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2012年08月のカグヤクルー日記

「決信式」

2012年8月 1日

こんにちは、宮前です。

研修生として4月から一緒に働いていた仲間が、
3ヶ月の研修期間を経て、正式に入社が決まり、
先日、入社式を行いました。

一般的に入社式というと、日本独特ではありますが、
新卒採用者を対象に、4月に実施されることが多いと思います。

今回入社したクルーは、中途採用者でしたが、
弊社では、新卒か中途かに関係なく、
本人が入社後に、生き方や働き方に対して迷わずにすむよう、
覚悟を決められる機会とするために実施しました。

そこで、入社式の名前も、
本人が自分で生き方・働き方を「決」め、
周囲はそれを「信」じる場とすることから、
「決信式」と名付けられました。

人生は、自分で生き方を決めなくても、
なんとなく時間が過ぎ、なんとなく生きることもできると思います。

しかし、カグヤでは「子どもの憧れる会社」を目指しているため、
せっかくなら、自分のかけがえのない人生の主導権は、
やはり自分で握りたいと考えます。

今回、自分で生き方を決めた心強い仲間が加わり、
一緒に働けることが、とても嬉しくワクワクしています。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「引っ越し」

2012年8月 2日

こんにちは、カグヤの白土です。

気温の変化に体をあわす事が出来ずに、ここ数日体調を崩していました。

今回は私事ですが、
来週引っ越しを行う事になりました。

東京に来て約5年が経ちましたが、
今になり改めて環境の大切さを感じています。

最初は出来るだけ会社に近いところがいいと
今の家を選んだことを覚えています。

しかし会社に近いという事は、首都高速があり、
車もバイクもとてつもない数であるという事になります。

実際に今住んでいる所では窓を開ける事はほとんどありません。
今回の引っ越し先の優先順位は静かな所でした。

実際に不動産を周り探してみるとある意味で物件は沢山あります。
同時に様々な物件を見るとよくばりになってしまう自分もいます。

しかし、今回もそもそもなぜ引っ越すのかを考えてみました。

今迄の経験、働き方、今の年齢、そしてこれからの夢、
様々な点から考えて今自分がどういう場所で生活がしたいのかが見えてきます。

もちろん静かな場所は大切ですが、
今回は何と土がある物件を見つけました(社長のおかげですが…)

私はもともと田舎の育ちなので、土や山や川の近くで生活し続けてきました。
そして今回は窓を開けると土に触れる事が出来ます。
それだけでもワクワクしてきます。

何を育てるかはまだ決めていませんが、
土を見てワクワクするというその瞬間にこの場所に住もうと決めました。


又言い訳かも知れませんが、今まで住んでいた家は、
様々な事を新たに取り組もうとしてもかなり出来にくい環境がありました。

今回はそれが全てなく、何でもできる環境です。

環境に甘える事は出来ませんので、
今ある環境を当たり前とせず、又言い訳をせずに
今自分が遣りたい事をとことんやっていきたいと思います。

今のこの気持ちを忘れずに新たな地で、
新たな生活が出来ればと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「はじめの特権」

2012年8月 3日

こんにちは、奥山です。

前回の新しい仲間が加わったことを書きましたが、
その際、私にもクルーから素敵な贈り物を頂きました。

カグヤでの新卒入社第1期ということもあり、
新入社員研修や入社式のモデルがない中で
私は入社式を山の上で迎えました。

あれから1年が経ち、新たな仲間も加わり
改めてと、クルーからメッセージを頂きました。

新卒第1期だからこそ、
入社式・決信式どちらでも祝福され、
私はとても恵まれていると感じています。


これからも運の善さを活かして、
カグヤの新しい扉に向かい
歩みを進めていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「向日葵の花」

