メッセージ

生きている中で、地球や自然からメッセージを受け取る人たちがいます。今までお会いしてきた中でも、自然と共生している人たちほどそのメッセージを受け取っています。そう考えてみると、自然と共生する生き物たちはみな、常に自然と対話を続けて自然のメッセージを感受しているのかもしれません。

その証拠に、自然災害から逃れまた自然の恩恵を得て甦生や循環を続けて今も已みません。厳しい自然と優しい自然、どれも自然あるがままで一緒にいのちを生きています。

例えば、自然からメッセージの一つに地震があります。ちょうど、3月11日は東日本大震災のあった日です。私は東京で被災しましたが、あの時の揺れは今も忘れることはできません。

想定や想像をはるかに超える長時間の揺れ、自然が起こす自然の変化はちっぽけな人間の物差しではとても測ることはできません。もしも阿蘇山が大噴火などすれば数百年は地球の気候も生態系も変わってしまいます。

そういう体験を通すとき、人は謙虚になります。つまり偉大な調和に合わせて生きることこそ、本来のいのちのあり方ではないかと氣づくのです。

もう一度、見直してみると当たり前のことですが誰かが朝をつくることもできません。太陽があって地球が回転することで、私たちは明るさと太陽と朝を迎え一日がはじまります。これをやってくださっているのは人間の力ではありません。人間はその朝をどのように生き、どのように過ごすかはやれるものです。

自然と共生するいのちは、感謝を忘れません。当たり前ではないこの偉大な調和が自分を活かしてくれていることを自覚するからです。

私が今、あるのは震災の時のメッセージを受け取ったからです。子どもたちの未来のことを祈り、暮らしフルネスという生き方を選んだのもあの時のメッセージを忘れないようにしたいと決心したからです。

調和を場に集約して実験と実践を続けていますが、志まだ半ばです。引き続き、今と100年後、1000年後の人々のお役に立てるよう精進していきたいと思います。