自他一喜福

昨日は43歳の誕生日を無事に迎えることができました。生まれてから15695日経ったことになります。平均の人生が80歳であると仮定すれば、人生は約30000日ということになります。実際には、それぞれに寿命がありますから何歳で死ぬのかは誰も正確にはわからないものです。

もしこの30000日だとするのなら、私は半分残っていないくらいです。もちろんまだこれだけ残っていると楽観的に生きてはいますが悔いのない人生を送りたいと誕生日のたびに自分のこの一年の生き方を見直しています。

有難いことに充実した日々を過ごせ、素晴らしい方々のご縁に恵まれ、自分自身を大切にしながら夢に向かって挑戦を続けることができてとても仕合せです。みんな私に「悔いのないように頑張ってね」と励ましてくれる言葉をたくさん頂けます。

今まで悔いたことが今の挑戦にもなり、失敗したことがすべての成功になり、耐え忍んできたことで情熱が強くなり、辛酸をなめ苦労してきたことで智慧を蓄えてきました。

人生というのは、偉大な問題を解決したいと強く願うことでそれ相応の出来事が舞い込んできます。そしてきっと善くなると信じ切ることで様々な奇跡やご縁を呼び込んでいきます。さらに理想は高くても足るを知りすべての存在に感謝していくことで運を引き寄せていきます。

あと7年で今の会社の代表を引退することを決心し公表していますから残り私が社長をさせていただくのは2555日です。この期間に、どれだけ理念を文化に昇華し、長期的に成長し続ける体制を設け、人財が働きやすく多様性を保ち、変化し続けることをお面白がるようにし、生き方と働き方と経済と道徳の一致ができるのか、果たして可能なのかと思うと戦々恐々として薄氷の上の歩くがごとしの心境でもあります。

しかし、人生はいつか誰にも終わりがきます。

後悔していい、しかしこの悔いが残らないように生ききる事が人生の真の喜びであり、世界人類の平和や幸福へのお役立ちだと私は信じています。

ここにきて自他一体が成長し、自他一喜福に転換です。

変化を求めて、変化を愉しみ、成長の仕合せをかみしめながら神人合一に随神の道を邁進していきたいと思います。

  1. コメント

    どんなに全力を尽くしたつもりでも、結果が伴わないと「もっと出来たことがあったのでは」と思うものです。そういう意味では、「悔いのない生き方」というのは、なかなかに厳しいものです。「限界」とは「自分が諦めたところである」とも言いますが、悩み苦しんでいるだけでは限界は超えられません。新年号「令和」に、明るい未来を信じて、改めて一日一日を丁寧に生きたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です