不思議さ

35歳の誕生日を迎え、今というものが不思議な組み合わせの上で成り立っていることに改めて省みることができた。

思い返せば、生まれてきてから今まで色々な不思議なことばかりがあった。

はじめてのものばかりに出逢い、そしてそれを愛し、終わらない別れを繰り返し、不思議さにずっと見守られた今が在る。

生きるというのは、不思議さそのものを言うのだと今では思える。

何のために生きるのか?
何のために学ぶのか?
何のために遊ぶのか?

何のために心を強く鍛え、
 何のために優しくなるのか?

 そして再び人は、

何のために死んでいくのか?

答えはいつも同じ場所、そのものの不思議としか言いようがない。

世の中にはわからないことの方がわかることよりも圧倒的に多い。
そして問いは生死を問わず変わらずにこの思想の中に在り続ける。

不思議なことに、毎朝太陽が昇り、毎夕に太陽が沈む。
不思議なことに、春夏が訪れれば、秋冬が過ぎ去っていく。
不思議なことに、新しく生まれれば、古くには死んでいく。

不思議なことばかりが今もこの童心にあるがままに語りかけてくる。

生きていれば本当に不思議さに満ちているからおもしろい。

これからも遊び心満載で、不思議にワクワクドキドキしながら真底からド楽しんでいければいいなと思う!

私が真に愛している自然の中にあるかんながらの心のままに、そのあるがままの無為な自然体の姿で真に人類を愛せるようになる日はいつ訪れるのだろうか。

それは35年経ってもわからないことと同じくいつのことかも一切分からない。

そんな日々を、深く掘り下げ、広く伝道し、相変わらず大切に今を生きていこうと思う。

ないものよりもあるものの方が増えすぎた今日、大切なものに見守れた記憶が悠久の流れの一滴になればそれで世の中が円満であると笑って新たな不思議さとの一期一会に生きていきたい。

不思議な組み合わせと不思議なご縁、透明な光が世界へと広がっています。

いつも本当に有難うございます。