周期意識

生き物にはそれぞれの周期というものがあります。私たち人間は24時間周期で活動していることになっていますが、魚などはそれぞれの周期をもっていたりするといいます。特に月の満ち欠けによって、魚は潮の動きや海のリズムに合わせて活動しますから周期がそれぞれに異なっているということです。

つい私たちは、昼と夜の2つでリズムを取りますが海の中や土の中、穴の中にいる存在は周期というものがそれぞれに異なるのです。

ほとんどの生き物は、24時間周期ですがそうではない生き物がいるのも事実です。そこから考えてみると、もし地球外の生き物で36時間や120時間などの周期のものがあればそれに沿ってバランスをとるのかもしれません。

自然界には13年と17年の周期で大量に発生する周期セミ(素数セミ)というものもあります。同じ種のみで一度に繁殖し、循環の巡りが長いためそれだけ生き残れるという戦略でもあります。

周期は生き物だけではなく、太陽や地球にも存在します。その周期の組み合わせを体内記憶にもって、私たち生命はその周期に沿って暮らしを営んでいるのです。

最近では、短い周期のことしか、またはすぐに目に見えてわかる周期のことだけが話題になりますが本来が非常に長い周期を私たちは生きているともいえます。人類の歴史も、その他の生命たちの経過も、絶滅期があったり繁栄期があったりと周期を繰り返してきたのです。

どうにもならないこともある中で、私たちは周期をもっているという意識を持つだけで通常の時間やスケジュールとは別の次元を持つことができます。周期意識をもって暮らしていきたいと思います。

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