TOP今日のカグヤクルー日記 > 2011年12月

2011年12月のカグヤクルー日記

「思った通りになる」

2011年12月 1日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
最近では朝晩と寒さが出てき、季節が移ろいで行く様子を肌で実感します。
皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
乾燥する事も度々あり、どうぞ御身体ご自愛ください。


日々、多くのお客様と接することで、人の思いというものに触れる機会を頂いております。
皆様と接する中で、どの様な思いを感じて園を運営されているのか、
今が充実している、不満を抱えている、今を維持したい、今を変えていきたい、
今の世に憂いを感じているなど実に多くの思いがあり、その一つひとつに個性が顕れています。


思いや形は様々ありますが、自分はどうなのかと自身のあり方というものを考えさせられます。


自身に返して言いますと、自分で感じていたこと、抱いていたこと、思っていたことは、
その通りに現れるものだと思います。


「目は口ほどにものを言う」という言葉もありますが、
思ったことはその通りに表面に現れ、結果として行動に出る様に思うのです。


一つひとつの思ったことが積み重なり、自分という個を形成するのでしょう。
自分の望む行いをしたければ、日々の何気ないことからも自分の納得の行くことが
やれる様に注意し、油断や怠慢が無い様に心がけていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「年輪経営」

2011年12月 2日

先日、歴史資料館へ足を運んだ際に、地元で長い間、守り神とされてきた大樹の
切り株の断面が展示してありました。


その展示は切り株の中央から外に向かって矢印が引かれ、約800年の間でどこの年輪が
どの時代だったのかを表示してあり、歴史の経過を年輪で感じさせてもらえるものでした。


また、年輪が詰まっている部分と間が空いている部分の違いに気候の差、寒暖の差が
あるとのことで、年輪が詰まっている何年間はとても寒き年が続いたことが歴史資料にも
残されているとのことでした。


私はこの年輪の展示を見て直ぐに、伊那食品工業の年輪経営を思い浮かべました。
急な成長を求めない、安定した持続可能な会社経営を年輪に例えた経営理念ですが、
カグヤでも同じようなことが言えるのだと思います。


年輪はカグヤで言えば、クルーの成長を意味し、クルーの成長が会社の発展となり、
クルーの成長幅によって会社の展開力となる。


このクルー日記も実践の一つですが日々の実践で気づき、学ぶことで初めて、
園の先生方へ価値として提供していけること。
自分達の実践がカグヤの価値であり、カグヤそのものだと実感します。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「問いの環」

2011年12月 5日

こんにちは、奥山です。
季節も刻々と移り変わり、秋から冬へ季節が巡っているのを
身をもって感じます。


日々の気づき、純粋に何でだろうと思う気持ち、
興味を持って調べたくなるワクワク感、
次から次へと新しい発見をするたびに、
自分自身で考えることの楽しさを感じます。


考える楽しさを感じるようになったのは、カグヤの理念で言う
「本当は何なのか」から考えるようになったからだと感じています。


誰かが言ったこと、本に書いてあることをそのまま受け取るのではなく、
本当は何なのかを考えること。


考え続けていると、もともと何を考えていたのか分からなくなり、
答えが見つからず陥ることもありますが、考えが降りてくるあの表現し
難い感覚や、自分自身で物語を作り創造しているときあの感覚は、
考える中で味わえる感覚だと思います。


不思議に思う気持ち、何でだろうと感じる心、当たり前を疑う問いを持ち、
本当は何なのかから考える、遊び心と物語を創る気持ちを大切にして
いきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「思い出のクリスマスソックス」

2011年12月 6日

こんにちは、秋山です。
気付けばもうすぐ12月。
街にはイルミネーションが灯り、
クリスマスを意識せずには居られません。


先日実家へ行くと、私が子どもの頃に使っていた、
クリスマスソックスが飾られていました。


このソックスは母の手作りで、幼い頃は贈り物を入れるために、
枕元に置いていたものです。


懐かしくなって中身を覗いてみると、そこには私が子どもの頃に書いた、
サンタさんへの手紙や、クリスマスの絵が入っていました。


昔は「贈り物入れ」として、そして今では「飾り」として、
活躍しているクリスマスソックス。


その中に両親が想い出を、隠し残してくれていたことが、
とても嬉しく心が温まりました。


両親が私にしてくれたように、私も息子にクリスマスソックスを作り、
想い出を残していきたいと思っています。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「澄んだ心と触れ合う事」

