自分との邂逅~一期一会~

人は自分のことを理解することが一番難しいことだと思います。

知らずしらずのうちに自分は間違っていないと思い込んでいるうちに、それが正しいと周りを必死に説得しているような日々を送ってしまうものです。

本来の自分がどういうものなのか、今の自分がどのようなものなのか、そういうものが自己観照できるには素直な心が育っていなければ難しいものだと思います。

この世の中は、自分の見方、心次第でいくらでも観え方が変わっていくからです。

同じ世界でも、自分の観え方ががらりと変わるには歪んだ自分の思い込みといったメガネをはずさなければなりません。しかしそれは相手を思いやる心や真心でいる場所ではじめて訪れるように思います。

この真心というものに我が混じらないほどに相手を思いやる実践の最中にだけ、自分の心が観えてくるように思うからです。人は自分を映す鏡として出会いとご縁があるというのもそれが真実だからです。

一期一会に人とご縁をいただき、そのご縁の中で人を愛し人を敬い学び合うのは自分の心を磨き大切な真理を学び直すためだともいえます。

治そうとばかりしていると分からなくなるものですが、自分に矢印を向け切って直そうとすると教えに感動し涙することばかりです。

日々を実践の場として、出会いを味わい尽くしていきたいと思います。

  1. コメント

    人から必要とされ、何とかしたいと思ったときに流れる言いようのない感覚が、実践というのかもしれないと感じています。相手が自分の言葉に何か感化されたようなものを感じると、なおさら自分自身はその人のために何ができるのだろうと感じます。持っていかれやすい心を朝の一円対話から正し、一日を始めていけるよう日々問いかけていきたいと思います。

  2. コメント

    人は自分を映す鏡という言葉。
    今日から改めて大切にしたいと思います。
    きっと、見守る保育を行う先生方も同じ境地を目指しているのだと感じます。子どもを真心で見守る自分自身でいる事が出来ているのか。その実践を積み重ねている先生方のお役に立てる様に、自分自身も共感、受容、傾聴、感謝を大切にしたいと思います。

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