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2010年08月のカグヤクルー日記

「違いは間違いではない」

2010年8月 2日

こんにちは、コンサル部の松村です。

先日友人に誘われて、初めて本格的な占いというものをしてもらいました。
占いというと一対一で行うものだと想像していましたが
事前に占ってもらったものを、解説のような形で講演が行われました。

今回「四柱推命」という占いを受けたのですが
「動物占い」というと皆さんにも親しみやすいかと思います。
カグヤで動物占いが流行っており、動物占いの起源である
「四柱推命」に興味がわいたので参加しました。

「四柱推命」の簡単な解説として
生まれた年、月、日、時、から占うのではなくその人の生まれ持った
可能性を推し量るものだそうで、占いというよりも統計学に近いようです。

この四柱推命によって自分の性格や特徴を見つけることができるので
今まで知らなかった自分を知ることが出来るようです。

自分がどんな特徴があるのかわかっていないのと
普段の自分に向き合うことが苦手なので自分を知ることによって
自分に向き合うことが出来るのではと思い、受けてみようと思いました。

また、今回参加して気付いたことは
自分を知るのと同じように、相手がどんな特性を持っているのか
知ることが出来るので、自分との相性や違いなどが見え、どんな人とも
向き合うことが出来るようになるのではと参加していて感じました。

一人ひとり特性や性格は違いますが
「違いは間違いではない」ということを改めて気付き
相手のことを自分と考えが違うから相手を受け入れない
という考えを持つのではなく、受け入れることの大切さを感じました。

世界には人種の違い、肌の違い、性格の違い、宗教の違いがあります。
しかし、一人ひとりが、同じ人間であり、良いところを持っています。
国際化社会により日本に外国人が増えたことを感じていますが
日本のこれからを考えると、どんな相手をも受け入れることが
世界に視野を向けることと同等に必要なことではないかと思います。

そう考えると、大人同士の関りだけではなく
子ども同士の関りも同じことが言え、違いは間違いではない
とういうことが大切だと改めて感じます。

私は、普段関わる人に対して価値観が違う相手に対して
違うとだけ判断してしまい、関りを持とうとしていませんでした。
価値観の違いも人それぞれあることに気付かされると
相手とどう向き合い、付き合うのかを考えることが大切なのではないかと考えました。

自分の課題は相手を知ることで、相手を知るには
自分がどんな人間なのか伝えることも大切だと考えています。
自分の特徴を知らないと自分の何を伝えて良いかわからないので
今回参加させて頂いたことはとても良い機会になり、自分を振り返ることや
自分に向き合うきっかけ、相手のことを受け入れることの大切さに気付かされました。

知らなかった自分を知ることが出来ることは
楽しくもあり、うれしくもあり、まだまだ可能性があるのではないかと感じます。

これからも、自分に向き合って知らない自分に出会い、見出し、成長していきたいと思います。

オルタナティブアドバイザー
松村 武典


「今日の価値」

2010年8月 3日

こんにちは、秋山です。

今月は非常に恥ずかしながら、
自身の体調管理が甘く、
お休みを続けて頂く期間がありました。

仕事に対する責任、
周囲に掛ける影響力、
積み重ねてきた信頼関係…etc

日常生活の中で、
継続してきたものの大きさに、
自らの至らなさを痛感すると共に、
改めて認識する良い機会となりました。

1人の社会人として、
体調管理に気を配ることは、
最低限の役割ですが、

「もしも明日来れなかったら…」

こう考えることで、
仕事に対する意識・姿勢が、
今まで以上に磨かれるように思います。

1日1日が過ぎていくと、
「今」この瞬間の価値を、
忘れてしまうことがあります。

「明日がある」と思うことで、
今日出来ることを流してしまえば、
今日を最大限使い切ったとは言えません。

気付いたこと、
思い付いたこと、
出来ることの全てを、

1日に込めて過ごしていきたいと思います。

コンサルティングサポーター
秋山 有紀子


「ベランダ菜園」

2010年8月 4日

こんにちは、眞田です。

最近の暑さは凄まじいですね、ベランダの野菜たちも
水分を欲しがり、今までの2倍近い水量を与えています。

唐辛子は真赤になり、トマトも実り、収穫が近付いています。

しかし、、、夏に一番期待していた枝豆ですが、、、、

残念ながら、枯れてしまいました。

水分の問題よりも日照時間の問題でしょうか。
未だ解決できておらず、調査中ですが、
日照時間が大切な枝豆にとって、ベランダはやはり
環境としては難しい様子です。

植物は一つ一つの特性によって水や光をどれほど必要とするのかが
違っていますが、説明書に書いてあることを守ればよいと思っていた私は
実際に植物と対面してみて説明書の通りにはいかないということを
痛感しています。

