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2011年08月のカグヤクルー日記

「山登り」

2011年8月 1日

こんにちは、眞田です。
夏も真っ盛りですね。
先日、梅雨が明けたらやりたいことの一つをすることが出来ました。
梅干の土用干しではなく、登山です。


山梨県と長野県の県境にある、朝日岳~鉄山~金峰山を縦走してきました。


山登りはすべてが自分の責任です。命を落とすことも多々あります。
だからこそ、事前の準備を入念に行います。


明日の天候、登山ルート、かかる時間などを踏まえて、全てが逆算から始まり、
スケジューリングを行い、最終的な登頂開始時間を決めます。


これは、仕事の取り組み方と同じだと感じます。
どんな仕事も、全ては逆算からスケジュールされ、事前準備が重要でありながら、
どうも日々の癖や悪習でその場で乗り切ろうとしてしまったりすることがある
ように思います。


登山で言えば、何の準備も無しに、何も知らずに入山することだと思います。


これでは、何か起きたときに誰が責任を取るのか。結局、何の責任も取ろうと
しないからこその入山ですから、結局は周りの人々に迷惑を懸けてしまう。


これは、会社でも同じなのだと学びました。
山登りを通じて肌で感じるのは人と人とのつながりです。


皆、山の怖さと美しさの両端を知っているからこそ、山道ですれ違えば必ず
挨拶をします。


「こんにちは、暑いですね、おひとりですか?」と、汗だくで休憩していると、
声をかけてくれます。
「水は足りていますか?」と心配してくれる人もいます。


あとどれくらいで山頂なのかが分からず、足を休めている時にも
「山頂はもうすぐですよ」と声をかけてくれる方がいました。とたんに、
心に力が湧きました。本当に皆様有難いお言葉を頂けます。


山登りでは、それぞれのグループで登っていながらも皆で協力して助け合い、
気を使いながら登っていることを実感できます。


私も、下山するルートですれ違う時には頂上手前で疲労している人を見た
ときには、「山頂はもうすぐですよ」と、さっきしてもらって嬉しかったことを
声掛け出来たと、なんだか山では皆が仲間なのだと心から感じられる一日でした。
こういった体験を仕事や人生に還元していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


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「環境づくり」

2011年8月 2日

こんにちは。宮前です。
私はカグヤで、「環境コーディネーター」という役割を担い、
仕事をしています。


「環境」というと、幅が広すぎて、自分でもまだ理解しきれていないのが
正直なところですが・・・

自分が取り組む仕事はどんなことでも、より良い環境へと繋がるためのものに
したいと感じています。


その中で、クルーの自律を促せるような環境づくりも、大切にしています。


先日、業務フローの見直しや、管理するためのチェック表を作成する中でも、
「自分が管理をする」という視点から、「皆が自主的・主体的に取り組め、
自己管理をしやすいような環境をつくる」と視点を変え取り組んだところ・・・
ひとつの書類づくりが、大変意味深いものへと、自分の中で変化したのを感じます。


どんな仕事でも、本来の目的や意味を考え、そこから取り組めば、
とても価値のある仕事になるのだと思います。


目の前の仕事に対して、価値をつくるのは自分次第。
日々の仕事を、丁寧に行っていきたいと改めて感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「イメージ」

2011年8月 3日

こんにちは、白土です。
いよいよ夏到来という感じですね。
東京でも熱帯夜が続いています。


昔の夏はこんなにも暑かったのかと感じるのはきっと私だけでは
ないのではと思います。


さて今回は、新たな気づきを頂きましたので書かせて頂きます。
最近社内での自分の役割を考える事がよくあります。


自分の役割を明確にした中で役割に対して自分なりに
鮮明にイメージする事がとても大事だと今感じています。


同時大事なのが、過去の経験や経験もしていない情報にとらわれるのではなく、
今の会社の理念、会社像から自分の役割をイメージする事がとても大事だと思います。


例えばどこの会社でも「マネージャー」という立場の人は存在しているかもしれません。
しかし今の自分がイメージするカグヤでのマネージャーと所謂マネージャーの
イメージはかなり変わってきます。


