TOP今日のカグヤクルー日記 > 2012年02月

2012年02月のカグヤクルー日記

「今年の一文字2」

2012年2月 1日

こんにちは、奥山です。
先日のクルー日記に私の今年の一文字を書きましたが、
今回はカグヤクルーの一文字を紹介したいと思います。

クルーそれぞれの今年の一文字と共に、
それぞれが今年の決意を固めています


カグヤの理念にそれぞれが向かい、クルーによって選ぶ一文字も、
今年を表現する一文字も異なりますが、誰ひとりと被らないところに
それぞれの役割があることを感じます。


それぞれが役割を果たして、想いをカタチにしていけるよう
今年も一年取り組んできたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「大人の成長=子の成長」

2012年2月 2日

こんにちは、秋山です。
生後11ヵ月を迎えた息子は、出来ることが増えた分だけ、
「自分でやりたい!」と、挑むことも増えたように思います。


眠るばかりの時期とは異なり、思わず止めたくなったり…
思わず手を貸したくなったり…こちらの姿勢を試される日々です。


大人として先を見通してしまうだけに、「失敗しないように…」
とつい先走ってしまいますが、そんな時に息子は哀しいような寂しいような、
何とも言えない表情を向け、教えてくれているように感じます。


失敗や成功、喜びや悲しみ、心地良さや痛み…etc
私の物差しを、息子に伝えようとするのではなく、
息子が息子なりの物差しを創り上げていくために。


これからも自分自身が、大きく強くしなやかな人間へと、
成長していきたいと思っています。


コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「見守るの循環」

2012年2月 3日

こんにちは、眞田です。
日に日に寒さが厳しくなるように感じる日々ですが、
我が家では暖かいニュースがありました。


長男の誕生です。


土曜の夜に産気づき、日曜の深夜に生まれました。
出産にも立ち会うことが出来、生命が体外に降り立つ瞬間を
この目に焼き付けることが出来ました。


血を吹き出し、苦しむ家内の前では、なんと声をかけてよいのか分からず、
ただただ、声もうまくかけられずに心の中で強く祈ることしかできなかったように感じます。


命を削って、身を粉にして出産する妻の姿を見たときに、女性に対する尊敬が深まりました。


女性は強く、美しいと感じると共に、命がけで生きるという姿を目の前で見て
自分の価値観では表現できない状況に戸惑うと共に、感動を覚えました。


出産後、赤ちゃんの体を拭き、手足の指など体の一つ一つを
看護師さんと一緒に確認をさせてもらいました。


まさか、自分自身が産後の子どもに触れることが出来るとは思ってもいませんでしたが、
看護師さんの「あなたの子どもですから、一緒に確認しましょう」と言ってくれた一言が、
何よりも印象強く、良い意味での責任感に満たされました。


今回の出産において産前、産後に於いて本当にたくさんの方々に協力を頂いていることを
実感しています。


家族、友人、会社のクルーの皆さん、病院の先生方、会社のお客様、エレベーターや電車、
バスに一緒に乗った方々、同じ病院で生まれたお母さん、お父さん。
皆さんが心配してくれて、そして協力してくれていることを実感します。


自分だけの子どもではなく、本当に社会の一員なのだと感じます。


見守られていることを自覚するという事が出来れば、
誰かを見守ることも出来るのだと思います。


沢山見守って頂いた分、私自身も誰かの為に、
世の中の為に、見守っていける自分でありたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「ご縁を繋ぐ」

2012年2月 6日

こんにちは、宮前です。
先月後半に、今年度最後のギビングツリー主催のセミナーがあり、
今回も事務局として、参加させて頂きました。


そちらの会場は、社長と現在育児休暇中のクルーが一昨年会場探しを行う中で、
見つけた所でした。


約一年間、セミナーを開催する度に大変お世話になり、担当者の方を始め、
社員の皆様が大変丁寧に対応して下さり、本当に素敵な会場だと感じていたのですが、
残念ながら、3月で閉館されるということで、今回が最後となりました。


