梅雨入りして紫陽花が美しく咲いています。この梅雨の期間の花はドクダミもですが昼間も雨で薄暗い景色に水色や藍色、純白の花はとても心を潤します。お水が大量に土に沁み込む季節は、お水を大量に必要とする植物たちが賑やかに育ちます。
この紫陽花は日本原産のお花です。お花は小さいのですがガクがお花のように見えて不思議な形状をしています。西洋アジサイというものがありますが、これは日本のホンアジサイが欧州に渡り逆輸入されたものです。
日本の文化が欧州にいき、逆輸入して日本の文化として再び根付くというのは心に思うものがあります。うちの庭では、日本紫陽花と西洋アジサイが同じ場所に咲きますからそのどちらも美しく、紫陽花そのものの徳を引き立たせてくれているように感じます。
切り花で家に室礼ますが、お手入れをよく施せばずっと長く咲いて家の空間を美しく彩ります。
もともと紫陽花はお寺にもたくさんあり、供養花でもあります。
アジサイの花の色は、青いものから赤いものまでたくさんの種類と変化があります。酸性の土では青みが強くなり、アルカリ性の土では赤みが強くなるといいます。本来の紫陽花の名前は「集真藍(あづさあい)」で藍色が集まるという意味が由来といいます。
日本の土壌はほとんど酸性であるため、その当時の紫陽花はみんな青色であったのではないかといいます。
私は藍色が特に好きなので、この時季のお水と紫陽花の花は深く心が癒されます。むかしはカタツムリなども紫陽花に乗っていてその風景や景色をずっと観察していました。
何年経っても、お花が観直にある暮らしは仕合せです。
これから切り花の水きりをし、少しでも長く一緒に紫陽花を愛でていきたいと思います。
