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2012年03月のカグヤクルー日記

「バレンタインプレゼント」

2012年3月 1日

カグヤの奥山です。
先日のバレンタインデーにカグヤ女子チームから、
手作りのお菓子とメッセージカードを頂きました。

プレゼントを頂いたことも嬉しいですが、仕事の合間を縫って、
準備をしてくれていたことに感動しました。


添えてあったメッセージが温かく、クルーの目に映る自分の姿に、
自分がどのように映っているのかを気づかされます。
普段近くで仕事をしている分、改めてメッセージカードを貰うと嬉しいです。


周囲のことをいつも気にかけ心配する気持ちがメッセージに表れ、
いつも見守られているのだと改めて感じます。


人財に恵まれた社内の環境に感謝し、目の前の人のお役に立てるよう
実践を積んでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢


「苗から拡がる安らぎ」

2012年3月 2日

こんにちは、秋山です。
先日遊びに来てくれたクルーがお土産として「花の苗」を、
持って来てくれました。

色とりどりの苗は、窓の前に植えられ、外を眺める度に
目に留まります。

殺風景だった冬の庭に、彩りが加わるだけで、
まったく違う景色が広がります。

そして。

丁度つかまり立ちをする息子が、ガラス窓の前に立ち、
花の苗に手を振ることもしばしば。

そんな姿を見て、苗そのものの安らぎに加えて、
心が和らぐ瞬間に恵まれています。

たった1つの変化でも、意図せぬ広がりや豊かさに、
繋がるのだと実感した出来事でした。

コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「心の絆」

2012年3月 5日

こんにちは、眞田です。

3月は卒業や別れの季節という印象があります。
未だ肌寒いこの季節に、卒業式の予行演習や写真を撮ったりしていた
学生のころの記憶が呼び起されます。

卒業までの残り少ないこの瞬間を味わいたい気持ちと、
まだそこに居たいという未練に似ているけれども少し違うような気持ちがありました。
そして、それとは反対に新たな世界での新たな自分に思いを寄せる自分もあり
心がソワソワとする時期であったように思います。

学生のころを振り返ると、一緒にいることが「仲間」という意味の中でも
多くの意味を占めていたように思いますが、
年月が経ち、社会人になって思ったのは「一緒にいる事」が仲間なのではなく、
「目的や夢などの同じ価値観を持っている事」が仲間なのだと考えるようになりました。
離れていても、同じ場所に居なくても、同じ目標や夢を持って
それぞれの山を登っていること。それが仲間なのだと考える様になりました。

しかし、今はまたその考えも変わることとなりました。
同じ価値観を持っていても、
いくら一緒に居てもそれだけでは仲間ではないのだと気づきました。
当たり前のことなのかもしれませんが、
仲間になるとは、お互いがお互いの幸せや成功を願うことなのだと
感じる様になりました。

お互いに、それぞれの山を登っているのだから、
助けに行くことは出来ないけれど、だからこそ、
「がんばれ!!俺も頑張る!!」と相手の成功、幸せを願い、
声を掛け合う事が仲間なのだと思います。
例え、声が届かない距離であっても、それでも相手の成功、幸せを願う。
その心の声の掛け合いが、仲間の絆を支えるのだと思います。

今、同じ目標や夢を持つクルーが近くに居るという事に
改めて有難さを感じると共に、近くに居るからと言って、
自分の事ばかり考えたり、甘えあわぬよう、
一層「がんばれ!!俺も頑張る!!」という言葉がけを
大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「研修とは」

2012年3月 6日

こんにちは。宮前です。
先日、ドイツ視察研修の第9期生の同窓会に参加しました。

久しぶり(・・・といっても、4ヶ月ぶりですが)に会う仲間達の顔は、
懐かしくも嬉しくもあり、
ドイツ料理店での同窓会もとても楽しく、充実した時間を過ごしました。



その中で、藤森先生から

「研修で保育園見学しても『すごい!』だけで終わっていたら、
 観光で、美術館に行き感動するのと同じく、ただの『保育園観光』になってしまう。
 自分たちの実践に変えることでようやく『研修』となる。」