2012年8月 6日

こんにちは、秋山です。

数週間前に撒いた、
向日葵の花が、
見事に咲き始めました。

種を撒き、水を与え、
徐々に成長する姿を、
雨の日も、風の日も、晴れの日も…
楽しみながら見守って来ました。

そんな私にとっての日常は、
1歳の息子にとっての日常でもあり、
共に花の成長を待ち侘びる毎日は、
とてもワクワクするものでした。

そして遂に花が咲いた日。

大きな花を見上げる表情は、
どこか嬉しそうに、
どこか誇らしそうに、
見て取れるように感じました。

きっと私には分からないような、
色々な感情が湧いたのかもしれません。

幼い息子の心が、
経験を通じて動く瞬間を、
見逃さずに見守っていきたいものです。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「豆乳甘酒」

2012年8月 7日

こんにちは、カグヤの松野です。

カグヤでは毎朝「豆乳甘酒」を飲んでいます。

作り方は様々あると思いますが、
カグヤ流の豆乳甘酒は、
玄米おかゆと米麹で作った甘麹(甘酒の原液)
と豆乳で出来ています。

甘酒と言うと冬のイメージがありますが、
江戸時代には、夏の暑さで体力が落ちたときに
一杯の甘酒で栄養補給をしていたようです。

実際、麹菌が作ってくれる「ブドウ糖」や
「必須アミノ酸」「ビタミン類」の成分は
病院で行う栄養補給の点滴と同じといわれます。

麹菌の偉大さを感じながら、
その力をお借りし、
「元気をどうぞ!」という気持ちで、
クルーに毎朝の一杯を
用意しています。

麹菌に感謝しながら
今日も元気を頂きます。


松野寛子


「親と子、娘と息子」

2012年8月 8日

こんにちは、眞田です。

夏も全開、暑さも全開ですね。
我が家でもベランダで娘と息子が小さなビニールプールで
水浴びを開始しました。

娘が息子の面倒を見たり息子が娘の行動を見て笑ったりと、
姉弟の関係はお互いにとって大切なことだと実感します。

先日、母親の早い夏休みがあったため、母を連れて家族で温泉へ出かけました。
キッチンが付いているコンドミニアムに泊まり、皆で協力して
食事を作り、場を楽しみ、温泉に浸かるという機会を得て感じたことは、
親が子の面倒を見たり、子が親の手伝いをしたり、それぞれが助け合い、
楽しみあうという実体験も、そのまま自分の子どもの育ちに繋がる事なのだと
感じます。

親に感謝する事、命の循環に感謝する事、その機会を作る事の積み重ねが
自分の人生の豊かさを増していくことでもあり、
自分らしく子ども達へ還元できることでもあると感じます。
自分らしさを通して、理念を実践していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「刷り込みに性悪説、人に性善説」

2012年8月 9日

こんにちは、宮前です。

今年は、「リカンパニー」をテーマに全社員で、
新たな会社作りに取り組んでいます。

そんな中、会社戦略の話しから、
「刷り込みに性悪説、人に性善説」
という言葉と出逢いました。

そのような視点で、自分の仕事を見直すと、
これまで、社内体制を築く際に、
できなかったことや続かなかったことに対して、
自分や相手に矢印を向けることが多かったと感じます。

しかし、責任を「人」に向けて、感情的になるのではなく、
その要因となった「環境」に目を向け、
それを改めることが、本来大事なことであると気付きました。

これからは、人に対しては信じることを大前提とし、
もっと、環境や仕組みに目を向けて、
今後の会社の環境づくりに取り組んでいきたいです。

そして、刷り込みを取り続ける環境をつくるためにも、
自分自身が刷り込まれていないかを常に疑い、
周囲の話しにちゃんと耳を傾けられる自分でありたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「竹取新聞」

2012年8月10日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京でも猛暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

熱中症にならないようにしっかりと水分を補給していきたいと思います。


先日あるお客様にサポートで電話を行ったのですが、
とても有難いお言葉をいただきました。

「竹取新聞、いつも見てますよ。楽しみにしてるんですよ、
クルーの方の思いが新鮮でもあり、私達にとってとても勇気になってます」
という内容でした。

とても嬉しく、何ともいえない気持ちになりました。

読んで頂けるだけでもありがたいと思いますし、
この様な貴重な言葉を頂けるなんて思ってもいませんでした。

今書いているクルー日記もそうですが、
月に一度の竹取新聞も自分達の思いを在りのままに書かせて頂いております。

又、少しでもお客様のお役に立てる方法は無いのか?
という事で今も書かせて頂いております。

下手な文章かもしれませんが、読んで下さる方がいらっしゃると思えば、
今現場で感じる事を在りのままに伝えて行こうと改めて感じます。

お客様の少しでもお役にたつ事が出来る様、
これからも会社の実践として皆で取り組んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「2度目の夏」

