TOP今日のカグヤクルー日記 > 2011年07月

2011年07月のカグヤクルー日記

「伝わる喜び」

2011年7月 1日

こんにちは。宮前です。
最近、働きやすい環境をつくるために、カグヤの価値を表現する
ためにとの動きから、私自身、色々な会社の方とお会いする
機会が増えました。


そんな中、社内にお客様がいらっしゃる際に、実際の仕事の話しだけでなく、
社内の様々な取り組みについて話しをすればする程、
会社のことを理解して頂けるものだと、実感しました。


先日は若い女性のお客様で、食べ物や体の話しに関心が高いことも
あってか、会社の取り組みについて、沢山質問がありました。


例えばカグヤでは、飲食物や、生活用品に対し意識を持ち、
玄米や、生豆から自分で焙っていれる「焙りたてコーヒ-」、
無添加のシャンプー、歯磨き粉、洗剤etc・・・選ぶようにしており、
それに対し、会社からも「ロハス手当制度」として手間がかかっても、
環境や子どもに良いという理由で行動するクルーへ半額補助等の
援助があります。


そんな会社の制度も含め、私自身も、「自分は勿論、子どもや環境にも
良いものだし、自分たちは一人で生きているわけではないので、
そこに無関心にならず、先々に悪影響のあるものは使わないよう行動したい。


ましてや女性なら出産するかもしれないので、なおさら良いですよ!」
とお伝えしたところ、お客様は驚きと共に共感して頂けたようで、
「これまであまり意識していなかったけどもっと、自分の体や食べ物や生活等、
見直していきたい」とおっしゃられ早速、商談でお出しした「焙りたてコーヒー」
についても、自分でも始めてみたいということで、購入サイトのご案内を致しました。


社内にいても、直接的に理念を伝えることもできるのだと実感し、
ますます仕事や私生活に関係なく、自分の関わる人達に自分の想い、
カグヤの想いを伝えたいと感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「協業」

2011年7月 4日

こんにちは、カグヤの白土です。
カグヤの仕事は様々な会社との関わりや協力により成り立っています。


今回のテーマの「協業」ですが、捉え方は様々なのかと最近は良く感じます。


例えば互いの会社が利益を最優先に協業を行う事は、今の時代では当たり前の
ことかもしれません。


しかし果たしてうまくいくのか?とても疑問を感じます。


もちろん利益を生むという事は大事な事ではありますが、それよりも前にお互いの
会社には理念があり、ミッションやビジョンもあるのだと思います。


一番の理想はお互いの会社が、遣りたい事をしっかりと遣る事が出来、
尚且つ最終的に利益が出るという事ではないかと思います。


私自身今まで関わりを頂いた様々な会社の事を考えると、どれくらい会社の遣ろうと
している事や大切にしている事を理解していたのかと考えると本当に反省させられます。


こちらの遣りたい事ばかりを押し付けてきたのではと思います。


結果的にお客様にもご迷惑をお掛けするという事にもつながる事を考えると、
やはり大切にしなければいけない物は一体何か?という事を考えさせられます。


又カグヤという会社の事を考えると、これから先も多くの出会いを頂く中で、
協力して仕事を行う事は今まで以上に増える事と思います。
今回の気づきから、やはり理念を共有する事を第一として、同時に相手の事を大切に
したい気持ちを常に持ち続けた関わりを大事にしていきたいと思います。


この様な関わりがお客様にも何らかの形できっと伝わるのだと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「自分の状態を知る」

2011年7月 5日

こんにちはカグヤの瀬口です。
前回は仕事を行う上での目線について述べました。
自分の状態を管理することは難しいものですが、
自分の一番良い状態や悪い状態を客観的に知るということも大事です。

どうしたら悪い状態に陥らなくて済むのか。


先日、上司から「仕事を行う上では6割ぐらい(の状態)で」
ということを学びました。


勿論、仕事には全力で向き合うことかと思いますが、
精神的・肉体的にも自分に余裕がなくては周りからの相談や
新しいことにチャレンジすることなどできません。


昔は自分を追い込み、不利な状況でも乗り切ることに重きを置いた
こともありましたが、一つひとつ起きる問題や課題に対して、
冷静に何が正しく、正確な判断なのか考えていくためにも自分の良い状態と
いうものが必要だと思う様になってきました。