一つ一つの植物を良く見て、葉や茎のみずみずしさを憶え、
その都度その都度、考えながら色々と試していますが、
まだまだ分かりません。

たった一年でそのリズムを知ろうとするのが間違いなのかもしれませんが、
これから一年一年、自然の摂理に触れていくことが出来るということに
ワクワクしています。

植物を育てるということも子育ても、
自分自身が相手にとっての最良の環境に為るということが
大切なのだと思いますが、娘の為にも農作物を育てるというのは日々の実践として
学びが多いことを改めて感じます。
植物たちには感謝の気持ちを持って接していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「カグヤの強み」

2010年8月 5日

こんにちは。宮前です。

先日「グリーン天職バイブル」に掲載している、
弊社の価値観に感動して頂いた方から、メールでご質問を頂きました。

その方は、現在お勤めの会社や上司の価値観に疑問を感じている。
とのことでした。

質問は、以下の2つ。

1.職員がそれぞれのプライドやエゴを越えて気持ちを一つにし、
  仕事をしていくには具体的にどう行動しているのか。

2.社長や職員が、プロフェッショナルとして意識していることは何か。

社長からも、会社間を越えて、正直に自由に、オープンに返信して下さい。
とありましたので、素直に返信しようと思いましたが、
いざ答えようと思っても、簡単ではありませんでした。

それは、社内での課題に、向き合うことになったからです。

ちなみに、ここで私の回答をまとめると、

1.まず、会社の理念・方向性に対して、
 クルー全員が、共感・実践することが必要であり、
 その中で、周囲の「本気」とぶつかりながら、
 自分自身と向き合うことを怠りません。
 
 共に会社を創る仲間として、
 相手が理念から遠退いている時は、
 理念を基に声を掛け合い、修正し、
 各自実践に繋げるよう日々邁進しています。
 
 また、理念が文章化された「理念ブック」を使い、
 迷った時の判断基準にしたり、
 クルー同士、理念を学び深めています。
 
 カグヤでも、気持ちを一つにというのはまだまだ難しいが、
 それらを含め、各々信念を持って働き続けることで、
 やがて気持ちの一つになった強い組織となり、
 「子ども第一主義」の社会の実現に繋がると信じています。

2.「子ども第一主義」の理念の基、
 まず、大人である私たちが、子どものモデルとなれるよう、
 自分の人生(仕事や生活などの隔てなく)の中で、
 一貫した価値観を守りながら生きることを意識しています。

・・・と、社内の現状も含め、自分の考えを正直にお伝えしました。

今回のことで、私自身、自分の問題、会社の問題について向き合う、
貴重な機会となり、そこから感じたことは、

カグヤの強みは、「理念」が明確であること。

「理念」に対して、本音と建前を使い分けることはできず、
迷ったりぶれたりする時の、判断基準にもなるため、
私達クルーにとって、働きやすい環境だと感じます。

そんな改めて気付かされる、自分の恵まれた環境。

課題は沢山ありますが、あきらめることなく、
自分にしかできないことを、しっかり実践し、
これからも強い組織を目指していきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「信じる力」

2010年8月 6日

こんにちは、カグヤの白土です。

梅雨も明け、いよいよ真夏到来という感じです。
暑さはつらいですけど、夏の青空と大きな雲を見ると心が安らいできます。


先週末のお休みの日に久しぶりに実家に帰りました。
5月以来戻っていなかったわけですが、実家は農家ですので
この時期の2ヶ月はとんでもないくらいの変化がある期間です。

5月の時点では米を作る際の種蒔きすら未だ終わっていなったのですが
今回戻るとすでに田植えも終わり見事なまでに稲が生長していました。

正直なところ、子どもの頃は家が農家であることを
同級生や友達から馬鹿にされることもあり
手伝うことにすら抵抗があったのですが、目の前で
こんなにも稲の成長を感じることが出来たり、様々な事や
多くの人への思いを込めて何かを作り出すということを実感
できるということは本当に素晴らしいと今は感じます。

又、今回は少しの時間ですが父親と話したいことがあり実家に戻りました。

周りからすれば大したことではないかもしれませんが、
自分自身にとっては、今後の将来のことなので大事なことでした。

しかしその大事なことをなかなか面と向かって
正直に今まで話せなった自分も居ます。
その理由を両親のせいにはしたくはありませんが
正直なところ子どもの頃の私自身と
両親との関わりというものを今でも引きずっています。