2012年8月17日

こんにちは、奥山です。

カグヤで迎える2度目の夏は、
私にとって忘れられない夏になりそうです。

この夏から、見守るほいくソフトの研修を担当することになり、
先生方の前で見守る保育やカグヤでの実践を伝えていっています。

人前で話すことは得意ではありませんが、
子どものことなら話せる、
子どものために伝えいきたい、
その想いで先生方の前に立たせて頂いております。

はじめてのことは不安と緊張でいっぱいですが、
クルーからの温かい一言、
研修前に届いた応援メールなど、

一人だと思うと不安に感じることも、
皆がいる、子どものためと思うと、
不安は勇気に変わると感じました。

これまでと違うことに戸惑う先生方もいると思います。
新しいことへの不安もあると思います。


ただ、子どもだったらどうしてほしいのかから考え、
伝えたい想いが先生方へ伝わるよう、
これから先生方へ伝えていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「ふたつの動機」

2012年8月20日

こんにちは、秋山です。

先日カグヤに新しい仲間が加わり、
入社の経緯や動機について、
聴く機会を持ちました。

決意に満ちた言葉に刺激され、
数年前に同じように入社した、
自分の「入社動機」を思い出しました。

きっと誰もが持っているであろう、
そもそもの「入社動機」。

これは何年働いたとしても、
初心に戻る軸となり、
自分を支える要になります。

私には…
最初に入社した時の「動機」。
育児休暇から復帰した時の「動機」。
2つの「動機」が思い浮かびます。

大きな部分は変わらずとも、
自分の変化に合わせて、
会社への想いも、
変化しているのだと気付きます。

どちらもかけがえのない大切な「動機」。

この会社を選ぶ理由が、
自分のステージによって、
変わり…増えて…
また自分の支えになる。

変化を受け入れ、
自分のものにしていくことの、
大切さを改めて感じる機会になりました。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「玄米酵母起こし」

2012年8月21日

こんにちは、カグヤの松野です。

先日、社内で「玄米酵母起こし」を行いました。
これまでも頂いた酵母菌を育て、
天然酵母のパンは作っていたのですが、
一から「酵母起こし」をするのは初めてでした。

「酵母作り」という言い方もありますが、
「酵母起こし」と言うのは、この工程が
空気中の酵母菌を捕まえる作業だからです。

発芽玄米と蜂蜜、水で出来た玄米ジュースを
1週間常温に置き、毎日かき混ぜていくと、
下にたまった玄米の粒から
気泡が現れるようになります。

気泡の数も日に日に増えていき、炭酸飲料のように
続けて発泡するようになります。

玄米ジュースには、酵母菌の姿は見えませんが、
確かにそこに存在し、生きているのだと
感じます。

今回は生物である酵母菌でしたが、
全ての実践に対して、目には見えないものまで
感じ取っていくことを大事にしていきたいです。


松野 寛子


「手をかけない」

2012年8月22日

こんにちは、眞田です。

今年も梅干を土用干しする季節がやって来ました。

去年は、十二キロの梅干を漬けましたが、
赤紫蘇を脱水する作業を洗濯機の脱水機で行ったが為に、
その後に家内がびっくりし、笑い転げていた事を思い出します。

あの時は、赤紫蘇を脱水機で脱水するとどうなるのかを
どうしても試したくて仕方がなく、
好奇心が抑えられなかったことを覚えています。

今年は、三分の一の量を
丁寧に、丁寧に、手間をかけて、
手をかけすぎず作っています。

人間の手をかければ、簡単にできる事は沢山ありますが
それでは、本来のそのものが持つ個性を欲が潰してしまう様に感じます。
それは、簡単に言えば、不味くなると言うことだと思います。