といっても当然、やることは沢山あります。


短期的に乗り切ることではなく、乗り越えられる様に、
自分の中で何を学んだのかを確実にしていきたいですね。


取り組む時間の工夫や調整、優先順位を考えることなど学ぶべきことは
沢山あります。


しかし、一人の作業に没頭するのではなく、組織としての結果を果たす
ためには自分ひとりで没頭するのではなく、何が最も効率が良いのかを考え、
無駄を省いていく必要があります。


結果を出すことと自分の良い状態でいるということ、これは少なからず
近いことと言えるのではないでしょうか。


誰も「ボロボロの状態で結果を出すこと」を目標にしたりはしませんからね。


余裕が怠惰になっては元も子もありませんが、自分の状態を知り、
対策を打つことで工夫され、改善の上で成長していく。


物事を動かし自分の中での良い循環が起きる様に心がけ、
常に前を向いて、一つひとつの出来事が財産であることを認識して、
しっかりと頂いた学びは行動で返していける様にしたいものです。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「仕事の心地よさ」

2011年7月 6日

日々の仕事から感じることですが、仕事には心地よい仕事とそうでない
仕事があるように思います。


人と人との間、関係性の中で仕事が生まれ、自分という人間を必要としてもらえる。
自分都合の仕事の考え方、進め方をしてしまえば、一方が苦しくなってしまうの
だと感じます。


心のこもった仕事でなければ作業になり、相手にも自分にも作業からでは
少ない価値しか得られないのだと思います。


どうしても忙しくなると一つひとつの仕事を丁寧に進めていくことが
できなくなり、目の前の仕事をどう効率よく、簡単に時間をかけず、
終わらせるかという思考になり、無意識の中でどんどん粗末な仕事になっていく。


仕事とは傍を楽にすることなどとも言われますが、仕事で苦しむことも
多々ありますが、本来の仕事の持つ豊さから離れないよう、関わる人、
周囲の方への思いやりの心で仕事を通じて表現していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「役割」

2011年7月 7日

こんにちは、カグヤの奥山です。
先日、愛知県にあるNPO法人から野菜と手紙が届きました。

%E5%A5%A5%E5%B1%B1%20%281%29.JPG

%E5%A5%A5%E5%B1%B1%20%282%29.JPG

きっかけは社内環境の見直しのため、机を送ったことから始まります。
まだ十分使える机を誰かに使ってほしいと、探していたところご縁を頂きました。


このNPO法人の活動は、障がい者が野菜を作り販売する活動を行っています。
私自身大学で福祉を学んでいたこと、障がい者の方に関わるアルバイトを
していた経緯もあり、今回のご縁は何か特別なものを感じます。


私のカグヤでの役割は、理念を実践し子どもたちのために働くこと、
そして福祉に携わることだと考えています。


保育園だけでなく、もっと多くの人たちのためにカグヤの価値を伝えていきたい、
その新たな一歩を歩み始めたと感じています。


野菜と机を交換したことにではなく今回のご縁があったこと,
そして社内から「障がい」について考えられたことが意味のあることだと
感じています。


ものが溢れる時代に、新たな場所で新たに役割を果たしていることを
嬉しく思います。


それぞれが役割を果たし、カグヤを通して関わる人すべてが幸せになって
ほしいと願っています。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「仕事と育児の両立」

2011年7月 8日

こんにちは、秋山です。
息子も生後4ヵ月になり、徐々に育児にも慣れて来ました。


母親としてはもちろん、カグヤクルーとしても、自分に何が出来るのかを、
模索する毎日を送っています。


「仕事と育児の両立」
出産する前は気付きませんでしたがこのキーワードは、女性、企業、
社会のために、語られることが多いように感じます。


ただ今、自分の身を持って考えてみると、仕事であろうと、
育児であろうと、両立を試みようとも、どちらかを選択しようとも、
心に留めておきたいことは、子どもに対して、誇りを持って、
生きる(活きる)ことを見せること。


そう在るためにどうするかと、常に自分に取り掛けながら、
今後も過ごしていきたいと思います。

コンサルティングサポーター
秋山 有紀子


「梅干作り」

2011年7月11日

こんにちは、眞田です。
今年の梅雨明けのことを考える時期となりました。
すでに沖縄や九州の一部では例年よりも1~2週間ほど梅雨明けが
早まっているのを見ますと、関東は7月10日前後になってくるのでしょうか。