2011年12月 7日

こんにちは、眞田です。
急激に空気が冷たくなりました。冬がもう来ていることを感じます。


前回のブログにも書きましたが、冬の太平洋側は、乾燥した空気のお蔭で
とてもよく景色や星が見えます。


先日の休日に、家内が友人の結婚式に出るというので、子どもと出かけた際にも、
海の向こうに驚くほど大きな富士山が見えました。

子どもも、「あぁぁぁ!!!おっきいやまぁぁぁ!!」と
目をまんまるくして指さし、驚き、喜んでいました。


いつも、富士山はそこにあるにもかかわらず、状態によって見えたり見えなかったり。
また、見えていても、あの驚き方を見ていると、私と娘ではきっと見えている富士山は
違うのだと思います。


空気が澄んでいる時に見える世界が違うように、心が澄んでいる時に見える世界も
違うのだと感じます。


子どもはいつも心が澄んでいて、挑戦する事を怖がらず、
いつも真剣で、心のままに行動しているように感じます。


その子どもをみて、私自身、心のままに常に行動できているだろうかと
自問自答をする機会が最近増えていることを実感します。


自分を偽らずに素直に振り返ると、心のままに行動することを
難しいと思っている自分や、そうしたら世の中やっていけないだろうと
どこかで思い込んでいる自分がいることに気付きます。


そして、気付くのは、難しいのでもやっていけないのでもなく、
ただ心のままであり続けることを何かの理由をつけて
諦めているだけであることに気付きます。


気付いても、行動に移さなければ変わるわけでもありませんし、
気付きに対しての行動がまだまだ追いついていないのが現状ですが、
一つ一つ、子どもに教えてもらい、そして一つ一つ行動に移すこと。


そういう機会が持てるというだけでも、本当に子どもと触れ合える環境というのは
有難いことだと心から感じています。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「ドイツ研修3」

2011年12月 8日

こんにちは。宮前です。
前回から引き続きドイツ研修についてですが、今回は、お土産での交流についてです。

毎年、参加者が事前に手分けして、日本からお土産を用意するということで、カグヤからは
「日本らしさ」を大切に、江戸時代から300年続く老舗の伝統的な爪楊枝と、
(http://www.saruya.co.jp/)抹茶セットをお渡ししました。

抹茶は実際に点てて飲んで頂き、おもてなしを楽しみましたが、子どもたちも興味津々で
どんどんと集まり、より親交が深まったように感じます。

またドイツの子どもたちからも、手作りの製作物や松ぼっくり等、お土産に頂き、
とても嬉しく、温かな気持ちになりました。


これはどこの園でも感じましたが、お土産には、場が和んだり、互いの距離が近くなるような
効果がありました。


やはり「もの」自体というより、それに込めた「心」を感じるので、喜びが一層増すのだと感じます。


ドイツに限らず、日本でのお土産や贈り物等も同様に、相手のためにと、心を込める程に、
交流が深まり豊かさが増すように感じます。


そんな「心の通い合い」を大切にしたいと、改めて感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「今年のテーマ」

2011年12月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。
いよいよ今年最後の月となりました。今年は1月にクルー全員で一年のテーマを
漢字一文字で表しました。


ちなみに私の一文字は「新」です。
常に新しいものに、新しい気持ちで、新しい自分でという事でテーマを新にしました。


未だ振り返るには早いかもしれませんが、今年最後の月、改めて今年のテーマの
集大成として大事に取り組んでいきたいと思います。


今年は、特に新たな自分でという事を大事にしてきたのですが、
正直なところ、頭では新しい自分に生まれ変わりたいと思っていても
行動自体が過去のままになっている自分に、気づかされた1年でもあります。


しかし、新しい自分に生まれ変わりたいという気持ちだけは、
持ち続け強まってきたように感じます。


変わるという事は大変な事ではなく、次のステップへ行く為に、
今の場所から卒業する事だと私は思っています。


実際に仕事を行う中で課題は多くありますが、それは会社が成長の道を
歩んでいるからだと思います。
周りを自分に合わせるのではなく、周りの為に自分が変わる方を大事に出来る
自分でありたいと思います。


今年も残すところ1ヶ月となりましたが、今一度テーマに立ち返り、
一日一日を大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「自分を奮い立たせる」

