波動の志

昨日は、無事に英彦山の守静坊で第3回目の仙人苦楽部を開催することができました。長野の戸隠から直径152cmの巨大ゴングと共にお車で約1000キロをかけて来てくださってみんなで心地よい波動の場をゴング(銅鑼)と共に響き合うお時間になりました。波動経済、徳積み循環経済を甦生するためとても有難い機会になりました。

この巨大ゴング(gong)は、体鳴楽器に分類される打楽器の一つです。ゴングのはじまりは東南アジアといわれていますが銅鑼を深めると銅鑼は古代ジャワ、スマトラの南方民族の打楽器にはじまり、中国、朝鮮を経て渡来したものと言われています。

古代からある音の道具であり、古代人たちはこの響きに不思議なハタラキが宿ることを知りその御蔭様で今も私たちがその音を感じることができています。この銅鑼の材料の砂張は金属鋳物の中でもっとも難しいといわれている銅と錫の合金です。100対26が音響を良くする絶対条件ともいわれます。

この銅と錫の奇跡的な調和ゆえ、調和の象徴ともされその波動が大切な場面で使われてきたともいいます。

私は場の道場で場を磨いていますが、場には様々なととのえ方があります。ある時は、場を鎮めたり、またある時は場を浄化し、またある時は場を沸かせます。これらは、火や水や光、暗闇なども用いますが音というものは邪気を祓い、魂を鎮め、心を研ぎ澄ますのにとても大きな効果があります。

古代の人々は、それらのハタラキを直観してきました。音には、波動を顕現させる効果があり、徳を表出させる力もあります。

私はITではブロックチェーンを用い、本来の懐かしく新しいDAOを実現しようと試みていますが五次元や量子ではこの波動を用い、同じく温故知新した共鳴を実現しようと試みています。

周囲からみたら、何かのオタクのように思われますが二宮尊徳が実現しようとした報徳や心田開発の実践を志しているものです。もともと、心の荒蕪を耕すことに一生をかけた二宮尊徳は、人々の心の問題を解決することこそ人類をはじめ世界を救うことになると信じていました。

私も同じく、気候変動も天変地異もまた心の問題が影響を与えていると確信しています。先人や古代人は、スピリチュアルだったから雨乞いをしたのではなく、神事や年中行事をしていたのではないのです。

本来の暮らしがととのうことで宇宙や地球全体とつながり調和し共鳴し合うことで場を常に守り続けたのです。

子どもたちのためにも同志たちと共に、自分の役割と道を実践していきたいと思います。

 

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