実際に私も両方のイメージを出してみたのですが、こんなにも変わるのかという
感じでした。


もちろんどちらか一方が間違っているという事ではないのだと思います。
しかし今回の経験を通してやはり大事なのは、自分なりに考えイメージしているか
だという事です。


それが出来ていなければここでも受け身になり周りに流されてしまいます。
まだまだ私もイメージできていない事が多々あるのも現状です。


しかし自分自身の中で自分の役割を鮮明にイメージする事で、その先の具体的な行動も
明確になるのだと思います。


これからも、もっと主体的に自分の役割と向き合っていきたいと思います。
又何かに刷り込まれるのではなく、自分の中でこんな風になりたいという気持ちも
大事にし続けたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「クルー日記を実践して」

2011年8月 4日

皆さんこんにちは瀬口です。
クルー日記や竹取新聞など、カグヤではクルー一人ひとりが自分の実践と
実践の中からの気づきを綴る場所があります。


先日、クルー日記について振り返る機会があり、感じたことから述べたいと思います。


実践というものもやる事だけが目的になってしまったり、やっている事が作業の様に
なってしまうと意味が無くなってしまいます。


一体何のためにやっているのか、それは自分のためなのか、他人のためなのか、
人によって目標や目指すものが違うからこそ、活かし方も変わってくるのでしょう。


一つひとつに意味があるものであり、貴重な時間も使っています。自分の人生に
とっての財産です。


流さずに此処に関わった多くの方々への感謝の意味も込めて、実践からの振り返りは
大事なことだと思います。


カグヤでは「子どものために」という理念の下に各実践があります。
自分たちから環境や身体に良いものを取り込むことなど、子どもへ還元する
ために実施しています。


出来ていないことや知らないことなどまだまだ多くありますが、学んだ事を次に
活かすためにも振り返りや気づいた事などクルー日記で綴ることが出来ればと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「ソーシャル・ビジネスについて」

2011年8月 5日

先日、ソーシャル・ビジネスの第一人者であるバングラディッシュのムハマド・ユヌス氏の
来日公演へ参加致しました。ユヌス氏は高利貸しに苦しみ貧困状態から抜け出せない
人々のために無担保小口融資を行うグラミン銀行を立ち上げ、貧困問題解決に取り組まれ、
2006年にはノーベル平和賞を受賞された方です。


ソーシャル・ビジネスのキーワードとなるのが無私、すなわち利他心であり、無私の心は
人間の根源的な性質とも言えるのだと思います。


自分もノーベル平和賞を取られた2006年に初めてユヌス氏の活動を知る機会がありましたが、
その時には途上国に必要な取り組みなのではと思っていました。


しかし先進国である日本にも、権力や格差社会、経済最優先の組織の中で自分を押し
殺している人、自分らしさを失ってしまった人など社会の歪みを見ることが多く、カグヤでの
日々の社業の通じて全国の先生方との関わりの中でも、思いと現実的との違いに苦しまれ
ている方、本音と建て前の狭間で自分自身を見出せない方など多くいらっしゃることを
実感していました。


国としての機能を果たすには利益追求型の会社が法人税を納めることで公共性が保たれて
いくことは大前提ですが、今日までの経済最優先社会の日本では尊い人生を人と比べ
勝ち負けで競い、生活格差を生み、誰かを憎みながら生きる人、自分が生きていく自信の
持てない人など様々です。


国が取り組む福祉事業、各民間団体のNPOやNGOもありますが、そこにもう一つソーシャル・
ビジネスという新たな社会貢献の選択肢、仕事観、生き方が増えたのではないかと感じます。


今回の震災を機にエネルギー問題を取り上げる機会が多くなりましたが、今こそヒューマン
エネルギーを最大限活用できる社会の姿が国としてのあるべき姿だと思います。


もともと、皆一人ひとりが持っている大切な思いがあり、大切な存在であること。
責めず、押し付けず、放任せず、一人ひとりがやりたいこと、望んでいることが叶う社会を
作り上げるために、カグヤの社業と通して目の前の先生方との関わりから社会へ貢献して
いきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「きっかけの入り口」