2011年12月12日

皆さんこんにちは。カグヤの瀬口です。
いよいよ12月に入り、寒さも一層深まってきました。
12月は師走(しわす)とも呼びますが、一説にはお坊さんが御経をあげるため
家々を忙しく走りまわっていたことが語源だと言われていますが、
企業では年末決算のある会社、保育園や幼稚園では季節の行事の実施など、
関連する企業や団体を含め、通常よりも慌ただしくなってしまいます。


忙しくなると余裕が無くなり、やらないといけない事からも逃げだしたくなってしまいます。
やりたくないから逃げることもありますが、一度逃げてしまうとどんどんやりたくなってきます。


すると段々と追われて来るようになり、重さを増していく始末。
忙しいと思える時にこそ、ゆったりと余裕を持ちたいものです。


だからこそ、自分を奮い立たせるなど、工夫して行動に移せるまで取り組む
必要があります。
甘えていた自分を乗り越えた時には、たとえどんな内容のものであっても晴れた
気分を味わうことができました。


やりたくないものからやる様にしないといけませんね。
自分が出てしまうとつい、逃げ出したくなってしまうから何とも弱いものです。
何かしらの言い訳を理由に甘えない様に注意したいと思います。


やらずに失敗するより、たとえ何を言われようともやってから失敗できる様に
していきたいと思います。


皆様におかれましては、今月は行事や仕事の整理、施設の清掃等、何かと大変かと
思いますが、清々しい未来を切り拓けるようにお互い頑張りましょう。


寒さや乾燥する日が続いています。
どうぞお体ご自愛の程をよろしくお願い致します。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「自由のかけ橋」

2011年12月13日

先日、オランダから来日されたリヒテルズ直子さんの「祖国よ、
安心と幸せの国となれ」出版記念講演会「子どもたちの未来のために、
日本再生を考える」にクルー一同参加させて頂きました。


今、日本が直面している原発問題や雇用問題などを、これまでのオランダでは
どのように向き合い、打開してきたのか、具体的な取り組みを基にご紹介頂きながら、
これからの日本のあるべき姿や復興への方向性などを示して頂きました。


最後に参加者からリヒテルズ直子さんへの質問に、どうすれば日本に自由が
得られていくのかとの問いに、先ずは目の前の人の話を聞くことから「自由」が生まれ、
始まるのではないかとのことでした。


リヒテルズ直子さんの返答をお聞きし、すぐに思い浮かべたのが、
「愛されることより愛することを。理解されることよりは理解すること」という
マザーテレサの言葉でした。


自他の区別を無くし、互いを認め合い、支え合える世の中をつくるお手伝いを
これからも、社業を通して行っていきます。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「修身教授録」

2011年12月14日

こんにちは、奥山です。
先月から森信三先生の「修身教授録」を一日一章節ずつ
読み進めています。

読み始めたきっかけは社内実践である、社内木鶏からです。


社内木鶏とは、人間学の情報誌を読み、それぞれの感想から気付きあい、
考えを深めていく時間を設けています。
その際に森信三先生の特集が組まれ読み始めるきっかけとなりました。


「一日は一生の縮図なり」「人生二度なし」など、どこかで聞いたことのある言葉ばかりですが、
誰の言葉かも知らず、社内での取り組みがきっかけで、森信三先生を知る機会となりました。


一日の振り返りとして、「修身教授録」を手に取り感じることは、その日一日の出来事が
森信三先生の優しい言葉、時に熱の籠った言葉が、落ち着いた気持ちにさせ、
一日を振り返えれているように感じます。


一日を振り返ると、先生の「一日は一生の縮図なり」が頭を過り、善い一日だったと
思う日もあれば、不平不満を抱いた一日だったと思う日もあります。


どのような一日であっても、自分自身に問いかけることの大切さ、明日はどのような
一日にしたいのか、「一日は一生の縮図なり」と思うだけでも気持ちがすっきり
することを感じます。

上記の写真は、森信三先生のしつけの三原則が書かれたカードを、
「三つの実践」としてある園からの戴いたものです。


当たり前のことが書かれていますが、当たり前のことを当たり前に大切にすることは、
本当に忘れてはいけないと感じます。
頭で分かっていること、何度も聞いたことがあるほど意外と忘れてしまうものだと思います。


園から頂いたカードはいつも、社内のテーブルの真ん中に置き、見えるところに置いています。
見えるところにあるにもかかわらず、気持ちに余裕がない時にそのカードに気が付くと
自分自身、ハッとさせられます。


「修身教授録」も折り返しを迎え、年内には読み終わる予定です。
一度読み終わっても、何遍も何遍も読み続けてこそ価値のあるものだと感じています。


今日も一日を振り返り、自分がどう在りたいのか明日につながる一日を過ごしていきたいと
思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「相手に応えること」

