人生の航海

人生の出来事や物事には、必ず意味が存在します。

人生には無駄がないというのも、その意味そのものに価値があるからのように思います。

例えば、何かの拍子に病気になったり、何かのキッカケで人間関係が乱れたり、災害に遭遇したりと何かの出来事が発生します。その時、心に余裕や遊びがあればそれが悪いことが起きているとは思えずに意味があるものだと実感できます。

しかし人は、そうは簡単には心は強くなくすぐに視野が狭くなって余裕を失っていくことで焦りや不安というものに流されてしまうものです。そういう時は、なかなか実践は難しいことですが敢えてそれを楽しもうや、勇気を出してそれを味わおうと決めてしまうことで少しずつその意味を感じることができるように思います。

ひとたび、目標というものを定めれば大変苦しい道のりが待っているのは間違いありません。それは心が現実の自分の甘さに打ち克たなければならないからです。しかし、そこまでしてまでというのが大切なことのように思うのです。

心というものは、目には見えないものを捉えそこに向かって成熟していくことのように思います。それは心の余裕というもの、つまりは心が常に安んじるところを求めて育っていくように思うからです。

なぜそれが必用かと言えば、それが人生の意味に直結している問いそのものであるからのように思うのです。人生を通して人は学び、そして人生を通して人は豊かに幸せになっていきます。

様々な道のりを経ていく中で、助け合い、信じ合い、繋がり合い、導き合い、許し合い、認め合い、譲り合い、応え合い、学び合い、育ち合い、見守り合うこと。

その一つ一つこそが、大切な自分の人生の航海そのものであろうと思うのです。
ご縁を大切にしていくことで、その実感を深くしていきたいと思います。

感謝。