場の例大祭

来月の2024年2月4日(日)の11時より、飯塚の場の道場(BA)にて例大祭を行います。この例大祭とは、一年に一度しかないこの場の大切な「ハレの日」です。前日が節分で一年間の鬼や穢れを豆まきによって邪気払いをしつつ福に転じて、立春という新しい季節のはじまりに予祝をして新たな芽吹きをみんなで祈り感謝して笑う。

私たちは縁起という、ご縁と御蔭様によって暮らしが豊かになり仕合せになりますが例大祭はそれを確認するだけでなく新たに甦生させるという懐かしい未来の一日になります。

徳積財団の設立から御蔭様で5年目に入りました。この5年間、本当に内容の濃い徳積活動をさせていただきました。ブロックチェーン神社としてスタートしてから飯塚モデルといったような真に新しい経済をどう創るかという課題を解決するために徳積帳を開発し昨年は三浦梅園先生の教えに触れて徳が循環する経世済民に取り組みはじめました。現在、日本は心が冷たい人が増えたといわれみんな自分のことばかりを考えているとも言われます。しかし全体がそうなっているのではなく、志のある方や私の周囲の方々はみんな心温かい人たちばかりです。

一年に一度のこの大切な節目に、皆様と一緒に場に集い最も澄んだ一日を過ごしたいと思います。

今回の例大祭は、ご祈祷はいつものように妙見神社の有光禰宜さんにお願いし法螺貝奉納は私。石笛奉納を宮前奈々子さん。そして奉納舞は米田さきさん。昨年ご一緒一体に舞っていただいた待望のご子息も誕生し、大変縁起も善く有難い舞になります。そして光の鍵盤ピアニストの今井てつさんに奉納演奏にて浄化します。音の響き、舞の響き、すべてに辰年に相応しい龍の振波動を感じていただけると思います。

また直来(お食事)は、立春に相応しいお雑煮やお餅、福のつくものをご用意しています。そしてお昼から会場を調え「暮らしの立春音楽祭」を歌唱力が研ぎ澄まされているシンガーソングライターの丸目雅さん、また双子の倍音を奏でる野見山祐輔・晃輔が行います。

暮らしフルネスな一日を、皆さんと一緒に味わい盡して新年を祈祷しお祝いしたいと思います。日曜日の開催なので、久しぶりにお会いできる方もおられると思いますが心から場での再会を楽しみにしています。