自分の仕合~コーチング1~

人は自分の持っている力を引き出していくことで自分を発揮し活かしていくことができます。自分を自分で存分に発揮さえしていけば、自分のベストで挑んだとも言えるからです。

しかし一般的には自分では自分のことが分からず、自分の持ち味に気づかないものが多いとも言えます。それは自分というものを外からみて自分はこうなんだという刷り込みや先入観、固定概念があるから本来の自分というものが分からなくなっているのです。

自分がこんなタイプだろうといつまでも誤解したままでいると、自分には合っていないことを追い続け無理して合わせようとしたりします。本来の自分の凄さというものを発掘していくのは、自分を自分で変化させていく面白さを感じたり、新たな自分を引き出してくれるコーチがいることで自分というものを知る楽しさを得るように思います。

スポーツなどでもそうですが、自分というものを発揮していくのに、「自分の試合をする」という言葉があります。これは相手の試合でもなく、誰かの試合でもなく、何かに合わせるのではなく、「自分の試合」だったかどうかを常に持つということです。

いつも何かに合わせていたら、本来の自分を発揮していくことはできません。例えば試合になれば相手に呑まれたり、自分のコンディションが悪かったり、環境やメンタル、その全てが本番では求められます。

そういう時こそ、主人は自分、自分を発揮しようと、自分の最良のものを出し切っていくという姿勢が大切になります。自分が主人であるには、目的が必用です。つまりは何のために遣るのか、そして自分は何を伝えようとしたのかという自問自答が一本立った状態とも言えます。

自分の最善のもの、自分の最良のものというのは、自分の持ち味全てを出して勝負するといいうことです。相手に合わせて誰かに合わせて何かをするのではなく、自分の試合をしたかどうか、主人公は自分のままで最期まで遣り切ったかどうかが問われるのです。

コーチの役目というのは、この自分らしさや自分の試合をさせてあげることに他なりません。その人の最も価値のあるものを引き出すのです。

そうやってどんな時でも、その人が自分の持てる全力を出し切れたなら勝敗を超えた清々しさが其処に顕現されるのです。それを積み重ねることによってその人は、その人らしく本物に成長していきます。

またそういう人たちの最善の仕合がお互いの持ち味が活かされることで互いに成長し、また尊敬しあっていくことができるのです。善い仕合というのは、単に勝ち負けが決まるものをいうのではなく、互いに持てるものを全部出し切ったと思える時に実感するように思います。

日ごろの努力も、日頃の練習も、本番で「自分の仕合」をするためとも言えます。日頃が本番だという意味は、日頃から出し切ろうとしていないのでは本番でも出し切れないからです。

力というものは何か自分が加減をするもののような刷り込みがありますが本来は静も動も強いも弱いも、全ての力を出し切ることではじめて力という存在を実感するものです。

自発的であったり主人公であったり、自分らしくであったりというものは、自分のベストを常に尽くすことを忘れないでいることのように思います。環境に合わせて力を出すのは自力ではないのです。

自力を出して勝負をすることは清々しいものです。

スポーツマンシップの本質は、自力を出したかに尽きるように思います。
さらにコーチングを深めていこうと思います。

  1. コメント

    抑圧していた期間が長いほどその分ふり幅が大きくなり、誤解したまま何かに合わせているように感じています。目的なき仕合を続けないためにも、自問自答し次へ進みたいと思います。

  2. コメント

    「人はみな条件が整えば、自分の力を最大限に発揮して、自己実現に向かう」と言います。「自分の仕合をする」には、この条件を整えることが必要ですが、その前提には、「自分もその試合(仕事)に参加する」というスタンスではなく、「自分が主人公のドラマの中で、自分の生き様として、その戦いを生き切る」という覚悟が必要でしょう。そのためにまず大事なことは、上司(コーチ)が「そのドラマの配役を間違わないこと」ではないでしょうか。

  3. コメント

    入社当初に掲げた自分の信条を見ると、
    『書類に向き合うのではなく、子どもの発達と向き合って欲しい。子どもの声を届けたい』とあります。 まだまだ、信条を達成できているわけではありませんが夢や信条に向かう人々を見ると勇気と確信を頂きます。それは、今目の前にある試合に本気を出す人が次のステージに登る事が出来るという事だと感じます。松岡修造さんや錦織さんのようなテニスプレーヤーの姿をみると、この人たちは別の仕事でも自分の試合をするのだろうと感じます。今日も自分の試合を追求して行きたいと思います。

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