子どもの頃の記憶として残っているのは
「やりたいことをやらせてもらえなかった」という事です。
殆どの事を駄目と言われ、尚且つ駄目な事に対して
理由すら言ってくれない関わりの中、、
いつしか両親に自分の気持ちを伝えることが
苦痛に感じるようになった事を今でも覚えています。

又自分の中でのこのような問題を引きずったまま
生活や仕事をしているとどこかで違う形で問題が起き躓いてしまいます。  
そのような中で、いつまで相手任せで生きているのか?ずっと考えました。

自問自答する中で、こうなった理由はもうどうでもいい事で
変わろうとしていないのは、自分自身なんだと思いました。

まだまだ私自身の中で両親に対しての信じる力が無い分不安も沢山あります。
しかし踏み出さなければ何も変わることは無いのだと思いますし
私自身のこれからの人生のためにも、両親のせいにするのではなく
自分が変わるということを大事にしたいと思います。

又これからもっと大変な事があるかも知れませんが
自分が決めたことを信じて自分の道をしっかりと歩いていきたいと思います。

次回両親には今の在りのままの気持ちを伝えたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「生き生きとした関わりを目指して」

2010年8月 9日

皆様こんにちは、瀬口です。

先日、某番組にて旭山動物園の職員の皆さんの声が放映されていました。

以前、名誉園長である小菅氏の講演を拝聴し、興味を持っていたのですが、
今度はTVにてそこで働く人たちの姿を見ることが出来ました。

思ったより若い方や女性も多く、驚きました。と共に、偏見だったと反省させられます。

職員の方一人ひとりにインタビューを取られ
「眼を見るとすごいかわいいんですよ」
といった声や

バナナの輪切りをチンパンジーに与える方は
「上手く均等にあげれる様に工夫して投げています。それが楽しいですね。」
という方

「風で倒れてしまった枯れ木なんか見ると、
(オジロワシの)止まり木に使えるなどと思って
『これはラッキー』だと思って誰よりも先に拾おうとするんですよね」


「(テナガザルが)頑張ったら何とか餌に手が届く様に仕掛けをする様にしています。」
と動物の持っている個性をより伸ばそうとする方、

施設管理係の方がエゾタンポポを園内全部に咲かせたいという
思いから出来れば動植物園にしていきたい!という自分の夢を持っている方

バスの運転手の方は自分の仕事以上に、自分が見てきた物を
ガイドとして案内したり地域の方がボランティアで協力したりと活気に満ち溢れていました。

小菅氏の視点も興味深いものでしたが、
そこに関わる職員の方一人ひとりが生き生きとした姿があり、
こだわりと専門性を持って取り組もうとする姿が動物園を
活気づかせているのだなということを思いました。

園がすごいのではなく、園長だけがすごいのでもなく、
そこに関わる全ての人が園を良くしよう、来園者の方に
「動物の素晴らしさを知ってもらいたい」など様々な思いを共有し、
互いの個性や特性、アイディアを活かしあった組織づくりが出来ているのですね。

この関係性に学ぶべきところは多いにあるのではないかという事を思いました。

私自身、会社の理念があり、方針がある。
方針を見ることも大事ですが、指示された事や業務を何とか
こなそうという余りに遣ることが目的になってしまって、何か新しい物を
創りだそうということや自分の夢の実現などへ意識が
中々持ちづらかったのではないかと思います。

理念に沿って遣りたいことが遣れる環境が在り、
その環境を多いに利用・活用し本当に子どもたちのためになる様な関わり方をしていきたい。

そう改めて思いました。

大事なことを忘れてしまっていた様にも思います。

本当に遣りたいことが何なのか、自分という人間をより有効に世の中のために
活用していける様な自分の使い方をしていきたいと思います。

旭山動物園にはいつか自分の足で一度行ってみたいとより思える様になりました。

コンシェルジェ
瀬口拓郎


「一人の小さな思いから始まること」

2010年8月10日

田上です。

一滴の雫が大河になるように、世の中に大きな変化を
もたらすことの源流はとても小さな動機から始まることをよく感じさせられます。

以前、四国でノンプロの公式野球独立リーグの
四国アイランドリーグに足を運ぶ機会がありました。
当初の自分の認識ではちょっとしたブームのようなもので、
立ち上げ当初の一時的な盛り上がりで、リーグの運営も経済的に難しく、
何年続くのかというぐらいだったのですが、スタジアムに足を運ぶと
まさにボールパークで様々な目的で多くの方々がスタジアムに足を運ばれていました。
地元地域の小売店の方々が多くの出店を出し、
特産物を始め、ゲームやホームチームグッツなどが並んでいました。