そんなわけで、「最後に感謝の気持ちをお伝えしよう」と、クルーで「寄せ書き」や
「手作り玄米クッキー」、「折り紙の金メダル」を用意し最後のご挨拶と共に、
お渡し致しました。


その時のご担当者のなんとも言えない表情が印象的でしたが、私自身も少し、
涙ぐんでしまいそうな程、感謝と寂しさと入り混ざる不思議な気持ちになり・・・


また、最後にこんな気持ちが味わえる程に、仕事ができたことや関われたことに、
喜びも感じられ、ひとつのご縁をしっかり大事にすることの大切さを
実感するシーンとなりました。


複数で働いている組織だからこそ、沢山のご縁の中に、自分の目の前の仕事が
あるのだと感じます。


そんな大切な「ご縁」や「想い」を、前に繋いでくれた人から受け取り、
その先を担ってくれる人へ伝え、繋がりを感じながら、豊かに働いていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「子どもたちが憧れる会社」

2012年2月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。
前回は今年の会社のテーマ「リカンパニー」について書きましたが、
具体的にどういう会社にしていくのかというと、一言で言えば、
「子どもたちが憧れる様な会社」にしようという事です。


子どもたちが憧れる会社ってどんな会社なのか?
今まさにクルー間で話を行い、具体的な目標や行動に落し込んでいる最中です。


目標設定は得意ではありませんが、今回は違います。


子どもたちが憧れる会社をイメージして、この一年でいかに近づけるか。
間違いなく一年後に達成できるとかではなく、この目標は永遠に続く目標だと
全クルーが認識しています。


その中で、社内の環境はどう在るべきか?
どの様な働き方が子どもたちが憧れる働き方なのか?
お客様と関わり方も含め、あんな会社で働きたい、ああいう大人になりたい、
そう思ってくれる子どもがいたら、やはり幸せだなと思います。


又その幸せが更なる働き甲斐に繋がるのかなとも思います。
今の会社を見渡せば、課題は沢山あります。


しかし今の自分の心の中はウキウキです。


子どもたちが憧れる会社、全クルーと、そしてお客様と共に作っていけたらと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「人生を謳歌する」

2012年2月 8日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
仕事を通し、人生について話し合う機会が多くあり、
その中で「自分」という存在はどういうものなのかと考えていました。

自分から見る自分 周りから見る自分


そのどちらもが変わらず自分自身を表しています。
自分で良いと思える部分、認めることが出来る部分があると思えば、
受け止めることが出来ないことや、目を伏せて避けてしまいたいことなど、
沢山の認めたくない部分がある事に気づきます。


認めたくないからこそ、虚勢を張ってしまい、周囲に過度に出来ると
振舞ってみては失敗してしまうことが多々あり、自分の未熟な部分と
向き合わずして成長がないことを知ることが出来ます。


嫌でも向き合わなくてはいつまでもしがみついてきます。


出来ない今が悪いのではなく、いつまでも認めず、
自分に嘘をついてしまうことの方が悪いことなのでしょう。


出来てないことが分かれば、伸びる幅を知ることが出来たということ。
目先のことで一喜一憂するのではなく、遠き良き未来を描いた中で
自分にとって必要な課題だと受け止めることが大事なのでしょう。


以前、「自分を特別な存在だと思うな」とお叱りの言葉を頂いたことがありました。
未熟で傲慢な私に激を飛ばし、そう言って頂いたのですが、
他人と同じ様にする事で、流された中で所属意識を持とうとしながらも、
「自分は違う」と敢えて自分の世界を創ってしまうという、何とも卑屈な自分がありました。


自分を出すことで独りになってしまうのではという不安があったのかもしれません。


自分の思いを表現することは恥ずかしく、怖いことではなく、
堂々と言えることの方が純粋でカッコ良く見えます。


いつまでも自分の殻に閉じこもっているのではなく、
自分の思いを表現し、未来を切り拓いていくことの方が大事です。


子どもの時にあった「これがやりたい」と純粋に思うことが、
周りに気を遣い、言わなくなってしまい、ついには言えなくなってしまう様になります。


実際、園にいる子どもたちの中でもそういう姿を見かけます。


これでいいのでしょうか。
自分がつらかったことを他人にはやってほしくなくて、声をかけたりします。
そうやって声をかけることなど、行動していった軌跡も自分を表す一つ
なのではないかと思います。


