相互発展

昨日から韓国のソウルに来ていますが、こちらは気温が零下にもなりかなり寒い状態です。先日のシンガポールは35度近くまであって真夏でしたが、今回は急に真冬です。少し離れただけでもこれだけの気温差ですから体調も崩れるのも仕方がないのかもしれません。徐々に変わっていく変化の方が負担がないことを観ると、自然はとても生き物たちに親切です。

今日から学校視察ですが、昨日は空港の中で韓国文化の展示などを拝見してまわりました。使っている道具や言葉など、日本と韓国は昔から隣国として交わっていたことがわかります。韓国にきてもあまり異国のように感じないのはそれくらい交わり一緒にかかわってきた期間が長いからのようにも感じます。

例えば、言葉なども日本語と同じ言葉がたくさんあります。それに食文化についても似たような食材がたくさん使われていますし、音楽や芸術なども似ているところが多いといいます。顔も似ていて服装も似ていますから、いっしょに訪韓している異国好きのクルーも全然韓国に来た気がしないと言っていたのが印象的でした。

それだけ似ている国だからこそ、共通の課題がありまたその中でもお互いに注意すべき点が出てきます。切磋琢磨の関係もそうですが、お互いに似たもの同士だからこそ何を気をつければいいか、批評をするばかりではなくお互いの改善点や美点を学びあうことで互いに発展が持続できるように思います。

いろいろと過去の歴史は続いていますが、未来の子どもたちのためにもお互いの美点を発見し、互いに磨き合い徳を高めあうような相互関係が築けるといいように思います。私の友人の韓国人も今は中国で働いていますが、離れていてもお互いのことをいつも心配しあっている親友です。学びあっている関係には相互発展が継続していきます。

国の違いを超えてお互いのいいところを今日も発見していきたいと思います。