手をかけた梅干なら沢山売っています。
折角自分で梅干を作るのだから、やはり美味しく作りたい。

今年はどこまで、梅の本来の味を引き出せるか、楽しみです。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「お命いただきます」

2012年8月23日

こんにちは、宮前です。

先日、社長の自宅庭で自然養鶏として育てられた
烏骨鶏の有精卵をいただきました。

その卵は、スーパーで見かける卵よりも一回り小ぶりでしたが、
持つと何だか重く、まるで命の重みのようにも感じられました。

そして卵は、卵かけご飯としていただきましたが、
貴重な感覚も合わさり、とても美味しく感じました。

カグヤでは、食事前に手を合わせ、

「いつもありがとうございます。
お役目ご苦労様です。
お命いただきます。」

と声に出してから、食事を始めるのですが、

この卵は、まさに「お命いただきます」の心境で、
いつも以上に、ありがたみが増すのを感じました。

ただ本来は、この卵だけに限らず、
私たちが生きて、食事をする以上、
他の命をいただいていることは、まぎれもない事実です。

ですので、命や繋がりに対する感謝の気持ちを忘れずに、
毎日心をこめて「いただきます」を実践し、
自分の命をしっかりと活かしていきたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「前向きに」

2012年8月24日

こんにちは、カグヤの白土です。

引っ越し後の生活にもようやく慣れ
改めて環境という物の大切さを感じている今日この頃です。

最初は引っ越しをすると考えただけでも
かなりのエネルギーがそこに費やされると
ある意味で楽しみで在りながら
ある意味でネガティブになっていた自分がいます。

しかし実際に引っ越して思う事は、
先ずは引っ越して良かったと思う事ばかりです。

環境が変わり新たに全てに対して頑張りたいと思う気持が出てきました。

実際に土にも触れる事が出来安心感もあります。
又実際に引っ越し前との環境も180度変わり
食生活も変わりつつあります。

又、睡眠時間は変わりませんが
ゆっくりと休むことが出来心身ともにリフレッシュできている事も実感しています。

そう考えるとプラスの事しかないように今は感じます。

最初は頭で考えマイナスな事ばかりを考えていましたが
そうなるとある意味で自分自身が損をするのだという事を今回感じました。

何事も意味がありどんなこともポジティブに考えるだけで
結果も変わってくるのだという事を今は実感しています。

日々仕事や生活をしていると頭だけで嫌になる事が多くあります。

しかしそれはそう思っているだけで
実はそうでない事おおくあるのだと思います。

であれば何に対してもどうせやるのだったら前向きに考える事、
素直に現実を受け入れる事が自分の人生を良くするのだと思います。

今回の体験を今後も活かしていきたいと改めて思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「CCN:今日のカグヤ」

2012年8月27日

こんにちは、奥山です。

最近カグヤでは、CCN(カグヤクルーニュース)が
毎朝メールで届けられています。

新しく入社したクルー発案のもと、
前日に起きたニュースが写真も掲載され届きます。

同じ一日を過ごしていても、
それぞれにとってどんな一日だったのか、
園を訪問している時など外に出ていると、
社内でどんなことが起きていたのかが気になるものです。

ちょっとした出来事も見逃さず、
みんなと情報を共有したいからと、
発信されるメールを楽しみに待っています。

ちょっとしたことと自分では思っても、
別の人から見ると違った目線で捉え、
気付いたことを自ら発信していく大切さを感じました。

気付きに気付けるそのニュースに
子どもたちの話題が更に掲載されていくよう
理念を実践していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「自分のモノにすること」

2012年8月28日

こんにちは、秋山です。

私が主に携わっている仕事は、
「会社の文化創り」。

カグヤがカグヤらしく在るために、
社内のあらゆる環境を見直し、
工夫・改善するべく動いています。

そんな中で重要だと感じるのは【自分のモノにすること】。

共に働く仲間と話していると…

素敵な「体験」、
心に染みる「言葉」。
気付きをくれた「考え方」etc

素直に、良いなぁと思う瞬間が沢山あります。

ただそれら1つ1つを、
「良い話」として終わらせるのでなく、

「体験」にするべく動いたり、
「言葉」にすべく深めたり、
「考え方」にすべく考え抜いたり、

もう一歩を踏み出すことを忘れたくありません。

他クルーからもらった良い刺激を、
どんどん「自分のモノ」に変えて、
会社へと拡げていきたいと思います。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「引っ越し」