自分に出来ることとはいったい何なのか、まだ分からない部分が多くありますが、
自分の信じる自分を大事に、出来る様になったことを見つけ、一つひとつ積み
重ねることが、人生を楽しむということなのかもしれません。


そこに自分というものの存在の意味があるのではないでしょうか


大変なことも多くありますが、大変さの中でしか本当の楽しさというものは
ないのでしょう。そう思うと人生は面白いものです。


今の自分があるのも両親や恩師をはじめ、多くのご指導頂いた方の御蔭。
自分の人生を無駄にせず、大事に味わいながら前に進みたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「有り難いことへの思い」

2012年2月 9日

先日、今年度で最後の見守る保育セミナーを無事に終えることができました。
カグヤが事務局として開催させて頂くセミナーは年間で6回ほどありますが、
参加される多くの皆様が全国から来られることもあり、事務局としても参加される
方々の皆様にとって、より良い学びの空間をご用意できればという気持ちで、
ご準備させて頂いております。


残念なことに今回も含め、これまでお世話になっていたセミナー会場が閉鎖されるとのことで、
セミナー終了後にこれまでお世話になったご担当者様へ手作りの玄米クッキーと寄せ書きした
色紙をプレゼントさせて頂きました。


渡されたご担当者の方も思いがけない出来事に大変、驚かれていた様子でした。


セミナー会場の担当者様へ深く感謝しているという自分の心と向き合うと、セミナーを成功させたい、
少しでも全国から来られる参加者の皆様に充実した学びの場を提供したいというセミナー運営への
思いがあるからだということに気づかされます。


生きている中で仕事は毎日続きますが、目の前の一つ一つの仕事に心を込めることがより、
多くの人との関わりに感謝の気持ちが生まれてくること。
そういったことが人生の豊かさに直結していくことを実感しました。


人は人として生まれたから人になるのではなく、「人間」とあるように、人との間で、
他者との関わりの中で生きることで、人となることを思うと、他者に対して心を使うことの
大切さを改めて考えさせられます。


以前、公共広告機構のテレビCMで「『こころ』は誰にも見えないけれど、『心づかい』は見える。
『思い』は見えないけれど、『思いやり』は誰にでも見える」というメッセージを思い出しました。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「見守る保育セミナー」

2012年2月10日

こんにちは、奥山です。
先日、保育士以外の方が参加する見守る保育セミナーを開催致しました。
セミナーの日程は藤森先生の講演、ドイツ報告、情報交換会、
職域別意見交換会と充実した2日間となりました。


セミナー申し込みから当日を迎えるまで、社内ではより善くセミナーが行えるよう、
また参加される先生方が安心してセミナーを受講できるよう事務局として準備を
進めて参りました。


今回のセミナーでの新しい取り組みとして、皆さんにお飲み頂いているコーヒーやハーブティー、
紅茶を入れる紙コップを緑のコップをご用意致しました。

なぜ、緑のコップにしたかと言うと、以前藤森先生が緑視率の話をされ、社内で持ち帰りどうすれば
会場に緑のものを増やせるかと検討した末に、手元に置け、心も体もリラックスできるようにと
緑の紙コップを準備しました。


小さな変化ですが、そういった小さな変化を事務局一同、楽しんでおります。
もしかしたら気付かれないかもしれない、それでも毎回どこか少しずつ改善し、
より善いセミナー運営を目指しております。


今回のセミナーの中で藤森先生から、「園の中では様々な職種の人が演出することで、
子どもは発達する」「環境を構成する力、演出する力が保育に務めている人の保育の専門性」
と話されていました。


事務局を務めさせて頂いている私たちも、環境の一つとしてこれからもより善い雰囲気づくりを
演出していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「恩師との手紙」