2011年12月15日

こんにちは、秋山です。
先日久しぶりに、38度を超える高熱を出し、
一週間ほど寝込んでいました。

母親と言う立場での初めての高熱。

身体の節々が痛くなり、食べ物・飲み物が喉を通らず、
起きても寝ても息苦しい。

そして何よりも堪えたのが、生後九ヶ月になる息子に対して、
「応えられないこと」でした。

傍に寄り添うことも、笑顔を向けることも、抱き上げることも、
いつも通りには出来ないもどかしさ。

焦る私を察してなのか、息子はいつも以上にゆったりと、
私を労わるように過ごしてくれましたが、「応えたい」と思っても、
「応えていない」のであれば、それは思っていないのと同じであると、
改めて自らの心身を正す一週間となりました。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子
 


「自転するということ」

2011年12月16日

こんにちは、眞田です。
先日は皆既月食がありました。
一人夜空を眺めに玄関に向かおうとするとその足音に気付いた娘が
起きてしまい、結局は家族三人で玄関から空を眺めることとなりました。


寒さの中で澄み渡る空に、いつもの神々しい光を放つ月とは随分と違った、
神秘的でそして少し恐ろしさを感じるような程の赤い色をした月は、
しばらく私たちを立ち止まらせました。

月が欠けていく姿を感じては、この地球が本当に動いているのだと
いう事を改めて実感しました。


星や月を見ていると、どうしても星や月が動いているようにしか見えませんが、
実際には星も月も地球も動いている。


自分自身を振り返っても同じように、日々を生活していると、時間や周りの出来事や
人々の変化には気づいても、自分自身の変化に気付くことが出来ないという事に良く陥ります。


いつも変化し続けるのだから、同じやり方、同じ考え方だけで生きて行くことには
限界があるように感じます。


同じ日など二度と来ないのに、一度出来た事や一度得た考え方だけでその後の日々を
過ごそうとしてもそれは、まるで自転をすることを止めた惑星のように大気も淀み、
気づけばそこに存在するだけで生きることを忘れてしまうように感じます。


本当に反省することばかりですが、これも気づきを行動に変えて、
自転をし続け自分らしく輝いて行きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「ドイツ研修4」

2011年12月19日

こんにちは。宮前です。

これまで3回にわたってドイツ研修で気付きをお伝えしてましたが、
今回で最後とします。

数々の気づきの中でも、研修を通しての一番の収穫は、
沢山の「優しい心」に触れたことです。

視察先の園では、沢山の手作り料理や、子どもたちの歌声、お土産等・・・
心のこもったおもてなしや、歓迎をして頂き、とても温かな心を感じました。


そして、旅団長である藤森先生は、毎年ドイツへ視察しているためか、
初参加の私たち向けに、自由時間で有名なスポットへ案内して下さり、
楽しい時間を共有してくれました。


また、園見学や反省会に対しても「体調不良等あれば、自己判断で不参加でも大丈夫」と
全て強制ではないというお話しや、


空港の移動時も、一般のツアーのように皆でぞろぞろ歩くかんじではなく、
集合時間や場所を決め、各自自由に動けたり、


毎日の反省会でも、藤森先生が一方的に見解を説明するものではなく、学び合いのスタンスで、
学びを高め合えるような、言葉の投げかけをされていたりと、


全体を通して、まさに「過保護・過干渉」ではない、「見守る」を見せて頂きました。


また、今回研修直前に、世界文化社様に代わって、カグヤが初めて添乗業務等携わることが
決まり、急遽、副旅団長として、一緒に参加することとなった社長は、自分のことは後回しで、
藤森先生始め参加者にとってこの研修がより良いものになるようにと、準備段階から終始
その役割を全うするため動かれており、相手をおもいやる姿勢を、傍で見せて頂きました。


更には、一緒にツアーに参加した方々は、ほぼ初対面の方でしたが、皆優しく友好的な方ばかりで、
反省会の準備や参加者の誕生会等に対しても、色々と皆様自然に協力して下さいました。


特に、同室だった方とは、毎朝一緒にミュンヘン駅近くの公園をジョギングしたことも含め、
沢山の思いやりのある言葉、関わりをして頂き、かけがえのない時間を過ごさせて頂きました。