2011年8月 8日

こんにちは、奥山です。
先日、カグヤでの自分について振り返りをしました。


両親に見守られ自由奔放に育った私ですが、大学時代に行ったカンボジアで、
カグヤで働くきっかけに出会ったように思います。


自分の目と耳で感じた全てが現実で、笑顔もゆっくりと流れる時間も、
高い空も暑い日ざしもそこで感じた全てが、今に繋がっていると感じています。


カグヤには理念も夢も志もあり、何かしたい、その気持ちに気付かせてくれたのは、
日本ではなく、だからこそ日本で、カグヤから始めることがきっかけだと感じています。


きっかけを貰ったからこそ、もう一度訪れる際は恩返しをしたいと感じています。


日本から離れた国で起きていることも、隣で困っている人のことも同じように想い、
見守っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「ワクワクのチカラ」

2011年8月 9日

こんにちは、秋山です。
私は約10年前から、「子どもと遊ぶ活動」を、児童館にて継続しています。


出産した今は足が遠退いていますが、その場での出逢い、経験、思い出…etc
どれも今の私を創る上で欠かせないものです。


先日その仲間から声が掛かり、「復興のために出来ること」を考えて
やってみないかと盛り上がりました。


集まった仲間は、年齢も、職業も、生活環境も、それぞれ異なる者ばかりですが、


「この仲間となら出来る!」そう確信出来るのは、みんなが1つの方向を目指して、
ワクワクしているのを感じるからです。


目指すもの出来ること、やるべきこと。実現のためには必要なものが多くあります。

ただ誰よりも「自分」がワクワクしながら取り組むこと。
そんな1人1人が集まるからこそ、枠を超えた活動・可能性が広がる活動に
繋がるのだと実感した出来事でした。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「つわりに梅ジュース」

2011年8月10日

こんにちは、眞田です。
どうも夏らしい青空が今年は少ないですね。
秋がそこまで来ているのでしょうか?


そんな中、我が家はてんやわんやです。


実は我が家には本当に有難いことに、春に新しい命が妻のおなかに
宿っており、現在15週目。ちょうど安定期に入るタイミングです。


しかし、つわりは一人目の子の時よりも随分とひどく、
1歳9か月の愛娘を小脇に抱えて、つわりに耐える妻に
何か日中も気持ちを安らげることが出来ないだろうかと考え、
手作りしたものがあります。


梅ジュースです。

また梅です。


今年は梅酒に梅干に梅尽くしですが、梅ジュースは妊娠中にも
とても良く、クエン酸やビタミンB1が疲労を和らげてくれる効能が
あると言われているみたいですが何よりも、梅ジュースをソーダで
割った時の梅の香りと甘さ。そして飲んだ時の爽快感がたまりません。


という訳で、仕込み期間14日間を経て
つわり解消夏爽快な梅ジュースの完成です。


あまり多くの量は仕込めませんでしたが、
妻の気分が少しでも和らげば、一緒にいる娘も
また安心するだろうと思います。


また、何よりもそれを見ている私自身が一番うれしいのは、
作る機会を貰った人間の特権ですね。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「同じ目標を持つこと」

2011年8月11日

こんにちは。宮前です。
カグヤでは6月から、初めて派遣社員の方を迎え、
一緒に仕事をしています。


主に経理業務をして頂いているのですが彼女は、様々な会社での
経験を持たれていることもあり、カグヤに対して、経理業務以外にも、
課題や改善点等、色々と発信して頂くことも多いです。


そんな中、せっかくなので、先日2人で打ち合わせの時間を設け、
会社の課題に向けて、共に目標や期間を決め、取り組むことにしました。


私たちが決めたことは、お客様が安心できる内部体制を築くこと。
そのために、情報共有化のシステムづくりや、サポート体制の見直し等、
進めている最中です。


今回、「安心内部体制」いう同じ目標持てたことで、それに関わる会話も増え、
以前より一緒に働いている意識が高まるのを感じます。


雇用形態や立場に関係なく、同じ目標を持ち、対等な気持ちで
取り組むことの素晴らしさを実感してますので、今後もこの気持ちを
維持しつつ、目標達成のため、共に頑張っていこうと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「変わるという事」