2012年2月13日

こんにちは、秋山です。
先日突然思い立って、小学校の頃の恩師に対して、
手紙を書くことにしました。


最後にお逢いしたのは、高校卒業時。


しばらくお逢いしていないものの、自分が「母親」と言う立場になって、
育てて下さった多くの方々に対して、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思ったのです。


手紙を送って数日。
先生からお返事を頂きました。


その文面はとても温かく、学校生活のエピソードや思い出を、
細やかに書き綴って下さっていました。


何百人の生徒を送り出し、何年もの月日が経っているにも関わらず、
鮮明な記憶とご丁寧な文字は、先生のお人柄そのもののように感じました。


そして最後の一文に、「あなたが素敵な大人になり、これから立派な母親になれることは、
頂いた手紙からも確信しています。」と励ましの言葉まで頂き、何年経っても変わらずに、
見守って下さる方が居ると思うと、本当に心強く有難い気持ちでいっぱいになりました。


私も先生のように、立場・距離・時間など、多くの変化があろうとも、変わらずに心を
向けられるよう、歳を重ねていきたいと思いました。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「共感」

2012年2月14日

こんにちは、眞田です。
今年は例年に比べると随分と寒く、朝の空が随分と澄んで見えるように感じます。


先日の事、2歳になった娘と風呂に入って天井に水を掛けて水滴が落ちてくるのを見ていたり、
お湯をすくって遊んでいた時なのですが、娘が急に、「楽しいってなぁに?」と聞いてきました。


「楽しいっていうのはねぇ」と説明しようとしましたが、改めて感じるのは、
楽しいということを言葉では表現することはとても難しいことなのだという事でした。


楽しさや優しさは、一緒に体験する中で感じ取るものなのだと思います。


ガンジーの言葉にも、「世の中を変えようと思うなら、まず自分が変わる事だ」
とあるように。


また、写真家の星野道夫の言葉にもこうありました。
「いつかある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。

たとえばこんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろう。
もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどう伝えるかって。」
「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、
いや、やっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって…。
その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだって思うって。」


子どもからの問いかけは、自分自身が変わり、成長していく沢山の機会を
貰っているという事を実感します。


子どもの為にという事よりも、むしろ子どものお蔭でという事を感じます。
純粋に自分自身を成長させてくれるこの機会を大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「大切な関わり方」

2012年2月15日

こんにちは、宮前です。
カグヤ社内には、お花を飾っているのですが、
先日、思いがけないお花に出逢いました。

花瓶ではなく、ペットボトルのフタに飾られていたこのお花。
とてもこじんまりとしていたのですがだからこそ、かえってお花が際立って見えました。


飾ってくれたクルーに「とても素敵ですね!」と、声をかけると、
「茎が折れてしまったので・・・」と一言。
どんな言葉よりも、こんな細やかな行動に、そのクルーのお花を大切にしている
気持ちが伝わってきて、とても幸せな気持ちになりました。


植物も物も人間も・・・何でも大事にされると嬉しいものだと思います。
「MOTTAINAI」にも通じますが、私も一つひとつの存在と、慈しみや感謝の
気持ちを持って、関わっていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「心を使う」

2012年2月16日

こんにちは、カグヤの白土です。
弊社では何をするにも心を使う事を大事にしています。
日々のコーヒーや玄米クッキーをはじめ、様々な場面で心を使う事が大事にされています。


当たり前のことかもしれませんが、今の時代は心を使うという当たり前のことが出来ない事が
多くあります。


自分自身にゆとりが無い時、周りの事よりも自分を優先した時、
ふと普段やっている事が作業になっている事が多くあります。


そうならない為にも、やはり何の為にやっているのかを
振り返るのも大事だと最近は特に感じます。


又最近は何かをしてもらうという事も本当に有難いと思えますが、
誰かの為に大切な人の為に心を使い、何かを表現できる事の喜びを感じています。


もちろん喜んで頂く為に表現を行う訳ではありませんが、人の為に何かをしたい、
人の為に何かお役にたちたいと思う心は自分自身の中で大切にしていきたいと思います。


自分で言うのも変ですが、心を使いたいと思える人をこれからも沢山作っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「あり方」