特に今年は梅雨明けの時期が気になります。
その理由は下の写真です

%E7%9C%9F%E7%94%B0%E6%A2%85%E9%85%92%E2%91%A0.JPG


ただ今仕込中の梅干です。
梅干は古くは平安時代には村上天皇が梅干しと昆布茶で病を治したという
言い伝えが残っているほどに日本人の健康を身近に守ってきた健康食品です。


しかし、梅干は干さないと梅干になりません。
晴天が続く時を見計らって「土用干し」をしなければならないので
梅雨明けが気になって仕方がありません。

梅干を作ることになった経緯ですが最近は娘も大きくなり、
いろいろなものを食べる様になりました。


娘の好物に梅干があるのですが、市販されているものを見ると添加物ばかり。
体に良い食べ物のはずが継続的に食べ続けると体に悪い影響を与えるものが
入っていることを見て、驚きました。

梅干なんて梅と塩と紫蘇があれば出来るのに。
そう思った瞬間に、これは家族で梅干を作るよい機会を頂いたと思いました。


家内は「え~?おばあちゃんでも作るのは難しいって言っていたよ!」と
作れるとは思ってもいない様子でしたが、私は、父親が毎年作っていたのを
手伝っていたので大体のことは分かります。


手間はかかりますが、カビさえ気を付けてあげれば美味しい梅干が出来上がります。

また、梅干も素敵ですが、梅干を作るときにできる梅酢の香りや、
それを使った料理、漬けるときに使った赤紫蘇で作る、ゆかりなど
色々と作る過程でも楽しみがたくさんあります。

昔、父の梅干作りを手伝っていた時の楽しさ、そして懐かしさを思い出しました。
すだれの上に一粒ずつ置いて、天日干しをしていた時やその中の一粒を盗み
食いした時の美味しさ。

まだかまだかと空を見上げ、風や雲を見ては梅雨明けを待っていた日々。
季節と共に生きていることを実感できるのが梅干作りだと思います。

そういった、自然との共生の感覚や、古くから日本人の体を守ってきた
食べ物を自分の手で作ることを大事にしていくことが、子どもの為に私が
今できることの一つなのだと思います。

仕事で子どもの事を本気で考える機会を頂いているからこそ、家庭でも実践が
出来ることの有難さを改めて感じます。


私が父を尊敬している様に、私の子どもたちにも尊敬してもらえるような
そういう父親になっていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海



「会話から生まれる幸せ」

2011年7月12日

こんにちは。宮前です。
先日、保育環境セミナー用として、ハーブティーを購入致しました。

こちらの商品は、体にも環境にも良く、癒し効果も高いもので、
以前からカグヤ社内でも愛飲しているものです。

%E5%86%99%E7%9C%9F%E5%AE%AE%E5%89%8D%E3%81%95%E3%82%93.JPG


インターネットや電話購入もできたのですが、前に偶然店舗に入り、
その時、色々とお話しをしながら購入したこともあり今回も、休日に直接店舗へ
足を運び、購入してきました。


お店の方と店内で久しぶりにお話しをしたのですが、話しの流れで今、
会社でもハーブを育てている話しをしたところ・・・
「でしたら、購入したハーブの種をお渡しするので、是非育ててみて下さい。」
ということで、その種を頂いたのです。


ちょっとした会話から生まれた、まさかの頂き物に、驚きと喜びを感じました。
そして、頂き物以上に、このような繋がりを大変嬉しく感じます。


最近は昔に比べると、会話をせずに買い物ができる時代で、様々なものが
「セルフ」となったり、人との会話を面倒に思う人が増えているのも事実だと
思います。

しかし、人と会話をせずに生活している無縁社会では幸せを生い出すことは
難しく、やはり人は関わりの中から幸せを感じるものだと感じます。


そう考えると、できるだけ人とのコミュニケーションを積極的に持ち、
人生をより豊かに、幸せにしていけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「仕事」

2011年7月13日

こんにちは、カグヤの白土です。
今回仕事について考えるきっかけを頂きましたので書かしていただきました。


普段働きながら、仕事とは一体何か?仕事に対する姿勢とはどういうものか?
改めて考える事はあまり無いように感じます。


実際に私自身、十数年働く中で深く考えた事が無いのも事実です。

しかし先日、社長との面談で気づかされたことがあります。


今までの私の仕事に対する取り組みは、過去の経験から物事を考えたり
捉えたりして、新たな仕事に対しても過去の経験や、遣ってき来た事を
どう活かすかという事ばかりを意識して行動してきたのだと思います。