2011年8月17日

こんにちは、カグヤの白土です。
震災後様々な国、地域、会社、人が変わろうとしているのを感じます。


あれだけの大きな震災の後に、以前と比べて何も変わっていないという事も
きっとないのだと思います。


私自身以前であれば、今回のテーマである「変わるという事」について
かなり抵抗があったように思います。


同時に自分自身から主体的に変われたことがどれくらいあっただろうかと
考えるとほとんどなかったように感じます。


いつも自分から変わろうとせず、環境から逃げたり、自分よりも相手が変わる
事ばかりを意識していた自分が恥ずかしくもあります。


何よりも自分自身が変わるという事から逃げてきたのだと思います。
しかし、この会社に入り今更ですが、見えてきたものがあります。


それは、変わるという事が辛いとか怖いとかという事ではないという事です。
相手に求める前に自分が先に変われば、人間関係は本当に良くなります。


お互いが相手に変わる事を求めずに、自分から変わろうとすればなお更
関係は良好だと思います。


又今では変わるという事は、過去の自分からの卒業という事だと感じています。
変わった中で大変な事があっても、それは自分が過去から成長したからこそ
頂いている課題であると今では少しずつですが感じる事が出来ています。


世の中でも変化や変わるという事は、どうしてもマイナスに捉えがちですが、
いかにプラスに捉えるか、いかに自分から変わろうとするかで生き方が変わり、
見えてくる世界も変わってくるのだと思います。


これからも、変わる事を恐れずに、楽しみながら生きていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「なりたい自分」

2011年8月18日

皆さんこんにちはカグヤの瀬口です。
ここ数年、素直になるということが課題になっています。
見守る保育を実践する上で、子どもの声を聞き、何がやりたいのかを
受け止めていくことは大事なことなのですが、自分自身のこととなると難しいものです。


何か「こうやりたい」と思っていても「現実、こうじゃないか」「でも」「あれがあるから」
など言い訳を探し、動かない理由をつけてしまうことが多々あります。


動かない事を選択した結果、大変になってしまい、後悔して自分を見失うことになり、
益々、心の扉を閉じてしまうことにもなっていました。


周囲のアドバイスも何かしらの理由をつけて受け止めることが出来ずに、
更に苦悩することもあります。


自分ではもっと開放出来る様にしていきたいと思っていますが、できないからこそ悔やんでしまう。


自分の本心に問いかけた時に、「やるか」「やらないか」と決めることが大事であり、
「やる」ための努力、「やらない」ための努力がそれぞれに必要であることを実感しました。


「まったくやらない」や「中途半端」はただ放り出しただけで何も解決になっていないのですね。
何のために決めるのかはその人次第、自分次第ですが、どんなことがあろうともどちらかを
決めてそのための努力を怠らない様にしていきたいと思います。


一時的な感情が邪魔し、逃げに走らない様に、本心の声を聴ける様にし、
どんなに大変なことがあろうともやれる様にしていくことが大事であり、
マイナスを全部プラスにしてしまう覚悟でやることだと思って取り組む様にしています。


出来てないことは多いですが、これから出来る様にしていくことや進もうとすることの方が
大事ですね。


子どもは素直です。
子どもに負けじと努力し、自分のなりたい自分に一つずつ、少しずつ近づいていければと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「言葉の持つ力」

2011年8月19日

仕事の場面や職場仲間など自分が他者に対して使っている言葉が受けて側の人に
どう捉えられているのかと、考え悩むことが最近よくあります。


世の中にはこういったコミュニケーションの取り方について、コーチングやティーチング、
メンターシップ・・・etc、多岐に渡りますが、世の中の歴史、経済社会、組織、何においても
人同士の関わり合いの中から生まれ、コミュニケーションの積み重ね、紡ぎ合いの結果で
あると思うと、他者と最も簡単にでき、最も頻度の高いコミュニケーションである会話、
言葉の持つ意味合いはとても深いと実感しています。


