日本人らしさ

先日、日本人らしさについて考える機会がありました。

私たちは先祖代々からこの日本の風土に合った人格を形成してきました。瑞穂の国と言われるように、瑞々しい感性を持った人たちが切り開いてきた風土感が存在しています。

日本人らしさというのは、そういった風土の中で連綿と受け継がれた日本人であることを生きることをいうように思います。

例えばそれは、有難い、勿体ない、御蔭様、おてんとう様、見守りといった生き方を貫いてきて今があることを自覚します。

私たちはどう生きるかと考える前に、どう生きてきたか、何を理念にして生き残ってきたかを考える事のように思います。尊敬の念を抱き、何を自分が受け継いでいるかを感じ取ってみると自らの時代の責任が何かということに辿りつきます。

先祖代々が、それぞれの時代で日本人として生きてきたように、私たちも今の日本人の責任を果たしていくのは今の日本人として日本人らしく生きることに他なりません。

それはいくつかピックアップしてみると、謙虚さ、素直さ、清々しさ、純粋さ、楽観さ、勤勉さ、正義感の強さ、子どもっぽさ、そして道徳、その全ては日本人の徳性ではないかとも思います。

これは神話からも歴史からも顧みることができ、日本人が何を目指していきてきたか、どのような価値観で理想を求めたのかが分かります。

すべての項目に共通しているのは「正直」というものを本義にして生きる生き方です。
ここに元来の日本人の目指した姿、日本人らしいことの誇りがあるように私は思うのです。

道を歩み自然と調和し一体になって活きることの中に正直という美徳が顕現します。
この風土こそが私たち日本人らしさを産んだのでしょう。

かんながらの道を静かに深めつつ、祖霊たちの御恩に感謝し、日本人に相応しい生き方を求めて日々を実践していきたいと思います。

  1. コメント

    江戸時代の庶民第一の徳目は「正直」であり、「正直が人づくりの基本」とされました。この時代も、「日本の精神的風土と真の日本人」を懸命に取り戻そうとしていたのではないでしょうか。その「正直」を庶民第一の徳目として定着させるのに影響力が大きかったと言われる石田梅岩は、「正直」の対極に「私欲」を置き、「私欲は、生まれながらの正直を封じ込めるこの世で最大の悪」としました。「私欲」という視点から点検すると、自分の中途半端な「正直さ」がよく見えます。もう一度原点に返り、日本人として恥じないように、正直に道を歩みたいと思います。

  2. コメント

    自分は本当に何もしていない、そう思うと機会を頂いたことに周囲へ感謝の気持ちが湧いてきます。何もしてないと思うからいろいろな感情が出てくるのかもしれませんが、我が出て相手へ要求するのも何もしていないからなのだと思います。どんな時もあるべき姿で在れるよう追い求めていきたいと思います。

  3. コメント

    先日、月明かりの中で娘と家へ帰る途中、月と太陽の明るさの違いの話になりました。満月の明かりでは照らせない道も、お天道様は全て明るく照らすことが出来る。それだけではなく全てを育て成長させることが出来る。そんな話になって「お天道様はすごい!」という娘の言葉になりました。「お母さん」という言葉も太陽に語源があり感謝の意味を持っていると言いますが、昨日は母となり在宅勤務中の女性クルーを見た時に本当にそうだと感じました。人を照らし育てていく力と、それに感謝する心。自分の中にもある日本人らしさを大切に、信念を持って生きたいと思います。

  4. コメント

    清き心のままでいるためにも、日々の穢れを落とす禊が大切だと感じます。正直でいるとは本当に難しく、気が付くと自分の欲に正直になり、歩みが止まることがあります。改めて
    毎日の朝練の大切さは欲を落とす効果があると感じています。

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