というお話しがありました。

同窓会でも、参加者一人ひとりが、自分の仕事にどう活かしたかを共有し、
カグヤでも、研修から帰ってすぐに、色々と実践に繋げてきましたが、
更に、また色々と取り組んでみたいと、感じることができました。

やはり研修とは、ただ参加するだけでなく、
自分におきかえて、実践に繋げてこそ意味があるのだと、
改めて、気付かされました。

そしてこれは、勿論ドイツ研修だけでなく、どんなものにも通じるのだと思います。

参加しただけで満足するのでなく、
しっかりと、研修を「実」にしていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「卒業」

2012年3月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。

今はまさに卒業シーズンではないかと思います。
私自身、所謂卒業式から約14年たちました。

私にとって卒業は成長の中の過程にあるものかと思っていました。

皆さんは卒業と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
仲間との別れを悲しむ人もいれば、
これからある自分の人生にワクワクしている人、
卒業という瞬間に自分の成長を噛みしめている人、
様々ではないでしょうか。

その様な中で弊社でも先日卒業式がありました。
今迄同じ理念のもと一緒に頑張ってきた仲間の卒業式でした。
初めての企画となりましたが、
多くの事に気づかせて頂いた貴重な日となりました。

一番感じたのは、大切な物の為に互いに励まし合い頑張って来れた事です。
大切な物の為に時に本気でぶつかりあった事も多くあります。
しかし今思えばこれだけ本気になれるものが会社にあり、
これだけ本気になれる仲間たちがいた事に感謝と誇りを感じます。

正直なところ、仲間との別れは寂しくもあります。
けれど喧嘩して別れるわけでもありませんし、
これで最後というわけではありません。

カグヤという会社で働いた仲間である以上、
これからもきっと目指すべき山は同じだと思います。
けれど登り方は違うのだと思います。

しかしどんな登り方をしようと仲間であることに違いはありません。
今回卒業した仲間にいつかあった時に、
互いに誇りに思えるような登り方が出来るよう私も頑張っていきたいと思います。

感謝

オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「3年の月日」

2012年3月 8日

こんにちは、奥山です。

先日、高校の合格通知の報告をもらいました。
学習ボランティアを始め3年が経ち、
小学校を卒業したばかりの男の子に初めて会ってから、
もうすぐ高校生となる姿を見ていると、
何とも言えない不思議な感覚です。

学習ボランティアについて、前に一度書きましたが、
進路に不安を抱えていた彼も、今は進路も決まり安心した様子で、
高校生に早くなりたいと、期待に胸を膨らませています。

そして、二人でこれまでの3年間を振り返りました。

毎週通っていた昨年までと数回しか行けていない今年。
学習ボランティアといっても、勉強する時間はほんの僅かで、
教科書を数ページめくるだけの時もよくありました。

大半は勉強以外の話で、彼にとってそれでよかったと話をしてくれました。
これまでの2年間があったからこそ、少し彼と距離を置いた今年1年も、
意味のある時間だったのだと振り返り、今はそう感じられています。

彼は塾に通い始め、私は社会人となりそれぞれ、
お互いに頑張ってきた一年であったと感じています。
しかし、私の中で気に掛けていたことがあり、
それを彼が先に聞いてくれました。