同時にそれが継続すれば、考える事をやめ最終的に言われたことを遣る事が、
仕事になってしまう事もあるのだと思います。


自分で言うのもなんですが、言われたことをただ遣るのであれば私でなくても
いいのだとも思いますし、果たしてそこに働き甲斐を感じる事が出来るかは
やはり疑問です。


もちろん中には過去の経験は貴重なものだとおっしゃる方もいらっしゃる
かも知れません。


しかし時にそれは、自分自信を刷り込ませ、更には自分自身の成長を止める
ものだと今は思います。


そのような中、今回の面談で気づかされたこと、それは仕事とは常に新しい事への
取り組みであり挑戦であるという事です。


そういう意識と姿勢だからこそ、遣り甲斐を感じ仕事をする中で社長とも仲間とも
夢を語れるのだと今は感じています。


今までの事を後悔するつもりはありませんが、今はどうせやるんだったら、
常に新しい事へ挑戦したいと思いますし、自分にしか出来ない事を遣りたいと
思います。


そして社長や仲間と夢を語りながら仕事が出来ればいう事なしだと思います。


今回社長との面談で社長の仕事とは、常に変化を求められる今の世の中で、
常に新しい取組みの連続だという事を強く感じました。


社長は設立当初からそのような姿勢で仕事に取り組んでいたという事を
考えると本当に考えさせられます。


社長とはもちろん立場は違うかもしれませんが、これからは意識と姿勢は
常に同じでありたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「時間の密度」

2011年7月14日

皆様こんにちは。カグヤの瀬口です。
先日、誕生日を迎え多くの方から色んな場所で祝って頂きました。


一つ年を重ねた訳なのですが、振り返ると自分の時間の使い方と
いうものを考えさせられます。


時間は皆等しく与えられています。
その中でどの様に過ごし、密度を高められるかは自分次第です。


1年を3年分の密度で過ごすのか、1年過ごしても何も変わらない
のかはどの様に向き合っているのかということに関係しているのでしょう。


社内でクルーの皆から祝って頂きました。
その中で弊社代表よりドラッカーの三人の石切職人の話をして頂きました。


三人の石切り工は、「何をしているのか?」と質問されたとき、
一人目は「生活のために石を切っている」と答え、二人目は
「最高の石切の仕事をしている」と答えました。


そして、三人目は「世界最高のお城をつくっている」と答えたというお話です。


一人目は毎日が良ければいいのかもしれません。
しかし、三人目は自分の掲げた夢や目標の為に今という時間を使っています。


夢や目標が高ければ高いほど、達成の為の努力を積み、スピードを上げていく
必要があります。


結果、1年が3年や5年もの密度を持っているということではないかと思うのです。
1年の節目を迎えて改めて自分への向き合い方や時間の使い方というものを
考えさせられます。


三人に共通して言えることは皆、石切職人としての技術を持っている事。


まずは仕事人としての技術を習得しながらも夢は大きく、掴み取れる様にし、
この先の長い年月を考えて楽しく豊かな人生を送れる様にしていきたいと思います。

皆さん、本当にありがとうございました。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「継続の中で見出すこと」

2011年7月15日

カグヤでは理念からの実践を継続して取り組んでいることが沢山ありますが、
朝の時間を使った論語の素読もその一つですが、何度も継続する中で
マンネリ化したり、意味を深めることができずに当初の目的から逸脱してしまう
こともあります。


しかし一時的に抱く感情にあまり拘らず、それでも継続することで、
孔子の生きる姿勢を感じ取ることができたり、自分の実践力の無さや、
頭でっかちになってしまっている心の状態に気づけるような、始めた当初は
感じられなかった新な楽しさを見出すことができます。


継続するには良い悪いにあまり囚われることなく、その時その時を楽しみ、
味わう力が必要だと実感します。


始めたからには続かなくてはいけないと気追ってしまうと、続かなかった
ときにはコンプレックスとして抱えてしまい、再びやり直すことが
難しくなったり、その時の一回を終わらせようとすると、作業的になり、
やったかやらなかったという心のこもらない味気ない実践になってしまいます。


折角の大事な一日であり、その一瞬である以上、自分の心の状態をあるがままに
受け入れ、自分と向き合いながら、これからも実践を楽しんでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「カグヤを伝える」

