は起こさない様にどうするのかという、自分でどう行動するのか
ということを決める様にしています。

分からないことはそのままにしない様に、理解できるまで自分で調べたり、聞いたりとその分の労力は
必要になりましたが、自分の知らない事やしたことが無い事にも及び、少しずつ分野を広げていく
様になってきています。

これまでは何かを与えてもらおうと周りへの要求をしていた様に思います。

求めてばかりではなく、自分から変えていこうと思わなくてはできないことがあるということを
実感しています。

一つひとつの体験を通し、成長する事で与えられるよりも与えることの出来る生き方を目指したいですね。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「問われる新たなコミュニケーション能力」

2011年6月 7日

各地域で他園とのオープンな交流が活発になり、様々な方々とのディスカッション、
意見交換の現場が多くなっています。


そのような場に立ち会っていると、いかに他者とのコミュニケーション能力の質が
学びの質に直結しているのかをまじまじと実感します。保育現場の先生方も私と同じで20代や30代前半の若い方が多く、これまでご自身で身に付けられてきたコミュニケーションの質に差が大きくあることを感じます。


私が学生ぐらいのときからコミュニケーションツールが徐々に増えてきました。
学生のころからポケベルに始まり、卒業するころには携帯電話を持つようになり、
インターネットで何でも検索できるまでに時間はかかりませんでした。


今ではMIXI、TWITTER、FACEBOOKなど次から次へとコミュニケーションツールが
生まれ、発展しツールを通じて、いつでもどこでも人との繋がりを持てるように
なった半面、人と直接会って話を深める機会が少なくなり、対人関係は希薄になって
いることが伺え知る現代の状況として、

20代~30代の男女では64%が特定の
パートナーがいないという現状だそうです。


またインターネットの様々な書き込みサイトを閲覧すると、誹謗中傷する投稿が多く
見られますが、新たなコミュニケーションツールを与えられた利用者のモラルが追い
ついていないことを強く感じます。


明治維新以来、近代日本の教育は欧米の様々な知識・技術を日本が導入することから
始まり、江戸後期に日本で盛んにおこなわれていた和算も近代教育には取り入れられ
ませんでした。


教師側は欧米の知識を学生達に伝えることを長い間、重点を置き、学生側もそうした
知識を吸収し、テストでいい点を取ること、立身出世することが勉強や学習の目的と
なってしまう面がありました。


文化的な要因としては、日本を含む東アジアでは、例えば論語における
「子曰く・・・」のように、先生の言われることに従順に従おうという傾向があり、
歌舞伎や能、狂言といった世界でも師から弟子に伝授される関係性が継承されてきま
した。


文化的土壌では学校教育も一方的な知識の伝達に偏りがちであり、議論や対話を行う
といったことの重要性をあまり考えられなかったのだと思います。


平たく言えば直接会って「話す」「聞く」という人としてのコミュニケーションの
基本的な大前提が心を通じ合わすとなると一層、深いものになることではありますが、そこには一定の決まりのようなものがあるのだと思います。それは、他人への礼節や
他者への尊重といった習慣を育てることにあり、お互いの話しをよく聞く、傾聴する
ことが大切なことのようです。


古代ギリシャのソクラテスは人々に無知の知を自覚させたが、同時にそれを自覚させ
られた対話者達から敵視され結果、公開裁判の場でアテネ市民はソクラテスに死刑判
決をくだしその後、ソクラテスは獄中で自ら獄中で毒杯を飲んで死んでしまったこと
を思うと、正義を武器に人を非難し、追い込むことに何の意味も無いこと、人を幸せへと導くことにはならないことに気付かされます。


昨今の世界的な変化を見ても、人類にとってインターネットの普及に伴う情報化社会へ大きな変化が生まれています。情報が国家や権力を超えていくことで、今までは情報の受信者だった人が発信者へと役割が移り、モノが世界的に動くだけのグローバルではなく、本質的なグローバル時代を迎え、急速に異文化や価値観がぶつかり合い、交わっていきます。


「一体どのようにして、世界中のあらゆる地域、異なる文化から来る問題に対して
お互いに学び合い、お互い話を聞き、今後重要になってくる問題に対して、お互いに関心を持つことを可能とするようなグローバルな公民的教育を提供するのか」という問題と言えると思います。


この世の中は人が創っているということから考えれば、情報過多社会になればなる
ほど、結局のところ、人へ尊重、尊敬の念を持って向き合い、意見を交わし合うことに時間を割くことが必要になってきていること。
そこに21世紀の協働的な世界の再構築へと繋がっていくように思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「職業観」