2012年2月17日

皆さん今日は、カグヤの瀬口です。
先日、他力か自力かということを教えて頂く機会がありました。


自分に振り返ってみると、教えてもらおうとしていた時よりも自分で掴みにいこうと
する時の方が吸収して、成果にも自信にも繋がるものがあります。


これまで「ここまでやったから他の人がやってくれる」と他人に甘えた場所を残して
しまっていることも少なくなく、自分の役割を決め、やりきろうとする意識が無ければ、
質も量も粗末なものになってしまうことを実感しました。


自分に何が出来るのか、どこまでなら出来るのか、またどこからが出来ないか。
自分の能力を認めて表現することは難しいものです。
自分のつまらない矜持を捨て、刷新する事が如何に大事か思い知らされます。


いつも教えて頂いているにも関わらず、理解が出来ず、中々吸収することが
出来ない自分に腹立たしさがありますが、理解しようとする表面だけに必死にならない様に
注意しなくてはいけません。


よく言われることかもしれませんが、「あり方」が大事なのでしょう。
「こうありたい」と自分の目指す姿をイメージし、自分でどれだけ掴もうかと実践とセットで
考えることが出来るかが重要で、自分の行動力によって表す姿が如何なるものかということが
問われます。


怠け心に鞭を打ち、結果・成果を出さなくてはいけません。
多くの方からご教授頂いた事を実践して本当に自分で掴まないといけません。


自分が目指す姿、離れている時でもいつも見せ続けてくれていた背中があり、
自分の足で立ち、少しでもその背中に追い付ける様に社会に貢献し、
自分の出来得ることを積み重ね、返謝したいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「結果を生み出すリアル力」

2012年2月20日

セミナー運営や園内研修など、日々の仕事の中で結果が思わしくないときの原因として、
自分の主観、偏見、先入観から創造した世界で仕事に取り組んでいることがよくあります。


自分の中だけでの思考や感覚でスケジュールや進行を決めつけることなく、客観性や事前に
実際に試してみることで、これからの未来をより具体化、具現化していく力、仮説化をしていく力が
自分の中から引き出されてくるのだと思います。


新たなことを進めて行く際にやってみなければわからないという気持ちもありますが、
最大限、リアルさを追求することが的確でより多くの準備、想定を行うことに繋がり、
結果に対する行動の精度を高めていくことができるのだと感じました。


責任ある仕事として取り組むのであれば、自己満足の領域やこの辺りでという妥協とのレベルとの
勝負でもあるように思います。


誰も無責任な仕事がしたいと思って無責任な仕事を行っているのではないと思います。


仕事への責任感を育てていく為にも、自分本位な仕事観、進め方から抜け出し、
結果に対するコミットを明確にし、正確な状況分析と判断、適切な準備を積み重ねに
取り組んで行きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「セミナー会場」

2012年2月21日

こんにちは、奥山です。
先日のクルー日記では、見守る保育セミナーについて書きました。
見守る保育セミナーで2011年度の全てのセミナーが無事終了致しました。


また2011年度のセミナー会場として利用していましたクロスウェーブ東中野。こちらの会場が
2012年3月12日で閉館となります。区画整理が理由での閉館とのことで、セミナー会場として
ご利用させて頂いた間、会場のスタッフの方には非常に親切にして頂いたこともあり、
本当に残念です。


とくにご担当して下さった方には、いろいろとご無理を言って大変お世話になりました。


また今回のセミナーの懇親会では、藤森先生へ初孫誕生お祝いサプライズ企画にも、
急なお願いにも拘らず、懇親会会場のスタッフの皆さんにもご協力頂き、
照明を消して頂くなど、セミナーにご参加頂いた先生方と共に藤森先生をお祝いすることが
出来ました。


会場というただ場所を提供して頂いただけではなく、
人と人との繋がりの大切さを感じさせて頂く機会を頂きました。


また2012年度のセミナー会場も決まり、新たなご縁を頂きました。
これまで以上に、セミナーに参加される先生方が安心してご参加頂けるよう、会場のスタッフの
方と共にセミナー運営に携携わらせて頂ければと思います。


