調和の道

いよいよ浮羽の古民家甦生も大詰めに入ってきました。伝統職人さんたちと一緒に、長い歳月を共にし色々と和合しながらやってきましたが完成が近づくとみんなとても仲良しになります。一つのことを目的を定めてみんなで力を合わせて家を甦生する。私の唯一の楽しみはこの一点です。

みんなで力を合わせるというのは、なぜこんなに喜びがあるのか。目的を共有する仲間の存在、そしてみんながそれぞれに自己を磨いて精進していく仕合せ。これは本能的に人間が感じる喜びの一つではないかと思います。

1人ではできないことも、周囲の助けがあって実現していく。これは普遍的なことです。産まれてから私たちは死ぬまで本当にたくさんの人たちの御蔭様を得ていきます。自分が立派に成長するのには、偉大な見守りがあってのことです。

そしてその陰にはいつも力を合わせるということが必要です。協力ともいいます。協力していくことで力は発揮されます。

結局、家を甦生するときに最も必要な棟梁やリーダーの仕事はみんなの力を合わせて発揮できるような場を創ることではないかと私は思います。もう甦生も8軒目になりますがそこで得た私の体験と気づきは心を一つにすることの大切さです。

心が一つになるとき、いのちが耀きます。心は二つ以上のものが和合するときに最も調和して力が出るのです。これは波動も同じです。最も強い至高の波動は、感情の高ぶりではなく心の静けさでもなく、調和することです。

調和するとき、私は甦生が為ったと確信します。

引き続き、調和の道を求めてさらなる一歩を踏みしめていきたいと思います。