元氣が出る場

昨日から聴福庵に、神奈川県からある家族が来て2泊3日の暮らしフルネスの体験をしています。御蔭様で子どもたちの感性が素晴らしく「むかしはすごい!」との大絶賛です。来庵早々、畳に寝ころび隅々まで私の説明を聴いて家を観察してくれました。

お茶を飲めば、こんなお茶を飲んだことがないと喜び、令和が負けてると発言し、お昼のお蕎麦や自然養鶏の烏骨鶏の卵も甘くて美味しいとお塩もつけずにそのままに食べていました。

その後は、畑のお手入れをしてジャガイモや野菜の種を蒔き、遠賀川にお花を摘みにいき、柿渋をつかって古民家のお手入れを一緒に行いました。どの作業も眼をキラキラとさせていて上手に暮らしの中に入っていました。

夕食は、自家製の無農薬無肥料のお米をつかった竈ごはんを4杯以上おかわりしたり、お米を普段まったく食べない子どもが全部食べたりと喜んでいました。焼き野菜やうなぎをはじめ、御汁まで美味しいと食べてくれました。

その後は、自分たちで敷いた和布団で寝ころび、すやすやとお休みになりました。自分が何かをすれば、興味津々に近づいてきて尋ねたり観察してきます。どんなものへも興味を持ち、懐かしい暮らしの一部を味わっていて嬉しい気持ちになります。

むかしはお祖母ちゃん家がこうだったと話す大人が多い中、幼い子どもたちにはそれもわからなくなっています。そして古い家=祖父母という印象だったのも、核家族化で施設に入り、マンション暮らしです。

本来、古い家は伝承の場でした。先人からの智慧を伝承するための大切な場所です。それを今でも体験するということは、将来、子どもたちが「生きる力=生き残る、生き延びる力」を持つために大切なものです。

今回のご家族は、常日頃より一般的な教育よりも子どもたちに「生きていくための力」を身に着けてほしいと実践している方々でした。

子どもたちもその証拠に、情緒も安定し、豊かな感受性を持ち、元氣が溢れていました。

元氣がある子どもたちは、元氣が出る場が必要です。

今日も引き続き、暮らしフルネスの場を調えていきたいと思います。