謙虚な姿勢~真似ぶ~

昨日、「真似」について書きましたがその真似の姿勢について深めてみます。

学びというのは頭が良い悪いや器用や不器用かという前に、謙虚であるかどうかがあります。若い人から年配まで、学ぶ力がある人はとても謙虚に学びます。つまりは学び力がある人は学び方が身についているのです。

では傲慢な学び方とは何かといえば、自分流だとか、自分に合わないとかすぐに自分自分といったプライドを持ち出し、師や先輩、尊敬する人の言うことにいちいち「自分」(自我)を持ち出してきます。それを自分がなくなるからと思い込んでいる人もいますが、それは自分の意味が間違っているのです。学ぶ際に自分を挟んでいたら、結局は自分の都合で学ぶので真似をしているわけではありません。そうすると昨日のように分かった気にはなってもいつになってもできるようにならないのです。

できるようにならないから余計に自分のプライドが傷つきますからあの手この手で自分の都合を入れ込んできて傷つかないように言い訳ばかりか他人に矢印を向けてばかりいるのです。

しかし学び方を持っている人は、自分のプライドを挟まず志のために自分を無にしそのものと一体に学ぼうとします。つまりは「真似」ができるのです。昨日もある園で、周りの園に教えていただいことを真似をしていつつも「これも真似です」「あれも真似させていただきました」と謙虚に真似をすることで学んでいる姿を拝見し、学ぶのに自園や自分のこととか言う前に、学び方ができている人たちであることを実感するのです。

自分なりに解釈をして学んだ気になることほど自分の成長を歪めることはありません。自分なりに解釈をする前に、教えてくださっている真心や指導してくださっている感謝の心を大切にする謙虚な姿勢こそが真の学力であることを実感します。

真の学力は真似ぶ姿勢ということです。

自分ができるとかできないとかを意識する前に、謙虚であるかが大事なのです。謙虚でなければ法則法理からも離れますから何をやっても実につかなくなるということなのでしょう。もっとも危険なのは、性格が違うだのタイプが異なるだの自分には合わないなど「自分自分」をいつも持ち出してくることです。ここに常に傲慢さが潜んでいることを忘れはいけません。丁稚奉公のようになんでもさせていただきますの姿勢の人こそもっとも将来伸びるというのは古今東西の学力の真理、学ぶ姿勢なのです。

知ったかぶりの知識と自分のプライドが邪魔しないように、常に学ばせていただいているという御蔭様の心をもって丸ごと信じて真似させていただけるご縁に感謝して学力を高めていきたいと思います。

  1. コメント

    人の姿から謙虚さを感じることがよくあります。そして同時に自分の至らなさに気付きます。ただ、気付いても思っても真似もなぞるようでは、その時はやっても続かず本当にいいと思っているのかと自分自身を疑いたくなります。謙虚風に見せるテクニックよりも自分自身を欺かない心のありようを磨いていきたいと思います。【●】

  2. コメント

    まったく何も知らないことについては、素直に学べるものですが、少しでも知っていることを学ぶときは、「知っている自分」を出したくなるものです。ここまで知っている、こんなことも知っている、前から知っているという「知識の見せびらかし」が「評価する姿勢」を生み、謙虚さを失わせます。また、真似をするということが価値の低いものだという価値観を持っているときも、謙虚になれません。学ぶときは、いつも、「自分の知識を白紙にして吸収し直す」という態度でないと、中途半端に濁った学びになるのではないでしょうか。

  3. コメント

    頭が作り上げた自我の方が強くなりがちだからこそ、何かことを学ぶ前にまず「真似ぶ姿勢」から学び直す必要があると感じます。纏ったコーティングを剥げば一度は醜態をさらすことになりますが、そのコーティング自体が実は人生の垢でしかないのかもしれません。日々風呂に入るように外の垢は落とし、内を磨いていきたいと思います。

  4. コメント

    そもそも、何のために学ぶのか。何のために真似るのか。気が付くと、自分の能力を高めよう、みんなに褒められよう、自分がなりたい自分になるために、と自分というものがどんどんと出てきて、
    真似させて頂くときも、学ばせて頂くときも、なんだか「奪う」ような感覚や、後味の悪さを感じる時があります。そもそも、自然界の流れの中の一部のように、大きな志やみんな、誰もが良くなることの為に自分を使わせて頂くという状態になっている時は、自分の感情や後味の悪さもなく、ただただ、過ぎ去った後に味わえる「有難さ」や「感謝」が学びを深めて定着させてくれるように感じます。そもそもの学びの姿勢を改めていきたいと思います。

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