2011年6月 8日

こんにちは、カグヤの奥山です。

カグヤのこだわりの一つに名刺があります。
クルーの名刺には、それぞれの職業観が書かれています。
この職業観は、社長からの質問により導かれます。

職業観はその人の生き方や、あり方までを示しその人が何を大切に
したいのかが見えてきます。

先日、私もその時間を頂きいくつかの質問に答えていきました。
心理テストに答えるように質問が進んでくと、社長から「それだね」と一言。

私の職業観とは、“職業観として、「正直に生きる」ことが大事だと思っています。
このままだと、「思いやりに欠け誰かを傷つけてしまう」からです。
だから私は、「自分らしくいる」ことを仕事にしています。
これが私の信条です。“

このことが、私の職業観であり今後名刺に添えられます。
何のために働くのかを表せることは、自律した大人である一歩ではないかと感じます。

働き甲斐や、生きがい、誰かのためにという想いを感じることは、
働く中で幸せを感じる瞬間だと思います。

社会人一年生、名前と顔とそして職業観も覚えて頂けるような、「自分らしさ」を
出していけたらと思います。

「たくましさ」と「優しさ」という意味を込めて両親がつけてくれた、
「卓矢」という名前。

自分自身の生き方が名前に現れると思うと、この名前に恥じない行動、
カグヤの一員として、大人として心を大切にした働き方をしていきたいと改めて思います。

「自分らしく」働くと、「見守る」環境に繋がる。
そんな働き方をこれからしていきたいと思っています。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「理念そのもの」

2011年6月 9日

「理念そのもの」

こんにちは、秋山です。
産前休暇を頂いておりましたが、2月23日に元気な男の子を出産して、
現在、育児に奮闘する毎日です。
まだ本格的に仕事復帰はしていませんが、我が子と過ごす毎日の中から、
発信出来ることを記事に綴りたいと思います。

約10ヵ月間の妊娠。
心待ちにしていた出産。
そして共に歩む生活。

子どもの存在によって、感じること、考えること、気付くことが、
以前よりも溢れているように感じます。

これは1番身近な子どもが、泣くのも笑うのも、
素直かつ一生懸命な姿に、感化された結果かもしれません。

カグヤクルーの一員として、育児は日常であり、
理念そのものだと捉えて、これからも子どもと向き合っていきたいと思います。

                          コンサルティングサポーター
                         秋山 有紀子


「自然に触れる」

2011年6月10日

こんにちは、眞田です。
梅雨に入ると、時折訪れる晴天の日の有難さが良く分かって
良い季節だと感じます。

梅雨の語源を調べてみますと、中国から伝わったものであることが
分かります。

「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で、中国の長江流域では、
「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説。

「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で、
「黴雨(ばいう)」と呼んでいたが、カビでは語感が良くないので
同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説。


その他諸説あるようですが、私はどうも前説の梅の実が熟すころに降る雨
という印象が強いです。

私は梅雨が来ると思うと、梅酒作りのことを思ってしまいます。

小さいころの記憶を辿ると、面白いことに気付くのですが、
私の友達の家は、各家庭で梅酒を作っていたことを記憶しています。
また、ある友人の家庭では梅ジュース(アルコールのないもの)も作っていて、
それがおやつに出てくるのが何よりもご馳走だと感じていたことを思い出します。

というわけで、今年も梅酒作りの季節です。

人間だって自然界の一部。
そうであれば、やはり自然のリズムと一緒に生きることが
健康で、幸せで、人生を豊かに楽しめるように感じます。

季節を感じ、季節のものを自分たちで作り、それを美味しく頂くこと。

そうやっていくことで、自然の循環の中に戻っていける様に思います。

美味しい梅酒を作ることが大切なのではなくて、
自然と共に生きるという事の意味を感じることを大切にしていきたい。

子ども達にとって、山に行くことや海に行くことだけが
自然に触れるという意味ではないのだと改めて感じます。

子ども達の為にも、自然の循環を表す行事、習慣、風習を
自分自身がまずは学んでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「どんな時も理念から」

2011年6月13日

こんにちは。カグヤの宮前です。
先日、以前勤めていた会社の同期の結婚式に出席し、
久しぶりに、当時の仲間たちに再会しました。

そんな中、「今何をしてるの?」と、よくある質問をされたのですが、
ついつい、「保育コンサルの会社で、主に内勤全般かな。」と答えてしまい、
とっさだったとはいえ、本当に自分が伝えたかった、仕事内容や働き方について、
到底伝わるはずもない答え方をしてしまったと、残念な気持ちになりました。

