自己との対話

他人の成功ばかりを羨んで生きていたら自分の本当の価値には気づけないものです。自分の価値が何であるかを自ら気づくことは、自分のたった一度の人生を充実するためには必要なことです。それを歪めてしまうのは、自己との対話が少ないからのように思います。

自己との対話とは、自分の心の対話ということで自分がどうしたいのか、何を求めているのかを静かに考えて対話をする時間を持つということです。そしてそのうえで必ず思い出すのが「初心」ともいいます。

しかしこの初心は誰かと比較し自分がその誰かになろうとして承認欲求ばかりが強くなればすぐに忘れられてしまいます。自分が求める欲望に従い、周囲に認められたい自分を演じることで忙しくなるからです。

心が安らがなくなれば人は心を亡くします。忙しいという状態は初心を忘れている状態であり、穏やかで少し薄暗い中で目を半分閉じて瞑想している状態ではなく、明るく眩しい光の中で目を見開いている状態です。心の目で観ることをせず、目に見えるものばかりを見てしまえば心を閉ざしてしまいます。心が閉じないように常に初心を感じ続けることもまた自己との対話とも言えます。

自己との対話を続けることは、本当の自分に気づくためです。人は本当の自分に気づければ、自分自身であることに自信と誇りを持てます。そのように生きている人の周りには、同様にあるがままに自由自在に生きている人たちが集まってきます。それを仲間とも言います。

仲間が増えれば、みんなで仕合せで福世かな社會を創造していくことができるのです。自分を知るというのは、世界の幸福のためには必要なことで自己との対話は何よりも優先する人生のテーマでなければなりません。

今のような情報が氾濫する世の中において子どもたちにはもっとも大切なことを見失わないように御先祖様たちが行ったように仕組みを創造していきたいと思います。