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「ドイツ研修」

2011年11月17日

こんにちは。宮前です。
先日のブログでもお伝えのとおり先月末に、ドイツの保育園・幼稚園視察研修へ
参加致しました。

初めてのドイツでしたが現地では、先生が子どもの「真の自立」を目指して
いたと感じます。


例えば、コップにジュースを注ぐ際、自分ではできない子どもに対しても、
先生が代わりに注ぐのではなく、その子の手を持ち、自分で注がせるのです。


そのように、何か問題が起きても大人がすぐに手を出し解決してあげるのでなく、
将来的に子どもたち自身が解決できるよう、関わっているのが印象的でした。


最近の日本では、子どもに対して、危険なものを取り除いてあげたり、失敗させないように
子どもを守る?という、どこか過保護・過干渉気味な姿が多いように感じますが本来、
どちらが子どもを守ることに繋がるのかと考えると、答えは明白だと思います。


ドイツで見た子どもへの関わりは、子どもの可能性を信じ、自立を願うからこそできる
のだと感じます。


そんなドイツの「見守る保育」の現場から、自身の課題や関わりについても、
もっと先を見据えていく意識や言動、信じる気持ちが必要だと感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子