2011年7月19日

こんにちは、カグヤの奥山です。
先日、就職活動中の学生の方が面接にカグヤへ来られました。
カグヤの新入社員の方の話を聴きたいとのことで、
私もお話をする機会を頂きました。


学生の方から就職した理由は何ですか?今どんな仕事をしているのですか?
どんな会社ですか?やりがいは?社内の雰囲気はどうですか、
などたくさんの質問を受けました。


話をしながら、まるで私が面接されているように感じました。


面接・インターンシップの期間を合わせて1年。
学生生活最後の年の半分をカグヤで過ごし、社内イベントやセミナー、
園に同行させて頂いたり、カグヤの仕事・価値に共感し、
私は就職に至りました。


1年前就職活動をしていた自分と同じように、今就職活動をしている
学生の方に、カグヤの大切にしていることから何か感じ取ってもらえたらと
思っています。


私が面接で伝えられることは、カグヤで感じていることやカグヤで
大切にしていきたいこと。
そして「ありのままのカグヤ」を伝えること。


時間を掛けてカグヤの価値を感じ、共感した人と一緒に働いていきたいと
私は思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「立派な架け橋」

2011年7月20日

こんにちは、秋山です。
息子を連れて外を歩くと「何ヵ月ですか?」と、声を掛けて頂き、
会話をすることが多くなりました。


年配の方であれば、思い出話を。同世代の方であれば、日常の話を。
学生であれば、質問攻めに。


笑っていても、泣いていても、眠っていたとしても、
息子の存在によって、その場の空気が優しくなり、
あらゆる世代のあらゆる方々と、気軽に笑い合える空間が創られます。


生後4ヵ月であっても大人には決して出来ない、人と人を繋ぐ「架け橋」。


息子が広げてくれる社会を、十分に楽しみ、感謝しながら、
過ごしていきたいと思います。

コンサルティングサポーター
秋山 有紀子


「暑気あたり予防」

2011年7月21日

こんにちは、眞田です。
梅雨も明け、夏らしい空が広がっています。
朝日が力強く上り、少しの涼しさと、午後の暑さを予感させる
夏の早朝が好きです。


先日漬けた梅も、梅酢が順調に上がってきており、毎朝、樽を見て確認しては、
土用干しをする日を待ちわびています。

%E5%86%99%E7%9C%9F%EF%BC%88%E7%9C%9E%E7%94%B0%EF%BC%89.JPG


梅干作りをして思うことは、梅は本当に余すところなく、日本人の食生活に
使われるのだと実感しています。


梅を仕入れても、青い梅、黄緑の梅、黄色い梅と熟度にばらつきもあります。
また、傷がついているものや斑点があるものなど状態も様々です。


しかし、それぞれに用途があることを教えて頂き、実際に作ってみました。
青梅は梅酒。黄緑の梅は梅ジュースに。黄色い梅は梅干に。
痛んだ梅は梅ジャムに。


購入した梅を余すことなく使うことが出来たことも嬉しいですし、
今度は、梅酒に入れてある梅干を取り出した後に作る梅ジャムもまた
新たな楽しみです。


そして、手作りの有難さは、手作りをした人にしか手に入らない宝物が
手に入ることだと思います。


例えば、梅干を作ると、梅酢が出てきます。
この梅酢は、実際には大変薬効も高く、現在ではコレラ菌が有機酸に
弱い菌であることはよく知られていますが、江戸時代にコレラが流行った
ときには梅干と梅酢が効果絶大だったそうです。


梅干を自作する方々や江戸時代は、梅干よりも重宝する位と言われている
ようです。また沢山の料理に使えます。


試しに米を炊くときに少量入れてみると、見違えるほどにふっくらと
美味しく炊きあがりました。


他にも、魚の臭みを抜いたり、らっきょなど漬物をつけたり、酢の物として
使ったりと、夏の食あたりを防ぐには昔から重宝されていたようです。


我が家でも、今年とれた梅酢で色々と活用してみたいと思います。
我が家の家族の健康も、薬やサプリメントなどの不自然なもので補おうと
するのではなく、自然のものを食事として摂取して行けるように少しずつ、
環境を改善していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
真田海


「セミナー運営」

2011年7月22日

 こんにちは。宮前です。
先日、今年度初のギビングツリー主催セミナー
「第26回保育環境セミナー」が、無事終了致しました。


私もGT事務局として、セミナー運営に携わらせて頂いたのですが、
カグヤクルー内で、事前にそもそもの目的や役割、事務局として、
カグヤとして、どのように関わることが望ましいことか等、
改めて皆で話し合いの場を設けたこともあり・・・


