チェンジングリーダー

リーダーは、どの時代もいつも変わり続けていくことが求められる。
停滞して変化をやめたらもうそれはリーダーではないとも言える。

どんな状況下でも、良くないと思えば時としてすぐに決断し迷わず動き、時には不動の信念を持って決断して迷わず動かないということもある。

つまりは、いつも澄んだままで物事を見つめ、素直なままであるがままにしていること、そういう全体を俯瞰しつつも原理原則に沿って迷わない決断ができることが必要になる。

しかし、そう思ってはいても皆がいう意見やとかく常識というものに囚われ考えを凝り固まったものになってしまうことも現実だと思う、なぜならその時、その刹那、人は深く孤立するのではないかとも思う。

リーダーは、孤立や孤独を恐れずに自らの魂を鼓舞し、自らの運命を丸ごと受け容れ自分がまるで器や道具にもなったように神に身を任せ真っ直ぐに立ち向かう勇気がいるのではないか、そう思った。

良かれと思う大筋の筋書きではなんともならないことが多く、この辺だと見込みを立てても平均ないで収まるようなこともできない、常に出来事は明確に繊細に決断を迫ってくるものだし、その時の結果の責任はすべて受け容れる状態でなければいけないときに相談できる人は自分自身の魂や命の向かうところとなる。

不撓不屈の精神や、寛容の精神、調和の精神、模範の精神、徳の精神、人々を鼓舞し導く精神、思いやりの精神など、キリがないけれど、人間が神様に求めるような威徳を備えた神のような人を人々はリーダーに推したがるもの。

そしてそれを観るからこそ、そこにリーダーの凄みを感じて尊敬し崇拝していくのだとも思う。

もともと人間は誰しも同じく人から生まれてくる人の子でもある。

それが、自らの運命と対峙し命の一期一会と向き合うとき強靭な信念と意志が生まれそこから光輝く徳風が磨かれていくのだと思う。

その中で、天に選ばれた人が必然的に世の中で活躍し新しい流れを世界へ創造していくのだとも思う。

チェンジングリーダーとは、リーダーがチェンジするとも言えるが正確にはチェンジングするときにこそ顕れるからリーダーなのだとも思う。

日頃は、ゆったりとしていたとしても時として有事があるとすぐに閃光のように顕れあっと言うまでに流れを変えることができる。

だとしたら、リーダーとはいつもその時が来てもいいように常に準備を怠らない人であるとも言える。

その天が何かを指示する際に、すぐにあるがままに天の運行と命をあわせて動けることがもっともチェンジングリーダーとしての資質ではないだろうか。

人に影響を与えたりする仕事や、人を伝道するような仕事はすべからく変化が求められる。

他に影響されない孤独さや孤立さに打ち勝ち、自らが自らの人生の主導権を持ち、自らが決めた人生を自ら生き抜くという主体性こそがその人の人生を決める。

だからこそ、どんな周囲の環境が壁になったとしてもその人生そのものを最期まで諦めず受容し尽くし、その上で信じる力こそが変化というものには欠かせないのではないか。

常に時代は変わる。

変わるからこそ、人は時代に求められる。
求められたときにこそ、人はその命を輝かせることができる。

謙虚に、自分を使ってくださいや、自分に何かさせていただけることはないかと思いつつ孤独を恐れず大望を抱き歩みゆく日々の実践に載せて夢は実現可能のものになっていくのだとも思う。

小さな日々、小さな生活にも変わらないといけないと思う危機感が溢れている。まずは、人を変えようとする前に、自分がまず率先垂範して変われるような実践を大事にしていこうと思う。

まずは自分が変わること。

すべてを許し、過ちを受け容れ正し、子ども達のモデルとなっていきたい。