仕事について話す時、職種を話すと、なんとなくイメージもしやすく、
楽に伝わるような気がしていましたが、本当に伝えたいことは、
むしろそんなことよりも、会社や「見守る」ことの価値であり事実、
それが伝わった時は、自分も嬉しい気持ちになります。

私は、何かを説明するのがあまり得意ではありませんが、
やはりこのような質問に対してしっかり理念から答えられる自分で
ありたいと感じました。

理念を大切にしている以上、仕事だけでなく、日々どんな時であっても、
理念からの発言、行動が自然とできるようにしっかり言葉にする訓練や、
コミュニケーションをあきらめないこと等、実践していけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ゆとり」

2011年6月14日

こんにちは、カグヤの白土です。
今回のテーマは今の私自身の課題です。
今カグヤでは社内の様々な体制を見つめなおし改善しています。
そんな中で自分のゆとりがなくなっている事に改めて気づかされました。

本来であれば子どもの事、そしてお客様の事を考え続けた中で、
最善の関わりとは何かを考えながら行動すべきですが、いつの間にか自分自身に
ゆとりがなくなり、自分の為の仕事になってしまっていた事に最近気づかされました。

結果的に仲間のクルーと本当の意味での信頼関係を築く事も難しくなります。
実際にコンサルタントとしても大事なのがゆとりだと思います。
現場の先生が沢山の悩みをかかえていらっしゃるなかで、
もし私にゆとりが無ければ目の前にいる先生が本当に心を開いてくれるか?
答えは簡単な事だと思います。

立場が逆で私がもし仕事で悩んでいたとしたら間違いなく
ゆとりがないコンサルタントには相談はしないと思います。

そういう意味でも日々ゆとりを持つための環境作りの必要性も感じます。
又同じ悩みを園に訪問した際に現場の先生からもお聞きします。
実際に「もっとゆとりをもって子どもたちと関わらなければ・・・」
という声をよくお聞きします。

保育の現場では、「先生がゆとりがなくなれば、子どもの事を見守る事が出来ない、
いつの間にか大人主体の関わりになっている」という御話しもお聞きします。
やはりゆとりがなくなれば、物事を正しく見る事も判断する事も出来なくなる
という事を感じます。

何か起きれば深く考えずにただ対処してしまい、その事に満足してしまっている
自分もいます。

しかし大事なのは、何か起こるとか起こらないではなく、
常に正し良い判断や行動が出来るようにゆとりを持つ事だと思います。
私自身まだまだゆとりを持つための実践はうまくいっていませんが、

自分の実践が園や子どもたちに繋がる事を信じて、
ゆとりを持つための実践と環境作りを自分から行っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「質を高める」

2011年6月15日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。

仕事を通して対価を頂く。
このシンプルでありながらも追及すると難しいことに対して、
自分が実施する仕事に何が提供できているのかということを考えておりました。


仕事として提供する以上、自身には「プロ」としての対応が求められます。
「プロ」とは一体どういうことを言うのでしょうか。
高い技術力、正確性などのスキルもそうですが、価値を提供できる事を
指すのではないかと思います。


専門性をどこに持っているのか、一体何のプロフェッショナルなのか、
知識や技術が精通しているのは勿論のこと、ただ能力が高くてもいいという
ことではなく、効率や効果を考え、周囲へアウトプット出来る事と思うのです。


教育やサービスの分野を例として見ても、どうしてその様になるのか、
するためには理由があることをちゃんと説明できることが重要の様に思います。


それは上記の事を伝えていく上でも一定の到達点からの逆算をし、
そこに向かうために必要なステップを認識し、実行に移すことで達成までの
責任を持つことと言えるのではないでしょうか。


目の前の事をただ情緒的にこなしていてはプロとは言えず、お客様へのサービス・
価値の提供とは言えないことである事と感じます。
一つひとつの行動にも表れますが、情緒的になり、ただ行うことが優先されてしまう
と不測の事態などに対処することもできません。


プロの中でも段階の差や違いはあることかと思いますが、
安心や価値を提供することが出来る様に、驕らずサボらず、
必要なことをしっかりと学び、自分の取る行動が価値の表れでもあることを
自覚して日々の行動の質を高めていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント 
瀬口拓郎