他にも、現地の通訳の方が、視察する園の基本情報や日本でのニュースを毎日プリントで
準備してくれたり、園の視察時は、私たちが沢山吸収できるようにと、自ら園長へ
質問を投げかけたり、研修合間のランチも、おいしい現地のお店に連れて行ってくれたりと、
色々な面で心配りをして頂きました。


そして、ドイツ研修の前から、同じ気持ちで準備をしてくれ、
安心して研修へと送り出してくれた、カグヤの仲間たちには、優しさと共に
心強さを感じました。

今回の研修ひとつで、他にもここではあげられない程の、沢山の優しさや、おもいやりに触れ、
相手の立場に立った言動は、これ程までに温かく幸せな気持ちになるものかと教えて頂きました。

このような関わりは、国も、性別も、年齢も関係なく、
まさに万国共通で、人を幸せにする大切なことだと感じます。

ドイツ研修での大切な気付きを忘れず、
自らのおもいやりの実践を通して、世界の平和へと繋げていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「出会い」

2011年12月20日

こんにちは、カグヤの白土です。
朝晩かなり冷え込みがきつくなりましたが、空気が澄んでおり
遠くの景色がとてもきれいに移りとても癒される時期です。


寒いからこそ感じれる事や気づく事があるという事は、幸せな事だと感じます。
最近、様々な研修に参加するよう意識しています。


もちろん仕事をする中で今の自分の課題はという部分で考え、参加するようにしています。


ただそれだけではもったいないので、やはりそこでの出会いを一番大切にしたいと
特に最近は思います。


以前の私であれば、積極的に人と関わる事は正直していませんでした。
しかし、今は様々な仕事をしている人、様々な生き方や考えを持っておられる方と
お話が出来る事がとても楽しいものとなりました。


話をする中で、時に考えさせられる事、勇気を頂く事、
気づかされることがあります。


それに対して何かをお返しする力は、まだまだありませんが、社業を通して
いつかお返しできればと思います。

出会いには、意味があるという事を感じます。
意味があるからこそもっと大切にしたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「満足する生き方」

2011年12月21日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
いよいよ2011年も終わりに近づいておりますが、
今年を振り返ると実に多くのことがありました。


東日本大震災により亡くなられた方へご冥福をお祈りすると共に、
今なお、懸命に復興に取り組まれている方々の思いが一日も
早く実ることをお祈りいたします。


極限の状態になる時には人の本質というものが問われ、
その時に見られる人の文様には様々なものがありました。


自分自身でもこの一年を通して自分の人生と向き合う機会となり、
今までに自分の中で「こういう生き方が正しいんだ」と自分に半ば
思い込ませる様に、合わせていたところがあるのではと考えさせられました。


周りに流されてしまっていた部分があった様に思います。

しかし、自分の一度しかない人生、本当にやりたいことやしたいことなど、
自分の内から出てくるものに正直に出来るような生き方をしていきたい、
そうしようと考えたところ、自分の身の周りでも、自分自身にも変化がありました。
合わせていろんな方との出会いや別れというものもありました。


正解なんて一つじゃない。
良かったかどうかなどは自分で判断するものだと思いますが、
後悔をしない選択をしていきたいと思います。


この一年で学んだ多くの事を来年に活かしていける様にこれまでにご支援、
ご教授頂いた方々への感謝を少しでも返していけるように、自身が満足出来る
生き方をしていきたいと思います。


新しい自分に出会うため一歩一歩前進し続け、より良い未来を
切り拓いていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「お伊勢参り」

2011年12月22日

先日、伊勢神宮へ参拝に行きました。
以前から伺おうと思っていながらなかなか、時間が取れず、参拝することは
できませんでしたが、今回、自分の転機を感じるところもあり、無理を押して
参拝させて頂きました。


以前より少し古事記を学んで行きましたが、現在の日本のルーツとなる謂れも多く、
この国の素晴らしさは勿論のこと、この国のまだ知れぬ奥深さを感じました。


現代の日本では生きることへの不安や迷いや恐怖感などが増大する一方で、
鬱々感を覚えます。


今こそ、日本国民としての自分に誇りを取戻し、困難に立ち向かっていかなければと、
何だか元気をもらってきたように感じる、不思議な場所でした。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「問題解決=チーム力」

2011年12月26日

先日、レゴブロックを使ったLEGOセミナーに参加してきました。
LEGOはデンマーク語で「よく遊べ」という意味があり、
私も小さいころレゴが好きでよく遊んでいました。


