仙人苦楽部

昨日、英彦山の守静坊で仙人苦楽部を開催しました。気が付けばたくさんの仙人との出会いがあり、とてもお山での暮らしも豊かになってきました。多様な才能や徳を持っている人たちが人生の中で真理や伝統や智慧に触れる。未知なものに触れることほど好奇心を育てるものはありません。

仙人というと、よく俗世より離れて白髪の白髭のお爺さんを思い浮かべるものです。しかし実際には、時を超越し、刷り込みや洗脳などまったくなく、純粋で不老不滅、まるで自然そのもののような存在であることがほとんどです。

その証拠に、自然の叡智に精通し、宇宙の法則も暮らしの中で自由自在。目には見えないものもはっきりと自覚自明し、その一端を顕現化するほどに修練を積んでいます。

もともと、最初の根源は何だったか。教えなどなかった時代、何がもっとも私たちが観えている世界だったか。これを私はよく考えます。

例えば、建築であれば最初の人間の建築はなんだったか。もともとは何が建築だったか、飛鳥時代の大工はなぜ法隆寺をあのようにできたのか、あるいは古墳を含めあらゆる建造物の始まりは何かと思いを馳せます。

そうするとその当時、まだ何も刷り込まれていないときの視野が観えます。

昨日は、リズムの仙人でしたが表裏一体、陰陽調和、音の法則、原初の人々が何をリズムとしたか。それを全身全霊で体験する入口をドラムという楽器の徳を使い味わいました。

また最後に英彦山や宿坊に奉納演奏をしていただきましたが魂が揺さぶられる演奏に今でも深く心に余韻が残っています。よい出会い、よいご縁は、子どもたちへの伝承の種になります。

来年はまた面白い仙人がたくさん英彦山に集まってくることでしょう。心を穏やかに静かに素直にご縁を場で結んでいきたいと思います。

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