足つぼの知恵

足つぼ療法というものがあります。元々の足ツボの歴史は、約五千年前の古代中国だともいわれます。古代の文献に足の裏を刺激することによって身体全体の整えが可能であるとの記述されているようです。またエジプトの4500年前の壁画にも描かれていますし、他にもアーユルヴェーダなどでも自然療法として伝統的に取り入れられています。

今ではリフレクソロジー(反射療法)といって主に足の裏の特定部位を押すことで体の特定部位に変化が起こるという理論をアメリカの医師ウィリアム・フィッツジェラルドによって提唱して足つぼ=リフレクソロジーともなっています。

もともとは手術中の患者がベッドの梁に手足を押し付ける行為を観察し、これを医学的に研究したことからはじまります。のちにユーニス・イングハムがフィッツジェラルドの理論を発展させ足裏の反射区と全身の器官の対応関係を体系化し、現代のリフレクソロジーになっています。どこを押せば、どの場所に効果があるかというのを体系づけたということです。

またこの「つぼ」という概念は東洋医学における「気」の流れを調整する重要なポイントのことです。このつぼを刺激することで身体の不調を改善するという仕組みです。最初の発見は、わかっている範囲では石器時代にまで遡る可能性があるとされています。具体的には1991年に発見された「アイスマン」のミイラにツボに関連するタトゥーがあり、当時から治療に利用されていたことが示唆されているともいいます。

結局、人類の始まりのころからこのつぼを刺激すること、足裏に何か健康維持の秘訣があることを智慧として伝承してきたということでしょう。

科学的な根拠は後でわかってくるとして、伝統的に数千年、数万年も前から人体に効果があるということを信じない手はありません、まさに智慧というものは、伝承されていることで今でも生き続けています。

気分転換に足つぼをするのもいいですが、実際には自律神経を調えたり、あるいは血液循環を調えたり、氣の流れが脳にばかりに集中する現代の生活習慣や食生活にもこの足つぼは大きな調和を与えてくれるように思います。

私はお灸もしますが、足裏のお灸はとても効果があり、私はよくその効果を体感しています。

先人の知恵を大切にしながら、心身の調和を味わっていきたいと思います。

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