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子ども達へ残すもの

2011年3月29日

こんにちは。カグヤの宮前です。

この度は、地震被害に遭われました皆様へ心よりお見舞い申し上げるとともに、
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今回の災害によって、改めて自然の脅威、自然への畏敬を心から感じています。

大地震、津波、原発による放射能の危険等・・・
本当に悲しく、恐ろしく、不安な毎日が今もなお続いています。

それは、きっと子どもも大人も同様だと思います。

そんな中で、私たち大人はどうあるべきかと考えたとき・・・

子どもが大人の真似をするからといって、
子どもの手前、何か取りつくろったり、無理に背伸びをしたりするのでなく、

未曾有の災害の中、大人も恐怖や不安を感じながら、
それでも希望を失わず立ち向かっているというありのままの姿で、
子どもたちを勇気づけられたらと思います。

過ちや、失敗、後退することもあるけれど、
人間として向上しようと、精一杯努力をし続ける大人の姿。

子どもはそれを手本として学び、育つものだと信じています。

そして、私はこの「カグヤ」という会社も、
社会の中で、同じような存在でありたいと思います。

今回のことで、改めて、
場所も人も時にも左右されず、「理念」を貫くことが大切であり、
こんな時だからこそ、こだわる意味があるように感じます。

命を大切にすることや、希望を失わず立ち向かう姿勢、思いやりetc・・・

カグヤも、手本・見本になれるよう、しっかり実践を積んでいきたいと思います。

子ども達へは、負の遺産ではなく、
もっと安心や優しさ等、美しいものを残せるよう、力を尽くしていけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子