セミナーのテーマは「レゴブロックで問題解決法を学ぶ」というもので、
参加者にはレゴブロックが配られ、席に着いた時から既にセミナーが始まっていたようです。
始まっていたというのも、参加者に配ったレゴブロックをセミナー開始まで参加者が
どのようにするのを見ていたようです。


子どもだったら目の前にじっと置いて我慢するか、それとも遊ぶのか、それとも気にしないのか、
主催者は参加者の子ども心を見ていたと、セミナー開始後に説明がありました。


私はというと席に着くなり、久しぶりのブロックに触れ楽しく組み立てて遊んでいました。
セミナーでは、ブロックを使ったアクティビティやレゴエデュケーショントレーナーのトークに
魅了されながら「問題解決とは」について考えていきました。


私自身セミナーに参加して、アクティビティでは、他の参加者の組み立てを見たり、
一緒に協力して作ったり、参加者それぞれの作品が完成しており、「問題解決=答えがある」
ではないことに気が付きました。


学校のテストで周りをキョロキョロしていれば、カンニングと疑われてしまいますが、
テストのように答えはないと思えば、周りを見て、善いアイデアを取り入れることは
善いことだと感じました。


ブロックの組み立て方は一つではなく、くっつけたり、離したり重ねたりとたくさんの
アイデアと、お互いの協力が新しい形が生むことを、初めて会った者同士でも感じられました。


問題解決とは協力して最善の方法に近づくことであり、お互いの考えを受け入れ、
アイデアを形にし、試しにやってみることの大切さを感じました。
レゴブロックから得た問題解決のヒントを、今後の仕事に活かしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「相手に応えること」

2011年12月27日

こんにちは、秋山です。
先日久しぶりに、38度を超える高熱を出し、
一週間ほど寝込んでいました。


母親と言う立場での初めての高熱。


身体の節々が痛くなり、食べ物・飲み物が喉を通らず、
起きても寝ても息苦しい。


そして何よりも堪えたのが、生後九ヶ月になる息子に対して、
「応えられないこと」でした。


傍に寄り添うことも、笑顔を向けることも、抱き上げることも、
いつも通りには出来ないもどかしさ。


焦る私を察してなのか、息子はいつも以上にゆったりと、
私を労わるように過ごしてくれましたが、「応えたい」と思っても、
「応えていない」のであれば、それは思っていないのと同じであると、
改めて自らの心身を正す一週間となりました。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「それぞれの役割」

2011年12月28日

こんにちは、眞田です。
本年もお世話になりました。
また来年もどうぞよろしくお願い致します。


年末年始に向けて我が家伝統の塩辛づくりを行いました。


父親が造ったものが一番おいしく、弟が造るものがその次に美味しいのですが、
私も今年は例年以上に丁寧に手間と心を籠めて作りました。


使う材料は、イカと塩ですが、我が家の伝統でそれにスモークサーモンを入れます。
材料は3つしかありませんので、どこに工夫をするのかというと、素材同士の役割を
明確にしていくことから始めました。


イカの肝は味の大元を決める重要な部分です。
イカの身は歯ごたえや触感と味を吸収する部分です。
スモークサーモンは風味を整えます。
塩は塩辛の一番いい味を決めます。また、水分を抜きます。


その上で、今年はどうやって良い味を引き出そうかと考えました。
其々の役割が最大限活かせる方法は何だろうかと考えます。


そこで考えたのが、肝の味を濃厚にするために、肝に塩を振り
長時間置くことで、水分を出すことから始めました。


また、身も味を吸収する大切な部分ですので、
味を吸収しやすいように、まずは塩水(ほんの少しお酒を入れてみました)に
1時間ほど漬け、そのあとに水分を良く拭き取り、1時間ほど干してみました。


その上で、肝の中身を取りだし、イカとスモークサーモンと混ぜ、塩で味を決めました。


結果は、其々の役割を存分に発揮し、過去最高級の美味しさとなりました。

まだまだ、父親の味には及びませんが、弟には並んだのではないかと思います。


其々の役割を最大限に発揮するには、きっと、いくつかの工夫、知恵、が必要なのだと
実感する瞬間となりました。


これは、仕事でも同じであると感じます。
役割を分けるだけでは、最高の結果は出てこないのだと感じます。


最高の結果を出すために、チームで如何に知恵を出し合うのかということが、
重要になってくるのだと感じました。


役割を分けると、それをやれば良いのだと単純に思ってしまいますが、
チームとしての結果から最大限に出来る工夫というものを考える視点を
大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海