人生は旅をしているようなものだとよく言われる。
まさに生まれてから死ぬまで人の一生は、終わりなき旅路なのだろう。

旅にとって大切なことは何か?
それは、やはり「出発する」ことだろうと思う。

以前、あるセミナーでこんな話をしたことがある。

「どんなスタートをきるかでほぼそのゴールは決まってしまう。
 大事なことは、原点でありその思想、理念の根幹だと私は思います・・」

これは、ソフトの開発をする時に某マニュアル系業務ソフトと私が開発するソフトとの根本的な違いについて話しをした時のことです。

「出発」とはあらゆる思想の根幹を見つめることであり、その時の初心がずっとゴールまでの一つの旅にとって大事になっていくのだろうと私は思う。

きっとニンゲン誰もがよりよい自分の人生を歩みたいと思っている。
だからこそ、一緒でも一人でも旅がとてもオモシロイものになるのだろう。

 どこでどんな人たちと出会い、そして別れ、
 どこでどんな出来事たちと出会い、そして別れ、
 どこでどんな価値観と出会い、そして別れ、、、

旅そのもの全ては、あるがままに自然に無条件に前へ前へと時を進めてくれる。

どんな様子も内包していく心に、その静かな喜びと深い悲しみの足跡を残していくのだろう・・・

だからこそ、

旅は、この目に映るミエルセカイとミエナイセカイを広げてくれる。
旅は、至宝の黎明のような美しき眩しさをよりオオキク写してくれる。

どのような旅であれ夢追い人を透明に受容するこの世界に対し、一人の旅人としてただ祈るだけ、祈るだけ。

それをそのまま全力で走りきること、その後の未来に近づけるため進むだけのこと。

旅のなかで出会う至純の邂逅に心から感謝。