「共感」

2011年6月16日

日頃、多くの園へ訪問させて頂き、先生方のお悩みをお聞きする機会があります。
人それぞれお悩みは様々ですが、お悩みに大小は無く、一人ひとりの重要な
問題であること。


自分にできることはまず、お悩みを深くお聞きすることしかできないこともありますが、
わかった気になっていると相手の気持ちになること、心から相手に寄り添い、
傾聴することもできないことを感じます。


人は自分の立場から考え行動しているので、自分の都合が生まれ、相手の心に
寄り添うということ、共感することが難しくなるのだと思いますが、
きっと自分が感じていることよりも苦しいことを持っていらっしゃるということを
心に留めながら、寄り添っていけるよう、尊敬の念を持ち、敬い、
尊重することが互いの共感への第一歩だと考えます。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「教師期待効果」

2011年6月17日

こんにちは、カグヤの奥山です。
教育心理学における心理学行動の一つに、教師が子どもに期待をすると成績が向上する
「教師期待効果」という効果があります。

以前、竹取新聞にも書きましたが中学時代の部活の顧問から「この学校で一番信頼している」と
言ってもらったことがあります。

また、大学のある一人の教員には、よく食事に連れて行ってもらい朝まで夢を語りあったり、
先生の生き方に惹かれるところがあります。

こうした出会いや言葉かけは、多感な時期に気持ちを十分に満たしてもらったように思います。
カグヤに務め始めて2カ月ほどですが、気持ちのどこかで先生になりたかったのかもしれないと
思う時があります。

先生になりたかったというのは、学校で授業を教える先生という意味ではなく、先生みたいに
自分も子どもたちに心に残る言葉や、生き方を見せたいという気持ちのものです。

期待されたらその気持ちに応えたいと思うあの気持ちは、何とも表現できない感じです。
何か込み上げてくるような感覚で、抑えきれなくなるような不思議な感覚です。

カグヤでもお互いの尊敬しているところを伝え合うことがあります。大人であっても褒められると
嬉しいものです。相手から自分がどのように映っているのかと、認識することも出来ますし、
褒められると次の行動に循環していきます。

根拠のない期待ではいくら言葉を掛けられてもやる気は湧いてきません。小さな出来事でも、
大切なことと捉え伝えることが重要なことではないかと感じます。

子どもたちの持つそれぞれの善さを、言葉で伝えたい。伝えるためにじっくり見ていきたい。
私も先生のように期待だけではなく、子どもたちを信じ見守っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「子どもの吸収力」

2011年6月20日

こんにちは、秋山です。
生後3ヵ月になる息子は、徐々に五感が発達してきたのか、
あらゆるモノから刺激を受けています。

「音」であったり「色」であったり、
「物」であったり「人」であったり。

一緒に過ごす大人として、キッカケを1つでも多く、
作りたいと思っていましたが…

子どもの吸収力は、大人の想像以上。
何を用意しなくとも、何を説明しなくとも、
目の前のものに果敢に向かっていきます。

それは特別な「玩具」や「絵本」でなくとも…
「風」であったり「花」であったり、
「自分の手」であったり「誰かの声」であったり。

刺激を受けて何度も向き合って、吸収(=理解・成長)する。

小さいながら、このシンプルな繰り返しを、
もう知っているのだと気付かされます。

そんな頼もしい姿をしっかりと目に焼き付けながら、
成長を見守っていきたいと思います。

コンサルティングサポーター
秋山 有紀子


「梅酒作り」

2011年6月21日

こんにちは、眞田です。
前回のブログでも書きましたが、丁度梅酒作りの季節という事もあり、
休日を使って梅酒作りをしました。

とはいっても、梅酒作りはとても簡単で、
大した工程があるわけではないのですが、
昔、父がやっていたものを思い出してちょっと、
時間を掛けて作ってみました。

梅のヘタを取って洗い、水気を取り、
保存する瓶も洗って、水気を取る。
そして、容器の中に入れてつけていくのですが、
今年はその水気取りを、布でふき取るのではなく
天日干しで行うことにしました。

手間も時間もかかる作業ですが、太陽の光や自然の風の中で
水気を飛ばすことで、カビが発生する可能性がぐっと低くなるようです。

ベランダに新聞紙を敷いてその上に一つ一つ梅干を
丁寧に置いていく作業をしていると、
隣で1歳8か月になった娘が
置かれた梅干を丁寧に溝へ転がしていきます。
私がしていることを楽しそうに興味を持って、
近づき、転がしたり、匂いを嗅いだりしています。

