メンタルトレーニングの本質

メンタルトレーニングというものがあります。

人は、常に選択をして生きているとも言います。毎日、その瞬間瞬間をどのように判断するのかというのはその人の思考の習慣にもよるものです。

例えば、面倒なことを先にする人と、先延ばしする人がいるとします。それも長い間で身に着いてきた習慣の一部であり、前者はその分後で調整する時間がありますが後者はいつもギリギリになって時間が足りなくなってしまうものです。

これもその人の選択した結果というものになるのです。

その他にも、何かあったときに避ける人と向き合う人、ただ流される人と流されない人なども個性とは別にその人の生き方の習慣だとも言えるのです。

当然、最初からそういう生き方ができるわけではありません。何かの出来事のあったときに、自分がどちらを選ぶか、例えば苦を選ぶか楽を選ぶか、自分に打ち克つ方を選ぶか、妥協を選ぶかという判断でその後の未来が変わっていくのです。

人間は、常に自分というものと長く付き合っていくことで自己実現をしていくものです。

敵は己にありではないですが、誰かと比較したり闘う前に自分自身というものと折り合いをつけることが重要になるように思うのです。

そこでメンタルを鍛えないといけないように思います。メンタルとは気力のことで、自分の怠け心や素直ではない気持ちに打ち克ち、気力を育てていく必要があるのです・

気力体力精神力とありますが、いくら体力があっても気力がなければその人の持つ精神力も発揮されることはありません。つまりは何よりも気力を磨かなければ、その後の持続力も自分らしさも出てこないということです。

だからこそまずはその人の「やる気」を育てることが重要なのです。やる気を維持していくコントロールがメンタルトレーニングの本質かもしれません。自分に打ち克って上達していることが分かったり、伸びていることを自覚することがその入り口かもしれません。

色々と事例を検証し、学び直していこうと思います。