「次はいつ来る?」

これまでと同じように、言ってくれるその一言が、
何とも言えず嬉しかったです。

私自身の気持ちのどこかで、中学卒業を区切りにしてもいいのではと、
思っていたところもありました。

しかし、3年の月日が築いた関係はかけがえのない時間であり、
彼にとっても私が少しでも役に立っているのなら、
これからも大切にしていきたいと感じています。

毎週行かなくても関係の切れない今の関係は、
毎週通っていたこれまでよりも、私にとって居心地がいいです。

これから待っている高校生活を、
もう少し傍で一緒に感じられそうです。

オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「1歳の誕生日」

2012年3月 9日

こんにちは、秋山です。

先月末、息子が無事に一歳の誕生日を迎えました。

まだ「誕生日」がどんな日なのか、
よく分からぬ息子ではありますが、
家族や親戚、友人までもが、
お祝いに駆け付けてくれました。

最初はキョトンとしていた息子ですが、
みんなの笑顔につられて、
楽しそうに嬉しそうに過ごしていました。

そんな姿を見ていると…

なんてたくさんの人に見守られ、
なんて沢山の人に愛されて、
人は育っているのだろうと感じます。

これは息子に限らず、
きっと私もそうだったのだなと、
  (いや、現在進行形かもしれませんが…)
改めて周囲の方々へ感謝の気持ちが芽生えました。

生まれること、育つこと、歳を重ねること。

当たり前のことでも、
人をこんなに笑顔に出来ることを、
成長した息子にも伝えていきたいと思いました。

コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子



「ひた向きさ」

2012年3月12日

こんにちは、眞田です。


先日、息子のお宮参りを明治神宮でしてきました。
多くの新生児と、それを抱えるおばあちゃんの姿。
いたるところにそういった家族がいます。
皆、子どもを中心に幸せそうな笑顔をしているのが印象的でした。

私も、私の母の嬉しそうな顔を見て
改めて子を授かることの有難さと喜びを感じました。


親子というのは、何時になっても変わらないと思う時もありますが、
実際はいつの時も新しい関係性を築いているのだとも感じます。

特に二人目の子どもが産まれてからというもの、
母には、長期休暇を取ってもらい、出産直後の数週間は
長女を面倒を見てもらったり、
最近も仕事終わりに家に来て家内を手伝ってもらったりと
本当に有難いという言葉だけではなく、申し訳ないという気持ちでいっぱいですが
そういった機会が続いているからでしょうか、母との電話が増えました。

また、母がいつも電話口で聞くのは、私の家内の心配です。
私のことなどなんのその!です。


いつも、「〇〇ちゃん(家内)、大丈夫?眠れてる?ご飯食べられてる?」
と、心配してくれます。

忙しく、大変になればなるほどに、人と人との繋がりは密接になり、
そして、豊かになっていくことを実感します。

私は日々、忙しくならない様に、迷惑を掛けない様にと行動しがちですが、
本当は、忙しくても迷惑を多少かけても、熱心に子どもの為や、世の中の為にと
ひた向きになっていくことが大事なのではないかと思います。

もっと、自分の情熱を燃やして、人々との繋がりから豊かさを紡いでいければと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「出逢いのチカラ」

2012年3月13日

こんにちは。宮前です。

前回に引き続き、「ドイツ視察研修の同窓会」についてです。

久しぶりの再会ということもあり、
せっかくなので、何かおもしろいものを用意しようということで・・・

ドイツ&日本の国旗(ミニ)を用意して、臨みました。



優勝旗のようなものをイメージして、
国旗には、参加者全員の名前を記入したペナントを付けてみたのですが、

皆の顔を思い出しながら、名前を記入する時間は、
もうすぐ再会できる喜びも重なり、とても楽しい時間となりました。

また同窓会当日に、開催地のドイツ料理店で旗を出すと、一同、盛り上がりを見せ?
なんとなく一体感も一層高まったのではと、勝手に感じつつ・・・(笑)
私自身、楽しませてもらいました。

今回のドイツ研修では、沢山の学びがありましたが、
何より、メンバーにも恵まれたこの出逢いに、
とても大きな価値と感謝の気持ちを感じています。

そして、同窓会での園の先生方のお話しを聞いても感じたのですが、
この出逢いをきっかけに、園見学の機会が増えたり、悩みを相談し合っていたり等、
交流と共に、「見守るほいく」の広がりや深まりが感じられ、
出逢いのチカラを感じました。

来年以降も沢山の方々が、ドイツ研修へ参加するのではと思われますが、

毎年一枚ずつ、参加者の名前が書かれたペナントが追加され、
「見守るほいく」がますます浸透していくよう、
沢山の学びと素晴らしい出逢いに恵まれた、研修が続けばと感じています。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「実践が人を変える」

2012年3月14日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京もここ数日はとてもすごしやすくなってきました。
花粉症の方には辛い時期の到来かも知れませんが、
春はやっぱり何かが動き出すような感じでいいなと思います。

