ご縁と暮らし

ご縁というものは時間差があって発展していくものです。ご縁はまるで発酵のように成熟していきます。調理なども少し寝かせた方が美味しくなるともいいますが、ご縁もそれに似ています。

これは一体何かということです。

それは「刻」というのが関係しています。私たちは自分で生きていること以外に何かによって生かされているという事実もあります。私たちが呼吸をするとき、呼吸するのは自分ですが呼吸する何かがあることで私たちはそこからいのちのエネルギーを循環して生きています。

つまり常に自他というものは和合し一体になっているということです。つまり一帯が全体ということ。一体全体という言葉もありますが、不思議なことを思うときによく使われるものです。

ご縁というのは、存在そのものすべてに降りかかります。なぜならすべてのこの世のものは繋がっていないものはない。それがご縁の正体ともいえます。つながっているものは決して人だけではなく、物体や歴史など途切れることがない時空の存在もあります。また意識というように、すべてのいのちが創造しているものともつながっています。

決して途切れない糸、あるいは闇があらゆるすべてを包むように存在しているもの、それがご縁ということでしょう。

ご縁があるかないかではなく、ご縁のないものはこの世には存在しない。そのご縁の感じながら生きている人と、ご縁を気にしないで生きている人がいるだけともいいます。

私はご縁を辿るのがとても好きで、ご縁を観察するのが趣味のようでもあります。このご縁は何か、そして刻々と醸成されていく意味が結ばれる時、感動や感謝が湧いてきます。

この人生の物語はとても豊かです、まさに幸福の本体はこのご縁ということかもしれません。

引き続き、ご縁を味わいながら日々の暮らしを磨いていきたいと思います。

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