コミュニケーションの意味、目的を調べると「分かち合うこと」とあります。
誰とでもどの国とでも分かち合えることができていれば、争いなど起こることもなく、
現代社会で起きていることからも、分かち合うことの難しさ、コミュニケーションの
難しさを認めざるをえません。


言葉の選択、表現方法、伝えるタイミングで受け取る側の思いや次の発言、
行動に大きな違いが生まれてきます。


人は言葉そのものに反応するわけではなく、言葉に対する自分の内側にある心で捉え、
解釈することによって自身を動機付させる。


発する言葉、受け止める言葉は他者や自分自身の言霊であり、自分の心そのもので
あることを思うと言葉の持つ怖さ、偉大さを痛感し、だからこそ日々の自分の心の状態を
整えておくことが大切だと感じます。


心を整えることを日々、怠らないようにしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「大切にしていきたいこと」

2011年8月22日

こんにちは、奥山です。
先日、あるお店でブックカバーを購入しました。


ブックカバーが欲しくて購入したわけではなく、
手帳カバーとして活用しています。


本来の使い方とは異なりますが、私にとって目的の以上の
効果・価値を感じています。


購入したお店は山口絵理子さんという方のお店で、
テレビや雑誌でも取り上げられる方です。


山口さんのお店で購入したのは、テレビに出たからではなく、生き方に
共感しているからです。


このお店に来る他のお客さんも、そこに共感しているもではないかと思います。
私はブックカバーの他に名刺入れも山口さんのお店のものを使っています。


カグヤ、そして私の名前を大切にすることは、私自身を現すと感じています。


自分の共感したものを大切に使い、その想いを誰かに伝えること、
身に付けたものから会話が生まることも、価値のあるものに変わっている
からだと感じています。


安いからまた買えばいいではなく、身に付けるものにもこだわり、
仕事を行うパートナーとして価値以上の効果を発揮するよう、
自分自身の内側から高めていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「育て育てられ」

2011年8月23日

こんにちは、秋山です。
子どもを育てる立場になって約5ヵ月。


知らないこと。分からないこと。想像もしなかったこと。


毎日が「初めて」の連続ですが、そんな私をいつも見守ってくれているのは、
他でもない我が息子だと思います。


「どうしたら良いかな?」
そう考える機会があれば、すぐに育児本や情報に頼るのではなく、
まずは息子とじっくり向き合うことを心掛けています。


すると…ふっとした表情の変化や、手足など全身を使った表現で、
2人にとって一番良い手段を教えてくれます。


私が息子を見守っているようで、実は息子が私を見守ってくれていると、
最近では心強く感じています。


まだまだ未熟な母親ではありますが、日に日に支えてくれる人の存在に
気付き、「ありがとう」が募る毎日です。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「旬な生き方」

2011年8月24日

こんにちは、眞田です。
お盆も無事にご先祖様を迎え、そして送り出すことが出来、
終えることが出来ました。


東京のお盆は7月ですが、家内の長野の実家は8月のお盆という事もあり、
今年のお盆休みは長野で過ごしました。


長野の実家は完全自給自足という訳ではありませんが、
お米と野菜は自分の畑で事が足りる様になっています。


この時期は、緑色の野菜がたくさん採れ、食卓に緑の食べ物が並ぶと、
夏が来たなと感じるそうです。


東京で育った私には、季節感は結局のところスーパーで買うことが主な生活でした。
しかし長野の実家では旬の食材を買うのではなく、自分の畑に出来たものを食べるので
旬の食材しか採れません。


もちろん、旬が過ぎて硬くなったりしてきますが、旬を「買う」ということの不自然さを
改めて感じる機会となりました。


人間は、自然に生きていれば、いつも旬と隣り合わせに居るはずですが、
楽をしたり、大量生産しようとしたり、儲けようとしたりと欲に駆られれば
駆られるほどに、不自然な行動をとるのだと改めて感じました。


