日本人らしい生き方~報恩の実践~

昨日、新潟の点塾で2回目の理念研修をする御縁をいただきました。もう長い間同じように様々な方々に同じ理念で使われてきた場所で今の私たちが理念を体験したこの機会がただただ有り難いと仕合わせな気持ちになりました。

人生というものは、一期一会です。

どんなことがあるのか、どんな出会いがくるのか、それは一瞬一瞬の邂逅に由ります。私たちは御縁というものに導かれていきていますから、その御縁がこれからどのような変化と広がりを持っていくのかはこの今に懸っています。

そして未来に思いを馳せるとき、人は同時に今までのことも追憶します。今までを思いかえせばかえすほど今の自分があるのが多くの御縁を頂いた方々の偉大な御蔭様であることに気づきます。あの時、あの出会いがなければ今の自分がなく、あの出会いを活かしてこれからからこそはじめて今の自分が存在します。

その出会いを活かすとは何か、昨日、塾長の清水義晴さんからとても大切なことを教えていただきました。

「今の自分があるのは、そのご縁を繋いでくださった方がいるから。それが原点だから私はその人を決して忘れないし、いつまでもその人のことを語りつづけます。その御恩を忘れていないからです。」

よく聞く報恩感謝という言葉は、言葉としては知識で見知っていてもそれを「実践する」というのは生き方に顕れていきます。すぐに人は傲慢になり有頂天になるとそれまでの御恩を忘れてまるで自分がコントロールしてやっているかのように錯覚します。しかし実際によく反省し観直してみればすぐに自明するものですがこれまで何一つといっても御蔭様の力をかりずにやったことはないのです。だからこそいつまでも御恩を忘れず感謝のままに生きていくことが、本来人として当たり前のことなのです。

謙虚さというのは、自然の中だけにあるのではなく人の中にもあります。それが報恩の実践をし続けているときであり、恩を片時も忘れないで生きている時だと私は思います。

人になるために学び直す、それが人格形成の本質なのかもしれません。

私自身、今まで本当に多くのメンターに出会い助けていただきました。その御縁は忘れがたいほどの形見です。子ども達のためにも間違えることがないように日本人らしい心を形見にして生きていきたいと思います。

  1. コメント

    最後に言われた「人は人の中で育つ」という言葉が特に心に響きました。今の自分がいるのも、保育という意義深さも改めて感じ、今回のご縁も機会も有難い貴重な体験の連続でした。言い換えるとそれは磨き合うということなのかもしれません。だからこそ、実践を大事にしていきたいと思うと同時に、今心に浮かぶ想いも大事に紡いでいきたいと思います。2日間ありがとうございました。

  2. コメント

    今の自分があるのは、今日までご縁を繋いでくださった方々がおられるお陰です。また、そのご縁の意味は、そのときにはわからず、後になってわかったということもよくあります。しかし、親の恩を忘れてひとり成長したと錯覚するように、ご縁を繋いでくださった方々への恩が薄れてしまっていることもあります。そういった「恩を忘れること」こそ最大の傲慢かもしれません。それは同時に、現在のご縁にもまだ本当の感謝ができていないということでもあるでしょう。長い年月をかけて多くの方々に見守られ続けていることに改めて感謝したいと思います。

  3. コメント

    実家の茶の間の振り返りにて、参加者とスタッフがわかれていないという気づきを言葉で発するも、いざ研修自体はまだまだ一方的にいただくばかりで参加者という意識は拭えていなかったように思います。同じものを目指してあの場にいるからこそ、お互いが主体でありお互いが引き出し学び会う関係を今後も大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

  4. コメント

    昨日の参加者の皆さんにも、スタッフの皆さんにも、ここに来る理由には、ここのお陰様でという気持ちがおありでした。お陰様の気持ちが薄れると主体性は薄れるような怖さがあります。そもそもの頂いているご縁への感謝を忘れていないか。自分があることへの感謝を忘れていないか、自分の状態を見るときに大切にしたいと思います。

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