求道の甦生

鞍馬寺の晋山式に参列するご縁をいただきました。振り返るともう20年以上、鞍馬寺と深いご縁をいただいています。はじめはくらま山保育園との出会いでしたが、その後もずっと前貫主に心あたたまるご指導をいただき自己修養を磨いていくことができました。そのご縁もまた、今回新たに鞍馬寺に住持する信楽貫主の御蔭です。

長い歳月を振り返ると、道に見守られ今があることに氣づくものです。

志は仲間を集め、道は同志を与えます。求道そのものの中に人と縁ありということでしょうか。新貫主と晋山式の凛とした立ち振る舞いと澄み切った声で読経する姿、そして一緒一体になって参列者も発声して調和する倍音の場に新たな道を踏み出す歓喜を味わいました。

その後は祝賀会と続きましたが笑顔でいのち輝く生き方の実践を見せていただいているようで誇りと安心と真心を感じました。一期一会の刻、きっと天から前貫主様のはからいもあったのではないかと思い心から感謝しました。

夕方からは晋山式のお祝い記念にと私から日子山仙螺の法螺貝を十一貝ほどくらま山保育園へ贈呈しました。園長をはじめ、もうお付き合いの長い先生方や新たな先生と法螺貝の練習と指導をしました。みなさん善い音が出て、さすがは「一人ひとりのいのちが耀く」という理念の実践を大切にする保育園だと感動しました。

私は生き方としてもですが、何かと比較したり誰かと比較することが苦手です。最初からあるがままの自分らしく唯一無二こそいのちの正体であると信じています。なので法螺貝の音もまた同様に、唯一無二の個性をもつ法螺貝とその人の「真音」がもっとも素晴らしい音だと信じています。

鞍馬山は、私の人生の恩人であり尊敬する先生そのものです。その先生のお山の麓で子どもたちが法螺貝を立て、お山も子どもも元氣にしてくれるのは深い喜びと仕合せを感じます。

自分のいる場が調い、子どもたちの心が和す波動が新たな時代をつくっていくでしょう。

いのちは常に耀き続け循環して変化しています。

新たな時代に入った鞍馬山、求道の甦生、弥栄おめでとうございます!天狗大僧正、護法魔王尊、悠久の尊天法螺道の益々の発展も心から楽しみにしています。

三拝九拝