各県を本拠地にしたチームの応援団には
地元地域の高校生ブラスバンド部が有志で応援を盛り上げ、
試合の途中には地元のリトルリーグの子ども達がグランドに降り、
直接選手に野球の指導を受けたり、グランド整備を手伝ったり
ボールボーイも当然、地元の子ども達が活き活きと大役を果たしていました。

このリーグには、交流戦として福岡ソフトバンクホークスの2軍も参加していて、
甲子園を沸かせた選手や昨シーズン1軍で活躍された選手も多く、
子どもから大人までプロのプレーをとても身近かで感じるリーグになっています。

日本の最北端にある旭川動物園も一度廃園が決まった動物園を
当時の小菅園長が動物が自然の中で見せる行動を動物園でも
来園者にも知ってもらえるように工夫した行動展示を始め、
世界でも例のない、首都圏にない動物園で年間300万人の来場者が足を運んでいます。

今では旭山動物園を目指して、旭川に観光客や異業種の方が
視擦訪問に訪れ、お土産品のメーカー、近隣の駐車場経営、観光ホテルなど
様々な立場の多くの人達が関わり、旭山動物園の価値を共有しています。

ギビングツリーでも藤森先生の子どもや保育にかける思いを今では
全国で250ヵ園もの園さんの思いと重なり合い、繋がりを共有し、深め合っています。

そして新たな動きとして、各地の先生方がリーダーシップを発揮され、
色々な活動が始まり、新たな出会い、広がりが生まれています。

どんな大きな変化も最初は誰かの小さな一人の思いから始まったことだと思いますが、
思いが共感者を生み、思いを繋いでくれて、信じ続けてくれる人がいることが、
人としてとても美しくありがたく心に沁みてきます。

これからも自分の思いや皆さんの思いを大切にし、一つずつ形にして、
広げ深め、皆さんの人生がハッピーになれるよう
社業を通じて自分の思いを実現させて生きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「時間を有効に使う姿勢」

2010年8月11日

こんにちは、コンサル部の松村です。

先日友人に誘われ、時間管理のセミナー
「フランクリンセミナー」を受けに行きました。

ビジネスセミナーをあまり受けたことが無かったので
スキルアップのためにと、時間にいつも追われ余裕が作れなかった自分を
どうにか改善したいと思ったのが参加する理由でした。

「フランクリンセミナー」について少し説明させて頂くと
フランクリンとは、アメリカ100ドル札の肖像画となっている
ベンジャミン・フランクリンから名づけられています。

18世紀にアメリカ初の公立図書館の設立から始まり
大学創設、避雷針の発明、そして有名なのがアメリカ独立に尽力したことです。
「アメリカ建国の父」とも呼ばれています。

今回の講演では、フランクリンの
「自分の人生にとって何が最も大切なのか」という考えから
時間の概念について学びました。

1日の時間は24時間ですが、1日が26時間だったら
もっと余裕が出来るのではないかと普段から思っていたのですが
時間はコントロール出来ないので、今回のセミナーで
仕事や私生活での時間の使い方のヒントが得られるのではないか
と思いながらセミナーを受けました。

全ての人に時間は常に流れており
今回のセミナー内容で時間はコントロール出来ないが
時間の使い方はコントロール出来るということを学びました。

例えばいつもより早起きをしたり、食事をする時間を早めたり
前もって仕事を終わらせておくなどと、自分の明確な目的や目標を
しっかりと持つことで、取り組む時間に余裕を作ります。

また、目標を心で思っているだけではなく
目標を必ず目で見えるように書き記すことと
必ず期限を付け実践することだと話していました。

カグヤでは園のサポートをさせて頂く時に
自分達が実践したことしか園で話さないので、今回のセミナーで
実践することの大切さを改めて感じました。

今回、自分の行動をコントロールして時間に余裕を作る
姿勢の方が大切だということと、時間は全ての人に対して
等しく流れているので時間がないという考えではなく
物事に対しての優先順位を緊急なものから付けていくことを学びました。

時間は常に流れ、過ぎた時間は戻ってこないので
何が優先順位が高いのかを考え、1秒たりとも無駄にしないためにも
何事にも取り組む姿勢を大切にしていきたいと思います。

