呼吸を深めていると螺旋構造に氣づきます。そもそも呼吸も吸って吐いているだけではなく螺旋のように循環しています。体内に入るイキは螺旋のように吸収されていきます。そして体外に出るイキは、外に向けて螺旋状に排出されます。
これは音や声も同じです。振動するものは、螺旋の動きをしています。心臓をはじめ、脈動もまた螺旋です。地球の空気もよく観察すると螺旋、川の流れも螺旋、宇宙の呼吸もまた螺旋です。
重なり合うところに螺旋があり、その渦巻きが調和するところにいのちが循環する。
現代では科学が進化していて、遺伝子や量子などのこともわかってきています。そこには必ず螺旋構造があります。
螺旋構造というのは、中心が安定するために存在します。
私たちがバランスを保つとき、そして調和するとき、心身共に調っているときは渦巻きが見事に調和している状態ということです。他にも、仕合せを感じる時、真の豊かさを味わう時もまた螺旋になっています。
この螺旋は、法螺貝を通して学び直していますが奥深くあらゆるものに活かせます。
便利な道具が増えてきましたが螺旋とは程遠いものも身近に溢れてきました。このような時代だからこそ、法螺貝が持つ螺旋の神秘をもう一度、見直す必要があると私は感じます。
法螺貝は単なる音がでる道具や祭礼儀式の法具、楽器ではありません。
螺旋の妙を伝道伝承する大切な智慧です。
引き続き、英彦山から法螺貝を伝承していきたいと思います。
