人生というものは、関係性の中で主体性を発揮していくものです。この主体性というものは、自分から発するものですがその発するものは何をもって発するのかというと縁起やご縁という関係性によって結ばれるものです。
これは人間だけに限りません。
微生物においても、あるいはこの世にあるすべての元素においても同様にお互いが結ばれていくなかではじめて発するものです。これは宇宙の星々が宇宙空間で螺旋を通して関係しあうように私たちは偉大な場の循環によって主体性を発揮していのちを耀かせます。
いのちはどうして耀くのか。
例えば、太陽や月、あるいは光、あらゆるものが一瞬たりとも関係を結び新たなものが生まれ続けます。呼吸一つ、食事一つ、すべて心が感得したものが身体を通して結ばれます。その瞬間瞬間にいのちの光が出ます。科学では電気ともいったり、代謝といったりとしますが変わり続けてまた別のものへと転換して螺旋のように発達を已みません。
昨夜から英彦山のお山で親しい僧侶たちや仙人と共に過ごしていますが、この場と空間の中でさまざまなご縁が自分を調えながら心身を変化させます。
場や間や和という日本古来からの研ぎ澄まされた精神性は、何を結ぶかに帰結します。
今の時代、関係や繋がり、そして個が分断されあらゆるものが途切れて循環が滞っていることばかりが問題になっています。それを助長するものがお金であり、人間至上主義の文明でもあります。
いのちがどのように働くか、そしてそれは何のはからいか、まさに「じねん」の再発見こそ今の時代の突破口になると思います。
面白いことに挑戦していきたいと思います。