さて今回は、コンサルティングで関わらさせて頂いている園で感じた事を
書かせて頂きたいと思います。
先日、都内のある保育園に伺いました。
こちらの園との出会いは、約7年前になります。

私は約5年前からの関わりとなります。
私が言うのは大変失礼かもしれませんが、
園内も園外も5年前の形も無いくらいに変わってしまいました。

それを考えると園長先生をはじめ先生方が
子どもの事を思い自ら変わられた結果が、
様々な環境に表れているのではと思います。
又こちらの園のホームページも弊社にて制作させて頂きました。

その中で園長、職員ブログは毎日更新されています。
毎日何かを遣り続けることは正直大変な事です。

その様な中で先日、職員ブログをみているととても幸せな気持ちになりました。
今回は書いてあった内容をそのまま記載します。
書かれた内容は職員の方ではなく、保育参加されたお母さんの文章です。


『ちょっとはなれたところから』
「子どもたちが自主的に行動していき、先生方はそれを、
ちょっと離れた所からみまもっている姿が、印象的でした。
大きな声は、必要ないんですね。
反省しました・・・・・。

短い文章でが、園で大切にしている思いが、
しっかりと伝わっているのが解ります。
しかも伝わるだけでなく、お母さん自身も気づきから
変わろうとしている事も感じます。

この文章を見て、やはり実践し続ける事がいかに大事なのか
感じさせて頂きました。
弊社でもクルー日記を毎日更新してやっています。
思いを持って遣り続ければ何かが変わる、

これからも自分たちの実践を信じ頑張っていきます。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「応える想い」

2012年3月15日

こんにちは、奥山です。

先日誕生日を迎え、クルーからPFを頂きました。

カグヤへ入社し1年が経ち、
クルーから見た私のイメージがたくさん書かれ、
カグヤの一員として見守られているのだと、改めて感じました。


クルーから頂いたメッセージどれも温かく、
どれも紹介したいものばかりですが、
社長から頂いたメッセージを紹介したいと思います。

「boys be ambitious」

「目には見えない大切なものを信じ、後さき考えずがむしゃらにやりなさい、
いつまでも夢見る少年ではなく、志を立てなさい」
そうメッセージから感じました。

「boys be ambitious」は有名ですが、
続きにこうあります。

Boys, be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

少年よ大志を抱け!お金や私欲のためでもない。
名声という虚しいもの為のものでもない。
人としてあるべき道をまっとうすることの為に、大志を抱け!


何のために働き、
どうしてカグヤを選んだのか、
どうすることが子どものためになるのか、

頂いた言葉の意味を汲み取り、
想うだけではなく形にしていく一年を過ごしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「変わらぬ魅力」