参加者の方々が安心して学べるような環境づくりを皆で心掛け、
クルー間でも協力し合えたと感じています。


また、普段はあまり関わりを持てない現場の先生方にお会いでき、
緊張しながらも、大変貴重な時間を共有することができました。


真剣に話しを聞きメモを取って、懸命に学ぶ姿。
懇親会での各園からの感想や、セミナー後のアンケートからは、
藤森先生をはじめGTの仲間や参加者同士の中から勇気を得て、
自分の現場へ持ち帰って、頑張ろうとやる気に満ちている姿。


また、体調が悪い中「自分が園の代表として一人で来ているので」と、
自分の役割を最後まで果たそうと、気を張ってやり抜かれたプロ意識の
高い先生etc・・・先生方の沢山の「本気」に触れ、大変刺激を受けました。


自分のことを考えると、私にとって今の現場はやはり「カグヤ」であり、
クルーが各々ありのままの姿」を発揮し、互いにそれを尊重し、
見守り合って、組織として更なる力を発揮できるよう、環境づくりをする
ことだと考えています。


私自身も今回のセミナーで皆様から頂いた「勇気」を、自分の現場で存分に
活かしていきたいと感じます。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「目的あっての行動」

2011年7月25日

こんにちは、カグヤの白土です。
今週、今年度初めての環境セミナーが開催されました。
今回開催されたセミナーは26回目になります。


今回も申し込みと同時にすぐに一杯になり、参加される先生方の子どもたちに
対する強い思いを改めて感じさせて頂きました。


今回セミナーが開催されるにあたり、会社として参加する目的とは一体何のか?
という事をセミナー前にクルー全員で話し合いました。


今迄であれば、過去のセミナーをもとにそれぞれのクルーで役割を決め
関わってきました。関わり方からすれば、何を行うかばかりを意識してしまい、
受け身だったように思いす。


しかし今回は何を行うかではなく、セミナーの中で会社として参加する目的は
一体何か?事務局という中で何を目指しセミナーに関わるのか?
そして具体的にどういう行動を取るのか?という優先順位のなか、
皆で話し合う時間を取りました。


実際にクルー全員で話した結果、

①次回もまたこのセミナーに行きたいと思ってもらえる機会の創出。

②見守る保育をやっていて良かった、やりたいと思える機会の創出。

③見守る保育を目指す同じ仲間がこれだけいると感じ安心し、
 自園に戻られても安心して見守る保育をやっていける機会の創出。

④同じ目的の中で同じ悩みを抱えた先生同士を繋ぐ機会の創出。

という事をセミナーでの目的として参加しようという事になりました。


会社としての目的が明確になれば、一人一人のクルーの実際の行動も
今までとは異なってきます。


具体的には、今まで以上に参加される先生方の気持ちを考えたうえで、
行動が明確になったように感じます。


特に環境セミナーでは現場の先生の参加がメインになります。
先生の気持ちになれば、参加する中での期待も大きいとは思いますが、
初めての参加という事もあり不安も同じくらいあるのだと思います。

そのような先生方にどのような言葉をかけたりするのか、どのような関わり方を
するのか、一人ひとりのクルーがそれぞれの立ち位置で自分にしか出来なことを
遣る事が出来たのが今回のセミナーだったと思います。


今迄であれば目的ではなく何かを遣る事が優先され、相手よりも自分を優先して
しまったこともあるのだと思います。
今回のセミナーでは反省と同時に様々な気づきを頂きました。


又、実際に参加された先生の声をお聞きする事はほとんど出来ませんでしたが、
今私たちにできる事を自分たちで考え主体的に参加する事が出来ました。
同時にチームカグヤとしても一歩前進させて頂いたセミナーとなりました。


まだまだ私たちに出来る事は本当に少ないかも知れませんが、これらも参加される
先生方の気持ちを第一に考え、何かを遣る事ばかりに意識を置かずに、先ずは明確な
目的を持ち、そしてその中で自分にしか出来ない事を遣っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「目的を見失わない」