お蔭で一部の梅干は傷ついてしまったので、傷ついた梅干と
そうでない梅干と2種類の梅酒を作ることにしました。

私自身、そのような作り方は初めてなので
味の違いを学ぶことが出来るきっかけとなりました。
娘のお蔭で今後も色々と学ぶ機会が増えるのだと思うと有難いですね。

こういったことも、継続していくことが大事なのだと感じます。
毎年の気候の変化、自分自身の変化、様々なことを継続することで
感じることが出来ます。そして、自然を少しずつ学んでいくのだと思います。

そういった、自然を学ぶことが出来る習慣を、
今後も大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「余裕」

2011年6月22日

こんにちは。カグヤの宮前です。
余裕を持つことの大切さは、以前からも感じていましたが、
最近特に考えさせられる出来事がありました。
社内の「ネムノキ」が枯れてしまったのです。

最近は、自分自身余裕がなく、社内の植物を気にかけることが、
以前より極端に減りました。
そんなこともあってか、その変化に気付けていなかったのです。

葉が乾燥し、うなだれている姿は、なんとも悲しいものでした。

植物が枯れてしまうことにも気付けなかった私は、
一体、何を大切にして働いているのかと反省しました。

今回植物を通して、改めて大切なことに気付かせて頂きましたが、
きっと、子育て含め、家族や大切な人に対しても同じようなことが
言えるのだと思います。

目の前の仕事も勿論大切ですが、きちんと何のための仕事なのかと
大切なものを見失わない仕事にしていないと、取り返しのつかないことに
なるのだと感じます。

全ての葉を落とし、生き返るのは難しいかもしれませんが、
毎日気にかけて、復活を信じたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「園の下の力持ち」

2011年6月23日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日研修に入らせて頂いている園に伺いました。
その中で数名のファシリテーターの方に、

園の近況を伺ったのですが、
何故かある先生からは、カグヤという会社に出会って…
という事でカグヤに対する思いを頂きました。


あまりの突然の発言でびっくりしたのですが、
その先生からは、
「カグヤさんとは、いつも一緒に頑張っている感じがします」
「まるでいつもいる職員のように」
「いつも勇気を頂きありがとうございます」と言って頂きました。


私は研修では社内でやっている実践しか間違いなくやっていないのですが、
会社に対してそのように感じて頂いている事を、本当に嬉しく思いました。


実際に研修では私は周りの仲間であるクルーにいつも助けられています。
いつも相談に乗ってくれる社長や仲間、
園への思いを大事にしてくれる仲間、
この思いがあるからこそ全力で安心して研修が出来ているのだと思います。


以前もお書きしたかもしれませんが、私の中のミッションとして先生方に、
今の仕事に対して働き甲斐、遣り甲斐、楽しさ、幸せ、笑顔を
絶やさないでほしいと常に思っています。


又、私自身がカグヤで働いて本当に良かったと思えるようになりたいと思うのと
同時に先生方には絶対に保育士になって良かったと思って頂きたいと思います。


私は保育という仕事に直接は携わっていませんが、
本当に素晴らしい仕事だと思います。


私自身も会社も、まだまだ日々課題だらけですが、
これもいつしか子どもたちに繋がる為の道なのだと思い
頑張っていきたいと思います。


又、自分のミッションをしっかりと持ち、
「園の下の力持ち」の在り方を大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「目線は高く」

2011年6月24日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
普段、お客様からのサポートを実施する中で、
お客様からのご要望にどの様にお応たえしていくのかと
プレイヤーとしての自分自身がありますが、
仕事をする上では、プレイヤーとしてできればいいということだけではなく、
どう周りと足並みを揃えていくのかという事や、
組織全体が何を目指そうとしているのかを理解して進めていく事など
周囲との関わりというものが重要であることを実感します。


自分がいったい何を目指しどの見地から物事を考えているのだろうか

目の前のことが出来る様になることなのか

チームの動きをどう良い方向に導くのか

事業や組織全体を見ようとしているのか

社会の変革へ向けて動いているのか

など見ていく目線というものも人によって違ってきます。


自分の見ている目線により全くもってその次の行動が変わり、
何かの動作や作業を超えたものが必要で、仕事を通して何をするのか
という目的を持つことが大事である事を実感します。