最後にカグヤスタッフより、担当して頂いた方へ細やかですが贈り物をさせて頂きました。
セミナーに参加される先生方に少しでも快適に参加して頂けるようにと、
ご尽力して下さったクロスウェーブ東中野のスタッフの皆さん本当にありがとうございました。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「息子の優しさ」

2012年2月22日

こんにちは、秋山です。
先日息子が高熱を出し、数日間寝込んでいました。


風邪を引くのは初めてではありませんが…


小さな身体で病気と闘う姿は、何度看ても苦しそうで、
早く治って欲しいと心底思います。


そして息子が治った頃、次は私が高熱を出してしまいました。


しばらく実家で世話になり、祖父母の力を借りながら、
私と少し距離を置いた生活を送りました。


通常であれば「後追い」も激しいのに、私が別部屋に居ても大人しく、
時々見に来てはポンと頭を触って去っていく。


まるで先週の私達のように心配して額に手を当て、
熱を確認しているような行動でした。


体調を崩すと、心身共に余裕がなくなり、
小さな気付きに疎くなってしまいますが…


こんな時だからこそ息子の温かさや優しさに、
敏感で在りたいと思う出来事でした。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「春の芽吹き」

2012年2月23日

こんにちは、眞田です。
関東ではフキノトウが出回り始めました。
一番早く春の存在を告げてくれる山菜であるように感じます。
冬の間に閉じ込めた老廃物が春になると芽を出してきますが、
冬の体から春の体に移り変わるこの季節に、フキノトウなどの
苦味を採って、体内を整えて行きたいですね。


我が家もまた新たな生命が降り立ち、
春がやってきましたので、体内を整えることと同じく
部屋を整えることとしました。


上の娘のおもちゃゾーン(と呼べないおもちゃの一帯)を
整理するべく、イケアで棚を買い、組み立て一つ一つの引き出しに、
収納されるおもちゃの写真を張ることにしました。


棚の制作から、写真の貼付けまで、娘が手伝って?!くれたお蔭で、
長時間楽しむことが出来ました。


出来上がったのがこちらです!

作ってからというもの、娘が妻におもちゃを探してと頼むことも
随分と減り、片づけも楽しんで手伝ってくれるようになり、妻にも娘にも
良い機会だったようです。


私は、娘と一緒に棚や写真を張ることが出来た事が何よりも楽しく
良い経験だったと感じます。


一緒に作っていく過程で一緒に感じた思いが宝物だと感じます。
どんどんと、宝物を積み上げて行きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「親孝行」

2012年2月24日

こんにちは。宮前です。

先日、母と色々な話しをする中で、とても素敵な話しがありました。


約2年前から、広島の祖母が介護を必要としている状態のため、
今は2ヶ月に1度、実の娘である私の母と叔母が交代で広島の実家に戻り、
介護生活をしているのですが、そのことに対して母が、「今の自分は、時間的にも
金銭的にも帰ることが許される状況だし、自分が大学入学の時に東京へ出て以来、
母親とゆっくり過ごすことなんてなかったので、今はそれも実現できて、
介護できることが本当に幸せだと感じる。」と話してくれました。


祖母が倒れた当初は、大変な様子でしたし、「介護」に対して、どこか暗いイメージを
持っていた私にとって、母の言葉はとても美しく、私自身とても幸せな気持ちになると同時に、
こんな母に対し、尊敬の気持ちを持ちました。


「親孝行したい時に親はなし」なんて言葉もありますが、私も今のうちに、
親孝行ができたらと思います。


今回、家族など自分の大切な人の幸せは、自分自身を本当に幸せな気持ちにさせると
実感したこともあり・・・今の自分が幸せであることや感謝の気持ちを、
しっかり両親へ表現することが、親孝行そのもののような気もしています。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ポートフォリオ」

2012年2月27日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日の会議で社内にて誕生日を祝って頂きました。


又、3冊目のポートフォリを頂きました。
皆が書いてくれている内容を見ると、今の自分がどう映っているのかも
知ることが出来ます。
同時にどう在ってほしいというのも伝わってきます。
そして何より仲間が私自身を受け入れてくれている事がとても嬉しく感じます。