オルタナティブアドバイザー
松村武典


「変われるって…ドキドキ。」

2010年8月17日

【変われるってドキドキ。】

これは心にずっと残っている、
とあるCMのキャッチフレーズです。

もっと心の通った組織を創るため…
もっと豊かな仕事を追及するため…
もっと出来ることを拡げるため…

カグヤで過ごす中でも「変わりたい」と思う瞬間が多くあります。

いつもと同じであることは、
時間もエネルギーも必要がなく、
逆に大きく変わる時は文字通り「大変」です。

でも違う自分になれることは、
自分も知らない可能性に出逢えるようで、
ドキドキ…ワクワクします。

変わることを恐れずに、
純粋に未来を楽しめるような、
そんな姿勢を忘れずに、時に周りを巻き込んで、
カグヤクルーとして日々を過ごしていきたいです。

             コンサルタントサポーター
                    秋山有紀子



「皆で乗り越える」

2010年8月18日

こんにちは、営業部の眞田です。

最近ですが、カグヤクルー皆で集まり、自分たちのことや会社のことを
沢山話す機会がありました。

その中でとても大切だと感じたことがあります。

クルーは毎日8時から集まりクルー達の会議「朝サミット」を行っています。
月曜日から金曜日まで毎日を自分たちで決めたテーマを元に会議しているのですが、
今回は、そのテーマというものの見直しから始まりました。
世の中や自分たちも日々変化していく中で、
日々おこなっている実践が形骸化してしまったり
自分たちの課題と合わなくなってしまったりすることがないだろうかと疑問を持ち、
私たちの今持っている課題を解決する為に
改めて自分たちでテーマを決める機会となったのですが、
この話し合いの機会が在ることで、チームとしての課題、会社としての課題、
個人の課題を共有することが出来たこと、また課題を課題で留めておくのではなく
解決するための実践を皆で考えて実行に移す事が出来ることに
チームとしての意義を強く感じます。
皆の為に、協力して日々を過ごすという他者支援の考えは
自分を助けてくれる人がチームの人数だけ増えるということ。
自分一人だけで自分のことを考えていると、支援者は一人ですが、
一人で出来ることは本当に少なく、難しいことを感じます。

皆の違いを認め合い、受容し合いながら、周りにいる人たちの支援者であろうとすること。

日々忙しくなると難しいことでもあるのだとは思いますが、
皆で決めた大切なことを毎日実践していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「そもそもの目的」

2010年8月19日

こんにちは。宮前です

カグヤでは、「朝サミット」といって
毎朝クルー一同集まり、
朝のミーティングを行っています。

この場は、通常の業務に関する打合せというより、
カグヤの「理念ブック」から理念を深めたり、
論語や二宮金次郎の書籍を用いて、人間学を学んだり・・・

曜日によって内容は違いますが、
本来、カグヤの理念を学んだり、理念に立ち戻る時間でもありました。

ところが、やり続けていくうちに、どこか慣れもでて、
本来の目的を置き去りにして、ただやるだけ・・・
となっていることもありました。

そのうち、クルーの中から、
「目的を再度共有し、もっといい時間にしよう。」と提案があり、

その提案どおり、クルー間で目的を共有する時間をとることで、
改めて、目的や意義を思い出し、現状必要な内容に見直しも行い、
よりよいものに変えていくことができました。

継続は大事ではありますが、
ただ続けているだけでは、あまり意味はなく、
そもそも何のためかを忘れずに取り組むことで、
随分と有意義な時間になるのを感じます。

自分がこの人生で何をしたいのか、
何のために働いているのか、
どんな社会にしたいのか etc・・・

「朝サミット」は勿論のこと、自分の仕事や、生活の上でも、
そんな大事なそもそもの目的を忘れずに、
ひとつひとつの物事に取り組んでいきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「縁(園)の繋がり」

2010年8月20日

皆様、こんにちは。カグヤの瀬口です。

先日、とある鹿児島のお客さまでの出来ごとです。

実は、兼ねてより見守る保育を進めていくに当たり、副園長先生からはご相談頂き、微力ながらもお力添えし、園では実践を深めていらっしゃいました。

以前、そちらの園の副園長へ、「是非ご紹介したい先生が…」と福岡の園の先生をご紹介差し上げたところ、行動力のある方ですぐにも見学に行かれ、園でも実施出来る点を学び、園での実践につなげ、職員さんも交代で見学する様になりました。

新宿せいが保育園の園長、藤森先生も来園され、園内研修を実施して頂き、鹿児島に福岡の先生や、長崎からも先生が駆け付けられ、共に良くしていきたいという思いがあり、互いに協力しあい、ここにその関係性が築けたことが嬉しいものです。

