宇宙のハタラキ 無の境地

自然の持つ力というものは不思議です。人間が決めていない法則によって働きます。私たちの身体もまたその法則のハタラキで活動することができます。これは人間だけでなく、この世のあらゆるものがその法則の中にいます。そもそもこの法則とは何かということです。

私たちは空気というものの中で生活しています。空気がなければ生きていることもできません。そしていのちというものがあります。いのちがある御蔭でこの世に存在しています。いのちを人間が造り出すことはできません。それはいのちそのものがなければ産まれることもないからです。

この最初から存在してるもの、そのハタラキ、この正体は無限の無です。つまりは在るか無いかの無ではなく、最初から無しかないという存在そのものの無のことです。

禅語には、無一物中無尽蔵という言葉があります。

これは私が好きな言葉の一つですが、この無こそが最初からあるハタラキであり法則の正体ということでしょう。

私たちはすぐに前後左右、あるいは後先や時間で物事を考える癖があります。しかし実際には宇宙には前後などなく、後先もありません、時間というものすらもない。ただそこに無であることだけです。

この無であることの中にこそ、私たちがもっとも氣づいていない大切な存在があります。

目の前の仮想空間や人間が勝手に創り出した妄想に囚われる前に、無になる仕合せやご縁を喜んで暮らしを調えていきたいものです。

雨上がりの秋の空に、澄んだ雲と空氣が宿ります。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です