それを考えるとカグヤで園に提案しているポートフォリオは
やはりただのアルバムではないのだという事がわかります。
もちろんどこの園でも卒園時にアルバムを作成し渡すのが
当たり前なのかもしれません。


私自身過去振り返ると数冊の卒園、卒業アルバムを頂きました。
そのアルバムを頂いた中で今共通して感じるのは、懐かしさではないかと思います。
過去を見た時に懐かしさを感じる事は確かに大事な事かもしれません、


しかしそこからは本当の意味での成長、周りからどれだけ愛されていたのか、
その時の仲間との関わりを感じ取ることは出来ませんでした。
実際に3冊のポートフォリを手にしてみて、


3年間の愛情、感動、生きる勇気を頂き宝物が増えた感じです。
有難い事に私は園と関わることを仕事にさせて頂いております。
子どもたちにも同じ気持ちや体験を是非味わってほしいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「行動で示す」

2012年2月28日

皆さんこんにちは、カグヤの瀬口です。
人にはそれぞれ役割というものがあり、仕事においては、
その領域を広げ、深めることでキャリアを形成していきます。


組織における人間関係を観察していると、自分の仕事の幅を広げ、深めていくことで
行動に移す人、「ここまで」と境界線を引き、周囲に協力を求めて問題解決のために
進めていこうとする人と、対応は人により、状況により変わっていきます。


何もしないということが一番悪いのではないでしょうか。


以前を振り返ると、事案を抱え込みすぎた時、自分の処理能力の低さも原因として
あるのですが、考えるだけで手につかないといったことがありました。


その時ご指導頂いた上司の方々より、「行動で返せ」と繰り返し教えて頂き、
訓練してきました。


分からないことに関して周囲に協力を求めてでも行動に移すことで、
何かしらの動きがあり、状況は変わります。


言うだけで何もしないのではなく、やって状況を打開できる様に自らの一歩が
必要なのだと思うのです。


見守る保育を実践している園にて、『「ただ見守る」のではなく、
見守ることが出来る様に、「環境に働きかけ続けている」のですよ』と、
お聞きしたことがあります。


自分のやりたいこと、為したいことのためには自分の行動力が必要であることを
改めて実感します。


自分の持っている思いを伝えたいのであれば、行動で示して伝えられる様に、
実践して磨いていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「アクティビティーからの気づき」

2012年2月29日

カグヤでは様々なアクティビティーを日々、開発、実践しております。
先日、マシュマロチャレンジというアクティビティーをクルー全員で行いました。

1グループ5名ほどで2つのグループを作り、各チームに何本かのパスタと限られた量の
マスキンテープと一本のビニール紐を使い、てっぺんにマシュマロを置いた自律型の塔を組み立て、
その塔の高さを計測するという、とてもシンプルな協働的なゲームになります。


19分間の制作時間で行いましたが、制作に取り掛かるにあたり、まずはどんな塔でどれぐらいの
高さの塔を建てるのかを共有しなければ、作りたいもののイメージがバラバラでは協力できません。
話し合いの中で目標を共有するのにも時間がかかってしまいましたが、
制作を進めて行くうちに、時間も無くなり、目標が変わって行きました。


まずは制限時間になったときに塔が立っている状態のものを作ることが最低限の結果では
ないかということになり、まずは塔を自立させてから、残りの時間を使い、高さを求めて行こう
ということになりました。


結果、隣のグループが制作した塔の半分ぐらいの高さに留まりました。


アクティビティー後に自身で振り返ってみると、日頃の自分の思考の中で強く思っていることに、
「失敗しない」ことの優先順位の高さを感じました。


仕事を失敗しない、最低限の経過を保障しながら進めて行きたいと思うのだと感じました。


目標を達成するために何をしなければならないのか、どうすれば目標を達成できるかを
考えることが大切なことだと思いますが今、できることに目標を合わせてしまう思考が強い
ように感じます。責任ある仕事を進めていくにはできることを選択することではなく、
どうすればできるようになるのかに意識を高く持っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士