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松野の記事一覧

「いただきます!」

2012年7月30日

はじめまして。
今月入社致しました松野寛子と申します。

カグヤでは毎朝、手作りの天然酵母パンを食べています。

パンの酵母は、カグヤ酵母と名付けて育てているものを
入れているのですが、発酵の様子は毎回変わります。
生地が全く膨らまない日もあれば、
2倍~3倍に膨くれ上がる日も…

酵母が思い切り発酵してくれるよう、
水分量や材料配分、部屋の温度等に気を付け、
「今日は暑いね」
「水は足りているかい?」
「元気に膨らんでくれてありがとう!」
などと声かけしていると、
それに応えてプクプクと発酵してくれているように感じます。

食べる時には、酵母菌は姿を変えてしまっていますが、
材料と混じり合い、膨らんで、美味しいパンになってくれた酵母菌を
愛おしく思わずにはいられません。

食べるということが当たり前のようになっていましたが、
酵母菌を通じ、口にしているものは生き物であり、
「生き物を頂いて生きている」ということを実感します。

繋がりの中で生かされていることに感謝しながら
今日も「いただきます!」


松野寛子


「豆乳甘酒」

2012年8月 7日

こんにちは、カグヤの松野です。

カグヤでは毎朝「豆乳甘酒」を飲んでいます。

作り方は様々あると思いますが、
カグヤ流の豆乳甘酒は、
玄米おかゆと米麹で作った甘麹(甘酒の原液)
と豆乳で出来ています。

甘酒と言うと冬のイメージがありますが、
江戸時代には、夏の暑さで体力が落ちたときに
一杯の甘酒で栄養補給をしていたようです。

実際、麹菌が作ってくれる「ブドウ糖」や
「必須アミノ酸」「ビタミン類」の成分は
病院で行う栄養補給の点滴と同じといわれます。

麹菌の偉大さを感じながら、
その力をお借りし、
「元気をどうぞ!」という気持ちで、
クルーに毎朝の一杯を
用意しています。

麹菌に感謝しながら
今日も元気を頂きます。


松野寛子


「玄米酵母起こし」

2012年8月21日

こんにちは、カグヤの松野です。

先日、社内で「玄米酵母起こし」を行いました。
これまでも頂いた酵母菌を育て、
天然酵母のパンは作っていたのですが、
一から「酵母起こし」をするのは初めてでした。

「酵母作り」という言い方もありますが、
「酵母起こし」と言うのは、この工程が
空気中の酵母菌を捕まえる作業だからです。

発芽玄米と蜂蜜、水で出来た玄米ジュースを
1週間常温に置き、毎日かき混ぜていくと、
下にたまった玄米の粒から
気泡が現れるようになります。

気泡の数も日に日に増えていき、炭酸飲料のように
続けて発泡するようになります。

玄米ジュースには、酵母菌の姿は見えませんが、
確かにそこに存在し、生きているのだと
感じます。

今回は生物である酵母菌でしたが、
全ての実践に対して、目には見えないものまで
感じ取っていくことを大事にしていきたいです。


松野 寛子


「引っ越し」

2012年8月29日

こんにちは、カグヤの松野です。

私事ですが、カグヤと出会ってから6か月、
決信式(入社式)を終えてから
1か月が経過いたしました。

これまでは横浜からカグヤへ通勤していたのですが
先日、会社近くのアパートへ引っ越しを行いました。

今まで4度の引っ越しを経験してきましたが、
今回初めて、丸々1日“掃除の日”というのを
設けてみました。

2年間暮らした部屋を時間をかけて丁寧に
掃除していくうち、過ごした歳月の濃さや、
今の自分を作っている出会いや出来事が
思い出されました。

自然と“ありがとう”の気持ちで
一杯になり、床板の一枚一枚までも
愛おしく思えてきます。

引っ越しの掃除から、思いがけず
ご縁の積み重ねに気づかせて頂きましたが
1日1日の出会いに日々感謝しながら
過ごしていきたいと思います。


発酵コーディネーター
松野 寛子


「 溶け込む」

2012年9月 6日

こんにちは、カグヤの松野です。

おかげさまで、カグヤでの決信式(入社式)を終えて、
1か月が経過いたしました。

最初の頃は、早くこの組織に馴染もうとし、
「自分から積極的にクルーに声をかけよう」、
「自分ができることを一つでも増やそう」と
かなり余計な力が入っておりました。

不自然な力が入ることによって、
何かしようと身構えるばかりで、
周りで起こっていることに目がいかなくなり、
自分の世界に入り込んでしまっていたように思います。

カグヤでは「素直」という言葉を大切にしていますが、
心を澄ましありのままを捉える気持ちで、
周りで起こっていることに反応していくが
溶け込む、馴染むということなのではないかと
今は感じています。

社内で行っているパンや麹の「発酵」でも、
材料がそれぞれ周りのものと結びつき、
互いに一体となることで、お互いの役割が
発揮され、新しい形が生まれます。

取り巻く周りの人や環境と溶け合い、一体となる
実践を目指して取り組んでいきたいと思います。


発酵コーディネーター
松野 寛子


「じっくり付き合う」

2012年9月14日

こんにちは。カグヤの松野です。

カグヤに入社して大きく変化したことの一つに
“薬を飲まなくなった”ということがあります。

これまで偏頭痛や風邪、腹痛等の症状が出ると、
すぐに薬を飲み、緩和されずに治りが遅いと
さらに飲む量を増やす、という
薬に頼った生活を送っていました。

かなり頻繁に風邪や腹痛になるので、
家の薬箱はいつも充実しておりました。

カグヤに入社し、この対処療法的な解決方法を
止めてみると、なぜ頭痛や腹痛が起こるのか、
その原因の種やそれを育てる土壌が
生活の中にたくさんあったことが見えてきました。

肉中心の食生活や、身体を温めず冷やす格好、
姿勢が悪く骨盤がずれていたり…
と病気を引き起こす要因ばかり。

これまですぐに薬に頼り
問題から目を背けていたために、
自分の生活を省みるきっかけさえ
見過ごしていたように思います。

今回は薬についてしたが、
対処療法的な生き方ではなく問題と
じっくり付き合っていく、
そんな生き方を選んでいきたいと感じています。


発酵コーディネーター
松野 寛子


「出陣の儀」

2012年9月25日

こんにちは。カグヤの松野です。

先日、全国を飛び回るクルーの
出張の無事を祈願する「出陣の儀」を
執り行いました。

「無事かえるお守り」と「玄米酵素」の入った
出張セットを一人ひとりに渡し、
皆で出張の無事を祈念しました。

お守りは、会社近くにあり、
いつもお参りしている熊野神社で
頂いてきたものです。

「玄米酵素」は出張先での不規則な食生活でも
体調を崩さず、元気でいてもらえるように
用意しました。

一緒に出張に行くことはできませんが
カグヤを代表し園へ伺うクルーと
いつも繋がりあっていたい、と思っています。

離れていても互いに同化する実践を
増やしていきたいと思います。

発酵コーディネーター
松野 寛子