だからと言って、都会で畑をすぐに取り組むことは難しいですが、大事なのはその不自然さを
知ることや、自分の生活の中でそれを補う行動や気持ちを持つことだと感じます。


長野のお義父さんに今回教えて頂いた言葉があります。
野菜を育てていても、何をしてもそうだけれども、上手くいく時も、
うまくいかない時も必ずある。

上手くいったから喜ぶのではなく、うまくいかないから悲しむのではなく、
自然とは自分が何とかできるものではない、そういう偉大なものなのだと、
受け入れる事が大事だと教えてくれました。

子育ても、生活も、仕事も共通してくるとは思いますが、その生き方自体をもっともっと
自然な状態にしていけたら、子ども達に残していけるものが自分なりに増やしていける
のではないかなと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「自転車」

2011年8月25日

こんにちは。宮前です。
1年半程前に自転車を購入し、休日近所を移動する時に乗ったりしているのですが、

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実はこの自転車・・・
市販ではなく、知り合いの方に、古い自転車をリサイクルしてつくって頂いたものになります。

皆さんも、放置自転車や、その撤去保管場所を見たことがあると思いますが、


保管期限が過ぎ、所有者不明となった大量の自転車が破棄処分されてしまうのは、
本当にもったいない・・・という気持ちになります。

私がつくって頂いた自転車は、そのような、やむなく処分されてしまう自転車を基礎として、
サドルやタイヤ等、カスタマイズされた手作りのもので、世界にひとつだけのオリジナルという
嬉しさは勿論のこと、ゴミとなってしまうはずのものが、作り手が心をこめて作って下さったことで、
また新しく素晴らしいものへと生まれ変わるということに対して、本当に嬉しさを感じます。

数年前から、日本でも自転車が再注目されていますが・・・
このようなリサイクル自転車は、物を大切に使おうという、昔の日本的な素晴らしい考え方も含まれ、
沢山の幸せな気持ちを与えてくれる上に、まさに、環境へも負担が少なく、健康へも良いということで、
私たちのライフスタイルをより豊かにしてくれる可能性が大きいと感じます。

私自身、今は、近所でしか自転車に乗っていないので、そろそろ遠出等してみて、
ますます楽しんでいけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「らしさ」

2011年8月26日

こんにちは、カグヤの白土です。
皆さん、お盆はどのように過ごされましたでしょうか?
私も久しぶりに福岡の実家にお墓参りで帰省いたしました。


今回の帰省は短い時間だったのですが、地元の仲間と話をする時間もありました。


久しぶりに会う仲間、お互いに10代の頃に比べればもちろん歳をとり、
見た目もかなり変わり笑える瞬間でもあります。
しかし変わらない部分を見つけると何だかホッとして嬉しくなる瞬間でもあります。


今回周りの仲間との話の中で、「本当に昔のままだなぁ、お前らしいよなぁ」
という言葉を互いに交わし合いました。


又、学生の頃の写真を見ながら、「お互いにこの頃は、変わっている奴だなと思っていたけど、
今思えば、それがお前だよな」と、自然な会話…。


今になってわかることですが、お互いに自分らしさを持ちながら成長できているという
事だと思います。


どんなに見た目は変わったとしても、自分らしさを失わずにこれた事へ本当に感謝だと思います。


しかし残念な事に、今の時代は、自分らしさを出すことがマイナスに捉えられることも多くあります。
特に子どもたちに関しては、大人の判断で、周りの子と比較して子どもを排除してしまう事もある
のだと思います。


どんな個性が強くても、時が経てばそれが「らしさ」になる事を私たちはもっと大事に
しなければならないのだと思います。


世の中に居る全ての人が自分らしさを出せる世の中になる事を祈り今日から又、
社業に励んで参りたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「自分に正直に」

