心の太陽

日々に太陽は昇り様々な生き物たちに暖かい日差しを与えてくれる。
世の中がどのように動こうが、この日の光はいつまでも変わることがない。

過去から今、そして未来、いや永遠に太陽は生命の一部として燃え続けているのであろうとも思います。漆黒の宇宙で、火の星と水の星が隣同士にあってその間で私たち生命は営み続けているということに偉大な不思議さを感じてしまいます。

当たり前と思って誰も疑問に思わない程に、大きすぎる存在とはこの火や水、土、気、風などといった摩訶不思議な存在に対してです。その存在と一緒にいるということ、その存在が生きているからこそ私たちも生きていると思うと、死というものはないのではないかさえ思えます。

循環していく日々の中で、この太陽が照り続けているということがすべての主軸でありその光に対して私たちが合わせながら変化に応じているのであろうと思います。もしこの太陽の恩恵がなかったとしたら、今私たちが悩んでいる人間世界の様々な移り変わりなどどうでもいいほどに感じるのではないか、もしも明日太陽が昇らないと知ったら今私たちが迷っているすべてはどうでもいいことになるのではないか、そう思えるのです。

太陽の恩恵を思うとき、それだけでもすべてが満たされていくのを実感します。
あの陽の光こそが、私たちの命を暖かく包み込んでくださっている。

すべての生命はみんな太陽からの恩恵を受けているともいえます。
ただ光っているのではなく、ただ照らしているのではない、そしてただ明るいわけではない。

それを感受できるセンスやそこへの至高の歓喜があってこそ子ども心であるのだと思います。
子どもはみんな太陽の下、元気はつらつと健やかに安寧に遊んでいます。

遊び心もまたこの太陽が用意してくださったものなのでしょう。
たくさんの陽を浴びて、体調も次第に善くなっていくように心もまた満たされていきます。

感謝