世代の責任

先日、むかしの田んぼで田植えをしましたがこの10年で特に大きな変化としてトンボやカエルがいなくなったといいます。数十年前は、トンボが羽化したら夏の間は山で生活するので田んぼから山に移動するのに空がトンボで埋め尽くされるほどだったといいます。それが秋になると、また田んぼにやってきて卵を産み循環し廻るのです。

それが今ではほとんど見かけることもないというのは、それだけ環境の変化が著しいということです。

私たちは生物多様性といって、あらゆる生物のつながりの中で私たちも存在しています。この地球では、単体の生物だけでは生きられず他の生物や生命と一緒にいのちを共有しているとも言えます。それは動植物だけでなく、バクテリアにいたるまで私たちは全体の中で自分の生命をはじめて維持することができるのです。

この影響は何からきているのか、それは様々な理由が考えられます。例えば、農薬の影響や、食べものになっているほかの生物たちが気候変動の影響を受けていなくなったからだとも言えます。あまりにも理由が多すぎて、どれを特定していいかもわかりませんが地球全体で俯瞰してみるとき、空気や川や海が汚染されている現実が末梢の場所まで変化が起きていると実感するのです。

私たちの前の世代がやってきたことが、間違っていると気づいたとき今の世代がその間違いを正していくのが子孫への責任でもあります。子どもたちの代になったときには、その影響は計り知れず悲惨な現実を譲り渡して私たちの世代は前の世代のせいにして諦めたり、自分たちの世代のやってきたことを後悔しながら生きていくしかありません。

そんな先が読める人生に対して、何を行動するかは今の世代と前の世代の責任なのです。今、生きている人たちがどうにかすること。責任というのは、今を生きることを任されている世代がその問題に対して真摯に取り組むということなのでしょう。

子どもたちは何も知らずに、そのままのものが譲られていきます。まさか譲られたものが自然破壊され汚染されたものなどとは思ってはおらず、美しい地球のままに自分も生を謳歌できると信じているはずです。それは動植物のいのちも同様です。

今、すぐにできることからみんながそれぞれに取り組むことが大きな未来の変化になります。私は私のできることで、子ども第一義の理念に取り組んでいきたいと思います。

  1. コメント

    以前、日本にも「公害」時代があり、一気に環境汚染が進んでしまいました。しかし、経済発展は止まらず、知恵でその後を乗り切ってきました。これは経済発展を是としたため、後処理に知恵を使いましたが、これからは、発展そのものの中に時代を後退させない知恵を発揮できるようでありたいものです。

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