2011年8月29日

こんにちはカグヤの瀬口です。
自分が本当はいったい何をしたいのかと考えることが最近特に多く、
考える岐路に立っています。


選択することは確かに大変ですが、小さなことから大きなこと、遠いことまで、
一つひとつを選択して私たちは生きています。


人の生きようとする意志は何よりも強く、その生きる力をもっと信じるということが
必要なのかもしれません。


自分のことばかりでもなく、皆人それぞれに悩みや迷いがあります。


自分が本当はどうしたいのか、自身の本当の声を聞き、そこに向かうための
行動が必要なのでしょうか。


「どうしたらいい、どうしたらいい」と思い悩み、理由をつけて何もしなくては
何も意味が無いですね。


変えるべきは自分自身であり、変える時はそう思った今なのでしょう。


素直な気持ちから考えて行動を決めていく様にしていきたいと思います。


先に決めてしまうことで自分に何が必要なのか、自分が何をすべきなのかが
少しずつ分かるようになってきました。


迷うことも多いのですが、その時こそ自分の正直な思いに目を向けることで、
自分に必要なことが何なのかを決めて行動していけるようにしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「時代を生きる」

2011年8月30日

夏休みのお盆のころ、8月15日には毎年、靖国神社へ参拝に伺っています。
一年に一度の終戦記念日には、全国から多くの参拝者が靖国に参拝へ来られ、
大変な人出です。


私は広島出身ということもあり、幼いころから夏休みには8月6日の平和記念式典を
自宅のテレビで視聴したり、小学校のころは全校登校日として、平和集会などで過去の
出来事を風化させないよう、受け継いできました。


靖国というと世間的にも色々な歴史解釈が付きまとってきますが、毎年参拝後に靖国神社の
敷地内にある戦時中の様々なものを展示している遊就館へ足を運ぶと、自分の生まれた
この平和な国で過去何があったのか、知れば知るほど今では到底、考えられないことが
現実に起きていたこと、国の為にと犠牲となった尊い命は自分とどこも変わらない普通の
人達だったこと、多くの尊い命の犠牲の上で今の恵まれている自分の生活ができているという
事実を再認識します。


今回の東日本震災の件も同じことが言えるのだと思いますが、これまで日本は戦争だけに
留まらず、地震、洪水など多くの天災に見舞われ、多くの犠牲を出し続けたこと、惨事の中で
生き延びた人たちの苦しさの過中で少しでも国を良くしようと生き抜いたことが時代として
今に色濃く残されたのだと思います。


命の襷を受け継いで今がある。
次世代へ命の襷を引き継げるよう、カグヤの社業を通じて子ども達へ最善を尽くして
いきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「一人旅」

2011年8月31日

こんにちは、奥山です。
今年のお盆休みは、初めて一人旅をしました。
テーマは日本の原風景を巡る旅です。


訪れた先は、岐阜県種蔵地区というところです。


種蔵は飛騨古川の北方、富山県境に位置する山間の集落で、棚田と板倉のつくる
景観が美しい山里です。


種蔵の村名は江戸時代中期頃、飢饉が続いたときに他の村に、作物の種を分けたことに由来すると
伝えられているそうです。


また板蔵では、「住む家を壊すようなことはあっても、家族の命を守る蔵だけは残せ」と伝えられ、
かつて23戸あった集落も13戸に減った今も、21棟の蔵が残されています。


この種蔵地区は、観光地ではありません。
土産物屋があるわけでもなく、拡がっているのは、蔵と棚田そして村人の温かさ。

1時間もあれば周れてしまう小さな集落も、「どこから来た?」と立ち話が始まり、
ふとした瞬間のそんなやり取りが、温かくいつまでも変わらない場所であってほしい、
そんな気持ちにさせてくれる場所でした。


「何もないところ」と笑いながら宿の方は言っていましたが、そこにその善さを感じているのは
私だけではないようで、何度も種蔵を訪れ描く人、機械も入られないような急こう配の田んぼに
お手伝いに来る人、たくさんの人が種蔵に惹かれているようです。


昔から相手のことを思うことが今も引き継がれ、大切なことを当たり前に守ることを、
自然を通して感じたように思います。


そのままでいいと思うこと、変わることがいいと思うこと、それぞれあると思いますが、
私は今回、人が人を思い考え行動することが大切だと感じました。


人のことを思うその姿こそが、原風景のように感じる旅でした。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