自分らしいかんながらの道

久しぶりに自然農の川口由一先生の田んぼにご供養の法螺貝を吹いてきました。14年前の震災のころにご縁をいただき、生き方を導いていただきました。現在は、私が和薬や漢方、薬草づくりなどをはじめていて生前にもっと聴いておけばよかったと反省することばかりです。

ただ、自然農と和漢方などは親和性があり生き方から学んだことがとても参考になっています。今思えば、川口先生はメソッドではなく生き方でいつも接してくださっていたように思います。もちろん、メソッドも教えていただきましたがそれはほんの一部でした。自然をよく観察すること、調和すること、足るを知ること、道の歩き方、つまり「かんながらの道」の実践道場でした。

結局、同じ道線上に存在する人たちはいつも近いところを歩んでいます。ご縁のある方々もまた、似た道を歩む方々です。時には、道から外れていく人もいますが戻ってくるとまた再会します。

道は面白く、くねくねと螺旋に巡り、また似たようなところをくるくると廻っています。まるで太陽の周りを一緒に巡る地球を含めた星々の道の跡のようです。

田んぼや畑は先生がいなくなっても、後を継いで志した仲間たちが静かに見守っていました。生命力あふれる田畑では、いのちの廻りがきちんと行われてきました。今までの歴史の上に新たな歴史が実り咲いていく。川口先生の仰っていた通りに、自然の生き方が今でも続いています。

人間はそれぞれに今世の役目や役割があります。

以前がこうだったとか、前世がああだったとか、思い出や記憶があって自分を邪魔することもあるでしょう。しかし今回は、前回とはまた違う人生が待っているものです。同じ人でもないし、同じ環境でもない。情熱や思いや懐かしさがあるかもしれませんが、それはかつてのもの。

いのちは常に変化のなかで新しくなっていくように、わたしたちの道もまた一期一会に新しくなります。

似たような魂は似たようなことをしますが、同じはなく、唯一無二のその時々の道があるのみです。

引き続き、自己を研鑽し自分にしかない自分らしいかんながらの道を歩んでいきます。いつもありがとうございます。

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