当然目の前の事をまずはこなす様になるということが大事ですが、
自分で持つことの出来る幅を広げて、目線を上げていくことも
目標や目的によっては必要になってきます。


まだまだできないことも多いのですが、一つひとつをこなし、
現状に甘んじるのではなく、常に高い目線を目指していける様に
取り組んでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「協働する力」

2011年6月27日

カグヤ社内では今、仕事を皆で進めることを大切にしています。
今、自分自身でも気をつけていることですが、誰か一人が担当として
任せるのではなく、自分だけが知っていればよい、自分だけで完結する
ような仕事をして、他の人は知る余地が無く、共有する機会がない仕事の
進め方をしないように心がけています。


仕事を共有すること、各クルーの思いや現状の心境を知ること、
共有、共感するには自ら、積極的に相手の仕事のお世話をすること、
お手伝いをすることで、自分のできることが見え、
自分の活かされる能力を知ることになるのだと思います。


また個人と公人の仕事の進め方、考え方の違いを理解することにも
繋がるのだと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「見守る実践」

2011年6月28日

こんにちは、カグヤの奥山です。
子ども第一主義の会社として、子どもと直接かかわる機会を大切にしています。

学生時代から続けている学習ボランティアも3年目を迎えました。

今一緒に勉強している彼に初めて会ったのは、小学校を卒業したばかりの時でした。

あれから2年経ち、今年高校受験を迎えます。

身長が伸び、声変わりもし、友達のことや恋愛、
そして進路と、たくさんのことに悩んでいます。

初めて会った時は、ゲームやマンガの話ばかりでしたが、
今は進路の話と、時の経つ早さと成長ぶりに驚かされます。

よく「もし~だったら」という話をします。
もし100万円あったら、もしあの時に戻れたら、
もし……。

もし~、と「今」の不安から逃れようとする気持ちに触れると、
将来への不安について考えさせられます。

今の友達と卒業後離れてしまうこと、進路そして受験。

自分で決めなければならない、その姿を見ると初めて会った時の
あどけなさが残る少年から青年への成長が頼もしく見えます。

今私に出来る事は、心から見守り応援すること。

「もし~」の世界に戻ることの出来ないからこそ、
今しかない「今」を一緒に成長していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「子ども同士」

2011年6月29日

こんにちは、秋山です。
先日、生後3ヵ月になる息子を訪ね、
生後10ヵ月の子が遊びに来てくれました。

同級生とは言え「7ヵ月の差」は大きいもの。

まだ首も据わらない息子を横目に、
大きな声を出したり、
ハイハイを見せてくれたり、
親としては今後が一層楽しみになりました。

そして次の日のこと。

息子は今まで出なかったような、
大きい声を出すようになり、
足のバタバタが強く激しくなりました。

これはきっと昨日の友達から刺激を受けた証拠。

大人では伝えられないことが、子ども同士であれば、
言葉や理屈を超えて交流出来る。

まだ家族と言う狭い世界に居る息子が、
同じ世代の子から刺激を受けたのは、
社会を知った記念すべき第一歩なのかもしれません。

これからも息子の「初めて」を、
見逃さずに見守っていきたいと思います。

コンサルティングサポーター
秋山 有紀子


「避難訓練」

2011年6月30日

こんにちは、眞田です。
梅雨も深まり、湿度と気温も高まって参りましたね。
扇風機の活躍の機会が多くなってくるのだと思いますが、
直接風を当てると風邪を引いてしまうので空気の通り道を
作ったり、壁に当てるなど工夫が必要ですね。


何か、扇風機の良い活用方法など在りましたら、
是非ともお知らせ下さい。


先日、会社の代表として防災訓練を受ける機会を頂きました。


今回の震災を受けて感じたのは、自分の命を守れなければ、
家族の命、周りの人の命を守ることは出来ないという事でした。


皆がそれぞれ、まずは自分の身の安全を確保する行動を知っていること。
そして、周りの皆を助けるための行動を知っていること。
それが大切なのだと感じます。


防災訓練では、ビルの避難経路の確認とシュミレーションを行い
その後に、要救護者への意識確認から協力者・救急車の要請、気道確保、
AED(自動体外式除細動器)の取り扱いなど、救急隊が来るまでの
一連の行動を学ぶ機会を頂きました。


それまで、AEDの使い方なども全く分からなかった私は今回の訓練のお蔭で、
大人用、子ども用の使い方などしっかりと学べたことは、カグヤクルーとしてまた、
家族を守るものとして大きな自信へと繋がりました。


この学びを会社、家庭に還元していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海