2012年3月16日

こんにちは、秋山です。

私が育児休暇を頂いて一年が経ちます。

今月から本格的に復帰するに辺り、
入社した時の気持ちを、
淡くも思い出したように思います。

私がカグヤと出逢った時、
会社理念に共感したのは勿論ですが、
それ以外に惹かれたものがありました。

それは「学び」です。

保育(専門知識)における学び。
共に働く仲間からの学び。
自ら挑戦して経験出来る学び…etc

あらゆる学びで溢れた環境は、
何年経っても自分に刺激を与えてくれ、
そんな毎日は楽しめるに違いない。

そう思ったことを思い出します。

そして入社して数年経った今、
母となり復帰する今も、
カグヤに感じる魅力は変わりません。

これから本格的に復帰しても、
「学びある環境」を謳歌すべく、
楽しみながら過ごしていきたいと思います


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「学びの機会」

2012年3月19日

こんにちは、眞田です。

優しい冬の太陽の光も随分と彩度が上がり
眩しい春の日差しになってきたように感じます。

季節の移り変わりを、
あぁもうこんな季節になったのかと感じる様に、
我が子の成長に気付くのも、
あぁ、いつの間にかにもうこんなに成長したのかと思うばかりです。

子どもの成長を見ていると、
人生の成功の秘訣を目の前で見ているように感じます。

子どもの行動の多くは失敗です。
しかし、失敗してもどんどんとトライしていきます。

失敗を経験して次を躊躇することはもちろんありますが、
必ずと言っていいほど、出来ないところは親に頼みます。

泣いてでも、叫んででも、頼みます。本当に必死です。
そして、目的を自分一人ではありませんが、しっかりと達成します。

彼女は好奇心に対して本当に素直に行動しているのだと感じます。
そしていつの間にか、親の姿を真似て自分一人で出来る様になっていきます。

私自身も、自分一人で出来ないことは、泣いてでも、叫んででも、
達成できるために努力をしなくてはならないと感じます。


出来ない理由はいくらでもありますが、出来る理由もたくさんあり、
諦めさえしなければ、きっと何かが協力してくれるのだという事を
目の前の娘が教えてくれています。

そして、成長できるという事も証明してくれているように感じます。
そのチャンスを逃さず、学びにしていくことを大事にしたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「米寿祝い」

2012年3月21日

こんにちは。宮前です。

先日、祖母の88歳の誕生日ということで、
広島の祖母の家で、家族と一緒に米寿のお祝いをしました。

こうして集まって、皆でお祝いできることは、
いつまでも続くことではなく、貴重な機会でもあり、
とても幸せなことだと感じています。

また当日、祖母と一緒に過ごす中で、
お祝いメッセージが沢山届くことに、正直驚きました。

仲の良い方が来られたり、手紙や電話があったり、
中には、以前茶道を教えていた頃の教え子という、
外人男性から、国際電話までかかってきたり・・・

これまでの人生で、人との関わりを大切にしてきた祖母の生き方が
現れているように感じました。

更に祖母は、趣味で毎日一句、つくっているのですが、

この日の一句は、
「お祝いの 米寿のケーキに 火を灯し 吾の誕生日 喜びくれぬ」
でした。

ケーキも喜んでくれ、東京から新幹線でケーキを運んだ私としては、
嬉しいかぎりです。

また、88歳のテーマを聞いてみると、
「このままで生きるよ!」
と一言。

人生経験のせいか、そんな一言にも深みを感じてしまいましたが、
本当にこのまま元気に長生きしてもらい、
その素敵な生き方から、まだまだ大切なものを教えてもらえたらと感じました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「恥じない生き方」

2012年3月22日

こんにちは、カグヤの白土です。

東日本大震災から1年が経ちました。

あれから1年が経ち、様々な変化があり、
多くの考える時間を頂く事となりました。

特に1年前の3月11日に、私は仙台市にて仕事をしていましたので、
今こうして自分が遣りたいと思える事を
全力で遣らさせて頂いている事に感謝しかありません。

仙台市にも数回しか行ったことがなく、
地理的に右も左も全く解らなかったのが現状でした。

もしあの地震が午前中に起きていたらと考えると、
今こうして仕事は出来ていなったかもしれません。

生かされている事に今まで以上に意味を感じ、
今自分に出来る最大限の事を日々やっていきたいと改めて思います。


又、何か大きなことが起きなければ変われない弱さを持っているのは現状ですが、
この震災から多くの事を感じ、多くの事を学び
変わっていく事が今求められているように感じます。

どんなに逃げても、どんなに目を背けても
何も解決しないというのは、今までの経験でも解ります。

私だけでなく多くの方が、
この震災から何かを感じ変化することを大事にされて来られたのではと思います。

未来の子どもたちに恥じない生き方、
恥じない日本で在る為に、
今自分は一体何をすべきなのかを考え、
一日一日を大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「夢を語ろう会」

2012年3月23日

こんにちは、奥山です。

今年のお正月に中学の同級生と集まりました。

中学生の時は毎日のように遊んでいましたが、
卒業後は会う機会も少なくなり、今回久しぶりの再会となりました。

中学時代の思い出に浸り、
そしてお互いの現在、夢について話をしていきました。

もともと仲の良かった友人たちでしたが、
お互いの夢を話す中で、これまで以上に意気投合しました。

中学の仲の良かった友人という関係から、
本気で夢を追い堂々と語れる関係での再会。
お互い昔から知っているからこそ、負けたくないという思いも湧いてきます。

このお正月の再会をきっかけに、それぞれの友人を紹介し合う
「夢を語ろう会」を発足しました。

それぞれが連れてくる友人がどんな人なのか、
逢う前からわくわくするのは、
夢を持った人に逢えるという期待からだと感じています。

初対面で自己紹介もほぼせずに、
夢中でお互い夢を語っている姿は、
子どもたちが遊んでいる姿に似ているのかもしれません。

2~3時間などあっという間に過ぎ、
終わったころには、昔からの友人のように仲良くなっているこの会は、
お互いのモチベーションを上げ、やる気に満ち溢れさせてくれるものです。

