法螺貝を吹いていると呼吸の話に必ずなります。呼吸というのは、私たち人間にとって空気や太陽のように当たり前の存在ですがそれだけに神秘的です。この当たり前になっているものこそ、実は最も大切な存在で私たちの健康や長寿、そして幸福や調和などと深くかかります。
呼吸は、世の中には様々な呼吸法が存在します。現代は、過度のストレス社会や緊張からか呼吸が浅いといわれます。浅くない呼吸のことを深呼吸ともいいます。深呼吸をする人が減り、様々な病気が増えているともいえます。
私たちの身体は細胞が集積して形成されます。その細胞は呼吸をします、そのために私たちは全身で呼吸をするのです。具体的には、 酸素は血液を介して細胞に届けられ、細胞内で有機物を分解してエネルギーを生成します。そして細胞小器官であるミトコンドリアで行われそこで酸素と二酸化炭素の受け渡しが繰り返されます。そのためにも細胞は酸素を必要とし、エネルギーを生成するために欠かせません。
呼吸が浅いというのは、十分な酸素が細胞に行渡らないということになります。そうすると、エネルギーが生成されずに代謝や甦生することが難しくなります。
私たちは呼吸を通して、様々な力を活用している生き物です。運動するのも呼吸、声を出すのも呼吸です。他にも、自律神経や副交感神経なども呼吸です。また胸式呼吸や腹式呼吸というものがあります。
法螺貝が腹式呼吸を使って呼吸をしますが、副交感神経が刺激されリラックスをして落ち着きます。
呼吸はあまりにも身近にあるものだからこそ、意識して呼吸を調えることで健康や調和を実現するのです。そういう意味でも、法螺貝はとても心身健康に役立つ最高の法具です。
引き続き、呼吸法を一緒に学びながら法螺貝の和を広げていきたいと思います。