これも鹿児島の先生の行動力があってのことであり、
ただ動いただけでなく、園の職員さんとの協力と、実践があってこそのものです。

元々、福岡の先生も長崎の先生にも私自身、良くして頂いていたこともあり、その先生方をお繋ぎすることが出来、嬉しく思います。

私からも勿論協力しますが、これからもより多くの方との関係性と協働的な環が広がることが出来る様にして頂きたいですね。


その話をしていると、鹿児島の先生からは御礼の言葉を頂き、こんな私に身に余る光栄の思いでした。

お客様あってのコンシェルジェです。

私の方こそありがとうございました。

コンシェルジェ 
瀬口拓郎


「好調・不調」

2010年8月23日

モノゴトの理では陰と陽のような常に相反するものが同居し、繰り返し表裏することを
人生の中で感じることが多くあります。
モノゴトが自分の思い通りに運んでいる時期を好調と感じることがあります。
しかし、陰と陽が繰り返されることを思うと、すでにこの好調期に不調の芽が生まれ、育っている
のだと思います。
かつての古来より言い伝えられてきた「勝って兜の緒を締めろ」という格言もありますが、表裏一体という
モノゴトの理を知る人であれば好調の時ほど謙虚に次の不調のための準備を欠かさないのだと思います。

また自分の実力、進化が問われる、試されるのは好調なときではなく、不調なではないでしょうか。
人は誰も追い風のときには実力以上の勢いを感じやすくなりますが、向かい風の不調なときにどう前のめりに
進めるか、不調な状況を明るく楽しく味わい、自分の実力以上の力を発揮できるかが問われるのだと思いますし、
不調なときの強い姿勢が次の好調を生み出していけるのだと考えます。

皆、生きている以上、後戻りできる道は一つもないので、常に前向きでより良い未来の姿を強固に信じ、
今できる最良の行動で自分を支えていきたいと思います。

そして、この日常で当たり前なことは何一つない、全てありがたい皆様の恩恵を受けて今があること、
人間の驕り、怠慢が当たり前をつくり、感謝の念を忘れさせる。
謙虚な姿勢でやってあげるではなく、させて頂くからこそ、過去様々な形で受けてきた恩を自分の役割と
責任のもと、少しでも返していくことができること。

ありがたく生きていくための目には見えない人生の本当価値に気付けるためにも、
毎日、目的を持って生き、至らぬ自分を内省していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「親切に触れる」

2010年8月24日

こんにちはカグヤの松村です。
私は、寺町が好きで機会を見て京都などに行くのですが、今年は奈良に都が移って1300年周年だということで、年内に行きたいと思っていた奈良へ平城宮跡を見に一人旅をしてきました。
今回は奈良で沢山の親切な人達との出会いを大切にしたいと思い、書かせて頂きたいと思います。

奈良へはバイクで行きましたが、もう少しで泊まるホテルというところでバッテリーあがりが原因でエンジンがかからず困っていた所、閉店間際のガソリンスタンドの店員さんが嫌な顔一つせずに充電したり押しがけしたりと、見ず知らずの自分を助けてくれました。
結局、エンジンはかからなかったのですが、その店員さんの一生懸命対応してくれた姿に感動し、親切心を感じました。

翌日の午前中から平城宮跡や、東大寺、大仏など色々と周る予定をしていたのですが、バイクを修理しなければ帰ることも出来ないので、ホテルの受付の人に工具を貸してもらいバイクを修理することにしました。
夏の日差しの強い炎天下で修理をしていると、受付の人は心配してくれ、何回も声をかけてくれました、他のホテルの人も心配して声をかけてくれ、通りすがりのおばちゃんも心配してくれ、事情を聞かれたので話すと、「自分で直して大変だけどアメちゃんあげるからがんばって!」とアメを頂き励ましてくれ、ここでも人の温かさに触れました。

無事修理が終わりホテルの受付の人にとても助かったことをあいさつし、早速平城宮跡に向かいましたが、午前中はバイクの修理で時間を使ってしまったため、今回は平城京跡しか行けないのではと思っていました。
平城宮跡に着き、広すぎて何を見てよいのかわからなかったため、案内所で相談したところ、時間配分や平城宮跡だけではなく、時間に余裕があるとのことで、薬師寺を案内してくれました。薬師寺の東塔が来年から10年間の修繕に入るためにお勧めしてくれ、ここでも親切心に触れました。

平城宮の資料室の見学でも最初から最後まで付きっ切りで平城京の1300年の振り返りと、発掘された資料の説明を丁寧にしてくれるという、今回の旅は出会いは最初から最後まで充実した出会いの旅になりました。