まだ始まったばかりですが、
紹介したいと思える友人がいて、
紹介してくれる友人がいること。

お互いを引き合わせる不思議な縁を今後も大切にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「『今』から学ぶこと」

2012年3月26日

こんにちは、秋山です。

1歳を迎えた息子は、
どんな玩具や食べ物を手にしても、
一生懸命口や指で確かめます。

また同じように、
どんな環境で誰に逢っても、
相手の様子を静かにジッと見つめます。

ごくごく普通の日常ではありますが…

目の前にあるもの全てに対して、
少しも手を抜かずに接することで、
自分なりの知識や経験を、
創り上げているのかもしれません。

大人になればなるほど、
今までの理屈や感情を優先して、
「今」から学ぶことを、
自然と避ける傾向があるように思います。

息子は今ある環境を十二分に使い、
文句も言い訳も諦めもせずに、
黙々と挑戦・成長しています。

私も出逢ったモノ・ヒト・デキゴトから、
新しい自分になれるよう、
いつまでもひたむきな人間で在りたいです。


コンサルティングサポーター  
秋山 有紀子


「風邪からぼたもち」

2012年3月27日

こんにちは、眞田です。

日は暖かくなりましたが、
まだまだ風が冷たい季節ですね。

そんな中、娘の風邪をしっかりと貰い、
数日間、風邪を患いました。

風邪を患うと、いつも思うのですが、
妙に自分の体に対して優しくなる自分が居ます。

食事に限らず、
「冷しているところはないか、無理をさせているところはないか」
と、身体の色々な所と対話します。

そして、普段から自分の体や心と正しく対話出来ている事が、
体調管理と呼ぶのだと気付かせられる瞬間でもあります。

全体的に抵抗力が落ちているのもありますが、喉が特に酷かったため
去年作った梅干をじっくり焼いて、お湯の中で潰して飲みました。

昔から我が家では何か体調が悪くなると梅干を食べ、
そしてなんだか良くなっていく経験があります。
(二日酔いの日にも、緑茶に梅干はいいですね)
さすがに、この年になると、何故焼くのだろうと気になって
調べてみました。

すると、梅干には元々、殺菌作用や抵抗力のアップなど
様々な効能がありますが梅干しを加熱すると、
梅干しの糖とクエン酸が化学変化を起こし、
血行を改善する特効薬「ムメフラール」が出来るそうです。

それが、身体を温め、代謝を良くするみたいですね。

お蔭で、翌日には喉の痛みも和らぎ、
今では回復に向かっております。

民間療法と言われていたものも、
科学が進むと、どんどんとその真実が見えてくるのだと感じます。

また反対に、科学で分かる範囲内で作る薬と、
科学ではまだ解明できていない、梅干など民間療法と
言われてきた自然界のモノとを並べてみたときに
ご先祖さまは素晴らしいものを今に伝えてくれていたのだと
改めて感じます。

こういった、人間が自然界の生き物の一部として
脈々と受け継がれてきた叡智を、大切に次の子ども達に
伝えて行きたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「ホワイトデー」

2012年3月28日

こんにちは、宮前です。

今年のバレンタインデーに、カグヤ男性陣へ
日頃の感謝の気持ちを込めて
女性陣から手作りのチョコブラウニーをお渡しし・・・

先日ホワイトデーに、そのお返しということで、
手作り玄米クッキーを頂きました!



