懐かしい播種

昨日は、日が善いことからむかしの五穀田に苗床をつくり種を播種してきました。この2026年4月25日は暦の上で複数の吉要素が重なり合う、非常に象徴的な一日です。

この日は十干十二支の組み合わせにおいて「己巳(つちのとみ)」です。英彦山でお札をつくる日も私はこの日にしています。これは60日に一度巡ってくる特別な日で、巳は弁財天とのご縁が深い日といわれます。

特にこの「己巳の日」は特に縁起が強い日とされ、金銭に関わる行動や、新たに何かを始めるきっかけとして大事にされている日です。農耕社会において「水」や「循環」が富の象徴とされ、蛇や水神信仰が生活と密接に結びついていてその結果として金運との関連付けが強まったと考えられています。つまり最初は、金運ではなくお米運ということだったのでしょう。

また昨日は六曜において「大安」にあたります。大安は「大いに安し」という意味を持ち、結婚式や契約など、重要な行事にも広く選ばれているのは知られています。六曜はもともと時間帯ごとの吉凶を見る占い的な要素から広まったものですが、その中でも大安は一日を通して凶の時間帯がないとされていますが念のため14時以降の時間を選んで播種しています。

さらに「大明日(だいみょうにち)」という暦注下段の吉日も重なっていました。これは「太陽が隅々まで照らす日」という意味を持ち、新しい場所へ向かうことや、未知の分野へ踏み出すことに適した日といわれます。

またこの日が「春土用」の期間中にありながら、「間日(まび)」であったことも大切です。本来、土用の期間は「土を動かしてはいけない」とされる時期ですが、これは季節の変わり目で体調を崩しやすい時期であることや、農作業のサイクルを整える必要性から生まれた生活知恵だといわれます。この日は、例外日とされていました。

自然農や自然と寄り添う農は、自然のリズムやサイクルを意識します。

暮らしフルネスの自然農は、自然への感謝で満ちています。今日はこれから地域の農家さんたちとため池や水路の協働草刈り作業です。

田んぼを中心とした懐かしい暮らしを子どもたちに譲り遺していきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です