2011年のテーマ

昨年も本当に色々なことに気づきまた新たな出会いと発見と感動があった一年になった。年々有難いのは、常に周囲に素晴らしい人たちや子どもを愛する人たちに溢れ本気で人生に向き合うことから逃げず道を楽しもうとする人に恵まれていることであると思う。

一期一会を座右にし、出会いというものが自分を導いてくださるのを実感するとこの時代にめぐり逢い幸福を分かち合いながら共に歩めることに何より感謝しています。

昨年も師の背中や現場の実践から王道というものを学ぶことができた。常に成長を已まず刷新していくその姿に人としてどうあるべきかという生き方のモデルを見せていただけるのは我が童心の鏡であるようにも思う。

今はその憧れとともに、同じくたくさんの人々へその真心が受け継がれていけることを祈るような気持ちのまま社業を邁進しています。

そして有難いことに今年もまた新たにテーマをいただくことができた。

それは「あるがままに今を生きる」ということ。

どの時点を最高とするのかはその人の考えによるもの、たとえ過去の最高時に戻ろうとしてもそれはできず未来の結果を最高としても今の積み上げたその結果が未来なのだからそれもまた同じく往こうとしてもできることではない。

この今こそが一番最高だという「今」というものを如何に楽しめるかということが、何よりも素晴らしい未来と過去を築き上げていくことだということなのだろう。

しかし頭でいくら分かっていたとしても、実践現場では頭でわかったものは通じないからこそ心の感応力で今を見つめるために日々のテーマというものがある。

私は、どうしても何でも無理にでも押し通し何とかしようと力みすぎることがある。それをすることでその時は全て何とかはなっているもののその無理をした自分の分をあとで修正するということを繰り返すことがある。

何でも遣り切るということは大切なことだけれど、今の自分を全面的に受け入れることもとても大切なことなのだと思う。

この今の自分は過去と未来のつなぎ目の自分であり、そこが澄んで清らかで明るく素直かというのが私のかんながらの道の実践道義でもある。

だからこそ、今というものを全面的に肯定し受容しその今の状態をより楽しむために日々の発見や発掘、感動や青春を一生涯続けていくことがより我が道を究めるということになると信じることだ。

それを改めて感じていると、師の愛の深さを感じて改めて感激に満ちる。
この恩寵を多くの世の人々へ還元してくことで示していこうと思います。

いよいよ今年も一年はじまった、社会はより切迫さを増してきている、だからこそ遠くを観て鑑照しつつ春に種を蒔き、秋に実ることを心に定め、今の社業をリ・ブランディングしていく最高の今を楽しみながら刷新していきたいと思う。

子どもたちの心に平和の灯を広げつつ、明るい人格を豊かに味わい尽くして楽しんでいきたい。

感謝