善い日旅立ち

今日からドイツでの保育研修があり、今から出国へ向けて移動をする。
人にはその人に与えられている命があり、役割というものがある。

今日、この日にどのような旅立ちをする人がいるのかと思うと世界中では自分とはまったく異なる道をそれぞれの人たちがそれぞれの意思で歩んでいるようにも思う。

この旅路というものは、はじまりもおわりもなく今にこそあるものである。

その旅路の中で、交錯して出会い一点の特異な場において新たなものに触れそれぞれの旅路が豊かになって調和していくのであろうとも思う。

人が出会うのは、時間だけではなくその空間にも出会っている。

日々がどのような旅であるのか、その旅を自分がどう歩んでいるのか。

旅とは自分の今の心が旅をしているのである。

一度しかない自分の人生を、どのような気持ちで旅をするか。

それこそが旅立ちの日ということになる。

毎日を悔いなく生きることは、いつも善い日に旅立ちをしていることになる。

どのようなワクワクすることが見つかるのだろうか、どのような新たな発見があるのだろうか、どのようなドラマが感動を連れてくるのだろうか、また新たに生きていることの歓び、思いやりの素晴らしさとの邂逅があるのだろうか、そういう偉大な愛に包まれているこの人生の旅路。

旅立ちとは、自然の一部として私たちがこの場にあることを感じさせてくれる。

いつでも真心は善い日、旅立ちの日として生きていきたいと思います。

人生の旅を自分がしっかりと立てていこうと思います。
すべての出来事が後で繋がってくるし、意味を帯びてくるのが自然。

子ども達の未来に繋がっているこの今、この場だからこそどんなことも心で感じて、素直な澄んだ瞳で見守っていこうと思います。