2012年8月29日

こんにちは、カグヤの松野です。

私事ですが、カグヤと出会ってから6か月、
決信式(入社式)を終えてから
1か月が経過いたしました。

これまでは横浜からカグヤへ通勤していたのですが
先日、会社近くのアパートへ引っ越しを行いました。

今まで4度の引っ越しを経験してきましたが、
今回初めて、丸々1日“掃除の日”というのを
設けてみました。

2年間暮らした部屋を時間をかけて丁寧に
掃除していくうち、過ごした歳月の濃さや、
今の自分を作っている出会いや出来事が
思い出されました。

自然と“ありがとう”の気持ちで
一杯になり、床板の一枚一枚までも
愛おしく思えてきます。

引っ越しの掃除から、思いがけず
ご縁の積み重ねに気づかせて頂きましたが
1日1日の出会いに日々感謝しながら
過ごしていきたいと思います。


発酵コーディネーター
松野 寛子


「見守るほいくソフト」

2012年8月30日

こんにちは、眞田です。

最近、改めて見守るほいくソフトを使って
自分の子ども達の発達を見ていて感じたことが在ります。
ソフトを使っていると発達をよく見て、子どもの「今」が分かるようになると、
同時に「次」が何かが分かるようになってきますが、
この「次」が分かるという事が、親にとっては大変重要なことであると実感しました。

「次」が分かるから、子どもを待つことが出来るのだと感じます。

出来る様になったことばかりしか分からないと、
次を求め、大人の思いで子どもに関わってしまうように感じます。

それが表れたのが以前、
仕事に没頭し子どもの発達を見ることを忘れた四か月間の事でした。

知らず知らずのうちに「次」どころか「今」も主観だけになり、
連続性どころか周りの子どもや「ふつう」という概念に縛られ
子どもを見る様になっていたことに気付かされます。

親としてのゆとり、そして子どもを信じるということは、
思いだけではなく、実際の行動が伴って初めて「信じている」と言えるのだと
感じます。そして同様に、信じる為の実践無くして思うだけでは「ゆとり」も
生まれてこないのだと実感する瞬間でした。

一日の時間を変えることは出来ませんが、本質的な時間の使い方をしていくことで
豊かさと楽しさを味わっていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「自分がどうしたいか」

2012年8月31日

こんにちは、宮前です。

カグヤでは、全社員が参加する全体会議を、
月に一度行っています。

最近、その会議をもっと良くしたいという気持ちから、
やり方を少しずつ変えていますが、
先月の会議で、私たちの特徴に気付きました。

私たちは、「自分がどうしたいか」を伝えることよりも、
「どうしましょうか」と皆にお伺いばかりしているということでした。

自分が所属する会社の仕事に対して、
本来、自分の責任は100%であるはずのものが、
「皆でやること」「皆で決めること」という「皆」にまぎれて、
自分の責任を分散していたように思います。

長年そのような会議を積み重ねていたせいか、
自分自身も「どうしたいか」について聞かれると、
よく分かっていないことが多くあり・・・

今後はもっと、議題を挙げる際に、「自分がどうしたいか」を考えたり、
周囲の議題に対し、「自分に何ができるか」を考える等し、
主体的に会議に臨む姿勢を、大切にしたいと思いました。

また、普段から「自分はどうしたいのか?」と自問する必要は勿論ですが、
そのためにも、自分の内から「こうしたい」という気持ちが
自然と湧き出てくるような体質づくりをしたいと感じました。

そんな中、以前ある人から教わった
「寝ろ・笑え・出せ!」という言葉を思い出し・・・

それをテーマに、もっと自分の感覚を澄ませていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子