今回の旅で、一人で行動するから人との出会いはないだろうと思っていましたが、これは勝手な決め付けで、見知らぬ土地に行っても、沢山の出会いがありました。
現代社会では、人間関係が薄くなっているとも言われていますが、この旅で感じたことは、初めて出会ったにも関らず親切に対応してくれた心の温もりと、人は一人で生きていくことが出来ないこと、人と人との繋がりの大切さと、親切にすることによって人の温かさに気付かされました。
今回出会った人は1回の出会いを大切にしているように感じ、今後は初めて出会う人に対してもその場だけの関わりではなく、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと感じる旅になりました。

オルタナティブアドバイザ
松村武典


『価値ある組織へ』

2010年8月26日

こんにちは、秋山です。

カグヤでは、
クルー同士の相互理解のため、
カグヤとしての理念統一のため、
「一円対話」の時間を大切にしています。

akiyama_0823.jpg
(一円対話の様子)

小さな円を作って、
1つの議題に添って話す時間は、
普段以上に豊かで深い内容に、
発展することも多いように思います。

ただ…

どんなに素敵な表現も、
どんなに心に染みる言葉も、
「ただ良い」だけでは意味がありません。

感じた「良さ」を、
聴いた「良さ」を、
共有した「良さ」を、

自分の課題にいかに活かすか。
次の瞬間に行動としてどう変えるか。

常に「行動が全て」として、
お互いの成長のために、
声を掛け合えるかが大切です。

今、カグヤは大きな変革の時期に入っています。

表面的な仲ではなく、
価値ある絆を深めるために。

伝えることを伝え、
変えるところを変え、
出来ることを精一杯取り組み。

そんな遠慮のない関係を、
今後も築いていきたいと思います。

        コンサルティングサポーター
               秋山 有紀子



【まっとうな人】

2010年8月27日

こんにちは、眞田です。

もうそろそろ夏も終わりに差し掛かってきました。
私は夏が好きだからなのだと思いますが、毎年毎年思うことがあります。

「ようやく暑さにも慣れたと思ったら夏はいなくなってしまう。」
ということです。

暑さにも慣れ、夏の楽しみ方も本腰を入れようと思った頃には
夏は少しの憂いを残してまた今年も居なくなってしまうように感じます。
そして、センチメンタルな秋が迎えてくれるのですが、やはりまだ夏に未練を残している自分がそこに居ます。

今年のお盆は台風4号が重なったこともあり荒れた天候でしたので
余計に夏を堪能できていないので、この残りの夏を目一杯過ごしたいと思います。

さて、そんな荒れた天候の中で我が家のお盆は、父が所属していたヨットクラブで過ごしました。
ヨットクラブと言っても、豪華絢爛なものではなく、限りなく汚い部活の寮のようなところです。
築50年近くの土壁で、触るとさらさらと崩れてきます。
大きなクモに、大きな黒い虫達。
二階にある20畳ほどの畳が敷き詰められた座敷に布団を敷き、皆で寝ます。
一階のリビングには、20年前に私の父が作った木製のベンチとテーブルが未だに現役で使われており、
昭和な生活を大人になっても堪能できる場所。それが我がヨットクラブなのです。

きっと、最近の若者たちは近づき難いところなのかもしれませんが、
多くの先輩方やその子どもたちと、こういった自然の中で触れ合い、生活を共にし
風と波を感じながら成長できる場所というのは私たち家族にとっても貴重な場所です。

ヨットクラブも40年近く続いているのですが、この40年の間に沢山のメンバーが
入会しては辞めて行きました。私の父も初期のメンバーであったため、
私もこのヨットクラブに通い始めて29年目となりました。

そんな中で大先輩と夜を通じてお話をさせていただいた時のこと、
心に残るお言葉を頂きました。

「この40年で医者や経営者、大手の役員、沢山の肩書の人たちがこのヨットクラブに来たけれど、
沢山の人たちが消えて行った。
自分だけ楽しもうとする人。エゴの強い人。仲間を裏切る人。謙虚さに欠ける人。悪口を言う人。
そういう人たちはみんな消えて行った。

