人生の学び方

何かに取り組む時に、物事を知っているというのと知らないというものがある。

知らないというものは、まるで子どものように今までの知識がないのだから遊びのようにトライアンドエラーをしながら体験しその意味を深め、常に人生を前向きにチャレンジして成長していくようなものです。

しかし知っているというのは、まるで大人のように今までの経験や体験の知識から如何に失敗しないようにと考えたりし、常に思考し出来事に取り組んでいるともいえます。つまりここでは体験よりも、知識が重んじられているとも言えるのです。

新しいことを行うというのは、今までやってこなかったことに挑戦するということです。

それは子どものように、常に知らないことを恐れず、分からないことを善しとし、全身全霊でそのモノゴトと一体になって学んでいこうという姿勢があるということです。

なかなか知識が増えてくると、すぐに新しい方へ目を向けずに昔の古い知識にアクセスして自分で限界をつくってしまったり、無難にゴールイメージを自分の都合の良い方へと変えてしまったりもします。

本来は、どんな未来にしたいのかと明確なゴールイメージを持ちそのための目標を設定し、我武者羅に取り組んでいくことで未来を掴むということが自分を刷新し成長させていく原動力、子どもの生きる力のようにも思います。

知行合一ではないですが、知ると行うということ同じで知ることが行うことで行うことは知ることです。すぐに知る事ばかりで行わないようになったり、行うけれど知ろうとしないというのは、日々に深めるということを怠る流される姿勢があるからです。

人生の学びというものは、怠らないで体験することを深めその意味を味わうような学びを続ける事のように思います。子どもたちは知らないことばかりなのだから、そうやって人生を豊かにしていく姿をみていたら自分たちもそこから人生の歩み方を学び直すべきでしょう。

知識ばかりを詰め込まれて、世渡りは上手になっても、人生が豊かになるわけではありません。日々に体験し深め学び、挑戦することを楽しみ、学びとは人生そのものであることを自覚することでたくさんの人達と生きることを共有していきたいと思います。