2011年7月26日

皆さんこんにちは瀬口です。
毎日暑い日が続きますが体調崩されていませんでしょうか。


節電ムードと相まって今年は熱中症患者も多いと聞きますので、
日頃からの体調管理と、暑さ対策に注意が必要ですね。


最近では熱中症対策の取り方でも度が過ぎてしまうと、
別の問題が出てしまうということが取り沙汰されています。


多く発汗する中、水分をとってもミネラルを取らなければ脱水症状になり、
ミネラルを取るためにスポーツドリンクを多飲すると、急性糖尿病になったりと
何事もバランスを取ることや何が必要なのかをしっかり把握することなど、
全体を見なくてはいけないということを考えさせられます。


目的を忘れて一つ事に囚われてしまうと本当にやりたかったことが
達成できなくなってしまう。
達成したい結果から考えることが大事であることを改めて学びます。


一体何がしたいのか、何を成したいのか、自分の目的というものを見つめ直し、
そのために何が必要なのかと考えていくことが大事なのでしょう。


目的を果たすためには、目標を立てて、達成のための道のりを歩まなく
てはいけませんね。


ただ闇雲に進んでいても達成するとは限りません。無駄も多く含んでいる
ことがあります。


目的を明確にして、現状を把握する。
自分に何が必要なのかを考えて、どのぐらいの期間が必要なのか、
どの様な工程を踏むのかなど、必要なことは沢山あります。


「木を見て森を見ず」という諺もありますが、自分がやろうとしている
ことはいったい何なのか見失わない様にし、一つひとつの出来事が目的の
達成ために必要なことかどうか考え、意味あるものに変えていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎


「配慮の難しさ」

2011年7月27日

カグヤでは年間に多くのセミナーを実施、運営しています。

見守る保育の考え方を学びに全国から東京のセミナー会場を目指して
来られますが、特にこの時期は暑い中、慣れない都心の交通機関を使って
会場や見学園まで来られることは、先生方にとっては精神的にも体力的にも、
大変な負担になるのだと思います。


セミナー会場も150名ほど収容される会場になりますので、送風口に席が
近い方や出入口付近、大きな窓側の席など、総合空調のエアコンの効きも席の
場所に寄って温度差があります。


男性と女性でも感度が違ってきますのでひざ掛けを用意したり、休憩中には
出入口の扉を全開し、会場内を換気したりして、温度差を緩和したりと空調
管理一つとっても、ご参加者にできる配慮はたくさんあるのだと感じています。


セミナーを運営する者の立場として、いかに先生方が学びやすく、集中できる
心地よい環境を用意できるのか。


そして見守る保育にもっと興味、関心を深められる貴重な機会になるのかを創造し、
形にしていければと思います。

オルタナティブコンサルタント
田上貴士


「保育環境セミナー」

2011年7月28日

こんにちは、カグヤの奥山です。
先日、約100名の保育園・幼稚園の先生が集まり、
第26回保育環境セミナーが行われました。


私自身カグヤクルーとして初参加し、「見守る」について
学ばさせて頂きました。


講演の中で「習」という字の成り立ちについてのお話がありました。
「習」という字は、「羽」と「自」という字に分かれ、
自ら大きく羽を広げ自ら飛び立つことを意味しているのだそうです。


ひな鳥がいっぱいに羽を広げ飛び立つ勇気、それを見守る親鳥、
自然界は厳しく、生きていくために親は子を見守り、子どもは親の姿を
見て育つ。


「習」から自然界の厳しさ、見守るについて私は考えました。
「習」は受け身な言葉ではなく、積極的な意味があるということ、
大切にしたい言葉だと感じています。


また、今回セミナーが無事に終えられたのは皆様のおかげだと感じています。
GT事務局として今後も見守る保育を集中して学べる環境を今後も用意して
行きたいと思います。ありがとうございました。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「子も母も家族も」

2011年7月29日

こんにちは、秋山です。
先日同じ病院で出産した方々と、育児、仕事、生活…etc、
色々な話をする機会を持ちました。

20名程度の集まりではありましたが、それぞれが描く育児。
それぞれが目指す生活。それぞれが叶えたい未来。


子どもを第一に考えながらも、お母さん方にも個性と価値観があり、
これが社会の深みを創り上げているのだと、感じずには居られませんでした。


「子どもを育てる」


言葉としては同じでも、その子どもの個性はもちろん、
その母親、その家族、その地域など、同じものはなく、
一括りになど出来ません。


同じ子育てをする立場であっても、分かった気にはならず、
出逢った1人1人と、真摯に向き合っていきたいと思います。


コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子