結局、残っているのは「まっとうな人」だよ。」

そのまっとうな人という言葉。

とても重みを感じました。
当たり前のことを当たり前に出来ること。
当たり前に感謝出来ること。
人は肩書の前に人であるということ。

諸先輩方のその生き様を見ながら学ぶことが出来るこの環境に
心から有り難いと思うとともに、

自分の為だけでなく、自分の子どもたちの為だけではなく、
私に関わってくれた皆さんの為にも
「まっとうな人」になると心に決めた一日でした。

オルタナティブコンサルタント
 眞田海



「環境のせいにせず」

2010年8月30日

こんにちは。宮前です。

以前ブログでお伝えした
「グリーン天職バイブル」をご覧になり、
弊社の価値観に感動し、ご連絡頂いた女性と、
社内でお会いすることになりました。

その方は、「現在の仕事・職場を何とか改善したい。」という思いで、
その糸口を見つけられればと、東北よりご来社されました。

カグヤとは事業内容も全く異なりますが、
そのようなことも気にせず、ただひたすらに
今回のように立場や役職もない一人の職員が、
自分の強い思いで動いている姿そのものに、大変感銘を受けました。

社長含め面談をしましたが、
大事なことは、やはり周囲の言動に振り回されるのではなく、
そもそも何のための組織なのか、何を実現したいのか等、

根本になるものを持ち、周囲と共有し、
そこを見失わないよう働くことが大事であると感じました。

また、商談内で、

「できないことを環境のせいにするのは簡単だが、
 やはり、自分自身でやると決めたことは、
 環境のせいにしたり、言い訳したりせず、
 とにかくきちんとやることが、必要不可欠で、
 そうでないと、周囲への提案はできず、
 単なる口だけの要求になる。」

と、社長よりお話しがありました。

私自身、無意識ではありますが、
できない時は、環境のせいにし、
できた時は、自分の力だと錯覚してしまう時があると思います。

やはりその逆でいれたら、もっと自分が大きくなれるし、
自分を発揮できることに繋がると思います。

考えてみると、私は彼女に比べ、
理念が明確な組織、
本音と建前を使い分けないトップ、
やりたいことは自由にさせてもらえる職場環境があり、

本当に自分が恵まれていることに、気付かされます。

だからこそ、環境に甘んじるのでなく、
ますます「子ども第一主義」を守って、
社会に少しでも、プラスになれる存在でありたいと思います。

また、今回の予期せぬ出逢いから、
やはり社会を変えるのは、何か外側の大きな力に頼るものではなく、
ひとりひとりの小さな力が、増えていくことによって、
実現できるのだと感じました。

このご縁に感謝し、
しっかり社会へ還元したいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子



『伝わる思い』

2010年8月31日

こんにちは、カグヤの白土です。

この時期社内に居ますと、室内と外の温度差がかなり激しい為に体調の管理が本当に難しいなと感じます。

「昔は東京もこんなに暑くはなかった」と最近よく耳にしますが、

私達が生み出したものや便利さを求めた結果、自分達が苦しんでいるのではと感じます。、

同時に周りの多くの生物や植物にも多大な迷惑を掛けている事を忘れてはいけないのだと改めて感じます。

さて、今回はある東京の保育園様から先日電話を頂いた内容を書かせて頂きたいと思います。

頂いたお電話の内容は、福岡で保育を学んでいる学生さんが保育園のHPを見て、

突然見学をさせて欲しいと言って来園されたという事でした。

その学生さんは来年から東京で保育園に就職されるということで、

御自身の中で保育に対して強い思いを持ち就職活動をされている方との事でした。

HPだけをたよりに東京まで出てこられ改めて子ども主体の見守るほいくの素晴らしさに感動されたみたいです。

又、御自身の道が明確になったのか、「福岡でも見守るほいくを行っている園を紹介して欲しい」と言われたそうです。

それをお聞きして私自身もとても嬉しい気持ちになりました。


同時にその学生さんの主体的な動きにはびっくりさせられました。

自分が将来何を大事にして何を守りたいのか?その為にどういう仕事に就きたいのか?

しっかりと自分の中でぶれないものを持つという事がいかに大事なのかも気づかせていただいたように思います。

又今回は保育園様のHPの作成に弊社が関わらさせていただいたこともあり園長先生からは感謝の言葉を頂きました。

こちらの保育園さまでは、ほぼ毎日園長先生と職員の方がブログにて更新をされています。

更新内容は子どもたちの為に園で大事にしていることや園長先生の子どもたちに対する思いが綴られています。

何よりも凄いなと感じるのが、日々自分のためではなく、子どもたちの為、園の為、地域の為、そして日本の未来の為に、

ブログをやっていらっしゃる園長先生と職員の方です。

実際にその実践が多くの方に伝わり影響を与えているのだと思います。


これからも先生方が大事にしていらっしゃる、子ども主体の見守るほいくが、

全国各地で広がっていくことを心から楽しみにしていきたいと思います。

又その中で先生方のお手伝いを少しでもさせて頂けるよう私たちも励んで参りたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