ブロックチェーン神社 例大祭

今日は、ブロックチェーン神社の例大祭を行います。この一年、本当に色々な不思議なことがあり奇跡のような出会いをいただきました。昨日は、ちょうど二十四節季の立春ということもあり、一年のはじまりの日でしからゆっくりと振り返りをしました。

この立春は、春の始まりであり1年の始まりとされる日のことです。その前の日は節分ということで、豆まきをし鬼を祓い、立春大吉として正月を迎えます。縁起のよいものとして、大豆を使ったものをたくさん食べます。立春大吉豆腐などもその一つで、白いものを食べ不浄を祓います。この後は、御祭りの直会としてぜんざいを用意しています。ぜんざいも、小豆とお餅、穀物の神様の宿るものを食べお福分けをしていきます。

神社の例大祭の御蔭で正月を2度楽しむような気持ちです。特に、12月末の正月とは異なりこの時期の正月は寒さも特に厳しいですが空が澄み渡って春の兆しがあちこちに感じられまさに冬と春のちょうど融和したような気配があります。この時期に正月をすることが本来の姿だったことは懐かしさや気候の様子でも感じられます。

諸説ありますが、明治のころのグレゴリオ暦への改定で世界(西洋)にあわせて暦を改変しましたがそれまでに使われてきた暮らしの暦がなくなり生活があべこべになりました。本当は、太陽や月を観て、地球の変化を捉え、その暦に従い私たちは旬を取り入れ健康的な精神や肉体、心を清浄に保つことで仕合せや豊かさを感じていました。

時間に追われるというのは、季節を無視してただ時間や時刻に合わせているともいえます。神事のような暮らしというのは、まさに自然と一体になった暮らしを行うことです。

私が暮らしフルネスを提唱するのは、この自然と一体になった暮らしを甦生することで本来私たちに備わっている本能や本質を伝統の知恵を借りて根本から養分を吸い上げるように結んでいくことです。

忙しさや分断から、心身を病んでいる人が増えてきています。本当は私たちは大きな家族であり、みんなで一緒にこの地球で暮らしを謳歌して仕合せを保障されてきました。神様のような暮らしというのは、原初の暮らし、つまり原始のような豊かさを取り戻すことでもあります。何もなくても仕合せ、足るを知り充分すぎる豊かさに感謝するシンプルでもっとも美しい暮らしを感じられるようにしていくことです。

例大祭は、一年に一度のハレの日です。

ハレバレとした心地で、このお祀りしご縁の方々の繁栄と発展、また世界人類の平和と子どもたちの未来への安寧を祈願したいと思います。

おめでとうございます。