玄米クッキーは、無農薬無化学肥料の玄米を、自らで焙り、
それをミルで挽いた玄米粉をベースにつくっているため、
体にも環境にも非常に優しいということで、

カグヤではお馴染みのお菓子であり、
GTのセミナーや研修時にも、お客様へお配りすることが多いのですが、

なんと今回は、その玄米クッキーに、
チョコがコーティングされていました!

とても美味しかったのも、幸せでしたが、
仕事が忙しい中、一生懸命つくった男性陣の姿を想像しては、
大変ありがたい気持ちになりました。

更に、一人ひとりから、
感謝の気持ちが綴られたメッセージカードを頂き、
恥ずかしさと嬉しさと、もっと期待に応えたいという気持ちが高まりました。

家族もですが、身近な関係の人こそ、
お互いに「言わなくても分かる」という気持ちからか、
普段あまり感謝の気持ちを言葉にして伝えていない場合が多い気がします。

しかし、こうして改めて身近な人から感謝の言葉を頂くと、
見守られている安心感にも繋がり、とても豊かな気持ちになります。

私も、身近な人にこそ、そんな大切な気持ちを、
もっとしっかりと伝えていこうと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「一円対話の力」

2012年3月29日

こんにちは、カグヤの白土です。

私は、研修で園に関わらせて頂く事が多いのですが、
どの研修でも絶対に行うのが、
社内での実践である一円対話です。

ここ数カ月一円対話を実施しする中で、
客観的に振り返る事が多くあります。

振り返る中で一円対話という場の力というか、
環境の力、そして先生方が自然に在りのままの思いを伝える中で
そこから更に学びや気づきが深まっていく事を感じています。

先日もある園で、理念の一部の言葉である「みんな違ってみんないい」
という言葉について、それぞれがどのように捉えているのかを
話して頂きました。

ただ自分の意見を言うのではなく、
普段の保育から子どもの様子を話す先生、
自分の体験から話を行う先生など様々です。

又印象的だったのは話を聞いている周りの先生の姿です。
話し手の方を向き、共感しながら聞いているのが肌で伝わってきます。
それが話し手に伝わるからこそ、安心して話せるのだと思いました。
普段の保育の中でも同じなのかなと、
ふと思いました。

もし自分が子どもだったらと考えると、先生方がこのような姿勢であれば
安心して言っていいんだと思い話が出来るのではと思いました。


又今回は理念のなかの大切な部分について一円対話を行ったのですが、
終わってみてこの様なご意見を頂きました。

「自園の理念の素晴らしさを改めて実感して明日からのやる気につながった」
「子どもだけでなく、大人でも一人ひとり違いがあって良いんだと感じる事が出来た」
「違うからこそ認め合い協力出来る事を知った」
「子どもの良い部分に目を向けれるようにしていきます」

今回の一円対話を通して、
まだまだ一円対話の本当の意味について理解は出来ていませんが、
一円対話の場は見守るという事が凝縮されているのではと感じました。

弊社は『見守る』実践を大事にしている会社です。
これからも社内での実践の意味を忘れずに取り組んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「Seacology」

2012年3月30日

こんにちは、奥山です。

先日、Seacologyセミナーに参加してきました。

Seacologyとは、地球上のあらゆる島々の環境や文化の保全を
目的とした世界で初めての非営利、非政府の団体で、
世界中の絶滅の危機にある島の環境と文化を保護することを使命とする団体です。

Seacology代表のポール・アラン・コックス氏は、
世界に二十数名しか存在しない民族植物博士の一人であり、
夢は未だ解明されていない難病の薬を植物の中から見つけることだと言います。

昨年の東日本大震災後、日本という島国のために何が出来るのか、
Seacologyとしての支援の在り方を考えたと話をされました。
また、コックス氏自身も過去にサモア島で津波に逢うなど、
今回の震災を他人事ではいられなかったと感じたそうです。

絶滅の危機にある島の環境と文化を保護すること、
子どもたちの環境を見守っていくこと、
考える視点は同じように感じます。

世の中には世界のことを考える人が
私が知らないだけで、まだまだ多く存在することを感じました。
文化や環境を伝承する方法は異なりますが、
カグヤから世界へ保育を発信し出来るよう、
実践を積んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